やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

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朝の散歩コースの一つになっている毘森公園の近くに毎年しだれ桜がきれいなお寺が有ります。
もうボチボチ咲いている頃かなっと思って散歩の途中に立ち寄って見ました。

ボチボチどころか、もう満開になっていました。
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あたたかい日が続いたので桜の開花も進んだようです。

ここは、豊田市朝日町のすぐ南の小坂町にある浄土宗の霞渓山 洞泉寺(かけいざん とうせんじ)というお寺です。
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江戸時代までは挙母の町に有りましたが、天明5年(1785年)に、度重なる矢作川の水害を避くべく、挙母城主の支援を得て、高台の現在の地に移築されたそうです。
その移築当時のままの姿で現存している山門です。
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本堂と庫裏は昭和46年に再建されています。
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山門のすぐ左に樹齢が70~80年くらいと思われるしだれ桜が植えられています。
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このしだれ桜の周りには「桜樹と眠るお墓」ということで、墓石が並べられています。
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住職さんの話によると、300個の墓石が並んでいて、すでに100個所程度の持ち主が決まっているそうです。
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今までの墓地の墓石のイメージと違って、桜の樹の下の大地に眠り、自然に還る幸せ・・・という新しい感覚で墓石を並べています。
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墓石には「ありがとう」とか「Thank You」「幸」「日々是好日」「また
会う日まで」「絆」などの文字や花の絵が刻まれています。
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時代が少しづつ変わって行くのが、この桜の樹の下の墓石でも感じられました。
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満開のしだれ桜。
寒の戻りの冷たい北風に桜の花が揺れていました。
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青空にしだれ桜がきれいです。
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開花している間は、夜桜を見てもらうように、ライトアップがされているそうです。

住職さんの話では、明日(25日)の午後2時頃に、CBCテレビの「イッポウ」という番組が取材に来るって言っていましたので、後日に放送されるかもしれません。

今日も豊田市の最高気温が18℃近くまで上がり、あったか~い日になりました。
夕方に散策に出かけて近くの崇化館中学校前の家に咲いているモクレンの花を見てきました。
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時々歩く散策コースで見つけた「ハクモクレン(白木蓮)」です。
2~3日前までは、まだつぼみが膨らみ始めた状態だったのに、このあたたかさで今日はもう満開に近いきれいな姿になっていました。
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青空だったらもっときれいに写真が撮れたかもしれませんが、真っ白な大きな花が枝いっぱいに咲いて素晴らしい景観でした。
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まだ少しつぼみの部分もありました。
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モクレンには花の色が紫色のシモクレン(紫木蓮)というのがあります。
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一般にモクレンと言うと、このシモクレンのことを指すそうです。

シモクレンもハクモクレンも中国原産の落葉性は花木ですが、シモクレンは大きくなっても5m程度の低木なのに対して、ハクモクレンは高さ15mにもなる高木です。また、シモクレンの花は常に半開きなのに対して、ハクモクレンは日が当たると開き、暗くなると閉じるという違いがあるようです。

昨日に続いて今日も最高気温が20℃を超えるあたたかい日になりました。
やつば池散歩道から少し足を延ばして、逢妻女川へ向かう田んぼ道へ出かけました。
このあたたかさで、畦道にはツクシがたくさん生えています。
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足の踏み場がない状態ってこういうのを言うんでしょうね!
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ツクシの群生が畦道に続いています。
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少し採って、玉子とじにして、夕食の一品にしようとポケットに準備してきたビニール袋を広げてツクシ採りをしてきました。
料理に使うツクシは、伸びすぎて先端のツクシの頭が開いてしまっているものじゃなく、
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芽が出てすぐの、頭が固くてしっかりした若い芽が美味しいのです。
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これだけたくさん生えているので、すぐに袋に一杯になりました。

ツクシの横に小さな青い花が咲いていました。
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きれいな花なので写真を撮って、家に帰ってから名前を調べてみました。
春の野草ですぐに検索できました。
「オオイヌノフグリ」という名前の野草です。
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名前は花の形からじゃなくて、ハート形の実が犬の「ふぐり」に見えることから名付けられたそうです ※「ふぐり」とは睾丸(こうがん)のことです。
参考の写真ですが、花の咲いた後にこんな形の実ができます。
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可愛らしい花と名前のアンバランスさが、なんとも面白いというか可哀想というか!
「ふぐり」って意味さえ聞かなければいい響きですが・・・。

近くにピンクの花も咲いていました。
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この花は春の七草で良く知られる「ホトケノザ」です。
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畦道に咲く野の花にも、みんな名前が付いているので、散歩しながら花を見て、これは〇〇〇だよ!って説明出来たらカッコいいのにと思いますが、残念ながら翌日にはもう忘れてしまっています。

豊田市朝日町1丁目交差点の角にあるショッピングセンター「メグリア朝日店」が昨日3月13日にリニューアルオープンしました。
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我が家から1番近い食品スーパーです。

この場所には、平成10年(1998年)8月までは3階建てのショッピングセンターがありました。
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1階が食料品を扱う「名鉄パレ」、2階と3階は日常雑貨が揃う「ドミー朝日店」が営業していました。
諸事情により閉店して建物が解体されました。
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そして、1年後の平成11年(1999年)11月2日に、新しく「メグリア朝日店」がオープンしました。
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メグリアはトヨタ生活協同組合の愛称で、「MEGLiA」とアルファベット表示します。
その名前の語源は、イタリア語で「より良く」を意味するMeglioを文字って作られた造語です。
「良い状態へ毎日の工夫や努力を」という気持ちを表す意味で名づけられたそうです。
また日本語の「めぐりあい」という意味も、ここには込められています。
終戦後の昭和20年12月にトヨタ自動車の互助会として発足したのがはじまりです。
現在は豊田市と岡崎市、みよし市に、本店と地域店を含めて全部で18店舗があります。

そんなメグリア朝日店の建物の外観にはアッと驚くものがあります。
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正面向かって右端にある時計台です。
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写真を見て、お気づきの人も多いと思いますが、札幌の時計台と同じ形と大きさで作られているそうです。
もちろん時計は飾りものじゃなくて、時報を鐘で知らせてくれます。
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リニューアルオープンに合わせてペンキも新しく塗り替えられていました。
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オープンセールが3日間行なわれていて、朝9時から開店しています。
目玉商品を目当てに2日目の14日にも開店前に列が出来ていました。
私も、レタス88円(お一人様2個限り)や玉子78円などの特売品を買い物してきました。

3月6日、今日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」です。
啓は「ひらく」で、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃のことです。
まだまだ寒い時節ではありますが、一雨ごとに気温が上がり、日差しも徐々に暖かくなってきます。

やつば池から逢妻女川への散歩道を歩いていくと、きれいな緑色の畑が広がっています。
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昨年の秋にお米を収穫した後、田んぼを耕して種蒔きをした麦畑です。
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麦がずいぶん大きく育ってきています。この麦畑にもう少しあたたかくなると、何処からともなくキジ(雉)が遊びにあらわれます。

田んぼの土手でツクシ(土筆)を見つけました。
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昨年の同じ時期に比べると、ツクシの育ちが少し遅いようです。
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それでも、散歩しながらツクシの料理が出来るくらいの収穫ができました。
家に帰ってから、面倒なツクシの節の部分の袴(はかま)を外して綺麗に洗い、
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このあと、ツクシは玉子とじに調理されて、夕食の一品になりました。

住宅地から少し歩いて行くだけで山菜の収穫ができ、こんなのんびりとできる場所があるので嬉しいです。

まだまだ寒い日が続きますが、そんな季節でも健気(けなげ)に咲きだした我が家の花たちを紹介します。

まず最初は、「サクラソウ(桜草)」です。
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一般にサクラソウと呼んでいますが。正式には「プリムラ・マラコイデス」といいます。

この時期に花の苗を売っている店に行くと、「プリムラ」という名前が付く花がいろいろありますが、プリムラとは「春一番に咲く」という意味があります。
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サクラソウは草丈20cm~30cm、主な開花期は早春~春です。
花茎を長く伸ばして段状にたくさんの花を付けます。
花茎は3cm~5cm、色はピンク、淡紫、白などがあります。
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サクラソウの名前で苗が流通することも多いですが、従来のサクラソウ(日本サクラソウ)とは別種の植物です。

次に、正月のお雑煮用の「餅菜(大高菜)」にも菜の花が咲きました。
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葉っぱもつぼみも食べられますが、食べずに花を咲かせて鑑賞します。

続いて、「ビオラ」です。
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どこの家庭でも良く見かけるこの時期の花の定番です。
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大きな花のパンジー(三色スミレ)を品種改良して小さな花がたくさん咲くようにしたものです。

そして、これも良く見かける「ノースポール」という花です。
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名前の由来は、花付がよく株全体を真っ白に覆うように見えるところが「北極」を連想させることから付けられたそうです。
寒い時期に白い花を咲かせるので「スノーポール」とか、「スノーボール」と間違って呼んでいる人もいるようですが、ノース(北)ポール(極)が正しい名前です。
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原産地はアフリカのアルジェリア周辺ないしはヨーロッパです。
地中海沿岸に広く分布していて、日本へは今からおよそ50年前の1960年代に輸入されたものです。
「ノースポール」という名前は花の苗の商社の「サカタのタネ」の商品名ですが、種苗登録などはされていないため、一般名として使われて広く定着しています。

続いては「ナデシコ」です。
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秋の七草の一つです。
女子サッカーの日本代表チームの「なでしこジャパン」の愛称で、名前が良く知られるようになりました。
やまとなでしこ(大和撫子)とは、日本人女性の清楚な美しさをナデシコの花に見立てて言う美称です。

最後に「アリッサム」という花です。
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地中海沿岸が原産地です。
小さな花がギッシリと咲くので、花壇やプランターの縁取りなどに植えられることが多い花です。
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別名を「スイートアリッサム」とも呼ばれるように、花からは甘い香りが漂います。

冬に咲く花の多くは、寒さには強い代わりに暑さに弱く、夏には枯れてしまう花がほとんどです。
種がこぼれて、秋には芽が出て増えるので、上手に育てると苗を買わなくても良いようになり経済的に花を楽しむことができます。

 明けまして
    おめでとうございます

やつば池散歩道ブログも2回目の正月を迎えました。
今年も元気に散歩道を歩いて、豊田市から地域の話題や情報を発信していきたいと思っています。
デジタルカメラを持ち歩いて写真を撮り、ブログで文章を書くことによって、ボケ防止になれば良いと誤字脱字を気にしながら頑張っています。

大晦日の夜の紅白歌合戦が終わってから、近くの毘森(ひもり)神社へ年越し詣りに出かけました。
少し前まで雨が降っていたのに、幸い雨も止んで、近くのお寺から除夜の鐘の音が聞こえ、空には星が輝いていました。
神社に到着すると、境内には火が焚かれ、テントが張られていて、お詣りに来た人たちが20~30人ほど集まっていました。
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朝の散歩で時々来ている場所の毘森公園の中に毘森神社が有ります。
近所の人たちがお詣りに来るだけの小さな神社ですので、拝殿にも長い列も無く、ゆっくりとお詣りができました。
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テントの中では数人の人で、お詣りに来た人たちに接待をしています。
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なおらいのお神酒もありましたが、寒いので温かいお汁粉の振舞いが好評です。
大きな鍋にたっぷりと作られていて、
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大きな器にたっぷりと入っています。
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白玉が4つも入っていて、1杯いただいたら、おなかが十分満足になるほどでした。

新年の朝の夜明けは生憎の空模様で、豊田市では初日の出を見ることができませんでした。
一日前の朝はきれいな日の出が見られたのに、皮肉なものですね。
今年一年、やつば池散歩道ブログに訪れた皆さんには、幸多い良い一年でありますように願っています。

今日はクリスマスイブ。

ウインターフェスティバルが行なわれている安城のデンパークのクリスマスの飾り付けです。
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このクリスマスツリーは豊明市の、とある場所に飾られているものです。
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あちらこちらでイルミネーションが飾られて、クリスマスの雰囲気がいっぱいです。

この日、手作りのクリスマスケーキに挑戦しました。
と言っても、先生が9割ほど準備していてくれたので、生クリームを塗って、果物などを飾り付けるだけですが・・・

まずは、丸いスポンジケーキを横に半分にカットして回転テーブルの上に乗せます。
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上の面に薄く生クリームを塗ります。
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クリームを塗る金属の薄い板状のものを「スパテラ」といいます。
このスパテラの使い方でケーキがきれいにできるかどうかが決まります。

そこに半分にカットしたイチゴを並べます。
イチゴの水分は拭き取っておき、カット面を下にすると並べやすいです。
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食べる時のカットのことを考慮して、中心には置かないようにするのがポイントです。

並べたイチゴの上に、たっぷりのクリームを乗せて外にはみ出るくらいに塗ります。
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その上に半分に切ったもう1枚のスポンジをかぶせます。
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クリームをスポンジが見えなくなるように上面と側面に塗ります。
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見ていると簡単そうですが、同じ厚さに塗るのは思ったより難しいです。
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ここでのスパテラの使い方がケーキの見栄えを大きく左右します。

こちらのものが、先生が塗ったクリームです。
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プロの技です。

ここまで出来たら、あとは飾り付けです。
イチゴとキウイを並べると、パッと華やかになりました。
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デコレーションケーキの完成です。
クリームの塗り方が多少悪くても、飾り付けで気にならなくなりました。

クリスマスイブの夜に、手作りのケーキを美味しくいただきました。
メリークリスマス!

12月13日は事始めの日です。
「正月事始め」ともいいます。

煤払い(すすはらい) など、この日から本格的に正月を迎える準備を始める日です。
夕方のテレビのニュースで、すす払いしているお寺が放映されていました。

正月準備も気になりますが、クリスマスまであと10日余りになりました。
夕方になってから、我が家の近くで、一般の家庭でのクリスマスイルミネーションがされている家を見てきました。
カーポートの屋根や二階への階段の手すりに飾られたイルミネーションです。
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サンタさんが3人で縄梯子を登っていました。

もう1軒、飾っている家がありました。
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2階のベランダに飾られています。
サンタさんんにミッキーマウス
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そりを引くトナカイが点滅しています。
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どちらの飾り付けも今話題の青色LEDが使われています。

以前にはもっとたくさんあったと思ったけれど、今日見て回った限りではこの2軒だけでした。


12月3日、この冬一番の冷え込みになり、我が家の玄関横の温度計が氷点下1℃になっていて、水たまりには薄氷が張っていました。

6時半からの朝散歩で、キューピーの工場まで来たところで東の空を見ると、日の出前の太陽の光が真上に伸びて光っているのが見えました。
6時45分の豊田市から見た東の山並です。
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6時53分、光が明るくなってきて
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6時56分、日の出の直前です。
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その後すぐに太陽が山並から顔を出しました。

規模の小さいものでしたが、風のない寒い朝に見られる大気光学現象の太陽柱です。
寒さに負けずに朝散歩に出かけたおかげで、きれいな光景の日の出を見られました。

冬の風物詩の吊るし柿。
朝の散歩で見かけた軒下に吊るされた干し柿です。
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ほとんどの家で、洗濯物干し場に吊るされています。
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もうしっかりと色が変わって食べごろになっているものも有りました。
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この家の人の話では、ただぶら下げておくだけではダメで、「美味しくなれ!美味しくなれ!」って、毎日やさしくモミモミしてやると、柔らかく旨みも増すそうです。

干し柿に用いられる柿は、そのままでは渋くて食べられない渋柿であり、乾燥させることにより、渋柿の可溶性のタンニンが不溶性に変わって(渋抜きがされて)渋味が無くなり、甘味が強く感じられるようになります。
その甘さは砂糖の約1.5倍とも言われています。DSCN9113

また、甘柿は渋柿と違って渋抜きをせずに食べられますが、糖度そのものは渋柿のほうがはるかに高いため、甘柿を干し柿にしても渋柿ほどには甘くならないそうです。

人間の食べ物に関しての知恵ってすごいものだと感心させられます。

11月23日(日)は国民の祝日「勤労感謝の日」です。
勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日として、昭和23年(1948年)に制定されました。
この日は、終戦までは新嘗祭(にいなめさい)の日でした。
新嘗祭は、明治5年の改暦以前は11月の第2の卯の日に天皇が行う収穫祭でした。
その年に収穫した新穀(主に米)を天地の神に供え、農作物に感謝し、自らも食する儀式です。
戦後廃止された新嘗祭の名前を変えて「勤労感謝の日」に改められました。

そんなこの日は、風もなく青空が広がる小春日和の良い天気になりました。
午後にのんびりと逢妻女川に散策に出かけました。
樹がまだ小さいけれど、川に向かう道でイチョウがきれいに黄葉しています。
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両岸をススキなどで覆われた逢妻女川です。
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静かな川面をゆうゆうと水鳥が泳いでいました。
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そんな中で、ブロックの川岸にチョコンと止まっているカワセミを見つけました!
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川の中の小魚を狙っているようです。
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カワセミは人の姿に敏感で、すぐに飛んで行ってしまいます。
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そっと近づいてアップで撮れました。
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この川はカワセミなどの野鳥の写真を撮る人には人気があるようで、この日も2~3人の人がズームレンズの付いたカメラを構えていました。
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なかなか姿を見せてくれないカワセミです。
粘り強く頑張って良い写真が撮れるといいですね。

11月18日の朝、町中を散歩道していると、家の庭などに最近大きく伸びた背の高い茎に、薄紫色の花を咲かせているものを、あちらこちらで見かけました。
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昔はこんな花は見なかったのに、ここ数年で多く見られるようになりました。
この花の名前は、ご存知の方も多いと思いますが「皇帝ダリア」といいます。
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皇帝ダリアは木のように高くなるので、別名「木立ダリア」とも呼ばれます。
屋根より高く3メートルから4メートルに成長して、テッペンに花をつけますので、とても目立ちます。
まさに皇帝という名に恥じない植物です。
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11月に咲く花なのに、霜には弱く、霜が降りるとすぐ枯れてしまうそうです。
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花の色は、どこの花も同じで、みんな薄紫色をしています。
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皇帝ダリアは短日植物で、昼の時間が短くならないと蕾がつきません。
街灯の近くや部屋の明かりがいつも当たるような場所では、蕾がつきにくくなります。
ということで、人工的な明かりが当たらない場所に植えないと花が咲かないこともあるようです。

こんな面白い花も、もうじき霜が降りる寒い朝になりそうなので、今のうちに楽しんでおきましょう。


豊田市の秋祭りの第4弾になります。

10月26日、朝からどんよりとした曇り空の一日になりました。
朝の散歩を終える頃の7時に、「どど~~ん」と大きな音の花火がすぐ近くで上がりました。
この日は、やつば池から一番近い神社、宮口神社の例祭の日でした。
午後から出かけてきました。
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神社の入り口には屋台が並び、鯛焼き・たこ焼き・いか焼きなどが良いにおいをさせています。
鳥居をくぐって緩やかな階段を数十段登っていくと神社の境内があります。
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境内は多くの人で賑わっていました。
拝殿前の舞台では、笛や太鼓の音に合わせて、地元の女の子たちの巫女(みこ)舞いが行なわれていました。
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まずは宮口神社の拝殿(本殿)でお参りをします。
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境内の広場では、たくさんの人が集まって、「棒の手」の奉納が行なわれています。
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鎌田流の棒の手は歴史も古く、愛知県の無形民俗文化財に指定されているものです。
宮口神社近くの各町内でも地元に伝わる文化財を熱心に指導されながら伝承されています。
最初は小学生以下の子供たちの棒の手の演技が、町内別に行われています。

その後、一般の部の棒の手が始まりました。
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大きな声で気合が入り、すごい迫力です。
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演技の前には、「ぶぉ~~ぶぉ~~」と、ほら貝が吹かれて雰囲気を盛り上げます。
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棒を振り回す相手に対して、高くジャンプして棒をかわし、DSCN8119
組み合う中で相手を投げ飛ばし、
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棒の先の鎌でとどめを差します。
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素晴らしい演技に、観衆から大きな拍手が送られていました。

棒の手の演技が行なわれている境内の隅には、火縄銃の発砲所がありました。
宮口鉄砲隊という名前で編成されています。
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ずらりと並んだ火縄銃です。
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衣装も揃った鉄砲隊が10人並んで、連続撃ちを披露していました。
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「ど~ん」「ど~ん」「ど~ん」耳をつんざく大きな音が境内の周囲の林に響き渡り、すごい迫力です。
銃口から噴き出る炎や煙の瞬間です。
火縄銃1

ひなわじゅう 

火縄銃

宮口神社は先日に祭りが行われた猿投神社とのつながりのある神社なので、お祭りの行事もよく似ています。
宮口神社は、猿投神社の入り口にある宮というのが名前のいわれのようです。

家から神社へはウォーキングを兼ねて歩いて行ったので、棒の手を見ていた時に振舞われたお神酒をいただき、チョッとほろ酔い加減になって、逢妻女川の散歩道を歩いて帰ってきました。

10月25日、朝の散歩で豊田市の市街地が望める枝下用水沿いのウォーキングコースから、東の山から昇る日の出の光景が見られました。
1週間前の10月18日に、日の出の時刻が5時台から6時00分になりました。
この時期の日の出の時刻は、毎日1分ずつ遅くなっていきます。

今日の名古屋市の日の出の時刻は6時06分と新聞に書かれていました。
朝の6時に家を出て、枝下用水のウォーキングコースに到着するころに日の出の時刻になります。
ただ新聞などで気象庁が発表している時刻は、日の出の方向に何も障害物が無い状態の日の出の時刻なので、枝下用水から見える日の出は、豊田市松平地区の山並みがあるため、少し遅れて太陽が山から顔を出します。

枝下用水ウォーキングコースの道から見た6時11分の東の空です。
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雲がある時と無い時では景観が違いますが、今日は東の空には雲が有りません。
場所を少し移動しました。6時15分です。
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6時17分です。まだ出てきません。
明るくなっている左の山が炮烙山(ほうろくさん)684m、右の山が六所山(ろくしょさん)611mです。
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6時18分、やっと太陽が顔を出しました。
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ちょうど、2つの山の間からの日の出になりました。

この後は、眩しすぎて写真はありませんが、あっという間に山の上に昇っていきました。

冬至の頃には、今よりも1時間近く日の出の時刻が遅くなります。

この時期、朝の散歩をしていて見かける野の花に白い可愛い花があります。
一般にはノギク(野菊)と呼んでいる野草です。
我が家の近くの朝日小学校の土手にも咲いていました。
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雑草の草むらの中で、たくさんの花を咲かせていました。
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野菊っていうのは野原に咲く菊に似た花を総称して呼んでいて、正しくはノギク(野菊)っていう名前の草花は存在しないようです。
道端でよく見かけるこの野草の花は「ヨメナ」という植物です。
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名前の由来は「嫁菜」とも「夜目菜」とも言われ、はっきりしませんが、
一説には、美しく優しげな花を咲かせるため「嫁」の名がついたといわれています。
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ヨメナの春の頃の若芽は美味しく食べられるそうです。

そんな野菊が咲いている道端に、黄色い花の「セイタカアワダチソウ」が覆いかぶさるように咲いていました。
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セイタカアワダチソウは、北アメリカ原産で、日本では切り花用の観賞植物として導入された帰化植物(外来種)です。
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日本国内へは、明治時代末期に園芸目的で持ち込まれたようですが、その存在が目立つようになったのは戦後です。
アメリカ軍の輸入物資に付いていた種子によるものが国内に広がった起因とされており、昭和40年代以降には関東以西から九州にて大繁殖するようになったそうです。

2014年10月8日の夜に、全国で皆既月食が見られました。
皆既月食が日本で見られるのは、およそ3年ぶりの2011年12月10日以来だそうです。

我が家の窓から見た夕方の東の空には、あいにく雲が多く出て、空を覆っています。
午後6時45分、幸いにも雲の合い間からおよそ半分になった月が見えてきました。
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その後も、ちぎれ雲がゆっくりと流れている中で、月が出たり隠れたりの状態でした。
7時00分ごろの月食です。
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7時12分ごろ、頭のてっぺんだけが光る、チョッと笑えるお月さんになりました。
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もう少しで皆既月食の始まりという所で、無念ながら雲に隠れてしまいました。

それから長い間雲に隠れていた皆既月食の月が、運よく7時58分~8時03分の5分間だけ雲の合い間が出来て、赤い月が姿を見せてくれました。
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それからおよそ30分間は、雲の中に月が隠れたままでしたが・・

8時32分に雲の切れ目から皆既月食が終わって、少し斜め左が光る月が見えてきました。
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雲に隠れたり現われたりの状態で、しばらくだんだん光が明るくなってくる月が見えていました。
8時59分のこの月の形まで見られましたが、とうとう大きな雲の中に隠れてしまいました。
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豊田市から見る皆既月食の状態は、こんな感じで雲に邪魔されましたが、なんとか見ることができました。
次回は半年後の2015年4月4日に、時間が短いけれど、また皆既月食が見られるそうです。

2014年10月6日、今日は十三夜です。旧暦の9月13日になります。
台風18号が朝、浜松に上陸し、足早に去って行きました。
午後には晴れ間が見えてくるまでに天気が回復し、夕方の東の空に十三夜のきれいな月が姿を見せてくれました。
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十五夜を中秋の名月と呼ぶのに対し、十三夜は「後の月(のちのつき)」「豆名月」「栗名月」ともいいます。
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古くから日本では9月13日の夜の月は、十五夜についで美しい月とされ、宴を催すなど月を鑑賞する風習がありました。
十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜は日本固有の風習で、秋の収穫祭の一つではないかと考えられています。

一般に十五夜に月見をしたら、必ず同じ場所で十三夜にも月見をするものともされていました。
これは十五夜だけ観賞するのは「片月見」といって忌まれていたからです。

午後6時の我が家玄関前で見上げた十三夜の月です。
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今日の月は、台風が雨を降らせて空気がきれいになり、一段と鮮やかな秋の月になったようです。

2014年の逢妻女川のヒガンバナ(彼岸花)も、今年の見ごろが9月末で終わろうとしています。
今年は例年に比べて開花が少し早かったようです。
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やつば池散歩道のブログで紹介させてもらいました彼岸花情報・第2弾~第6弾で、順次彼岸花の開花情報をお伝えしましたが、まとめとして同じ場所から見た開花状況の変化を写真で並べてみました。
いずれの写真も、宮上橋から上流方向を見た景観です。

①、9月12日の時には花芽がニョキニョキと顔を出してきた状態でした。
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②、4日後の9月16日、緑色の堤防にうっすらと赤く薄化粧がされてきました。
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川辺の石垣の近くには赤い帯が出来ていました。

➂それから4日後の9月20日(秋の彼岸の入り)、いっきに開花が進み、堤防が赤く染まってきました。
  満開までもう少しです。
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④9月23日の秋分の日(彼岸の中日)、ヒガンバナを見ながらの野点が堤防の上で行なわれました。
  ちょうどこの日には見ごろの満開になりました。
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一部の早く咲きだしたところの花は、少し白くなってきています。
花芽が出だした9月12日からわずか10日間ほどで満開になるという変化の早い花だということがわかります。

⑤それから4日後の9月27日(昨日が彼岸明け)、土曜日ということもあって、まだたくさんの人が見に来ていましたが、枯れ始めた部分が目立っていて「チョッと遅かったね!」という声が聴かれました。
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今年は秋の彼岸の入りから彼岸明けの間が見ごろという、まさに彼岸花でした。

逢妻女川彼岸花育成会の人たちが1年間かけて世話をしてきた苦労が、わずか2週間ほどの短い期間だけ華やいで、もうすぐ終わろうとしています。
育成会の人たちには、ほんとうにお疲れ様でした。綺麗な花を見せていただき有難うございました。
また来年も、きれいなヒガンバナの景観を楽しみにしています。

9月27日、逢妻女川のヒガンバナの様子を4日ぶりに見に行きました。
いつも写していた天王橋から下流方向を見た景観です。
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右岸堤防側と、
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そして、左岸堤防側です。
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早くから咲いていた土手の上の方は、もう花が枯れて黒くなっていました。

宮上橋から下流方向の男橋を見た景観です。
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振り返って、宮上橋から上流を見た景観です。
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枯れ始めた部分が目立ち、4日前の鮮やかさは無くなってきていました。

堤防の下に降りてみると、その様子が良くわかります。
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今年も綺麗に咲いてくれた逢妻女川のヒガンバナ。
また、来年の秋の季節まで一年間のお別れです。
逢妻女川彼岸花育成会の皆さん、ありがとうございました。

9月26日、家の近くの町の中を散歩していると、今までに無かった香りがしているのに気が付きました。
多くの家庭の庭に植えられているキンモクセイの木の枝に、いつの間にか黄色い花が咲き出しています。
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キンモクセイは、中国原産の常緑性樹木で秋に小さなオレンジ色の小花をかたまって咲かせます。
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キンモクセイの一番の特長は花の放つ心地よい芳香です。日本人には最も馴染みの深い花の香りのひとつではないかと思います

キンモクセイの名前の由来を調べてみました。
樹木の皮の様子が動物のサイ(犀)の皮膚(ひふ)に似ており、金色の花を咲かせるので「金木犀(キンモクセイ)」の名前が付けられたそうです。
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キンモクセイのモクセイは、惑星の木星を何となくイメージしていましたが、動物のサイの皮膚に似た木だからモクセイはチョッと驚きでした。

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キンモクセイの花の香りは、心地よい甘い香りで、また強く周りに広がることから、日本において汲み取り式便所が主流の時期には、便所の近くに植えられることも多くあり、公園の公衆便所などにも春に咲く沈丁花と同じように秋に咲くキンモクセイが植えられていました。
そうしたことからか、キンモクセイの香りがトイレの芳香剤として1970年代から1990年代の前半頃まで主流で利用されていました。
一部の年齢層においては、キンモクセイの香りがトイレを連想させることがあるとも言われています。
どの年齢層なんでしょうかね!

今日9月23日は秋分の日、お彼岸の中日です。
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。


仏教では、私たちの住む世界をこちらの岸「此岸(しがん)」、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界をあちらの岸「彼岸(ひがん)」と考えられています。
極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分のお彼岸にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。
これは仏教にはない習慣で、日本独自のものだそうです。

秋分の日の朝の9時半過ぎに、逢妻女川に咲くヒガンバナを見に出かけました。
北の空にはポッカリとちぎれ雲が浮かんでいます。
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天王橋から見た下流方向の堤防に咲くヒガンバナです。
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右岸側の堤防です。
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そして、左岸側の堤防です。
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どちらの堤防道路にも多くの人が来ています。

左岸堤防を宮上橋に向かって進んで行くと、右岸の堤防の上に青色と白色のテントが4つ張られた場所が有り、混雑しています。
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今日はこの場所で、ヒガンバナを見ながら「お抹茶とおはぎ」がいただける催しが行なわれています。

宮上橋の手前まで来ました。
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一面がヒガンバナで真っ赤になり満開です。
宮上橋から見た下流側の男橋方向です。
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30mほど進んで、振り返って見た宮上橋の下流側からの景観です。
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橋に戻って、宮上橋の上から上流方向を見た景観です。
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宮上橋から右岸堤防を上流方向に進んで行きます。
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テントの手前付近に堤防の下に降りれる場所が有ったので、川の近くまで降りてみました。

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川の向こう側の堤防を見上げると、左岸堤防が真っ赤になっています。
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テントの手前まで来ました。
ここで200円の呈茶券買って、空いた席に座って抹茶とおはぎをいただけます。
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逢妻女川彼岸花育成会の人のユニフォームです。
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満席状態の中を、小学生がお茶とおはぎを運んでいます。
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ゆっくりと景色を楽しみながら、お彼岸の味をいただきます。
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今回のおはぎには、きな粉がまぶしてありました。

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こちらは大忙しの厨房です。
抹茶茶碗の一つ一つを茶筅(ちゃせん)を使って抹茶をたてています。
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厨房では子供達が頑張っていました。

さらに上流方向に戻ってきたところでは、年配の仲間で撮影会をしているようで、「ちょっと見てちょう」「うみゃあこと撮れんでいかんわ」などと、カメラ談義が交わされている、微笑ましい光景がありました。
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今年は例年よりもヒガンバナの開花が早かったようで、今日がちょうど見ごろでした。
月末には、花の見ごろが終わりになりそうです。

※チョッと余談ですが・・・

お彼岸と言えば、あんこ餅の「おはぎ」ですよね。
地域によっては「ぼたもち」とも呼びますが、これは同じものです
漢字では「お萩」と「牡丹餅」と書きます。
小豆の粒を萩の花に見立てて「お萩」、牡丹の花に見立てて「牡丹餅」と呼んだのです。
ですから、厳密に言うと春は牡丹(ボタン)の花が咲くので「ぼた餅」、秋は萩(ハギ)の花が咲くので「おはぎ」ということになります。

9月20日(土)、今日は秋の彼岸入りです。
朝からどんよりとした曇り空の日になりました。
やつば池散歩道の端に数本生えているヒガンバナが満開の状態になっています。
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逢妻女川のヒガンバナの群生地も前回見に行ってから4日過ぎたので、どれくらい咲いてきているのか見に行ってみました。

県道284号線の宮上町2丁目の交差点に、この前行った時には無かったヒガンバナの案内板が立てられてました。
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交差点から200mほど歩いたところにある天王橋から逢妻女川の下流方向を見た逢妻女川の堤防に咲くヒガンバナです。
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右岸堤防と、
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そして、左岸堤防です。
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朝日が当たるのは右岸堤防ですが、なぜか左岸堤防の方が全体にはたくさん咲いています。
左岸堤防の道を、下流にある宮上橋に向かって進んで行きました。
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途中のところどころに白色のヒガンバナが咲いていて、真っ赤の中での良いアクセントになっています。
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チョッと振り返って見た、天王橋と宮上橋の中間地点付近の景観です。
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そして、宮上橋の手前まで来ました。
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そのまま進んで、宮上橋を20mほど通り過ぎてから、堤防の土手の下に降りて、振り返った景観です。
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宮上橋に戻って、橋の上から上流方向を見た景観です。
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遠くにトヨタ自動車の貞宝工場があり、その向こうには猿投山が見えています。

今度は右岸堤防を歩いて戻りながら、土手の下に降りて川のすぐ近くから見た景観です。
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土手の緑の草の部分にもヒガンバナのつぼみがニョキニョキと伸びているので、もう少しすると全体が真っ赤になりそうです。

堤防の道には、望遠レンズを付けたカメラを担いでいる人がいます。
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ヒガンバナの写真とは別に、逢妻女川に飛んでくるカワセミを写すのが狙いのようです。

カワセミも、ヒガンバナを見に来る人が多くいるので警戒してあまり姿を見せませんが、帰る途中でヒガンバナが植えられていない天王橋よりも上流のところに来たら、偶然にも川の中の小魚を狙って、川辺にチョコンと止まっているカワセミを見つけました。
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岸から飛び立って川に魚を狙って突っ込んでは岸へ戻って
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また川へ向かって突っ込んで行っては戻るのを繰り返して、川の中でキラキラと光りながら泳いでいる小魚を狙っていました。
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数回飛び込んでいくのを見ていましたが、なかなか魚を捕まえるのは難しいようでした。
そのうちに見えない場所へ移動して行ってしまいました。

ヒガンバナとカワセミを一緒に写真に撮れればいいけれど、簡単にはそんな写真は撮れそうもありません。

次回のヒガンバナ情報は、秋分の日の23日に見に行こうと思っています。

逢妻女川へ行く田んぼ道の道端に、今の時期には可憐な野の花がいろいろと咲いています。
そんな中で、明るい黄色がよく目立つのは「マツヨイグサ(待宵草)」です。
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「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」と、竹下夢二が詠んだ「宵待ち草」の詩に曲が付けられ広く歌われた為、すっかり宵待ち草(ヨイマチグサ)の名で一般に定着してしまったようです。
けれど、正式名にはマツヨイグサ(待宵草)といい、夕方から花を開いて朝になるとしぼんでしまうのでこの名が付けられました。
「マツヨイグサ」 より 「ヨイマチグサ」 の方が語呂も響きも良いので、竹下夢二が意識して書き換えたのか、単純に間違えたのかは定かじゃないようです。
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この他にもこの花を、世間一般の通り名として「ツキミソウ(月見草)」とも呼ぶことがあります。
でも、これも間違いで、実際の月見草は白花の別の花ですが、作家の太宰治が、「オオマツヨイグサ」のことを「富士には月見草が良く似合う」と書いた為、黄色のオオマツヨイグサが月見草として定着してしまったという話もあるようです。
いずれにしても、あまりかたい事を言わないで「マツヨイグサ」は「宵待ち草」や「月見草」と呼んでも差し支えないようです。

青い花が爽やかなツユクサ(露草)も道端でよく見かける花です。
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朝咲いた花が昼にしぼむことで朝露を連想させることから「露草」と名付けられたということです。

ツユクサには他にもいろいろな呼び方があり、青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたり、着き草を「月草」と字を変えたり、この他にも、特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名があるようです。DSCN6536
また、俳句を読む人の間では、露草、月草、蛍草などの名で、秋の季語とされています。
青色は水に溶けやすく古くは染物に多く使われたようですが、中国から藍染(あいぞめ)の技法が伝わってからは、ツユクサでの青い染物は衰退していったようです。

9月16日の朝6時、やつば池上空に広がる雲の形が、夏の季節には見られない姿になっていました。
池から東の方向を見た空です。
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太陽が東の低いところの雲に隠れていて、上空の雲に太陽の光が当たっています。

こんなきれいな空を見ながら、逢妻女川のヒガンバナの堤防まで朝散歩をしてきました。
天王橋から見た下流(宮上橋)方向です。
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右岸堤防と
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左岸堤防のヒガンバナの様子です。
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左岸堤防を歩いて行きながら、近くから見たものです。
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早いものは花を広げて真っ赤に咲いています。
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さらに歩いて、宮上橋の手前まで来ました。
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宮上橋から振り返って、上流方向を見たものです。
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この様子なら、もうすぐ見ごろになりそうです。

宮上橋の近くに立てられている説明板です。
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そしてその近くには、ヒガンバナを見ながらお茶をいただけるという「野点」の案内看板もありました。
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地元の人たちで結成されている「逢妻女川彼岸花育成会」が主催し、近くの小中学校が協賛して、今年は9月23日の秋分の日の午前10時から行なわれます。(雨天決行)

この催しは毎年行われており、一昨年(2012年9月29日)の時の写真です。
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抹茶とおはぎのセットで200円です。
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今年もぜひ逢妻女川ヒガンバナの野点に行こうと、今から楽しみにしています。
そして、その日が良い天気になるようにと願っています。


稲刈りが終わった田んぼ道や、逢妻女川の堤防の草むらに、小さなラッパ状の花が咲いています。
花の直径は10ミリ~15ミリ程度の白色の本当に小さな花です。
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写真に撮って、家で調べたら「マメアサガオ」という花でした。
北アメリカ原産の帰化植物です。
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別の所の草むらに、マメアサガオと同じような大きさの花で、朱赤色の花が咲いていました。
花の形もよく見ると五角形でマメアサガオとはちょっと違います。
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調べたら、マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)という名前の花でした。
原産地は中央アメリカで、 日本へは江戸時代の末期に観賞用として渡来した帰化植物だそうです。
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緑の中に鮮やかな色で咲いているので、小さな花ですがよく目立ちます。

道端に咲いている小さな花でも、調べてみるとみんな名前が有って、可愛いです。


9月12日の朝6時、散歩に出かけようと外に出ると、涼しいと言うよりも、ひんやりとした寒さを感じる空気でした。
涼しいはずです。気温が15℃近くまで下がっていました。
逢妻女川のヒガンバナ(彼岸花)がそろそろ咲き出すのではと気になったので、川の堤防まで行ってみました。
田んぼの稲刈りがずいぶん終わった風景になりました。
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刈り取りが終わった田んぼには、この日もシラサギが舞い降りて、
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朝の食事に来ていました。
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田んぼ道を歩きながら西の空を見ると、澄み切った青空に、中秋の満月を過ぎて3日後の月が明るく光っていました。
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デジカメのズームをいっぱいにして写してみました。
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表面のクレーターが見えるほどくっきりと写っています。
また1ヶ月後の満月が楽しみです。

逢妻女川へ到着して、天王橋から下流方向への左岸堤防を見ると、緑の草の中に小さなヒガンバナの花の茎が、ニョキニョキと伸びているのが分かりました。
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近づいて見ると、数えきれないほどのヒガンバナのつぼみが伸びてきています。
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左岸堤防は朝日が当たりませんが、朝日が当たっている右岸堤防には、まばらですが花を咲かせていました。
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川のすぐ近くの所には、花の茎がギッシリと列を作って伸びています。
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この状態なら、もう数日で咲き出しそうな感じがします。

宮上橋まで来ると、橋の向こうが真っ赤になっていました。
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少し前のブログで紹介したもので、8月の終わり頃から咲いている早咲き品種のヒガンバナです。
さすがにもう見ごろが過ぎて、花が少し白っぽくなっていました。
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宮上橋から上流側を見ると・・・
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川の両側の堤防は、地元の人たちの手できれいに草が刈られて、ヒガンバナが何時伸びても良いように準備が整っています。
今から一週間もすると、堤防の姿がどんどんと変わっていきそうです。

9月9日、今日は重陽(ちょうよう)の節句です。
昔、中国では奇数を陽の数とし、陽の極みである9の数が重なる9月9日は大変めでたい日とされています。
この日には、菊の香りを移した菊酒を飲んで邪気を払い、長命を願うという風習がありましたので、「菊の節句」とも呼ばれています。
日本には平安時代の初めにこの風習が伝わり、宮中では観菊の宴が催されました。
菊の宴とも言われています。

収穫の時期にもあたるため、庶民の間では栗を食べて「栗の節句」としてお祝いをしていたようです。
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いずれの行事も旧暦の9月なので、今の9月ではまだ菊も咲いていなので菊の節句というイメージになりませんが、栗は手に入ったので、我が家の今晩の食事には栗ごはんをいただきました。
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また。昨日は中秋の名月の十五夜でした。
夕方はまだ東の空に雲があったけれど、夜の8時過ぎには月も空の高いところに移動して雲が晴れて明るい月が輝いていました。

やつば池の上で輝く名月をと、カメラを持っていきましたが、こんな写真しか撮れませんでした。
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8日の午後9時過ぎのやつば池の上の十五夜です。

ということで、昨日の9月8日は「中秋の名月」でしたが・・・
今日9日は、月が最も明るく見える「スーパームーン」となるそうです。
スーパームーンというのは、楕円軌道している月が地球に最接近する時と満月の時とが同じ日になる現象のことを言います。
NASA(アメリカ航空宇宙局)によると、通常の月に比べて、スーパームーンでは大きさが14%、明るさが30%増して見えることがあるとのことです。

珍しい現象ではありますが、今年は今までに7月12日と8月10日と2回見ることができたそうです。
そして、今年のラストチャンスは9月9日の・・・今でしょ!

ということで、9日の夕食後に、カメラを片手にやつば池に行ってみました。
真ん丸に光る満月の「スーパームーン」が夕闇の東の空に現われました。
午後6時40分ごろのやつば池です。
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十六夜の月の光が八ツ谷(やつば)池の水面に反射して輝やいていました。
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そのあと6時50分ごろに、月にうっすらと雲がかかってきました。
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夜のやつば池散歩道には余り行く機会がありませんが、今夜の涼しい夜風の中で散歩している人が何人かいました。

月の写真を撮っていたら、「うまく撮れますか!」って声をかけられましたが、返事に困る写真しか撮れません。
それなりの写真を撮って、きれいな名月を眺めながら家へ帰ってきました。

9月2日、夜半までの雨も止んで、良い天気になりました。
この天気を待っていたかのように、やつば池近くの田んぼでは、あちらこちらで稲刈りが行なわれていました。
すでに稲刈りが終わった田んぼに、最近では珍しい稲穂が天日干しされているものがありました。
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その田んぼを見渡したら、3台のコンバインが働いていました。
その中の1台は、チョッと小型の2条刈りのコンバインでした。
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田んぼの外回りから反時計方向に順々に中へ刈り込んでいきます。
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もう一ヶ所では大型のコンバインが刈り始めています。
こちらの方は一度にたくさんの刈り取りが出来る6条刈りでした。
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しばらく見ていたら、刈り始めのころには2~3羽しかいなかったシラサギでしたが、
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コンバインが稲を刈り取って行くにつれて、何処からともなく多くのシラサギが集まってきました。
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刈り取った所に虫がいるのか、それとも何か美味しい食べ物に有り付けるのか、10羽を超えるシラサギが、コンバインの周りに群がってきました。

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その様子は、まるで漁船の後ろにカモメが群がっているような風景でした。
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コンバインのタンクの中のモミが一杯になると、トラックの荷台の中に筒から吐き出しています。
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美味しいお米がたくさん収穫できて、お米の値段が下がってくれれば嬉しいのですが、さてどうなるのでしょうか?
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もう少しすると、愛知県産(豊田産)の新米が市内のお米屋さんの店先に並ぶようになりそうです。

8月30日、太陽が顔を出し、久しぶりに青空が帰ってきた感じがします。
そんな日の朝の散歩で小さな秋を見つけました。
やつば池の近くの農家の畑の一角に、実りの秋の季節を感じるところがありました。

それは栗(くり)の木です。
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まだ8月なのに、もうこんなに実が大きくなっていました。
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栗の殻がはじけて、実が顔を出しているものがあります。
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まだこれから実る緑の殻の閉じたものがたくさんあるので、今年の栗は豊作のようです。
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秋の味覚の栗ご飯や栗きんとんが味わえるのも、もうすぐのようです。

やつば池に行くと、池の周囲にあるドングリの樹にも小さな実が枝先にくっついていました。
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もう少し大きくなって、ドングリの実が散歩道に落ちてくるのも、もうそんなに先のことでもないようです。

まだ9月に入っても、残暑の厳しい日もあると思いますが、季節は確実に秋に近づいていると感じる朝の散歩でした。

8月29日の午後、やつば池から数百メートル南西にある逢妻女川の堤防に行ってみました。
毎年8月末ごろに咲く早咲きのヒガンバナが、宮上橋の下流側の右岸20~30mの距離の堤防斜面に、今年もすでに咲いていました。
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地元自治区の有志で結成されている「逢妻女川彼岸花育成会」の人たちが、平成8年度から宮上橋近くの堤防にヒガンバナの球根を植え続けています。

その活動をする中で、豊田市からの援助で数年前に早咲きの品種のヒガンバナの球根をこの場所に植えられたそうです。
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標準的なヒガンバナの花は、秋のお彼岸頃に咲きますが、まだ8月なのに一足早くヒガンバナが咲いているのが見られます。
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宮上橋の上流では、1か月後のヒガンバナの花が咲く場所の草刈りが行なわれていました。
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彼岸花育成会の人たちが草刈り作業をされていると思われます。

堤防に生えた雑草がきれいに刈り取られ、この場所にヒガンバナが咲き出す準備がされています。
およそ100万本のヒガンバナの花で、真っ赤に彩られる逢妻女川の堤防が見られる9月末頃が、今から楽しみです。

8月23日、今日は二十四節気の一つ「処暑(しょしょ)」です。
暑さが和らぐという意味で、秋の七草の萩の花が咲き、穀物が実り始める頃になります。
暦の上では、厳しい暑さの峠を越して、朝夕は涼しい風が吹き始め、秋の気配を感じるようになるということです。

この日は、朝の散歩の時間帯の6時ごろから小雨が降り出し、午前9時ごろには激しい雨が降るという天気になりました。

そんな日だったので、一日前の朝に、やつば池の西側にある丸根町の田んぼを散歩した時に撮ってきた写真で紹介します。
田んぼは、もうすっかり稲穂が大きくなり、田んぼの場所によっては稲穂の色が黄色っぽくなっているところもあります。
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資料によると、豊田市は愛知県内での米の収穫量が一番多いそうです。
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豊田市は、くるまの町ですが、コメどころでもあるんです。
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田んぼを歩いていて驚いたことに、一ヶ所の田んぼでは、すでに稲刈りが終わったところもありました。
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まさに処暑の説明にあるように、穀物が実り始める頃でした。
猛暑日が減って、少しは過ごしやすくなっていくんでしょうか・・・

お盆の頃から町中を散歩していると、道端や草むらや民家の庭などに咲いている白いユリの花を多く見かけるようになりました。
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駐車場のコンクリートの間にも咲いていました。
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この花はタカサゴユリです。

タカサゴユリ
は、台湾原産の帰化植物で、タカサゴという名前は、台湾のことを琉球語で「サカサング」ということに由来し、言葉が変化してタカサゴと呼ばれるようになったといわれています。
日本には観賞用として大正時代に導入されたようです。
日本のテッポウユリ(鉄砲百合)とよく似た花ですが、テッポウユリは5~6月に咲き、タカサゴユリは8~9月に咲きます。
荒地にも生育しますが、きれいな花を咲かせるので除草されず、広く日本国内に広がっていったようです。

タカサゴユリは種子で繁殖します。
花が終わると1輪につき1本、長さ10㌢ほどの細長い莢(さや)が出来ます。
晩秋になると莢がはじけてたくさんの種子が放出されます。
種子はポテトチップスのような形で、風で運ばれます。

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地面に落ちた種子は翌年の春に芽を出しますが、その年は葉っぱが出るだけで花を付けません。
球根が大きくなっていき、翌年ごろから花が咲き、年を追って1本の茎に咲く花の数が増えていきます。
ただし数年花が咲くと、急に芽が出てこなくなるようです。
連作障害が原因といわれています。

最近の散歩中、やつば池の周辺の町中で見かけたタカサゴユリです。
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草むらに咲いていた花には、昆虫が蜜を求めて止まっていました。
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まだしばらくの間は、涼しげな白いユリの花が楽しめそうです。

8月18日(月)、トヨタ自動車及びトヨタの関連企業がお盆の夏季連休だった9日間が終わり、休日モードだった市内の様子から、またいつもの活気のある自動車の街、豊田市に戻りました。

それでも、まだ学校は夏休みです。
ここ数日、雨模様の日が多くて猛暑日になっていませんでしたが、今日は久しぶりに気温が35℃を超える猛暑日になり、真夏の空が戻ってきました。
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この日の午後、やつば池から近くにある豊田市営のプールがこの暑さで賑わっているのか、様子を見行ってみました。
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豊田市の毘森(ひもり)公園の敷地内には、市営の屋外プールがあります。
8本のコースが並ぶ競技用の50メートルプールと、
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滑り台がある児童用遊戯プールを備えています。
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毎年7月第2日曜日から8月31日の夏季のシーズンにオープンし、夏休み期間中には、水泳や水遊びを楽しむことができます。
プールの入場料は、高校生以上が300円、中学生以下は100円です。

平日の午後ということもあってか、広い50メートルプールには15人ほどしかいませんでした。
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児童用遊戯プールの方が人が多くいます。
それでも、20人ぐらいでした。
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こんなに立派な施設が有るのに、利用する人が少ないのはどうしてなのでしょうか。
そういう私も、もうずいぶんこのプールに入ったことがありませんが・・・

お盆過ぎの日曜日です。
朝の散歩で、住宅の庭などに、きれいな花を咲かせている花木があります。
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その花の名前は、サルスベリです。
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サルスベリ(別名=百日紅)は、夏を代表する花木の一つで、薄桃色や桃色、赤紫、白色の花をを多数咲かせます。

中国原産で、江戸時代に日本に伝来した花木です。
サルスベリという花の名前は、樹幹を覆っている皮が薄く剥げ落ちやすく、木肌がツルツルしており、 木登りが上手なサル(猿)でも滑ってしまうということから来ています。
(実際には猿は滑ることなく、簡単に上ってしまいます)
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薄い桃色の花です。
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白色です。
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赤紫色です。
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こんな珍しい色のものも有りました。
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別名のヒャクジツコウ(百日紅)とは、紅色の花が7~9月にかけての長期間(百日、3ヶ月間) 咲いていることによる漢名に由来します。
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暑い夏ですが、爽やかな色で咲くサルスベリの花を楽しみながら朝の散歩をしています。

今日は終戦記念日です。
69年前の1945年(昭和20年)8月15日の正午、昭和天皇による「玉音放送」がラジオから流れ、日本が無条件降伏したことが伝えられました。
団塊の世代として、戦後の平和な日本に生まれてきたことに感謝する一日でした。

そんな日に、我が家の窓ぎわの緑のカーテンを紹介します。
その一つはアサガオです。
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毎朝、たくさんの花が咲いています。
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涼しげな淡い色です。
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もう一つはゴーヤ(ニガウリ)です。
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こちらは、栄養を補給する食材の一つとして、美味しくいただいています。
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どちらも、春に苗を分けてもらったものです。
暑い夏の日ですが、緑のカーテンで涼しさを感じています。

やつば池に近い町中の散歩道で、大きなイチョウ(公孫樹)の樹を見つけました。
朝日小学校に近いところにある、整形外科病院の敷地に植えられています。

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まだ緑色の葉ですが、その葉の周りに黄色の花が咲いたように見えます。
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よく見ると、その黄色のものはイチョウの実のギンナン(銀杏)でした。
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たくさんの実が、まるでブドウの巨峰の実の房のようにぶら下がっています。
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先日の台風の風で飛ばされたと思われる実が地面にもたくさん落ちていました。
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それにしても、たくさんの実が付いたイチョウの木です。
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もう少しすると、地面にいっぱい落ちた実から、ギンナンが収穫できそうです。

8月12日、甲子園球場で夏の高校野球が昨日から始まり、今日は愛知県代表の東邦高校が第一試合に登場し、猛打で見事な勝利をおさめました。
台風11号が去っても台風一過というような好天にはならず、雨が降ったり止んだりのぐずついた日になりました。
やつば池近くの町中の散歩道に、サツマイモ畑の横に、あまり見かけない穀物が実っています。
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台風の強風にも倒れずに踏ん張っています。
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穂先です。
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写真を撮ってきたものを家で調べてみると、この穂はキビ(黍)でした。

五穀豊穣という言葉を耳にしますが、キビはその五穀の中の一つにある穀物です。
ちなみに五穀とは、米(こめ)・麦(むぎ)・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)を呼ぶのが一般的のようです。

キビについて資料でみると・・・
中国の華北地方では、アワとともに古代の主要穀物であった。
日本には縄文時代に渡来したアワより遅く、弥生時代に中国から渡来したと考えられている。

生長すると1メートル程度になり、夏から秋にかけて茎の先に20センチメートル程度の穂ができ、垂れ下がる。
秋に花が咲き、黄色い実がなる。実が黄色であることから、「黄実(きみ)」→「きび」となったとするのが有力な語源説である。
実をそのまま炊いて粥にして食用にしたり、粉にして餅や団子などにしたりする。

岡山県の吉備団子も、元々は黍団子の一種で、その名の通り黍粉を原料としていた。
吉備と黍(キビ)の語呂合わせから吉備団子と書かれるようになった。
現在では、黍粉を使わずに白玉粉などで作られることも多い。
桃太郎伝説に登場するキビダンゴは黍で作られた団子であり、江戸時代末期になって登場した吉備団子ではない。
・・・と書かれています。
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ここの農家の方はこのキビをどうするのかは分かりませんが、穂が垂れさがっていて豊作のようです。

7月23日、今日は二十四節気の一つ「大暑」です。
一年中で一番暑い頃ということです。
梅雨も明けて毎日蒸し暑い日が続いています。

一般的には、立秋の前の18日間を夏の土用と言い、この期間を「暑中」と呼びます。
暑中見舞いのハガキを出す時期でもあります。

こんな暑い時期の朝の散歩で見かける涼しげな花があります。
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ムクゲ(木槿)という花です。
真っ白な花の他に、ピンク色のものもあります。
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他にも白い花で中心部が赤い品種の花や、
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一重じゃなくて八重の花のムクゲもありました。
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町内を散歩していると、あちらこちらの家の庭などに咲いているのを見ることができます。

ムクゲの花によく似たフヨウ(芙蓉)という花があります。
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ムクゲに比べて背が低く、葉っぱが大きくて五角形をしているので、違いが分かると思います。

フヨウの花はムクゲよりも時期的に遅めの7月の後半ごろから咲き始めます。
さらに、フヨウの花は一日花ですが、ムクゲの花は3~5日ぐらい開いたり閉じたりして咲き続けます。

西山公園の日本庭園には、アメリカフヨウという花が咲いていました。
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一般のフヨウの花よりも大きな花が咲きます。
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フヨウの花には、朝は白く咲いて夕方にはピンク色に変わっていくという「スイフヨウ(酔芙蓉)」という花もあります。
昨年の9月に奥殿陣屋で写したスイフヨウです。
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スイフヨウの花の色の変化です。
9時半ごろ
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11時ごろ
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12時半ごろ
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この写真まで撮って帰ったのでこの後の写真はありませんが、夕方にはもう少しピンクが濃くなって蕾んでしまいます。

人がお酒に酔って、顔の色がピンク色になっていくのと、よく似ているということで、スイフヨウ(酔芙蓉)という名がつけられたようです。

スイフヨウの木が昨年は散歩コースにも有りましたが、残念ながら宅地になって根こそぎ無くなってしまいました。

いろいろなムクゲやフヨウは、今の時期に町内を散歩しながら楽しめる夏の花です。

7月19日(土)、今日から夏休みに入りました。
私の住んでいる町内会の豊田市西山自治区では、早くも19日の夕方から盆踊り大会が行なわれました。
会場は西山区民会館の広場です。
広場の中央にやぐらを組んで、その上で太鼓を叩きます。
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やぐらを囲んで輪になって踊ります。
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今年の盆踊りの曲目は、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」が追加され、「炭坑節」や「河内おとこ節」など、例年の踊りに、みんな楽しそうに踊っていました。
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途中の休憩では、棒ジュースの配布や、お菓子の交換券を持ってきた人にはお菓子が渡されていました。

そして最後には、楽しみ大抽選会がありました。
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1等賞には、新潟産のこしひかり10キロが3名に当たりました。
その他に2~5等賞まであって、総勢800名にいろいろな賞品が手渡れていました。

この日は、午後にも雨が降ったりして開催が心配されましたが、夕方からは幸いにも雨も止んで、無事に盆踊り大会が終了しました。

7月7日、七夕(たなばた)です。
笹に願い事などを書いた短冊を付けて飾るという、昔からの伝統行事です。

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でも、最近はあまり見かけなくなってしまいました。

しかも梅雨時の行事なので、なかなか晴天の空が望めないし、晴れていても空には数えるほどしか星が見えず、「天の川って何処にあるの」っていう世の中になってしまいました。

豊田市内でも、奥三河の山に行けば、空が暗くて天の川が見えますが、やつば池の散歩道からでは無理なことです。

七夕にちなみ「牛郎織女」という中国の神話伝説からの七夕説話を紹介します。

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こと座の1等星ベガは、七夕伝説では織姫星(織女星)として知られています。
織姫は天帝の娘で、機織(はたおり)の上手な働き者の娘でした。
夏彦星(彦星、牽牛星)は、わし座のアルタイルです。
夏彦もまた働き者であり、天帝は二人の結婚を認めた。
めでたく夫婦となった二人ですが、夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、夏彦は牛を追わなくなってしまいました。
このため天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離しましたが、年に1度、7月7日だけ天帝は会うことをゆるしました。
天の川にどこからかやってきたカササギが橋を架けてくれ会うことができました。
しかし7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増し、織姫は渡ることができず夏彦も彼女に会うことができません。
星の逢引(あいびき=デート)であることから、七夕には星あい(星合い、星合)という別名があります。
また、この日に降る雨は催涙雨とも呼ばれます。
催涙雨は織姫と夏彦が流す涙といわれています。

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豊田市の今年の7日の夜空は、雨は止んでいますが曇り空でした。
涙が落ちてきていないので、雲の上では織姫と夏彦の二人が会っているのかな?

今年は例年に比べて雨の少ない梅雨ですが、今日の昼前から久しぶりの雨模様になりました。
最近の雨の降り方は、降り出すと大雨になる傾向が強いようです。
今日も長崎などの九州地方では、朝から昼過ぎにかけて集中的な豪雨になっているようです。

そんな梅雨の時の朝の散歩で見かける涼しげな花があります。
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よく見かける花ですが、名前を知らなかったので調べてみました。

南アフリカ原産でユリ科の「アガパンサス」という名前の花でした。
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アガパンサスという名前は、ギリシャ語のagape(アガペ 愛)とanthos(アントス 花)の2語の組み合わせで名付けられたそうです。日本語で直訳すると「愛の花」となります。
ロマンティックな名前の花なんですね。

別のお宅では、オレンジ色のノウゼンカズラと一緒に咲いていました。
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葉っぱの形が似ているから、別名をムラサキクンシランと呼ばれています。
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球根ですがそのままにしておいても次の年にまた咲いてくれるので、非常に育てやすい花だそうです。

多くの家庭の庭に植えられていて、散歩しているとよく見かけますが、花の名前でカタカナの文字が多いとなかなか覚えられません。
「アガパンサス」という名前、来年のこの時期には忘れていそうです。

朝の散歩で、やつば池近くの朝日町界隈を歩いていて、最近見かけるようになった橙色の鮮やかな花があります。
その花は、夏の花のノウゼンカズラです。
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このお宅の庭の他にももう一軒、別のお宅の玄関横にも咲いていました。
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長く伸びたつるの先に、大きな花がぎっしり咲いています。

写真はありませんが、西山公園のバス停前の垣根にも数本のノウゼンカズラが花を咲かせています、

ノウゼンカズラは中国原産の花で、日本へは平安時代に渡来して、薬用として栽培されていました。
漢名は凌霄花(りょうしようか)と言います。
には「しのぐ」、には「そら」の意味があります。
つまり「天を凌ぐほど高く登る花」という意味になります。DSCN3400

和名のノウゼンカズラは、漢名の凌霄(りょうしょう)が元で、ノウセウ→ノウセウカズラ→ノウゼンカズラと、転訛していったとされています。
カズラとは、つる性の植物のことをいいます。
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金沢市の玉泉園にあるノウゼンカズラの古木は、豊臣秀吉の時代に朝鮮半島から持ってきたものと言われていますので、樹齢が400年以上になっていると思われます。
漢方では、花を薬として用い、利尿に効果があるそうです。

花は数日間咲いて、大きな花ごと”ポトンポトン”と落ちるので地面の掃除が大変ですが、数少ない夏の木に咲く花として親しまれています。

やつば池から丸根町の農道を歩いて逢妻女川の堤防のウォーキングロードに行くと、川の両側の3ヶ所にブドウ畑があります。
近くの農家の方が栽培されています。
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すぐ向こうにはトヨタ自動車の貞宝工場があり、工場とブドウ畑の間に、もう少しすると国道155号線のバイパス道路の工事が始まります。
そんな環境の中にあるブドウ畑です。

週に1度か2度程度、朝の散歩で逢妻女川の堤防の方に来ていますが、時々ブドウ畑を見ては小さな実がぶら下がってきているなぁと思っていました。
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6月26日、この日に改めてブドウ畑を覗いて見てみると、ブドウの実はどんどん大きくなっていました。
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詳しい品種とかは知りませんが、色づいて収穫までにはあと1ヶ月くらいでしょうか?
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熟して甘くなるころには、鳥からの被害を防ぐために、ネットを張ったり、鳥脅し用の音を鳴らしたりと、苦労されています。

このブドウ園の農家の方は、毎年夏休み明けの頃に、近くのこども園の児童を招いて、ブドウ狩りの体験をさせてあげて、子供たちに喜ばれています。

今年もたくさん収穫できることを願いながら、ブドウ畑の風景を楽しんでいます。

やつば池の近くで、農家の畑を借りて家庭菜園を楽しんでいるお宅があります。
朝の散歩の途中に、時々畑で作業をされている姿に出会います。
冬野菜の白菜や大根、春のエンドウや玉ねぎなど、上手に野菜を育てられていて、いつも感心して見ています。
今の時期には、スイカがどんどん大きくなっていくので、大きくなったら分けてもらえると嬉しいなって話をしていたら、
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先日「収穫できるスイカがあるので取りに来ませんか」って連絡がありました。
喜び勇んで畑に向かいました。
畑で待っていてくれて、一番大きいスイカをその場で収穫していただきました。
家に持ち帰って重さを量ってみると、 7.1キロもありました。
さっそく半分に切ってみると・・・
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ちょうどいい状態で、まさに食べごろでした。
さっそく一口いただいたら甘い甘い!、糖度も十分の美味しいスイカでした。

大きすぎて冷蔵庫に入らないので、小さくカットして冷やし、食後のデザートに思わぬ贅沢ができました。
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いい人がいっぱい、いいことがいっぱいの朝日町・やつば池界隈です。

今日も、朝から小雨がシトシトと降って、まさに梅雨の天気です。
今日6月11日は、カレンダーに「入梅」と書かれています。
気象庁が発表した東海地方の今年の梅雨入りは、たしか6月4日でした。
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日本の暦の上での「入梅(にゅうばい)」とは雑節の呼び名です。
二十四節気の一つ「芒種」から5日目に当る頃を暦では「入梅」としています。
そして、今日から約30日間が梅雨といわれています。

しかし現実には、毎年同じ日に梅雨入りがくるわけでは無く、地域や気候によって差が生じるため、気象庁の出す「梅雨入り宣言」が実際の梅雨入りの目安になっています。

「入梅」の由来や起源は、はっきりとわかっていません。
ある説によれば、気象学がまだ発達していなかった頃は、農作物の出来高をよりよいものにするために「梅雨」がくる時期の目安を知っておく必要がありました。
そこで、農家の人の田植えの目安として、江戸時代に暦の上での入梅が設けられたということです。
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梅雨といえば・・・アジサイの花です。
街中を散歩していても、各家庭の庭に咲くアジサイをあちらこちらで見かけます。

青い色のアジサイに
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紅い色(ピンク)のアジサイ。
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アジサイの花の色は、植えられている土壌が、酸性かアルカリ性かで変わるといわれます。
根から吸収されるアルミニウムのイオンが影響するそうですが・・・・・
難しいことはさておいて、一般に土壌が酸性ならば青い花に、中性又はアルカリ性ならば紅い花になります。
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アジサイは漢字では「紫陽花」と書きます。

小さな粒々にポツンと大きな花が咲いているのは「ガクアジサイ」です。
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ガクアジサイは日本に自生する原種で、栽培品種であるアジサイ(狭義) のもとになったものだそうです。
江戸時代に来日した西洋の学者は アジサイには学名を付けたが、ガクアジサイを見逃した?ようで、原種の前に 栽培品種に学名が付けられたという話があります。

今では西洋アジサイと言われる品種改良されたものが多く出回っていて、色や形の違いでいろいろなアジサイが楽しめるようです。

ところで、やつば池散歩道には、アジサイの花が植えられていません。
そこで今、やつば池クラブの人たちがアジサイの苗を育てています。
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西山公園の緑の相談室の先生の指導を受けて、それぞれの家で昨年の暮れに挿し木をした苗を持ちよりました。
その苗を、移植しようとしている場所の近くの一ヶ所に集めて環境に慣らしています。
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50センチほどの大きさまで育てたものを、枯らさないように夏越えさせて、秋に葉っぱを落とした頃に、半日陰の環境の場所を選んで植えると良いそうです。

2~3年後には、やつば池散歩道にも、アジサイの花が見られるようになることを楽しみにしています。

真夏日が続いていたと思ったら、6月2日の今日は、九州地方で梅雨入りしたとの情報です。
暑いのも嫌だけれど、梅雨のジメジメも歓迎できません。
でも、梅雨は農家の人たちにとっては大切な季節なんですよね。
我が家のプランターでの家庭菜園で、チョッと珍しい野菜が二つ育っています。

その一つは、紫色の実のなるエンドウ豆です。
近くの家庭菜園でも先日、見かけたのでそんなに珍しく無くなっているのかも知れませんが、「ツタンカーメン  エンドウ」です。
春に種蒔きをしたので、最近になってやっと花が咲き、実がなりだしました。
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花はキヌサヤエンドウと同じようなピンクの花です。
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実はまだ小さいですが、濃い紫色をしています。
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収穫までには、もう少し大きく育ててみます。

この濃い紫色のさやをしたエンドウ豆は、古代エジプトのツタンカーメン王の墓から出土した豆の子孫といわれています。
日本には、昭和31年(1956年)にアメリカから伝わり、古代エジプトにまつわるエンドウ豆として主に学校関係など教育機関を中心に広がったようです。

三千年も大昔の豆が、はたして生きていたのかどうか、その真偽はともかく、ロマンを感じさせてくれるエンドウ豆です。
もちろん、ツタンカーメンエンドウは美味しく食べられます。

もう一つは、ズッキーニです。
4月のとよたガーデニングフェスタで苗を買ってきたものです。
スーパーの店頭に売られているズッキーニは、キュウリのような形をしています。
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でも、我が家のズッキーニは円盤形の実がなるというズッキーニです。
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UFOズッキーニとも呼ばれているそうです。
苗を買った時の名札には品種名が「サマーデリケーツ」と書かれていました。

初物が実りましたので、収穫しました。
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どういうふうに調理して食べるものか、よくわからないので調べてから、調理してもらいます。
不思議で楽しみな野菜たちです。

5月の最後の日、今日も気温がグングン上がって、気象庁のデータで、豊田市の最高気温が午後3時20分に観測された34.2℃だったようです。
全国的にも、九州の大分県をトップに、この日の最高気温のベスト10に入る数値です。

こんな暑い日でも、朝の散歩の時間の6時頃は気温が18℃くらいで爽やかでした。
今日の朝散歩のときに、近所の家で見つけたアジサイの花です。
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ガクアジサイの一種ですが、花びらが八重で花の形が丸くなくてチョッと尖った形をしています。

そしてもう一つは、葉っぱが柏の葉の形をしているカシワバアジサイです。
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この家のカシワバアジサイは、花びらが大きくてとっても綺麗でした。
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どちらのアジサイの花も真っ白で涼しげな花でした。

散歩の最後に、数日前にブログで紹介した近所の家のツバメの巣を覗きに行ってみました。
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ツバメのヒナが大きくなっていて、巣からこぼれそうです。
先回見たときは6羽のヒナがいましたが、この日は4羽しか確認できませんでした。

大きくなっても、まだまだ子供です。
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巣の中で大きな口を開けて親ツバメが運んでくる食べ物を待っています。
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ツバメは孵化してから巣立ちまでに、およそ3週間と長い期間かかります。
巣立ったあとも数日間は親から食事をもらいながら少しずつ訓練して、やがて自分で餌を捕るようになると親から離れ、それから秋までの間は、河川敷やため池の草むらなどで集団生活をしているそうです。
巣立ちのときが見られるかどうか、ときどき覗かせてもらおうと思っています。

まだ5月だと言うのに連日、真夏日の30℃を超える気温を観測しています。
夕方近くに逢妻女川近くの田園地帯を散策しました。
気温は高いようですが、空気が乾燥しているので、夏の蒸し暑い時期とは体感する暑さが違って爽やかな暑さです。
田植えが終わって、緑色が濃くなった田んぼと並んで、収穫が近い黄褐色の麦畑が広がっています。
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麦畑の向こうに見える緑の林は、トヨタ自動車の貞宝工場です。
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麦が実るこの時期のことを、「麦秋(ばくしゅう)」と言います。
岡崎市や安城市を中心にして、西三河地区の畑では小麦の生産が盛んで、このころには麦畑が黄褐色に色づく景観をよく見ることができます。
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自動車の街の豊田市にも、まだまだ田園地帯が多くあり麦畑が広がっています。

麦が実った時の色を「小麦色」ともいいます。
小麦の種子のようなつやのある薄茶色で、特に健康そうに日焼けした肌の色のことを「小麦色の肌」といいますが、最近では「日焼けは肌の大敵」のイメージで、「小麦色」という言葉をあまり使われなくなったように思います。

散歩中に見つけたチョッと驚きの光景です。
この時期に夏の花のペチュニアをよく見かけます。
多くの家庭のガーデニングでは、プランターやハンギングバスケットなどに植えているのが普通だと思いますが・・・ここの花は違います。
なんと、住宅地の石垣にピンク色のペチュニアが咲いています。
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古くて崩れかかった石垣ではなく、ほとんど隙間など無いしっかりとした作りの石垣です。
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石と石の間に有るコンクリートの割れ目です。
こんなところに苗を植えることなんて出来ないので、種から芽が出て育ったものでしょう。
それにしても、この生命力にはビックリです。
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大きく成長して、次々と花を咲かせています。
朝の散歩でこの家の前を通るたびに、石垣の隙間で元気に咲いているペチュニアの花に元気をもらっています。

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