やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

2018年09月

9月も今日で終わります。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったもので、彼岸過ぎからはすっかり秋のような日々が続いています。
気になるのは本州に接近している台風24号です。
このままの予想進路で来ると、今日の深夜には豊田市を直撃しそうです。

台風接近の30日の午前中のやつば池散歩道へ出かけて、コスモスを見てきました。
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ピンク色のコスモスと一緒に、キバナコスモスが満開で、風に揺れています。

そのコスモスの花にアゲハチョウが数匹、食事に来ていました。
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どちらの色のコスモスが美味しいのでしょう?
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チョウが二匹、楽し気に追いかけっこをしている姿もありました。
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台風前のコスモス畑ですが、強風で倒れてしまわないか心配です。
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けれどコスモスは、倒れても自分でまた起き上がってきて咲いてくれる、たくましさも持った植物なのです。


豊田市内のリフォーム店のバス旅行に応募したら、幸運にも当選して岐阜県海津市にある千代保稲荷神社(ちよほいなりじんじゃ)の参拝へ招待されたので、9月29日 (土) に久しぶりの観光バスを楽しんできました。
雨が降ったり止んだりのあいにくの空模様でしたが、有名な観光地でもあり、たくさんの参拝客でにぎわっていました。
バスの駐車場の近くにあった東口の大鳥居です。
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千代保稲荷は京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに、日本三大稲荷の一つともいわれています。
また地元の岐阜県西濃地方などでは
お千代保稲荷(おちょぼいなり)と呼ばれることが多く、通称「おちょぼさん」として親しまれている商売繁盛にご利益のある神社です。
神社の鳥居の横では、お詣りの時のお供え用として、ローソク1本と、油揚げに藁を通して輪にしたものをセットにして50円で販売しています。
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これを買い求めて拝殿に進んで行きます。
献灯所でローソクを供え。
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拝殿に進みます。
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ここで油揚げをお供えして、2礼・2拍手・1礼の作法でお詣りします。
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このお供えの油揚げは、たくさんになったら神社が集めて袋に入れ参拝客に振る舞われます。

雨の中でお詣りをすませ、お千代保稲荷の名物ともいわれている串カツをいただきました。
なんとこのバス旅行には、一人2本の玉家さんの串カツが無料で食べられる特典がありました。

お千代保稲荷の串カツといえば一番人気の店の「玉家」さんです。
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店内の席に座ることができたので、お茶をいただきながら休憩し、小腹がすいていたので串カツと味噌おでんを注文して、のんびりと美味しくいただきました。
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お千代保稲荷のもう一つ有名な名物が川魚料理です。
神社近くにある「やまと本店」は創業が大正5年という100年を超える歴史のある店です。
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やまと本店で食べられる元祖なまず蒲焼御膳(1980円)です。
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今回はショーウインドウを覗いただけで、店には入りませんでしたが一度は食べてみたい料理です。
店先には水車がまわっていました。
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台風24号と秋雨前線の影響で雨の一日でしたが、のんびりと楽しいバス旅行になりました。


9月28日 (金) 、明日から台風24号の影響で大雨になるという天気予報なのに、嘘のように晴れ渡り青空が広がる天気の一日になりました。
豊田市内でシラヒゲソウが見頃になっているという情報を知り、久しぶりに花が見たくなり午後から出かけてきました。

豊田市御船町(みふねちょう)申原(さるはら)地内にある御船湿地では、毎年9月末ごろから10月初めにかけて、シラヒゲソウ(白髭草)という白い小さな花の咲く自生地があります。
その場所には、地元の「御船 希少植物を守る会」の人たちが立てた幟がありました。
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シラヒゲソウは山間の湿地に生える多年草で、高さ15センチ~30センチほどの茎の頂部に、直径約2~3センチの白い5弁の花弁が白髭のようになった可愛い花をつけます。
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比較的高所の湿地を好むシラヒゲソウが、御船湿地のような低地(標高約70m)で自生することは珍しく、愛知県下では昭和45年(1970年)に御船町で初めて確認され、昭和46年(1971年)には豊田市指定天然記念物になりました。
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自生地には外敵からの保護のためのフェンスで囲われていますが、フェンスに沿って設置された木製の散策路から見学できます。
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3年ほど前に見に来た時よりもたくさんの花が咲いていて、地元の方たちの保護活動の成果と思われます。
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きれいに花が咲き揃い、ちょうど見頃の時期でした。
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真っ白で可憐な花がたくさん咲いています。
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よく見ると小さな蜂のような虫が花を求めて飛んでいます。
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花にも止まっているものがありました。
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御船湿地を囲んでいるフェンスには、そのほかにこんな植物が見られますということで手書きの表示板がありました。
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一年にこの時期にしか見られない貴重な豊田市の天然記念物のシラヒゲソウです。
興味のある方はぜひ一度、御船湿地に見に行ってみてはいかがですか。



先日、岐阜県中津川市の栗きんとんの老舗を訪ねて行ったとき、中央自動車道の中津川インターチェンジから見えた「ちこり村」という文字が気になって、帰りに立ち寄ってみました。
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国道19号線から案内看板を頼りに、くにゃくにゃと坂道を進んで行くと「ちこり村」の駐車場に着きました。
休日ということもあって、3つ有る駐車場がほぼ満車の状態の混雑でした。

ちこり村の施設の入り口です。
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ロウソク(蝋燭)のような形をしたものが「チコリ」というヨーロッパ原産のキク科の野菜で、ヨーロッパ諸国では、日本のキャベツやレタスのように一般的に利用されている、ポピュラーな野菜だそうです。

「ちこり村」は、この「国産ちこり」を実際に食べたり、「ちこり芋」から生まれた様々な商品を通じて、楽しく「ちこり」を知ってもらうようにと誕生した施設です。
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売店にはちこり村の生産ファームで育てられた「ちこり」が売られていました。
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芋の先に芽が出た「芋つきちこり」も売られていました。
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ちょっと育ち過ぎのものは、アウトレットとしてお値打ち価格で売られていました。
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さらに「ちこり」について、こんな説明がありました。
19世紀にベルギーの農民が地下室に置き忘れたちこりの根から黄色がかった長い葉が出ており、これがとてもおいしかったことから栽培を始めた、というのが食用ちこりの起源だとか。
ちこりは100gで16kcalと、とても低カロリーでヘルシーな野菜で、繊維も豊富で、カリウム・リン・カルシウム・ビタミンB・ビタミンCなど、食物繊維と微量要素が含まれているということです。


施設内には売店があり中津川の特産品などが並んでいました。
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焼き立てのパンが並ぶ、パン工房もありました。
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ちこり村の賑わいは、農家手作り家庭料理レストランの「バーバーズ ダイニング」で食事をする人たちでした。
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地元農家の婦人会の方達が、自分たちで育てた四季折々の野菜を中心に使った料理が楽しめる、農家の手づくり家庭料理レストランです。
ビュッフェスタイルランチで、さまざまな「おふくろの味」を日替わりで楽しめるので、人気になっているようです。

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また別の日に、ゆっくりと食事が出来る時間に立ち寄って、農家の手づくり家庭料理を食べてみたいと思っています。

雨上がりの9月25日(火)の午後の逢妻女川のヒガンバナ(彼岸花)です。
宮上橋から上流の方向を見た景観です。
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堤防の上の方まで咲き出して、200万本のヒガンバナが満開になりました。
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雨上がりの曇り空の中でしたが、まだまだ多くの人が訪れて、真っ赤に染まった逢妻女川堤防のヒガンバナを楽しんでいます。
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早く咲き出した部分の花は、少しずつ色あせて来ていました。
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サクラの花なら、満開の後には散り始めという表現がありますが、ヒガンバナは散らずに赤色が褪せていくという終わり方なので、見た目に残念です。
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それでもまだ、天王橋の方は咲き出したのが少し遅かったので、今から見頃になります。

左岸側から天王橋方向を見た景観です。
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天王橋を渡って、右岸側から天王橋方向を見た景観です。
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右岸側の宮上橋と天王橋の中間地点から宮上橋方向を見たヒガンバナの景観です。
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そして、天王橋の方向です。
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今年のヒガンバナ情報を9月15日からスタートして10日が過ぎ、その間に多くの方にこのブログ「やつば池散歩道」に訪問していただきました。

今回のブログを最後に、今年の逢妻女川の彼岸花情報は終わりにし、また来年も同じように逢妻女川の彼岸花情報を発信していきたいと思っています。
逢妻女川彼岸花育成会のみなさんのおかげで、今年も綺麗なヒガンバナを楽しませていただき、ありがとうございました。

地元産の栗の実が出回って、和菓子店には栗きんとんが並ぶ季節になりました。
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栗きんとんと言えば岐阜県の中津川市・恵那市そして八百津町が有名ですが、数年前に八百津町に行ってきましたので、秋分の日の9月23日 (日) は旧中山道の宿場町の中津川市を訪ねました。

中央自動車道の中津川インターをおりて、国道19号線で中津川市内方面に車を走らせると、国道沿いに川上屋の支店の手賀野店があり、満車状態の駐車場に入れなくて、国道まで車が並ぶほどになっていました。
目的地はこの店ではないので通過して、中津川市内の駐車場に車を停めて、旧中山道沿いにある川上屋本店を目指しました。
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中山道の道は電柱が無くなって景観にも配慮されています。
少し中山道を歩いて川上屋の本店近くに来ました。
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白い車の向こうに川上屋の表示が見えています。
川上屋本店の正面に到着です。
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入り口に掲げられた看板です。
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川上屋は、今から150余年前の江戸末期の元治元年(1864年)の創業の老舗です。

店の前には数人が並んでいるだけでしたので、予想していたよりも少しの待ち時間で買うことができました。
玄関前のショーケースに飾り付けられていた栗きんとんです。
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店内にもイガに入った栗が飾られていました。
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川上屋の栗きんとんを買った後、中津川市の栗きんとんで有名なもう1軒に向かいました。
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旧中山道の町並みや、歴史資料館を見ながら進んで行くと、
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しばらく歩いて到着した栗きんとん本家と言われている「すや本店」です。
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旧中山道ぞいにある店は古い看板で、ひらがな2文字が書かれた文字を右から読みます。
創業は江戸時代の元禄年間に江戸から下ってきた一人の武士がこの宿場に住み着き「十八屋」の屋号で酢の店を開いたのがはじまりといわれています。
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「すや」は江戸時代の「酢屋」から和菓子屋に変わっても、その名前が使われているとのことです。
店の入り口横のショーケースの飾り付けです。
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栗きんとんなどの和菓子を買い求める人の列は、先ほどの川上屋よりも長くなっていました。
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店内は材木の柱がむき出しで、天井からの自然光を取り込む工夫のされた時代を感じさせる建物でした。
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すやの栗きんとんの菓子箱には、江戸時代の浮世絵で描かれたものが使われています。
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中津川の栗きんとんの2軒の老舗をまわって、木曽路の入り口の古い宿場町の雰囲気を感じてきました。
家に帰ってからいただいた川上屋の栗きんとんです。
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栗と砂糖だけで作られた手作り感たっぷりです。
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栗の味が口いっぱいに広がって、最高に美味しかったです。
ちなみに、2つの店の栗きんとん1個の価格は、川上屋が220円、すやは237円でした。

秋も本番に向かっており、明日は中秋の名月・十五夜ですが、曇り予報が心配です。

彼岸の中日(秋分の日)の9月23日 (日) 、朝8時半ごろの逢妻女川のヒガンバナ(彼岸花)です。
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宮上橋の上から上流の方向を見た景観です。
200万本のヒガンバナの花が8分ほど咲いており、堤防全体が真っ赤に染まる満開まで、もう少しといったところでした。
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日曜日ということもあって、朝から多くの人がヒガンバナを見に来ています。
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きれいな写真を撮ろうと頑張る姿があちらこちらで見られました。
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ヒガンバナの花の中で浮かぶように架かる宮上橋です。
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この日は朝10時から「逢妻女川彼岸花育成会」主催のイベントがあるので、宮上橋と男橋の間の右岸堤防に青色のテントが張られ、イベント会場の準備がされていました。DSCN7965
見頃になった200万本ともいわれているヒガンバナ咲く逢妻女川の堤防を歩いた後に、お茶と大福餅をいただきながらヒガンバナを楽しむイベントです。
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朝から晴天で良い天気に恵まれたので、たくさんの人が訪れて賑わいそうです。

先日訪れた豊田市越戸町にある灰宝神社の境内に、二宮金次郎像がありました。
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その大きさは、背の丈が2. 2 メートルもあり、石造の二宮金次郎像としては国内最大級といわれています。
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石像が倒れないように左足の部分を石柱で支えています。
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この二宮金次郎像は、明治初期に地元の越戸村の出身で土木建築業の成功で財をなした「前田榮次郎氏」によって昭和の初めごろに寄贈された、岡崎の石材店で作られたものといわれているものです。
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二宮金次郎像は小学校などに立てられていることが多い中で、神社の境内にあるのは疑問ですが、どこかの学校から移設したものかもしれません。
この石像について、何も説明が無いので詳しいことは不明です。

昨日が彼岸の入りだった9月21日 (金) の午後、小雨の降ったり止んだりのあいにくの天気の中での逢妻女川のヒガンバナ情報です。
いつものように宮上橋から上流の方向を見た景観です。
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逢妻女川の川岸に、宮上橋から天王橋までの450メートルの両岸に真っ赤な帯がつながりました。
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宮上橋の下に降りられるように手づくりの階段がありましたので、堤防の下まで降りていきました。

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宮上橋の下から見た景観です。
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すぐ近くの傾斜面に白いヒガンバナが咲いているところがありました。
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宮上橋から少し上流に行ったところにも階段があり、堤防の下に降りられる場所がつくられています。
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階段を降りて、堤防の下からのヒガンバナは一面に赤く敷き詰められているように見ることができます。
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堤防の上の方がまだ少しつぼみの状態なので、全体を見渡すと五分咲きを越えてすでに七分咲きの感じです。
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雨が降ったり止んだりで、傘をさしてのヒガンバナの観賞です。
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花びらから雨のしずくが光っています。
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雨の日ならではの写真が撮れました。
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2日後の日曜日には逢妻女川彼岸花育成会のイベントが計画されています。
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日曜日は天気予報では晴れマークがあります。
良い天気の下で、満開のヒガンバナが楽しめそうです。

先日、豊田市越戸町にある灰宝神社(はいほじんじゃ)を訪ねました。
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国道153号線沿いにある神社なので、この神社の前を車で通過されている方は多くおられると思います。
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灰宝神社の創建は、約1,300年前の飛鳥時代の慶雲3年(706年)といわれている歴史のある神社です。
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拝殿横にあった説明板です。
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灰宝神社の祭神は波邇夜須毘売命(はにやすひめのみこと)です。
またの名を埴安姫命(はにやすひめのみこと)ともいわれ、波邇夜須(はにやす)は埴粘(はにやす)のことで、粘土であり大地でもある粘土をこね、形を造り焼いて土器を作った、陶芸の神様です。

この灰宝神社の境内に、昭和7年に建造され、当時としては珍しい鉄筋コンクリートで造られた宝物庫がありました。
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この宝物庫は、地元の越戸村出身で土木建築業の成功で財をなした「前田榮次郎氏」によって建てられたものです。
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境内に立てられている前田栄次郎翁の銅像です。

昭和18年、太平洋戦争末期となり、本土決戦に備えて国宝級の宝物類の分散疎開が閣議決定された時、この地方の西加茂郡出身で愛知県文化財担当の主事であった「小栗鉄次郎氏」が灰宝神社の宝物庫に着目しました。
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愛知県はトラックなどで灰宝神社の宝物庫に、熱田神宮の国宝や美術品、名古屋城の本丸御殿の国宝級の障壁画など4,700点余りを搬入したということです。
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その後、昭和20年5月に名古屋市内は空襲にあい、名古屋城の天守閣や本丸御殿などを焼失しましたが、国宝類は灰宝神社の宝物庫のおかげで守られました。
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今年(平成30年)6月に復元された名古屋城の本丸御殿で展示されている障壁画の中に、灰宝神社の宝物庫で空襲からの難を逃れたものが再び輝きを増して、多くの観光客を楽しませています。

その中の1つ、名古屋城本丸御殿・玄関一之間東側の襖絵「竹林豹虎図」です。
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江戸時代の慶長20年(1615年)制作の国の重要文化財指定の宝物です。

灰宝神社について調べることで、こんな素晴らしい役目をした人物や建造物が豊田市内に有ることを知りました。







9月19日 (水) 午後の逢妻女川のヒガンバナ(彼岸花)の開花情報です。
宮上橋の上から上流の方向を見た景観が2日前とはずいぶん変わって、もう三分咲き程度になっていました。
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堤防の散歩道には、ヒガンバナを見に来ている人の数もずいぶん多くなっています。

ヒガンバナの開花は、最初の一輪が咲き始めたら一週間もすると、堤防全体が真っ赤に染まるくらい早く咲いていきます。
ヒガンバナの咲き具合をみると、堤防の川に近い方が地面が暖かいのか早めに咲くようです。
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2日前にはまだ咲いていなかった白色の彼岸花も咲き始めていました。
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ところどころに咲いている白い色のヒガンバナは、真っ赤な花の中でアクセントになっています。
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上流側の天王橋近くの堤防にもヒガンバナの赤い帯が続いています。
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この日は、日中の気温が30℃を超える日差しの強い日になっていたので、日傘をさしてヒガンバナを楽しむ姿もありました。
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良い天気が続きましたが、明日からの天候が雨模様の予報になっていて、ちょっと天気が心配です。
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昨年と同じように「歩いてみよう彼岸花の道」の案内看板がありました。
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9月23日 (日) の午前10時から午後1時まで、逢妻女川彼岸花育成会で企画されたイベントで、200円でお茶を飲みながら大福餅がいただけます。
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今度の日曜日(9月23日)には、逢妻女川の堤防が真っ赤に染まる満開のヒガンバナを楽しみながら、のんびりと散策に出かけてみてはいかがですか。


先日のヒガンバナ(彼岸花)情報からまだ2日しかたっていない9月17日 (月) の午後、逢妻女川のヒガンバナを見に宮上橋へ出かけてきました。
宮上橋の上から上流(北の方向)を見た景観です。
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雨でたっぷりの水の恵みを受けて、堤防の一部で早くもヒガンバナの花が赤く色づき、咲き始めている所が有りました。
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近づいて見ると・・・2日前ではまだつぼみだったのに、一気に開花しています。
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晴れて爽やかな風が吹く中で、アゲハチョウがさっそく花の蜜を求めて、お食事中の姿がありました。
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宮上橋から上流の天王橋の方へ右岸堤防を歩いて行きました。
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ところどころで開花している花が見られる状態でした。
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ヒガンバナの堤防に大きな白い色の傘のキノコを発見しました。
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雨で湿った草むらからニョキっと茎が伸びた茎の上に真っ白な大きな傘が開いています。

天王橋を渡って、左岸堤防側のヒガンバナを見ながら宮上橋まで戻ってきました。
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トヨタ自動車(株)貞宝工場の向こうに猿投山が見えています。
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宮上橋の手間付近、この辺りは二部咲き程度といった感じです。
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逢妻女川のヒガンバナが植えられている宮上橋から天王橋までの堤防道路は、その距離およそ450mです。

この様子では、あと2∼3日で見頃になりそうなヒガンバナの開花の勢いです。
良い天気が続きそうですので、咲き始めた逢妻女川のヒガンバナを見に、散策に出かけてみてはいかがですか。

雨がしとしと降る9月15日 (土) のやつば池に、雨に濡れながらたたずんでいる鳥の姿がありました。
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身体がまだ小さいので今年誕生したカルガモの子供のようです。

3羽が石の上でジッとしている姿は、シャワーでも浴びているかのようです。
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一本足の姿はフラミンゴでよく見かけますが、カルガモも一本足で休憩するようです。
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カルガモの写真を撮っていたら、何処からともなくカワセミが飛んできて、カルガモの近くの石の上にとまっていました。
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カルガモとカワセミは顔を見合わせて、何か話でもしているようにも見えます。

久しく見ていなかったので、久しぶりにやつば池で見るカワセミの姿です。DSCN7724 (2)
散歩道からカワセミまでが10mほどの至近距離だったので、少し傘を動かしただけなのに飛び去って行ってしまいました。

小雨の降る中で、泳いだり石に乗って休んだりと、のんびりとした姿のカルガモです。
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秋も深くなると、渡り鳥のマガモなどが飛来してくるので、もう少しすると鳥たちで賑やかになるやつば池です。

9月15日 (土) 、あと5日ほどで秋の彼岸の入りです。
毎年この時期に豊田市宮上町の逢妻女川の堤防に咲くヒガンバナ(彼岸花)情報をお伝えしていますが、今回のブログが今年の第一報になります。
宮上橋の上から逢妻女川の上流(北の方角)を望む景観です。
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きれいに草刈りがされた右岸左岸の堤防にはヒガンバナのつぼみが一斉に伸びてきていました。
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明日にも開花しそうな状態のつぼみもありました。
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堤防の上の方の道端までヒガンバナが植えられていて、足元にも芽が出てきているので、踏まないようにとの注意の看板表示がありました。
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ヒガンバナの小さな花芽がニョキニョキと顔を出しています。
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花が咲き出すと、写真を撮る人が夢中になって、つい堤防のヒガンバナの花の中まで入り込んでしまい、花を踏みつけてしまうことが例年見かけられるので、花の中へ入らないで下さいと書かれた看板もありました。
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堤防の近くに、逢妻女川彼岸花育成会が新しく立てた「彼岸花群生地」の案内板がありました。
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説明文には、現在では200万本が咲くと書かれています。
さらに、10年後には300万本を超えるようにと目標を掲げて取り組んでおられます。

彼岸の頃に一斉に咲くヒガンバナとは別に、宮上橋の下流側の男橋の間の右岸堤防には、すでにこの時期に満開のヒガンバナが咲いています。
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このヒガンバナは早咲きの品種で、毎年9月上旬には見頃になります。
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一足早く、ヒガンバナを楽しむことができます。
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また、左岸側の男橋の手前にも、ヒガンバナが少し咲いているところがありました。
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男橋手前から宮上橋方向を望む景観です。
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逢妻女川彼岸花育成会が立てた「彼岸花育成中」の看板がありました。
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以上、9月15日現在の逢妻女川のヒガンバナ情報でした。

今年もこのブログで、これからのヒガンバナの開花情報を随時お伝えしたいと思っています。

9月12日 (水) の豊田市西山公園の観賞温室にはハロウィンの飾り付けがされていました。
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観賞温室を管理されている、ボランティア「花の輪西山」のメンバーで飾り付けたものです。
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小さな可愛い飾り付けです。
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すっかり日本でも定着してきたハロウィン(ハロウィーン)です。

ハロウィンってどんなお祭りかというと・・・
ハロウィンは、キリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日「万聖節」の前夜祭として行われるヨーロッパ発祥のお祭りです。
秋の収穫をお祝いし、先祖の霊をお迎えするとともに悪霊を追い払うお祭りで、日本でいえば「お盆」にあたる行事になります。
現在は10月31日がハロウィンとして定着していますが、正確な期間は10月31日~11月2日です。
キリスト教では、この期間、この世に戻ってくる死者の魂を慰める行事を行っています。
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ハロウィンの起源と由来
については・・・
ハロウィンは、古代ケルト民族のドゥルイド教で行われていたサウィン祭が起源といわれています。
古代ケルトでは、11月1日が新年とされ、大晦日にあたる10月31日の夜に先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられていました。
しかし、悪霊も一緒にやって来て、作物に悪い影響を与えたり、子どもをさらったり、現世の人間たちに悪いことをするといわれていました。
そこで人々は悪霊を驚かせて追い払うことを思いつき、仮面をかぶったり、仮装をしたり、魔除けの焚き火を行ったといわれます。

やがて、キリスト教へ広がりましたが、最近では宗教的な意味合いが薄れて大人と子どもが仮装をして楽しめるイベントになっています。

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ハロウィンでは、なぜカボチャが登場するのかというと・・・
ハロウィンのシンボルとしてよく目にするのが、目と口と鼻をくり抜いて中にキャンドルを灯したカボチャのランタンです。
実はこのランタンには、「ジャック・オー・ランタン」という名前が付いています。
ジャックとは、アイルランドの物語に登場する男の名前です。
生前、悪いことばかりしていたジャックは、魂を取ろうとやってきた悪霊を騙したため、地獄に堕ちることもできず、死んだ後もランタンに火を灯して闇夜を歩き続けたというお話です。

ちなみに最初はカボチャではなくカブ(蕪)でしたが、アメリカにハロウィンが伝わってからカボチャになったそうです。
「ジャック・オー・ランタン」は、日本でいう鬼火のような存在で、怖い顔にくり抜いて部屋の窓辺などに飾ると魔除けの役割を果たし、悪霊を怖がらせて追い払えるそうです。

ハロウィンでは、どうして仮装するのかというと・・・

ハロウィンになると先祖の霊と一緒に悪霊もやってきて、人間たちに悪運をもたらしたり、いたずらをするため、魔女、ゴースト、ゾンビ、ドラキュラ、ガイコツ、黒猫、狼男、フランケンシュタインといった恐ろしい怪物や怖いものに仮装し、悪霊を怖がらせて追い払うのが習わしになっています。
また悪霊と同化することによって、悪霊がもたらす災いを遠ざけるという意味もあるようです。
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ハロウィンの合言葉トリック・オア・トリート」について・・・
ハロウィンといえば、魔女やモンスターに扮した子どもたちが街を練り歩き、「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)と玄関先で声をかけてお菓子をねだる風景が名物です。
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「トリック・オア・トリート」と言われたら、大人たちは「ハッピーハロウィン!」と答えて、お菓子を渡すのがルールになっています。
お菓子は悪霊を追い払うなどの意味があるそうです。


これから10月末まで、いろいろな所でハロウィンの飾り付けなどにお目にかかるようになった、日本の秋の風物詩ともいえる行事になりました。

ボランティア「やつば池クラブ」の定期活動日の9月9日 (日) の朝、時どき雨が降る天候の中でしたが、草刈り作業などが行なわれていました。
この日はメンバーの他に、豊田市役所から研修生の方が3名、作業に参加しています。
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ボランティア活動の体験研修のようです。
やつば池クラブの草刈りのインストラクターからの指導を受けながら、草刈り機による草刈り作業の体験です。
草刈り機を恐る恐る覗き込む研修生。
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実際に作業を見ながら、機械の取り扱いの注意事項などの説明を聞いています。
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そして、いよいよエンジンスタートです。
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持ち方などの説明を受けて草刈りが始まりました。
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やさしい眼差しで心配そうに見つめる、やつば池クラブのインストラクターさんです。
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研修生の3人は、交代しながら一人一人草刈り機の体験をしました。
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見ている時と、実際に作業をする時とでは、少し勝手が違うようです。
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けれども、すぐにコツをつかんで、上手に草刈り作業が出来ていました。
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草刈り機の他に、手作業による草取りの手伝いも一緒に行ないました。
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時どき小雨が降る中でしたが、3人とも無事に草刈り体験を終わりました。
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作業後には冷たいお茶を飲みながら、やつば池クラブの皆さんとの交流の場がありました。
研修生の人の話では「草刈り作業の体験は楽しい時間でした」と感想を語っていました。

2018年晩夏、9月6日 (木) の豊田市西山公園の花時計です。
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夏の花の黄色のマリーゴールドに囲まれて、レッドとブルーのサルビアが鮮やかに咲き誇っていました。
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赤い人形(おやゆび姫)の周りにも黄色のマリーゴールドで埋め尽くされています。
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8月の初旬ごろ、一度咲き終わったサルビアでしたが、真っ赤な花が再び咲き誇り、花時計に植えられた3色の花が一番きれいな状態になっています。
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8月の猛暑も和らいで、少しずつ秋を感じるようになってきました。
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綺麗に着飾った西山公園の花時計を見に出かけてみてはいかがですか。
(ただし、時計の針は故障中で動いていません!)

9月4日(火)、非常に強い台風21号がお昼頃には四国徳島に上陸し、北上していきそうです。
午後には東海地方に接近し影響が出そうとテレビのニュースで報道しています。
そんな日の朝のやつば池に出かけました。
夏の花壇に秋の花のキバナコスモス(黄花秋桜)が咲いています。
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キバナコスモスは日照りにも強く、雨が降らなかった8月の猛暑の中でも元気に育っていました。
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オレンジ色の花と、
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明るい黄色の花の二色が咲いています。
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背が高くなっているので、台風の風で倒れてしまいそうですが、倒れても咲き続けるたくましい花です。
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これから秋になると、ピンク系のコスモスとの共演が楽しみです。

9月3日(月)、愛知県下の公立の小・中学校では長い夏休みも終わり、今日から二学期が始まりました。
我が家から近い豊田市立朝日小学校でも、朝8時ごろにランドセルを背にした集団登校の児童の列の姿がありました。
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夏休みの宿題は、みんな終わったんだろうかね?
手に手に宿題らしき荷物を持って学校に向かいます。
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夏休みの間、猛暑で熱中症の事故が起きないように学校内のプールも閉鎖されており、例年ならプールから歓声が聞こえていた夏休みでしたが、今年はセミの鳴き声しか聞こえなかった校庭から、久しぶりに元気な児童の声が聞こえています。

やつば池散歩道には、数年前に池の周りの整備が行なわれる前からこの場所に植えられていたミカンやカキ(柿)の木などの果実の木がそのまま残されて育っています。
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9月に入り、実が大きくなっています。
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ボランティア「やつば池クラブ」の人たちが手入れをされており、今年もたくさんの実を着けています。

こちらがミカンの木です。
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実の形などから、このみかんは温州みかんだと思われます。
枝先には枝が折れ曲がるほどたくさんの実が着いています。
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まだ青いけれど大きな実になってきています。
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散歩している人がチョット手を伸ばすと取れそうなので、荒らされないか心配です。
その隣に並んで、大きな柿の木があります。
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実の形から、甘柿の品種で「次郎柿」と思われます。
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たくさんの実が枝先に着いていますが、無農薬なので虫食いが心配です。
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あと一ヶ月もすると、色付いて熟す頃になります。
枝の剪定などをされているやつば池クラブの人たちと一緒に、実りの秋の収穫が楽しみなやつば池散歩道です。

やつば池散歩道の道端に並ぶプランターが木製のフラワーボックスで飾られています。
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ボランティア「やつば池クラブ」の皆さんで手作りのフラワーボックスです。
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プランターに植えられた秋の花がなお一層きれいに見えます。

やつば池クラブのメンバーの中で、工作を担当している人たちを中心にして、設計から製作まで全て皆さんで手分けして完成させたものです。
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1個のフラワーボックスにプランターが2つ入るようになっていて、現在は8個のフラワーボックスが並んでいます。
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散歩道の他の場所にもまだプランターが並んでいるので、もう少し同じように作って並べる計画だそうです。

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