やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

2018年12月

平成最後の大晦日の午前中に、豊田市の氏神様でもある挙母神社へ、今年一年のお礼参りに行ってきました。
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鳥居の前に飾られた門松です。
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神社ではすっかり正月を迎える準備が整っていました。
拝殿前にも立派な門松です。
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新年の挨拶文が書かれた看板も立てられていました。
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境内には焼きそばなどの参拝者のお腹を満たす屋台の準備も進んでいました。
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夜にはたくさんの参拝客が訪れることでしょう。
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来年は亥年で昭和22年生まれなので年男になります。
ちなみに、日本全国で昭和22年生まれの団塊の世代に生まれた人数は206万人ということです。
やつば池散歩道(豊田市)のブログに訪問していただいた皆様には、良いお年をお迎えください。

12月29日(土)、今年もあと3日になりました。
そんな年の瀬の朝は寒波の影響で、豊田市街地ではこの冬初めての小雪が舞う朝になりました。
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朝7時頃には車の屋根が白くなる程度でしたが、
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その後も、お昼近くまでふわりふわりと雪が舞って、午前10時ごろには1センチ以上はありそうな積雪になりました。
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真っ赤なナンテンの実や、
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ピンクのサザンカの花の上に、
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ハナミズキの残り葉の上にも積もりました。
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名古屋では5センチの積雪が記録されたようです。
豊田市では午後には雪も止み青空が見えてきました。


豊田市の鞍ヶ池公園の遊歩道を散策の後、本当に久しぶりに鞍ヶ池植物園の中に入り園内に育てられているたくさんの植物を見てきました。
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鞍ヶ池植物園は2つの半円形のドームの温室をガラス張りの温室の通路で結ぶ形になっている熱帯温室です。
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入り口前にアーチをくぐって行きます。
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植物園の入場は無料なので入り口は無人になっていて、ドアは自動で開閉します。
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月曜休館で、午前9時から午後5時まで開園しています。
ドアの中に入ると急に温かい空気に変わり、ランの花が迎えてくれます。
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ガラス張りの通路の両側にいろいろな植物が植えられています。
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緑の中にいろいろな花が咲いていました。
あまり見かけない赤い花です。
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銘板に、アオイ科でメキシコ原産の「マルワウィスクス グランディフローラ」と書かれていました。
ポインセチアも大木になっていました。
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ゴクラクチョウカもたくさんの花を咲かせていました。
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真っ赤な花の時計草はベニバナトケイソウです。
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かわいいこの花は、フウリンブッソウゲというそうです。
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最初のドーム型の温室に入りました。
青色の花はルリハナガサという花です。
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温室でよく見るこの花は、長いひもが垂れ下がるベニヒモノキです。
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ピンクのブーゲンビリアが鮮やかです。
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銘板の説明に白とピンクの色が咲いていると書かれていました。
説明にあったように、枝先の一部に白い花が咲いていました。
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1つ目のドームを出て、屋外を2つ目のドームに向かいます。
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2つ目のドームは背の高い熱帯植物の樹が植えられた温室でした。
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ガジュマルやヤシ類、ゴムの木やバナナなどが大きく育っていました。

あたたかい植物園なので、これから寒い日にはのんびりと園内を見て歩くのに良い所だと思いました。

12月22日(土)冬至です。
あたたかな日になった午後、久しぶりに豊田市の鞍ヶ池公園へ出かけ散策してきました。
駐車場から公園に向かう途中に見上げると虹のかけ橋があります。
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この橋は、県道則定豊田線に架かる観光牧場周遊道と、若草山遊歩道を結ぶ遊歩道の橋です。
県道には虹のかけ橋と並行するように動物園と芝生広場を結ぶ園内道路のアーチ橋があります。
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この2つの橋を渡れば園内の散策も安全に歩くことができます。
冬なので一面の芝生が枯れ草色になった若草山です。
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若草山の頂上近くには美しの塔があります。

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遊歩道歩いていたら、若草山の前の園内道路にテントウムシをデザインしたパークトレインが走ってきました。
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乗車料金は大人100円/回、小人(小学生以下)50円/回です。
土曜日なので家族連れの乗客がたくさん乗っていました。

この日の散策コースは、いつもは行かない山並み遊歩道を歩いてみました。
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公園が整備される十数年前は、公園内に車が走れるドライブコースの道路がありましたが、現在その道路は車の入れない遊歩道になっていて旧展望台広場につながっています。
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昔はこの道を車が走っていたのです。
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そのなごりが残っていました。
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道路脇に残っていた速度制限の表示看板です。
ウォーキングで無理をせずに途中で下山するコースを回ってきましたが久しぶりに歩いた山道でした。
鞍ヶ池のほとりに戻ってきました。
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芝生広場と大きな屋根のプレイハウスです。
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ウォーキングのスタート地点の虹のかけ橋へ戻ってきました。
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ウォーキングの最初には、来ていた防寒コートが邪魔になるほどのあったかい冬至の日でした。

12月21日(金)の午後4時前、夕日に照らされたやつば池の渕の木の枝に、2羽のサギが止まっていました。
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木の幹の上の方に羽の色が少し灰色のアオサギと、
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すぐ下の方に真っ白なシロサギです。
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2羽とも枝に止まって動きません。
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太陽を浴びながら、時どき毛づくろいをしています。
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池の周りの散歩道を歩く人がすぐ近くを通って行っても飛び立たず、そのまま枝に止まっています。
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冬至前にしては暖かい陽気に誘われて、のんびりと日向ぼっこといった感じのアオサギとシロサギのペアでした。

岡崎市の観光施設「奥殿陣屋」に、葉牡丹(ハボタン)で描かれた来年の干支(えと)、亥(いのしし)の姿がお目見えしました。
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岡崎市にある江戸時代の代官所跡で観光施設の「奥殿陣屋」では毎年、年末になると葉ボタンで巨大な翌年の干支を描いています。
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縦24メートル、横12メートルの花壇に8月から施設内で育ててきた、赤紫色が約900株と白色が約500株、合わせて約1400株の葉ボタンが植えられています。
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赤紫色は主に背景に使って横向きの大きなイノシシの姿とひらがなの「いのしし」の文字そして「2019」の数字が描かれています。
イノシシの目と牙はベニアの板を白く塗って置かれわかりやすくなっていて、訪れた人たちは楽しそうに見つめて写真を撮るなどしていました。
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奥殿陣屋職員の方の話では「お客さんは、かわいいと言ってくれていますのでいい出来だと思います。葉ボタンはどんどん色が落ちるので早めに見に来てほしいです」と話していたということです。
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曇りの日のこの日も、次々と写真を撮る姿が見られました。
年賀状の写真に使う人もいるようです。
葉ボタンのイノシシの姿が楽しめるのは、来年1月下旬頃までだということです。

12月17日(月)午後2時半頃、青空だった上空に西の方から雨雲が流れてきて細かい雨が降り出しました。
そして、この後30分後くらいに雨が止み、日が差してきました。
午後3時過ぎ、もしかしてと思って、我が家の玄関から東の方を見たら、豊田市立朝日小学校の校舎の上に綺麗な虹が出ていました。
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円弧を描くほどにはなっていなくて地表近くの一部分しかありませんでしたが、久しぶりに見た虹でした。
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気が付くのが遅かったので、このあと雨雲が東の方に離れていったみたいで、短い時間で薄くなり消えていってしましました。
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虹が見えていた時間は数分でした。

冷たい北風が吹き、やつば池散歩道のドングリの木などから落ち葉が舞い落って、道の吹き溜まりに落ち葉がいっぱい積もっています。
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毎年、この時期には落ち葉の掃除が大変です。
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そんな中で、ボランティアやつば池クラブの皆さんが落ち葉を竹ぼうき等で集めて、散歩道を綺麗にしていてくれています。
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まだ木には枯れ葉がたくさん残っているので、もうしばらくの間落ち葉が舞い落ちることになります。
やつば池散歩道を歩いている一人として、いつも綺麗な散歩道を保つために活動されているボランティアの人たちに感謝です。


豊田スタジアムのイルミネーションが、この冬も綺麗に飾られています。
12月15日(土)の夕方に出かけてきました。
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豊田スタジアムの西イベント広場に、今年(2018年)も12月1日から1月14日までの午後5時から9時40分までイルミネーションが点灯されています。
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この冬のイルミネーションのテーマは「 気球に乗って世界へ ~TRY FOR  ALL~ 」です。
来年の秋に日本で開催されるラグビーワールドカップ2019の試合が豊田スタジアムでも開催されるということで、イルミネーションの飾り付けがデザインされています。

点灯前の午後4時半頃のイルミネーションの飾り付けです。
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LEDなどの配線が丸見えの状態のイルミネーションです。
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南アフリカ共和国やニュージーランドなど、イルミネーションが飾られ紹介されている国は、ラグビーワールドカップ2019開催時、豊田スタジアムで試合が行なわれる国で、その特徴が表現されています。
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日本は富士山です。
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日が沈み薄暗くなってきました。
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午後5時ちょうどにイルミネーションが点灯されました。
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かわいい動物の姿が浮かび上がりました。
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イタリアはピサの斜塔です。
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富士山も綺麗に輝きました。
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中央のラグビーボールをイメージした気球には人が乗れる籠があります。
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テニスコートぐらいの狭い場所ですが、色とりどりのイルミネーションの飾り付けです。
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この日の夕方の気温が7℃と冷え込んでいて、冷たい北風も吹いていました。
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駐車場も近いので、ちょっと立ち寄って見るのもお勧めのイルミネーションです。





徳川園の紅葉を楽しんだ後、隣接する徳川美術館で開催中の特別展「源氏物語の世界」、企画展「徳川慶勝の幕末維新」などを観賞してきました。
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徳川美術館の入り口にある建造物は平成26年に国の登録有形文化財になった黒門です。
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明治33年(1900年)に完成した尾張徳川家の邸宅の遺構で、総けやき造りの三間薬医門です。
昭和20年(1945年)の大空襲による焼失の被害を免れた数少ない遺構であり、武家屋敷の面影を伝える貴重な建造物です。
黒門をくぐると正面に徳川美術館の本館があります。
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徳川美術館本館と南収蔵庫の建物は、昭和10年(1935年)に竣工した帝冠様式(和風の屋根や外観をもった洋式建築)のデザインの建物で、造形の規範となっているものとして、それ自体が名古屋市内で初めて平成9年(1997年)6月に国の登録有形文化財に登録されている建造物です。
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美術館の中の展示物などの撮影は禁止されていますが、玄関ホールのみ撮影が許可されていました。
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玄関ホールで出迎えてくれたのは、徳川家康着用の「黒塗黒糸威具足」でした。

また通常は複製が展示されている源氏物語絵巻ですが、この特別展の期間は場面を入れ替えながら4場面の国宝の絵巻が展示されていました。(下の写真は玄関ホールのパネルです)
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館内の9つある展示室をゆっくりと回りながら、時間を忘れて展示されている国宝の源氏物語絵巻や、重要文化財などの素晴らしい尾張徳川家保有の美術品などを体感してきました。


名古屋市東区徳川町にある尾張徳川家ゆかりの地、徳川園。
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平成19年2月、都市公園法施行50周年等記念事業実行委員会によって「日本の歴史公園百選」に選定されている名園です。
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また、名古屋市内にある紅葉の名所の一つです。
徳川園の紅葉まつりが2日前に終わったということでしたが、12月11日 (火) に出かけてきました。

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徳川園の中央にある「龍仙湖」と呼ばれる大きな池です。
池の周辺に紅葉した綺麗なモミジが見られました。
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海に見立てた水面の周りに見どころを配する池泉回遊式庭園の中心的存在で、地下水を水源としています。
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きれいな水の池には大きな錦鯉がたくさん泳いでいて、園内で餌を買い求めて鯉と戯れることもできます。
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黒松を背にして浮かぶ島々、巨石に懸かるモミジなど散策しながら楽しむことができます。

湖の奥には森があり、深山幽谷の山水画を思わせるような渓谷美を楽しむ場所もあります。
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この渓流を上りきると落差6mの滝があります。
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「大曽根の瀧」と名付けれれていて、徳川園の中の最も高い場所に作られており、この水が龍仙湖へと注いでいます。
大曽根の名は古くからのこの辺りの地名です。

もみじまつりは終わったということですが、まだまだ綺麗な紅葉が楽しめます。
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園内の各所では若いカップルが結婚式の披露宴用と思われる写真撮影を行なっていました。
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場所柄か、和装の姿が目立ちました。
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再び湖に戻ってきて、園内にあるもう一つの滝のところに行きました。
その滝の名前が「龍門の瀧」というものです。
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近くに滝に使われている石材の説明板があり、発掘石材の由来が書かれていました。
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平成10年(1998年)東京都新宿区戸田町あたりにあった尾張家江戸下屋敷の跡地(現在の早稲田大学)の発掘調査から龍門の瀧の遺構が出土したということで、翌年名古屋市が早稲田大学より譲り受け、平成16年(2004年)に徳川園に再現したものだそうです。
この滝に水も、広い龍仙湖に注がれています。
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風も無く暖かい日に、少し時期遅れになっていましたが名古屋市の紅葉の名所「徳川園」をのんびりと散策して楽しんできました。

やつば池散歩道の花壇に、変わった形の実がなっている植物が植えられていました。
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この植物の名前を知っている人がいないので、写真に撮って家に持ち帰り、ネットで調べてみました。
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「カプシクム・バッカツム」という名前の南アメリカ原産の唐辛子の仲間でした。
実の形が未確認飛行物体 ” UFO ” のようなので「UFO(ユーフォー)ピーマン」の愛称で市場に出回っているようです。
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ピーマンなので実を食べらることができ、肉厚の皮は甘みがあって美味いということですが、唐辛子の仲間だけあって種は超激辛なので、丸ごとガブリとやると口の中が火事のようになるそうです。
ただし、種さえ取り除けば普通のピーマンと同じようなレシピで料理できるということです。
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実の色が黄緑から橙色・赤色へと変化し、いつでも収穫できます。
切り枝が花屋さんで販売されるほど、かわいい形をしているUFOピーマンです。

12月に入って西山公園の観賞温室の中がXmasの飾り付けになっています。
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温室内の管理を受け持っているボランティアグループ「花の輪西山」の皆さんが工夫を凝らして、クリスマスの雰囲気をだしています。
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立派なツリーやリースの飾り付けもありました。
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南側の入り口の飾り付けと、
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北側の入り口の飾り付けです。
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そんな、あたたかな温室の中では、熱帯スイレンがたくさんの花を咲かせています。
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これから寒くなると、公園内を散策して身体が冷えた時には、観賞温室の中で一休みすると、心も身体もあたたまります。


師走に入って早くも1週間が過ぎ、今日は12月7日(金)二十四節気の大雪(たいせつ)です。
温暖化が叫ばれていますが、今年の冬の初めは異常なほどのあたたかい日が続いています。
そんな陽気の中で、散策を兼ねて豊田市西山公園の花時計を見に行ってきました。
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ここ数年の西山公園の冬の花時計は葉ボタンでしたが、今年は一面のパンジーとビオラです。
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花の色は黄色系と、
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うす紫色や白色系が何千本と植えられています。
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人形の周りなどにはパンジーのスキマにシロタエギクが植えられています。
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まだ植えられたところなので苗が小さいですが、これから花壇いっぱいに花が埋め尽くしそうです。
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今年の葉ボタンは、公園の観賞温室の横にずらりと並んで植えられていました。
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これから寒さが厳しくなりそうですが、寒さに強い花たちが公園の花壇を彩ってくれそうです。

豊田市野見山町の野見山山頂(標高119m)に野見神社があります。
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野見山展望台の駐車場の東側に神社があります。
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神社の入り口に立てられている石柱です。
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境内の横に巨石があり、神石と書かれています。
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山頂に建てられた神社の本殿や拝殿などの建造物の前に広がる境内の中央には、四角く土が盛られています。
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この場所は、神社への奉納相撲用の土俵でしたが、盛られた土の縁が崩れているなど風化が進んでいるので、見た感じでは最近は使われていないようにも思われます。
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本殿の横に、大正5年に愛知県が立てた大きな石標があり、この辺りが野見山山頂の標高119mのようです。
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境内には社記が刻まれた立派な石碑があり、由緒沿革が書かれていました。
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書かれている文章は・・・
祭神野見宿禰は出雲国造氏と同族で、天穂日命 14世の孫で、飯石郡野見の地に誕生し給う、 故に名とした。
斯て垂仁天皇7年勅命によって都に人を苦しめる悪虐非道な當麻の蹶速を一蹴をもって之を倒した。
又土師部を率いて土偶を作り殉死を禁ずる等偉大な功績があった。
後世相撲、土器の祖神として仰がる所以である。
當神社の創立は垂仁天皇22年(2006年前)で、延喜式神名帳(1075年前)に曰ふ 加茂七座の内の第一野見神社、国内神名帳に曰ふ正五位下野見天神であって、当時の社格国幣 小社に列せられて祈年祭の幣帛に預り給い、西三河著名の古社である。
後世渡辺藩の武運長久 領内安全の祈願所であった、明治41年10月 愛知県は神饌幣帛料供進神社に指定し、大正5年10月名勝旧跡として標柱を建て、昭和17年 10月内務省は郷社に昇格した。
終戦後宗教法人となり愛知県神社庁九級社となり、昭和52 年10月本殿以下の建物を改築した。

と書かれています。

訪ねた時に、近くの豊田市立美里中学校の生徒たちが清掃活動に来ていて、境内や参道の落ち葉などをほうきで掃いて集めていました。
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境内の東側の参道です。
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境内から南の方角に岡崎市奥山田町の三河富士と呼ばれている村積山が見えていました。
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掲示板には御朱印授与日のお知らせが書かれていました。
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この行事予定表によると神社の社記の記録では例祭が10月17日と書かれていましたが、最近は第3日曜日になっているようです。
野見神社の例祭とは、どんな祭りが行なわれているのか、一度見に行きたいと思っています。


豊田市内の各地をロケ地にして製作され、今年(2018年)初めに全国ロードショーされた黒土三男監督作品で、小林稔侍さん主演の「星めぐりの町」は、東日本大震災で家族を失った少年と、実直に生きる豆腐屋との運命の出会い。 心の再生を通じて、生きて行くことの大切さを教えてくれる物語です。

ポスターの写真にもなっている、この映画のラストシーンの撮影が行われた野見山展望台から豊田市内を望む場面です。
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眼下に豊田市内が一望できる場所です。

青空の広がるあたたかい日になった12月5日(水)の午後、ロケ地になった豊田市野見山町の野見山展望台に出かけてきました。
矢作川の左岸沿いの県道340号線から細い山道をくねくねと登って行くと、展望台のある駐車場がありました。
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高さが4~5mほどの、コンクリート製の展望台です。
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野見山の山頂(標高:119m)付近には野見神社があり、神社から少し下ったところに展望台があるので、標高はおよそ100mと思われます。
展望台へは、円柱の中にあるループ階段を登って行きます。
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この場所が映画に登場したロケ地で、展望台から見た豊田市街地方面です。
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この日は空気が澄んでいて、遠くの猿投山がくっきりと見えていました。
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眼下には矢作川の流れがあり、豊田市内が見渡せる場所です
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はるか遠くを望むと、名古屋駅前の高層ビル群が霞んで見えています。
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この場所から名古屋駅前のビルが見えるとは思わなかったで、まるで蜃気楼のように高層ビル群が見えて驚きました。
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紅葉も期待して行きましたが、すでに落葉していて紅葉は期待外れになった野見山展望台でした。

先日、テレビの番組で「おちょぼさん」の愛称で親しまれている、岐阜県海津市にある「千代保稲荷神社」の名古屋支所が、名古屋大学の北側の千種区園山町の住宅地にあるという紹介がありました。

どんな神社なのか、興味が有ったので訪ねてきました。
市道の交差点「四谷通3」を東山方面へ進むと左手に朱色の鳥居が姿を現します。
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更に少し進むと駐車場がありました。
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車が10台ほど停められる、綺麗に舗装がされ白線が引かれた駐車場です。
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そこに車を停めて、再び朱色の鳥居のところから稲荷神社へ入って行きます。
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20本近く重なって並ぶ朱塗りの鳥居をくぐり抜けると、そこに広がるのは静かで神聖な空間がありました。
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商売繁盛のご利益を願って、拝殿の格子の扉にはたくさんの名刺が貼られていました。
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境内の隅には常夜灯や幟がありました。
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そして、海津市の千代保稲荷神社と同じように、拝殿の横には重軽石が置かれていました。
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千代保稲荷神社名古屋支所の日頃は、お参りする人が少なくてひっそりとしています。
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けれども、2月3日の節分祭には盛大に祭りの儀式が行われ、大勢の参拝者で賑わうそうです。
この名古屋支所が創建されたのは昭和27年で、岐阜の本社から御分霊が祀られました。
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境内の桜が満開の3月下旬頃には、隠れた花見の名所にもなっているようで、花見に訪れる人で賑わうそうです。

12月の初め、豊田市藤岡地区の木瀬四季の里山にある大沢不動滝を訪ねました。
豊田市街地から国道419号線を北に向かい、藤岡地区の木瀬町の信号の無い三叉路で右折して県道486号線を走ります。
その場所に、こんな看板があります。
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「木瀬四季の里山」と書かれた看板とその隣に「ほたるの里 大沢不動の滝」と書かれた看板が並んでいます。
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そこ場所から県道486号線をおよそ2分ほど走ると三叉路に大沢不動の滝の看板がありますので、そこを左折します。
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目印の「ほたるの里」と「大沢不動の滝」の看板がこれです。
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道幅の狭い林道向戸線を対向車に気を付けて進んで行きます。
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2キロ程走ると、車を停められる広い場所が見えてきます。

車を停めて少し歩くと大沢不動明王の滝の前に到着です。DSCN0490
広場の右手に御嶽神社の石がたくさん並んでいます。
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藤岡観光協会が立てた御嶽神社「木瀬」の説明板には、木瀬町の別の場所の山頂にあった御嶽神社が昭和47年の豪雨でお堂が流される被害を受け、残った石碑を平成7年この地に運んだと書かれています。
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御嶽神社の奥に大沢不動明王の祠がありました。
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祠の横に小さな滝がありました。
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渇水の時期なので、滝の水はちょろちょろと流れ落ちる程度の水しか流れていませんでした。
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ここにも説明板がありました。
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木瀬と御作の境を流れる小川の上流に祀られている大沢不動明王の由来は、今から数百年前のこと、この地に天災や疫病が流行し、 飢えと苦難に多くの人が死に、大沢の滝壷の脇に不動明王を祀って一心に祈願したところ、 村に平穏な日々が戻ってきたという言い伝えがあります。
と書かれています。

水が流れ落ちる滝を期待して行きましたが、この日は残念ながら水がほとんど流れていない滝しか見られませんでした。
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水量の多い時の滝の写真がネットにありましたので添付します。
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滝の近くにあった散策コースの案内板です。
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ピークを過ぎた紅葉でしたが、きれいでした。
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秋のモミジも綺麗でしたが、散策路にはソメイヨシノ桜が植えてあり、春のサクラの時期も良い場所のようです。
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モミジ並木と桜並木が楽しめる木瀬四季の里山、大沢不動のホタルも気になる場所です。
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またそれぞれの季節に訪ねてみようと思っています。

晩秋の西山公園の散策で楽しめるのは紅葉だけではありません。
存在感のある1本のシキザクラ(四季桜)があり、ちょうど今満開になっています。
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豊田市は小原地区のシキザクラが余りにも有名になりましたが、西山公園に咲く1本の桜も綺麗です。
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青空をバックに枝先まで花をつけたシキザクラの花が鮮やかです。
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花の少ない晩秋から初冬に咲くシキザクラ、公園内を散策している人の目を楽しませてくれています。

11月の終り、豊田市西山公園の日本庭園や、その奥にある林の散策路に植えられているモミジが綺麗に紅葉しています。
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散策路に植えられているモミジの木は10数本ほどと多くはありませんが、その1本1本が真っ赤に色付いて太陽の光を浴びて輝いていました。
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木に銘板が付けられていて、イロハモミジという品種のようです。
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日本庭園の池の周りにも数本のモミジが植えられています。
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公園内の散策路を歩いていくと、ヤマモミジと書かれた木もありました。
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枝が高く伸びており、イロハモミジより少し早めに色づいたようで、葉が落ち始めていました。
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紅葉はモミジだけではありません。
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こちらの紅葉はドウダンツツジの葉の紅葉です。DSCN0422
散策路でモミジの負けないくらい真っ赤になっていました。

紅葉の名所は各地にたくさんありますが、家から近くの公園に、こんなに綺麗な紅葉が見られる場所があり、秋の季節を満喫できています。


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