やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

カテゴリ: 豊田市外の話題や情報

第27回 全国菓子大博覧会・三重「お伊勢さん菓子博 2017」が三重県伊勢市で4月21日(金)から5月14日(日)まで開催されています。
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ゴールデンウイークの最終日で、菓子博も残すところあと1週間という5月7日(日)に伊勢市へ出かけてきました。

伊勢までの道路も菓子博の駐車場も混雑するということを予想して、伊勢市には初めて近鉄電車で行くことにしました。

名古屋駅からフリー区間(伊勢市駅~五十鈴川駅間)までの往復乗車券およびフリー区間内の乗車券、伊勢・二見・鳥羽地区の三重交通路線バス、伊勢二見島羽周遊バス「CANばす」のフリー乗車券および「お伊勢さん菓子博2017」入場券をセットにしたお得な乗車券「お伊勢さん菓子博2017往復きっぷ」を利用しました。

近鉄名古屋駅発、賢島行きの特急です。
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ゆったりとした客席で快適な電車の旅でした。

菓子博に行く前に、近鉄伊勢市駅で電車を降りて、まずは伊勢神宮をお詣りすることにしました。
伊勢市駅から歩いてすぐの場所に外宮がありました。
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外宮をお詣りしてから、三重交通路線バスの外宮前から内宮前行のバスで、宇治橋のすぐ前まで乗せて行ってもらえます。
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宇治橋を渡って、内宮をお詣りしました。
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お詣りして戻ってきた、お昼頃の内宮前おはらい町の通りです。
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おはらい町通りは観光客でいっぱいです。

伊勢神宮のお詣りを終えて、内宮前のバス停から菓子博行へのシャトルバスに乗って菓子博会場に到着しました。
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「全国菓子大博覧会」は、お菓子の歴史と文化を後世に伝えるとともに、菓子業界、関連産業の振興と地域の活性化に役立てるため、ほぼ4年に1度開催されています。
今回で27回目の開催となり、三重県では初めてとなります。

パンフレットにあった菓子博の全景です。
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会場は三重県営の多目的アリーナのサンアリーナです。



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全国お菓子であい館に併設されるテーマ館では、県内100人以上の菓子職人が制作する博覧会のシンボルとなる巨大工芸菓子を展示します。

浮世絵師 歌川広重作「伊勢参宮 宮川の渡し」をモチーフにお伊勢参りのにぎわいをお菓子で表現する、およそ幅10m×奥行き5.5mの壮大なスケールの工芸菓子作品です。
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1枚の写真に納まらない大きな作品で、宮川の下流には二見が浦の夫婦岩もありました。
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テーマ館内は多くの人が入っていて、一方通行の人の流れになっています。
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お菓子の匠工芸館では、菓子博史上最多の174点の工芸菓子の作品が展示されています。
本物のような造形と緻密な計算によって生み出される工芸菓子です。
名誉総裁賞の見事な作品が並んでいました。
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全国の菓匠(菓子職人)たちが、高い技術と感性で実写的・立体的に表現する作品は、まさに芸術作品で、お菓子が織り成す美の競演です。
工芸菓子作品で10件の名誉総裁賞がありましたが、その中に愛知県からの出品の作品もありました。
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東山動植物園のイケメンゴリラ「シャバーニ」や「コアラ」の作品にも注目がされていました。
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屋外では「お菓子にぎわい夢横丁」という展示ブースがありました。
大手菓子メーカー8社による展示イベントが行なわれています。
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日本を代表する菓子メーカー、江崎グリコ・カルビー・不二家、ブルボン・明治・森永製菓・山崎製パン・ロッテによる趣向・工夫を 凝らした展示やイベントが開催されていました。
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会場内は3万人を超える入場者で、どこも人・人・人で賑わっています。
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お菓子の買い物ができるコーナーの「全国お菓子夢の市」の入り口付近では長い列が出来ていて、列の最後尾には、入場するのに45分、レジにも20分の待ち時間という表示がありました。
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大人気の「全国お菓子夢の市」には、およそ530社1800点、北海道から沖縄まで、全国の自慢のお菓子が大集合して、各地の銘菓やお菓子がズラリ勢ぞろいしているということです。

長い列だけ見て、中に入るのは断念しました。

広い会場を歩き回って、さすがに疲れ果てて、帰りのバスに乗りました。
菓子博会場からは、近鉄五十鈴川駅まで、次々とシャトルバスが出ていました。
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菓子博期間のみ特急が止まる五十鈴川駅です。
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菓子博での帰り客でにぎわう近鉄電車に乗って名古屋に向かいました。

お菓子の博覧会は、お菓子の祭典としてほぼ4年に1度、全国の各地を回って開催されています。
その地域のお菓子屋さんがつくっている菓子工業組合が主催しているものですが、地方自治体もバックアップする大きなイベントとなっています。


お菓子の博覧会の始まりは古く、明治44年の第1回帝国菓子飴大品評会にさかのぼります。
戦争による一時中断はありましたが、全国のお菓子屋さんの熱意で復活し、名称を全国菓子大博覧会と変えて、1世紀にわたり、これまで26回の開催を重ねてきました。


会場では、全国よりお菓子が集められ展示・即売され、また菓匠により作られた工芸菓子が披露されます。
優秀な作品には皇族による名誉総裁賞、内閣総理大臣賞、農林水産大臣賞などが授与されますが、全国菓子大博覧会での受賞は菓子業界の中でも最高の栄誉とされ、賞をもらうために全国のお菓子屋さんは日々腕を磨いているそうです。


菓子博は、第1回および第2回は、帝国菓子飴大品評会という名称で、第3回から第9回までは全国菓子飴大品評会という名称で開催され、第10回仙台での開催から全国菓子大博覧会という名称で開催されるようになりました。

今まで行われてきた菓子博の記録です。

回数

開催地

開催年

西暦

第26回広 島平成25年4月2013年
第25回姫 路平成20年4月2008年
第24回熊 本平成14年11月2002年
第23回盛 岡平成10年4月1998年
第22回金 沢平成 6 年4月1994年
第21回松 江平成元年4月1989年
第20回
東 京昭和59年2月1984年
第19回
静 岡昭和52年2月1977年
第18回鹿児島昭和48年2月1973年
第17回札 幌昭和43年6月1968年
第16回秋 田昭和40年4月1965年
第15回名古屋昭和36年4月1961年
第14回長 崎昭和32年3月1957年
第13回京 都昭和29年4月1954年
第12回横 浜昭和27年5月1952年
第11回大 分昭和14年4月1939年
第10回仙 台昭和10年5月1935年
第 9 回新 潟昭和 8 年5月1933年
第 8 回松 山昭和 6 年4月1931年
第 7 回岐 阜昭和 3 年9月1928年
第 6 回京 城大正15年4月1926年
第 5 回福 岡大正12年3月1923年
第 4 回広 島大正10年4月1921年
第 3 回大 阪大正 8 年3月1919年
第 2 回金 沢明治45年4月1912年
第 1 回東 京明治44年4月1911年

※資料「全国菓子大博覧会」(菓子飴新聞社)・各回博覧会発行記念誌

56年前の昭和36年に名古屋で開催されていました。
次回は、いつどこで開催されるのでしょうか。




5月5日 (金) こどもの日、毎年この日は奥三河新城市の長篠城址を会場にして「長篠合戦のぼりまつり」が行なわれます。

祭りで繰り広げられる火縄銃演武の迫力を感じに、新城市へ出かけてきました。
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新東名の開通で、新城市へは豊田市街地から車での交通が便利になりました。
会場近くには駐車場が少ないので、新城インターチェンジからすぐ近くの臨時駐車場になっている三菱電機新城工場に車を停め、シャトルバスで会場まで行くことにしました。

到着した時には、会場の長篠城址では式典が行われていました。
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「長篠合戦のぼりまつり」は、戦国時代の天正3年(1575年)5月、長篠城周辺での合戦「長篠の戦い」でこの地に散った武田軍と織田・徳川連合軍の両軍将士の霊を慰めるために、関係将士の紋入りのぼり数千本を献植して、将士の冥福を祈るためのまつりです。
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今年で第52回の長篠合戦のぼりまつりになります。
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「長篠の戦い」は、甲斐の国の武田信玄の子・勝頼が率いる武田の騎馬軍団1万数千と、大量の鉄砲を備えた組織的近代的な織田・徳川連合軍、総勢5万人超の対決で、歴史の流れを変えた決戦であり、長篠城は当時の天下の勢力図を左右する要といえる地にありました。

そんな長篠城址に多くの人が集まって賑わっています。
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長篠合戦のぼりまつりでは、鎧・兜に身を固めた鉄砲隊による火縄銃の演武・弓の演武・勇壮な長篠陣太鼓など様々なイベントが行われます。

いろいろな演武は城址広場の中央で行なわれ、その周囲を観衆が輪になって見つめます。
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式典の後、火縄銃の演武が行なわれました。
山形県の「米沢藩古式砲術保存会」の皆さんの入場です。
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いよいよ火縄銃の演武の始まりです。
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火縄銃についての説明をしながら進められます。
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立った姿で「ズドーン」
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膝立ての状態で
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「ズドーーン」
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地面に伏して「ズドーン」
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銃口からの炎の瞬間です。
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米沢藩古式砲術保存会の皆さんの演武による火縄銃の大きな音が城址に響き渡ります。

この後続いて地元の「長篠・設楽原鉄砲隊」の火縄銃の演武です。
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一列に並んで火薬を詰めます。
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構えて「撃て!」の合図を待ちます。
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「撃て!」
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米沢藩の火縄銃よりも少し小型の火縄銃ですが、一斉射撃の迫力は凄かったです。

この後、具足弓演武が行なわれました。
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よろい姿に身を固めての登場です。
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弓矢の演技は初めて見ましたが、こちらも迫力があります。
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放たれた矢が十数メートル離れた的の板に当たると、観衆から大きな拍手がありました。
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その後の演武では、数人が並んで一斉に放つと、弓矢が次々に的に当たります。
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これだけ矢が刺さったのでは、もうどうにもなりません。
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そしてこの後、長篠陣太鼓が勇壮に演じられました。
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いろいろな演武を楽しんだ後、長篠城址史跡保存館を見学して、帰りのシャトルバスに乗って帰路につきました。
2ヶ月後の7月2日 (日) には、新城市で設楽原決戦場まつりが少し離れた設楽原歴史資料館などで行なわれます。

知立市で5月2日(試楽)・3日(本楽)の2日間、知立まつりが行なわれました。
まつり2日目の5月3日 (水) 、祭り会場の知立神社へ行ってきました。
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知立まつりは、知立神社とその周辺を中心に、1年おきに本祭り(ほんまつり)と間祭り(あいまつり)が交互に行われます。

本祭りでは5つの町(西町、宝町、山町、中新町、本町)から5台の山車(だし)が繰り出され、山車の上で上演される人形浄瑠璃芝居「山車文楽」・浄瑠璃に合わせて動く「山車からくり人形芝居」が上演されますが、間祭りでは山車文楽・からくり人形芝居は行われません。

本祭りで上演される「知立の山車文楽とからくり」が昨年(平成28年)12月に、「山・鉾・屋台行事」の一つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
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知立まつりの本祭りは、西暦の偶数年に行われることになっているので、奇数年の今年(2017年)は間祭りになります。

間祭りでは、5つの町から勇壮華麗な色とりどりの造花で飾られた「花車(はなぐるま)」と呼ばれる山車(だし)5台が繰り出され、町内を巡ります。

今までの間祭りの年には山車文楽やからくり人形はありませんが、今年の間祭りではユネスコ無形文化遺産登録記念として、5月3日の午後1時から西町公民館裏で「知立の山車文楽とからくり」が特別に上演されるということです。

お昼少し前の西町公民館裏には、午後からの山車文楽やからくりの準備がされていました。
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祭りの本部席で配られていたパンフレットには、間祭りについて説明が書かれていました。

知立まつりの歴史は古く、江戸時代(1653年「中町祭礼帳」)から続いています。
その当時、刈谷藩市原神社の祭礼と隔年ごとに行なうという取り決めがあり、現代では本祭りとして、1年おきに開催されています。
間祭りは、昭和20年(1945年)までは、特別な事があった時のまつりとして、日清戦争戦勝記念や大東亜戦争勝利祈願、知立神社の社務所棟上げ、多宝塔竣工式などに開催されていました。
現在のようなスタイルでの間祭りは戦後に行なわれるようになり、伊勢湾台風や国道の交通量の増加により昭和34年(1959年)を最後に一時中止となりましたが、昭和50年(1975年)に復活しました。
現在、若い衆のお祭りとして盛大に行われており、勇壮華麗な5台の花車が繰り出され、知立神社に奉納されます。


ということです。

知立まつり本楽の花車の運行案内では午前中は知立神社手前の旧東海道で待機して、午後1時半から宮入ということでしたので、巡行ルートの旧東海道へ花車を見に行ってみました。
やがて、笛や太鼓の音色が聞こえ、宝町の花車が神社近くの待機場所に向かってゆっくりと進んでいました。
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その場所で待っていると、次の山町の花車が進んできました。
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さらに、3番目の中新町の花車、
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4番目の本町の花車、
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最後に西町の花車が順番に並んで待機位置に到着し、午後からの宮入に向けて昼の休憩に入っていました。
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午後1時過ぎ、西町公民館裏では宝町の山車文楽が始まっていました。
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文楽の演技が行なわれている山車の前には、たくさんの観衆が集まっています。
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山車の前に造られた舞台で文楽が演じられていました。
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文楽「傾城阿波の鳴門」順礼歌の段という演目です。
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宝町人形連の人たちが演じています。
黒子の人たちが操作する細やかな人形の動きに感動しました。

この後、3町の文楽と西町の山車からくりが演じられる予定になっていましたが、花車の宮入の時刻が迫ってきていたので、知立神社の境内に移動しました。

午後1時半、花火の音とともに宮入が始まりました。
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最初の花車が神社の境内に入ってきました。
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花飾りが高くて鳥居の中を通れません。

神社境内から場所を移動して神社へ来る花車を見に行きました。
鳥居より高さの低い、知立神社境内前の陸橋が邪魔をして花車が通れないので、少し迂回して国道155選を横切って進んできました。
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花車が横断する間、車を止めなければならないので交通整理が大変です。

横断した花車は神社への坂道を下ってきます。
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境内前に着くと、花車の後ろを担ぎ上げて転回し、この場所でしばらく止まって神社にお囃子を奉納します。
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観衆がいっぱいの中で、最後の西町の花車が担がれて展開する様子を写真に撮ることが出来ました。
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午後3時に、5町の花車の宮入が終わり、境内に並びました。
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予定では、この後午後4時半頃に宮出しが行なわれ、各町内に戻っていくということです。
からくりの演技も午後4時からということなので、今回は見ないで帰ってきました。
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来年の本祭りでは、境内に並んだ山車でからくりの披露があるということなので、また機会を見て出かけようと思っています。






先日、名古屋市の東山動植物園方面に行く用事が有って、その帰り道で豊田市に向かって車を走らせていたら、ちょうど名古屋大学正門前に差し掛かった時、目の前に紅白に塗られた鉄塔が見えました。
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この塔は、テレビ放送がアナログ時代に、UHF帯の中京テレビ(35ch)とテレビ愛知(25ch)などの送信所として活躍した電波塔の「東山タワー」です。
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電波塔の近くに車を停めて、塔の周辺を散策してきました。
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東山タワーは「中京テレビ鉄塔」という名称も持つ電波塔です。
近くの東山動植物園内に建てられた展望塔「東山スカイタワー」の完成以降は、名前がよく似ていて混同されやすいことからか、付近住民も中京テレビの職員の間でも「東山タワー」の名称をあまり使わなくなっているという話もあるようです。
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名古屋に有るテレビ局初にして広域テレビ局唯一のUHF放送だった中京テレビが、昭和44年(1969年)の開局に合わせて中京テレビ局の敷地内に建設したものです。
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標高が65mの小高い丘の上に、高さ162mの鉄塔が建設されました。
標高と電波塔の両方の高さを併せると、名古屋市の中心地の栄にある名古屋テレビ塔(高さ180m)よりも高いことになります。
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テレビはアナログ放送が2011年7月に終了してデジタル放送に移行されましたが、この東山タワーでは名古屋テレビ塔と同様に地上デジタルテレビ用のアンテナを設置すると強度不足が生じると判断されました。
そのため、中京テレビとテレビ愛知両局のデジタル送信所は、NHKおよび他の民放局共々、新しく建てられたの瀬戸市のデジタルタワーの方に設置されました。

そんな時代の流れで、現在は使用されていない中京テレビの旧本社の建物の解体・造成工事が行なわれていました。
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2013年現在、この東山タワーそのものの耐久性は問題ないとされていますが、仮に維持した場合は7年ごとのペンキの塗り替え作業で維持費がかかり、仮に解体する場合でも中京テレビが試算を明らかにしないほどの撤去費用が掛かると見られています。
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付近の住民の中には「中京テレビが移転した際に鉄塔だけ残されても困る」という声も上っている中で、2016年10月、NHK名古屋放送局は老朽化したFM送信アンテナの更新のため、他のFM局と共に当タワーの従来より高い位置(中京テレビがアナログ時代に使用していた位置)にアンテナを移設したことを発表しました。
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アナログテレビの放送からFMラジオの放送用に電波塔の役目が変わって、中京テレビの移転後もしばらく東山タワーは残ることになったそうです。
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塗装したり点検整備など費用がかかりますが、名古屋市の歴史遺産として末永く残っていくように願っています。

4月15日 (土) 、16日 (日) の2日間、岐阜県土岐市のセラトピア土岐全館とその周辺道路を会場にして、土岐陶器祭りが開催されました。
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昨年、初めて行ってみて楽しかったので、今年も16日 (日) の午後から出かけてきました。
2日目の午後に行くと、各店舗で値段を割安にしてくれていることが多くあります。

豊田市内から土岐市への道路は、有料道路の東海環状自動車道が時間的に早くて便利ですが、陶器祭りで少しでもお値打ちに買い物をしようというのに、有料道路を使って行ったのでは、陶器をせっかく安く買っても意味がありません。
休日のETC割引でも、豊田松平から土岐まで往復で、およそ1600円です。
国道155号線など一般道で豊田市内から瀬戸市と多治見市を経由して土岐市まで行くルートでもそんなに時間は変わりません。

およそ1時間で陶器まつり会場の「セラトピア土岐」に到着しました。
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車は、会場のすぐ近くの駐車場に停めることができました。

桜がまだ見頃の土岐川の堤防道路に店が並んでいます。
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テントの下には器がぎっしり並んでいます。
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蔵出しセールのお値打ち商品は100円からさらに半額になっているものも有りました。
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瀬戸や多治見などこの地方では陶器祭りがいろいろと有りますが、この土岐陶器祭りは、こじんまりとした会場で行なわれるので、歩き疲れることのない、それでも品数の多い陶器祭りです。


4月13日 (木) 、岐阜県根尾谷の淡墨桜を見てきた帰り道に東海環状自動車道の美濃加茂SAと連結している日本昭和村の駐車場に車を停めて、昭和村の入り口前広場の桜を楽しんできました。

ピンク色が濃いシダレ桜が入り口前の小川の散策路にたくさん植えられています。
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白いユキヤナギも満開でした。
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桜と一緒にハナモモも数本植えられています。
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今年の桜は平年より満開になるのが1週間ほど遅く、日本昭和村の入り口前周辺や駐車場のソメイヨシノ桜もまだ満開の状態でした。
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広い駐車場にソメイヨシノ桜がずらりと並んで植えられています。
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まだソメイヨシノ桜の樹が若いので、咲いている花にも勢いが有ります。
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時間の都合で、昭和村には入りませんでしたが、桜を十分に楽しむことが出来ました。
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美濃加茂SAと直結している日本昭和村のハイウェイオアシスで買い物も楽しめます。
桜の季節にはお勧めの場所です。ぜひ出かけてみてください。

時間と懐具合に余裕が有ったら、日本昭和村の中に入って見るのもお勧めです。

中日新聞の桜だよりを見て、4月13日 (木) 今が満開の岐阜県本巣市根尾谷にある国指定天然記念物で、日本三大桜の一つの「淡墨桜(うすずみざくら)」を見てきました。
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道路の渋滞を考慮して、朝早くに豊田市を出発し、東海環状自動車道の関広見ICを経由して、渋滞もなく順調に走り、9時30分頃に本巣市の淡墨公園の市営駐車場へ到着しました。
ここから淡墨桜まではすぐ近くです。
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駐車場から北の方向に雪山が見えています。
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観光案内マップを見ると、あの雪山は奥美濃の最高峰の能郷白山(標高1617m)という山でした。
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駐車場から散策路の両側に多くの出店が並ぶゆるやかな坂道を登って行くと、広い平坦な芝生広場の淡墨公園に到着しました。
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そこには、満開の大きな桜が2本並んでいます。

2本のうち、右側の太い幹の古木が天然記念物の根尾谷淡墨桜です。
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桜の木の左側の方へ行ってみると、
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奥の方に植えられている若い樹の根元に、大正12年に植えた淡墨二世の表示が有りました。
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二世の桜でも樹齢が百年近くになっていますが、天然記念物の桜は何んといっても推定樹齢が千五百年の巨木の桜です。
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長く伸びた幹や枝先には30本近い柱で、枝が折れないように支えられています。
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本巣市観光協会発行のパンフレットに書かれた説明では、樹高が16mで、幹の太さ(幹囲目通り)も9.90mあります。
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過去には枯死寸前にまでに衰えた老木を、多くの人の懸命な保護活動で不死鳥のごとくよみがえり、毎年元気に満開の花を咲かせています。
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枝の先端には蕾みの時の薄紅色から満開の白い花に変化したたくさんの花が咲いています。
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やがて、散り際には名前のような薄墨(淡墨)色となるのです。

淡墨桜から少し離れた所に、石板に刻まれた天然記念物の説明板が有りました。
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大正11年、内務省天然記念物指定1号だそうです。

淡墨桜から少し離れた所に座って、のんびりと景観を楽しみました。
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帰りには淡墨桜の土産を買い求め、駐車場に戻りました。
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帰り道の国道には、これから淡墨桜に向かう車の渋滞の列が、およそ1キロを超えていました。
早くに出かけて良かったと、この渋滞を見てホッとしながら帰りました。

平日でも見頃の時期には多くの観光客で道路が渋滞しています。
土曜日曜日の休日の渋滞がどれほどか、予想が立ちません。
休日をなるべく避けて、遅くても朝10時ごろには着くように出かけることをお勧めします。


鶴舞公園、山崎川に続き、名古屋市の桜の名所めぐり、その3は「名古屋城」です。

名古屋で指折りの観光地で、満開の桜が咲く時期に重なって、平日でも大変な賑わいです。
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名古屋城の正門入り口に向かいました。
入り口の手前に、特別史跡の看板が有りました。
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入場料は500円ですが、地下鉄の一日乗車券を見せると400円で入ることが出来ました。

正門をくぐって城内に入ると、お堀の土手づたいに植えられた満開のソメイヨシノ桜が出迎えてくれます。
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ソメイヨシノの他にもピンク色の濃い枝垂れ桜などが植えられていて、桜まつりが行われている名古屋城です。
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正門から入って少し進んだところの南西の方角から見た、名古屋城の天守閣です。
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そこから、ぐるっとお城の周りを廻って天守閣の東側に来ました。
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天守の屋根の上に、金のシャチホコが輝いていました。

この場所が名古屋城の本丸です。
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昭和20年に戦争で焼失した本丸御殿も復元工事が進んでいて完成も近いようです。
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そして今、昭和34年(1959年)に復元した鉄筋コンクリート製の天守閣の耐震性や老朽化が問題となり、天守閣の再建に向けて検討が開始されました。
平成25年(2013年)に木造再建の方針が示され、平成28年(2016年)には10年後の完成をめどに再建を実施する方針が名古屋市から示されました。

工事が始まって、現在の天守閣が解体されるようになると、この鉄筋コンクリート製の姿と桜との共演の写真が撮れなくなってしまうということです。

戦争で焼失を免れた3か所の隅櫓は、国の重要文化財に指定されています。
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久しぶりに訪ねた名古屋城は、いつ見ても素晴らしい所でした。

日本桜の名所100選は、平成2年(1990年)に公益財団法人「日本さくらの会」の創立25周年記念として選定、建設省、運輸省、環境庁、林野庁、全国知事会、財団法人「国際花と緑の博覧会協会」の後援によって行われたものです。
各都道府県から最低1か所を選ぶなど、9つの選定基準によって選ばれた桜の名所です。
愛知県には「日本桜の名所100選」に選ばれた所が4か所あります。
名古屋市の「鶴舞公園」と「山崎川四季の道」の2か所、そして岡崎市の「岡崎公園」と、もう一つは岩倉市・江南市・大口町の「五条川」です。

4月5日 (水) 、名古屋市の桜の名所めぐりで鶴舞公園の桜を見てから、もう一つの名所100選の地「山崎川四季の道」を訪ねました。
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山崎川の桜は、昭和3年(1928年)瑞穂区の中央部を流れる山崎川河畔の、石川橋から左右田橋にかけて両岸に500本の桜を植栽したのが始まりと言われています。
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日本桜の名所100選の記念碑が建つ山崎川に架かる萩山橋から上流方向を見た景観です。
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満開近いソメイヨシノ桜の枝が川の上に伸びています。

萩山橋から少し上流へ行った所にある木製の橋の「鼎(かなえ)小橋」です。
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この「鼎小橋」からもう一つ上流にある「かなえ橋」までの120mの区間で、桜が見頃の期間限定でライトアップがされているそうです。
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散策路の片隅に、昭和38年頃の鼎小橋周辺の山崎川の桜の写真が有りました。
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その頃の散策路から見たおよそ50年前の山崎川の桜の写真です。
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その写真とほぼ同じ場所から見た、今の桜並木の姿です。
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さらに上流の「かなえ橋」に着きました。
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かなえ橋から見た景観です。
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階段で川の下まで降りられるようになっています。

山崎川の桜並木は石川橋から新瑞橋までの2.8キロメートルの両岸には約600本のソメイヨシノの並木が続き、特に木造で風情のある「鼎(かなえ)小橋」付近には、美しい花をいっぱい咲かせる老木が数多く残されています。
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山崎川の桜並木は散策路専用になっており、桜の花の下にシートを敷いて、食事などをすることが禁止されているようです。
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山崎川沿いを散策しながらのんびりと花見を楽しんでみてはいかがですか。

山崎川への交通アクセスは、名古屋市地下鉄の瑞穂市役所駅または瑞穂運動場東駅または瑞穂運動場西駅から徒歩で数分です。

4月5日 (水) 、中日新聞の桜だよりを見ると、豊田市の水源公園や鞍ヶ池公園は「咲き始め」でしたが、名古屋市の鶴舞公園や山崎川は「満開近し」になっていました。
満開になりそうな明日以降の天気予報には傘マークが並んでいて、しばらくの間、雨模様のぐずついた天気みたいなので、「満開近し」の状態ですが、名古屋市の桜の名所へ出かけてきました。

出かけた先は、名古屋市昭和区にある「鶴舞(つるま)公園」です。
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JR鶴舞駅から公園内に入ると、満開に近い桜が一面に咲いていて、鶴舞公園花まつりが開催されていました。
桜の花の下の敷地には、空いている場所が無いくらいにブルーシートが敷かれています。
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花見客の予約も含めて、桜の木の下にはもう空いている場所が無く、
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遅くから来た人たちは、芝生広場の上でシートを広げて座っています。
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新聞の桜だよりでは満開近しでしたが、もう満開でした。
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夜桜用に灯りがともされるピンクのぼんぼりが、花見の雰囲気を盛り上げています。
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満開の桜が咲く時期の鶴舞公園には初めて来ましたが、明治42年(1909年)、名古屋市で最初に設置された都市公園で、現在も名古屋市民の憩いの場として親しまれているところです。
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公園内には、平成9年に開園(明治42年)当時の様式で再建された奏楽堂や、
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明治時代に建設された噴水塔は、名古屋市指定文化財と名古屋市都市景観重要建築物等に指定されています。
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歴史ある建造物が残っています。

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園内にはソメイヨシノを中心に約750本の桜が植えられているということで、日本の桜の名所100選の地になっています。

4月2日 (日) 、犬山祭りを見に行った日に、犬山城にも立ち寄りました。
犬山祭りの針綱神社前は、お城へ行く道が通行止めになっていたので、木曽川沿いにお城をぐるっと回って行くことにしました。
木曽川の方から見た犬山城の裏正面の姿です。
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ソメイヨシノ桜が満開だったら素晴らしい景観になるようですが、チョット残念です。

犬山城を一周して正面側に到着しました。
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犬山祭りに集まった観光客で周辺は混雑しており、お城の入り口の前に有った案内板には天守入場までの待ち時間が50分となっていました。
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せっかくなので、待ち時間は覚悟して入場券を買い求めてお城の入り口の門をくぐりました。
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目の前に現れた国宝犬山城の天守です。
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ソメイヨシノ桜の花が咲き始めの状態でした。

正面から見た天守の姿です。
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文明元年(1469年)応仁の乱の最中に 岩倉織田氏当主の織田敏広の弟・織田広近がこの地に砦を築いたのが始まりといわれています。
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その砦を織田信長の叔父・織田信康が改修して築いた城であり、その後、池田恒興や織田勝長が入城、豊臣政権の時に石川貞清(光吉)が改修し現在のような形となったものです。

その天守の前には、50分待ちという長蛇の列が出来ていました。
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並んでいる中には、外国からの観光客も多くいました。
ゆっくりと列の流れが進み、やっと天守に入れました。

天守の最上階から見下ろした犬山市内の景観です。
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そして、お城すぐ下を流れる木曽川です。
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天守の中は、階段の上り下りにも列が出来ていて自由に行動が出来ないくらいの混雑でした。
急な階段をゆっくりと降りて天守から外に出てきて一休みです。
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観光ボランティアの人に、お城の前で記念写真を撮ってもらいました。

およそ2時間、のんびりと犬山城を楽しんだ後、祭りで賑わう城下町に戻ってきました。
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お城も城下町も、観光客でいっぱいの犬山祭りでした。

4月1日 (土) 2日 (日)の2日間、愛知県犬山市の 「犬山祭り」が行なわれました。
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昨年(2016年)12月に「山・鉾・屋台行事」の名称で、地域の安泰や厄よけを願う全国18府県の祭礼行事の合わせて33件が「ユネスコ無形文化遺産」に登録がされました。
ユネスコ無形文化遺産に登録された33件の祭礼は、いずれも「国の重要無形民俗文化財」に指定されています。

愛知県には「尾張津島天王祭の車楽だんじり舟行事」「知立の山車文楽とからくり」「犬山祭の車山行事」「亀崎潮干祭の山車行事」「須成祭の車楽船行事と神葭流し」の5件が所在し、全国最多を誇っています。

ユネスコ無形文化遺産に登録されて初めて行われた「犬山祭り」の4月2日 (日) の本楽祭を見に行ってきました。
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例年なら、満開の桜の中で行なわれる祭りですが、今年は3月の寒さでソメイヨシノ桜の開花が遅れたため、早咲きの桜は咲いていましたが、ソメイヨシノはまだ咲きはじめの状態ででした。

まつり会場の犬山祭りの山車が展示してある「どんでん館」の入り口には、ユネスコ無形文化遺産登録を祝う横断幕が有りました。
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犬山祭りは、寛永 12 年(1635年)から始まった犬山城の城下町にある針綱神社の祭礼です。
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祭りの主役は 13 輌の「車山(やま)」で、高さ8mもある三層からなる豪華なものです。
全ての車山が江戸時代から伝わる「からくり人形の舞」を奉納するのは全国でも唯一だそうです。
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祭りの二日目の本楽祭は、各町内の「車山」が順番に針綱神社前で自慢の「からくり」を奉納します。
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数輌の「車山」が針綱神社前に並んで、奉納の順番待ちをしています。
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神社の前に到着した「車山」の上では江戸時代から伝わるからくり人形が操られ、様々な演技が奉納されます。
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からくり人形は一番高い三層目の所で演技を行ないます。
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この車山では、からくり人形が逆立ちをする技も披露されました。
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逆立ちが成功した瞬間には、観衆から大きな拍手がおくられていました。
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山車の中で3~4人が糸を操って人形を動かしているのだそうです。

からくりが奉納された山車は神社の前で180度向きを変えて町内の曳き回しに出ていきます。

「どんでん」と言って、祭男たちが息を合わせて重さ5トンを超える車山を持ち上げ、豪快に方向転換します。
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男衆が7人ずつ2列で、車山の前側を担ぎ上げ、前側の車輪が宙に浮いた状態にします。
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そして、担ぎ上げたままで時計方向に回ります。
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反対側では、こじ棒で車輪を回したりして補助をしています。
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180度回転しても、まだ担ぎ上げたまま降ろしません。
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そのままで、どこまで進めるのか、各町内で力自慢を競うのだそうです。
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数メートル進んで「どんでん」が終わると、周囲の観衆から大きな歓声があがりました。
からくり奉納後は二手に分かれて城下町を運行します。

その後、13輌の車山は、北組6輌と南組7輌がそれぞれに集まって午後6時からの夜祭りを待ちます。

夜祭りでは、車山に飾られた365個の提灯に灯りが灯され、再び城下町を巡行します。

城下町の休憩所で、ゆっくりとお茶などをいただきながら時間を過ごし、夜祭りの準備をしている場所に出かけてみました。
すでに、ほとんどの提灯が取り付けられていました。
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提灯に灯がともるまでには、もう少しです。
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午後6時20分過ぎ、提灯に灯が付けられました。
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365個に全部灯を点けるのも大変そうです。
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この後、冷たい北風が吹き、寒さが厳しくなってきたので、風邪をひかないよう体調を考慮して帰ることにしました。
またの機会に、今度は暖かくして、夜祭りを見に来ようと思っています。


3月24日 (金) 、菜の花を見に行った愛知牧場でイースターイベントが行なわれていました。
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「イースター(Easter)」は英語での呼び方ですが、日本語では「復活祭」と言います。
つまり、イエス・キリストの復活を記念する日です。
「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」にイースターを祝います。
なぜこの日にお祝いをするのかというと、イエス・キリストの復活されたのが日曜日であったからといわれています。
日本では、クリスマスのようにまではイエス・キリストに関係したイベントとしては、まだあまり定着されていませんが、それでも最近では少しづつイースターイベントが行なわれるようになってきているようです。

愛知牧場では、3月18日から4月16日までの期間、ハッピーイースターということでいろいろな企画がされています。
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その一つの、巨大イースターエッグの周りに集まって「ハイポーズ」という写真を撮ろうというコーナーの飾り付けがされた場所がこれです。
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うさぎ(ラビット)がタマゴを持ってポーズをしています。
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キリストの復活が「ひよこが卵の殻をやぶってでてくる」というイメージだからだそうです。
そして「死という殻をやぶってキリストがよみがえった」ことを卵は象徴しているのです。

ちなみに、このとき使用する卵を「イースターラビット」が運んできたとされています。
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イースターラビットはクリスマスでいうところのサンタクロースのような存在です。
子だくさんのうさぎは、古代より繁栄・多産のシンボルとされているからです。

お菓子メーカーのチョコボールのキョロちゃんがこのイベントに参加しています。
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キョロちゃんのスタンプラリーで商品がゲットできるそうです。

楽しそうな企画ですので、興味が有ったら参加してみてはいかがでしょうか。

3月24日 (金) の愛知牧場の菜の花畑です。
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広い敷地の中に何面かの菜の花畑が有り、その中の一か所が満開になっていました。
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愛知県日進市に有る観光牧場「愛知牧場」は、ふれあい動物広場、バーベキュー広場や売店では愛知牧場のスイーツ「手作りジェラート」が楽しめたり、
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乗馬体験もできます。
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また、花畑の隣にはパターゴルフ場もあります。
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花畑の中で迷路が楽しめるメインの菜の花畑は、今年は咲きだすのが遅くて今は咲きはじめの状態でした。
これから4月中旬頃が見頃になりそうです。
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牧場内ではいろいろなイベントがありますが、土日祝日に行なわれるものが多く、平日はやっていないので、確認してからお出かけください。
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なお、愛知牧場への入場は無料ですが、駐車場は平日のみ無料で、土日祝日は有料(500円)になります。
毎日が休日の年金生活の人は、駐車場が無料の平日に出かけて、愛知牧場の名物ジェラードを食べられるのがお勧めです。

3月14日 (火) 、大府市横根町の至学館大学と隣接している二ツ池公園で、早咲きで知られる河津桜を見てきました。
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二ツ池公園の河津桜は、大府ライオンズクラブが平成14年(2002年)12月に市民を募って、池の周囲に約60本を植樹したものだそうです。
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場所によって少しづつ開花のバラツキはありますが、全体的には満開の状態で、ピンクの花が池の周りの散歩道を彩っています。
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公園内の二つ池とは、「平戸池」と「増田池」の二つ並んだ溜め池のことをいい、特に大きい方の「増田池」は愛知用水から水の供給を受け、その豊かな水量で利水の機能と大雨などの災害時には池の上流からの水を貯える治水の機能を持っています。
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また池の中にはフローティング噴水があり、定期的に水を噴き上げさせています。
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噴水を見ながら池の周囲を散策できるように整備されています。
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満開の河津桜が青空に映えています。
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植樹してから15年が経過した河津桜は年々大きく育ち、ますます綺麗な桜並木散歩道になっています。

3月14日 (火) 、実家の名古屋市緑区大高町に行く用事があって出かけた後、帰り道の途中で大府市のJR共和駅前に立ち寄りました。
最近のテレビの旅番組で、「金メダルのまち共和」という紹介をしていたので、興味が有って見てきました。
JR共和駅前のロータリーに、黄金色に輝く大きなモニュメントが設置されていました。
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「共和の金ちゃん」です。
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オリンピックの聖火をイメージしたマスコットキャラの頭には五輪の色の髪飾りがあり、胸には「GOLD TOWN KYOWA」と書かれた金メダルが掛けられています。
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共和の金ちゃんの横に「共和ゆかりの選手の五輪金メダルが現在14個」と書かれたボードがあり、選手の名前と獲得した金メダルの数が表示されていました。
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女子レスリングの吉田沙保里選手・伊調馨選手を始めとする「至学館大学」関係の女子レスリングの選手6人と、柔道の選手で共和駅近くの道場に通っていたという吉田秀彦選手と谷本歩実選手の名前がありました。

共和駅から車で数分の所の大府市横根町に、その「至学館大学」があります。
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女子レスリングの選手の活躍ですっかり有名になった「至学館大学」ですが、創設時の校名は「中京女子短期大学」で、後に「中京女子大学」となり、平成22年(2010年)に学校法人中京女子大学から「学校法人至学館」に法人名変更しています。
この近くの人には「中京女子短期大学」という名前の方がなじんでいるかもしれません。
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至学館大学の南側には溜め池が整備された二ッ池公園があり、池越えに大きな建物のスポーツサイエンスセンター(体育館)が見えます。
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大学の歩みを見ると、中京女子大学時代の昭和61年(1986年)に竣工となっています。
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この体育館の中で、金メダルを目指して、日々トレーニングに励んでいると思われます。

立ち寄った二ッ池公園では、ちょうど河津桜が満開だったので、次回のブログで紹介します。

3月5日 (日) 朝8時半過ぎ、やつば池の上空を5機編隊の自衛隊機が旋回していました。
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5機とも中型輸送機の C-130H のようです。
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3~4周旋回して9時少し前に小牧基地の方へ飛んで行きました。

今日は自衛隊小牧基地のオープンベース(航空祭)が行なわれており、9時からのオープニングフライトに合わせて飛んでいたようです。

今回のオープンベースではブルーインパルスの展示飛行が午後12時半から30分間の予定で計画されています。

一昨年の小牧基地のオープンベースでは基地の中で見物をしましたが、今年は基地に近い基地の外からブルーインパルスの展示飛行だけを見に出かけてきました。

名古屋空港の滑走路の北側にある公園(エアーフロント)の近くに12時過ぎに着きました。
しばらくするとジェットエンジン音が聞こえ、12時32分に4機のブルーインパルスが目の前に飛んできました。
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瞬く間に頭上を通過して行きました。
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午前中は青空も有ったので、青空をバックにして飛ぶブルーインパルスを期待していましたが、お昼ごろには雲が広がって、残念ながら薄日の刺す曇り空の中での飛行になりました。

すぐあとから飛び出した2機が合流して、6機編隊がスモークを噴きながらの展示飛行が始まりました。
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スピードが速くて、カメラが追い付けません。
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どこかへ行ったかと思っていると、反対方向から飛んできます。
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ジェットエンジン音を響かせながら、頭の上を何度も飛んで行きます。
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2機が交差してスモークでハートの形を作りました。
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太陽の薄日と曇り空で綺麗なハートが見られなくてチョット残念でした。

午後1時までの30分の予定でしたが、時間を少し延長してファンサービスをしてくれました。
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新聞などで、地元の人たちが航空祭でブルーインパルスの飛行を止めるようにと呼びかけています。
昔のような垂直に上昇下降するアクロバット飛行は無くなりましたが、万が一の事故やジェット音の騒音など地元の人にとっては反対する人もいます。

今後の動向が気になりますが、個人的にはブルーインパルスが大好きなので、展示飛行は続けてもらいたいと思っています。

2月28日 (火) 、早いもので2月も今日で終わりです。
この日の中日新聞の西三河版のページに「春間近 白梅が見頃」という記事がありました。
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豊田市のとなり、みよし市莇生(あざぶ)町の「あざぶ梅の里」を紹介する記事でした。
我が家から車で10分ほどの近い所に、こんな場所があるとは知りませんでした。

どんな場所なのか出かけてみました。

旧国道153号線で現在は県道520号線になっている飯田街道を、豊田市からみよし市へ向かい莇生郷の信号のすぐ近く手前の道を左折して坂道を登って行くと「あざぶ梅の里」と書かれた大きな看板がありました。
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カラフルな綺麗な看板で、みよし市観光協会と莇生梅栽培振興協議会が作成したものでした。
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あさぶ梅の里は三好池近くの高台に広がる梅の実を収穫する果樹園で、約8ヘクタールの広さに約三千本の南高梅や小梅などの品種が植えられているそうです。
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高台にあるので見晴らしも良く、遠くに猿投山が見えていました。
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黄色の屋根の建物は幼稚園です。

花の見ごろは3月半ばまで、畑の中に入って花見を楽しむこともできます。
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白梅が多く植えられている中に紅梅も植えられています。
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梅の里に訪れる人への、観賞用に植えられたものだと思われます。
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しだれ紅梅が満開に咲き誇っていました。
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観賞用の梅林公園ではなくて、梅の実を収穫する果樹園なので色とりどりの梅が並んでいるわけではありません。
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あざぶ梅の里を紹介している梅栽培振興協議会の話では、「白梅がずらりと並んだ光景は壮観ですよ」ということで、「ちょっと寄り道してみませんか」と呼びかけています。

豊田市の隣の長久手市に、大型商業施設『イオンモール長久手』が昨年(2016年)の暮れ、12月9日にオープンしました。
オープン当時はテレビ等で報道され混雑しているようだったので、オープンしてから2ヶ月近くが過ぎた2月3日にイオンモール長久手へ出かけてきました。
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名古屋市名東区の藤が丘駅から、豊田市の八草駅までを結ぶ、東部丘陵線(とうぶきゅうりょうせん)で、愛称「リニモ 」の長久手古戦場駅前がその場所でした。
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建物の側壁は植物が植えられた大きな壁画が有りました。
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寒さで植物の緑の色が寂しかったですが、夏にはまた雰囲気の違った壁画になりそうです。

イオンモール長久手は、リニモの駅から連絡通路で直結されています。

この日は平日でしたが、お昼頃だったので、フードコートやレストラン街の食事処は賑わっていました。
館内はカメラ撮影禁止になっていたので、残念ながら画像はありませんが、4つのフロアーの店内を歩き回って良い運動になりました。。

車は立体駐車場に停めました。
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立体駐車場4階の屋上からは瀬戸市のデジタルタワーが間近に見えていました。

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良い天気だったので遠くに真っ白に雪化粧した御嶽山が見えていました。

12月27日 (火) 、今年も岡崎市の奥殿陣屋へ干支(えと)を描いたハボタンの園芸アートを見に行ってきました。
毎年恒例の行事で、このブログで紹介するのも今回が3回目になります。
来年の干支の「酉(とり)」にちなみ、紫色と白色のハボタンを使って、文字とニワトリを描いた園芸アートです。
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奥殿陣屋の職員が8月から苗を育てた大きなハボタンを使っています。
テニスコートより少し広い畑に植えられたハボタンは全部で1742株ということです。

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紫色のハボタンを下地に、白色のハボタンで「2017 とり」の文字と、ニワトリの羽毛を表現しています。
ニワトリの鶏冠(とさか)や顎鬚(あごひげ)に紫色のハボタンを使い、目には赤色のべニア板を使っています。
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奥殿陣屋の職員の方の話では、「今年で10回目になり、ネズミの顔から始めてきましたが、今回のニワトリが配色が難しく、一見分かりづらいものになりましたが、苦心の作で、よく見るとかわいらしい絵になった」ということです。
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奥殿陣屋は毎週月曜日と年末年始(29日~1月3日)は休みですが、園芸アートは来年の2月初旬まで楽しめるようですのでぜひ出かけて見てはいかがですか。
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奥殿陣屋の入場は無料です。

11月5日 (土) 、澄み切った青空の下、みよし市文化センター「サンアート」を会場にして、みよし市文化祭が行われていました。
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建物の周囲には菊の花が並んでいます。
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サンアートの入り口の前では今年もみよし市菊花展が行なわれていました。
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菊の花を仕立てて、黄色の花で「み」「よ」「し」の文字が書かれています。
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中日賞を受賞した特別出品の作品です。
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テントの下には大輪の菊の作品がずらりと並んでいました。
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隣の水路の中には千輪仕立ての見事な作品が並んでいます。
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愛知県知事賞を受賞した作品です。
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毎年、みよし市の菊花展の作品には圧倒させられ、こんな風に咲かせるまでの手間の掛けようにはいつもながら感心させられます。

10月11日 (火) の午後、蒲郡市にある海をテーマにしたテーマパーク「ラグナシア(LAGUNASIA)」へ行ってきました。
ラグナシアは、シーサイドリゾート施設「ラグーナテンボス」の中にあります。
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ラグーナテンボスは、平成14年4月に開園した「ラグーナ蒲郡」が、平成26年8月に施設運営が蒲郡海洋開発からHISが設立した新会社へ譲渡され、名称も「ラグーナテンボス」に変わりました。

今回のラグナシアへ行く一番の目的は、今年(平成28年)3月にラグネシア内に新しくオープンした「フラワーラグーン」を見に行くことでした。

フラワーラグーンは、花による様々な展示手法を導入して、エリア一面に花を敷き詰めたような鮮やかな空間を演出し、花が持つ生命感を身体全体で感じてもらう施設ということです。

ラグナシアの入り口です。
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入場券を買って中に入ると、ハロウィーンの飾り付けがされていました。
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ラグナシア内を一番奥まで進むと、フラワーラグーンのある新設エリアへの渡り通路が有りました。
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橋を渡り終えると右側にフラワーラグーンの入り口です。
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10月に植えられている花の名前の説明看板が有りました。
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フラワーラグーン内には、大きく4つのエリアの見どころが用意されています。

入り口から中へ入ると、最初に「フラワーフォール」が有りました。
高さ4メートル、幅30メートルの水と花の壁です。
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流れ落ちる水と射し込む光、色とりどりの花の帯が癒しの空間を作り上げています。
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続いて「フラワーバレー」エリアです。
周囲を見渡すと、円状に様々な花で装飾されています。
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ガラス張りの通路の下にも花が敷き詰められています。
この時期は、庭植え用に品種改良されたキク(ポットマム)の花の上を空中散歩します。

外周にはキバナコスモスなどの季節の花で秋のムードに包まれます。
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次に登場したエリアは、「フラワーオーバル」です。
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トンネルをくぐって中に入ると、周囲360度、高さ4メートルの花の壁面で閉ざされた花の満ちる部屋が有りました。
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静かで落ち着きある空間でゆっくりと過ごしてもらうように作られたエリアです。
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部屋から出ると、「フラワースカイ」と呼ばれる場所が広がります。

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花のアーチをくぐって丘に進むと、
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丘一面に花を敷き詰め、ビーチの水面にその花々が映りこみ、光輝く花畑を創出しています。
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花畑を見て回った後、ラグーナテンボス内にある買い物や食事ができる施設の「ラグーナフェスティバルマーケット」に行きました。
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この建物の中鮮魚店で夕食を食べ、日が暮れて暗くなるのを待ちました。
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ライトアップされたラグナシアの入り口です。
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イルミネーションが点灯し綺麗です。
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フラワーラグーンの入り口の横に光の庭園があり、カラフルなLEDで色とりどりに輝いていました。
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フラワーラグーンの中もライトアップされて、昼間の明るい時とはまた雰囲気の違った景観が楽しめました。
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フラワーラグーン内の「フラワースカイ」のエリアです。

午後7時からは、入り口の広場で、ラグナシア名物の360°3Dマッピングが行なわれました。

写真は撮りませんでしたが、10月末までの期間限定のハロウィーンマッピングが上映され、きれいな映像と迫力ある音響を楽しんで帰ってきました。

先日、半田市の酢の博物館「ミツカンミュージアム」へ行く途中で、国の登録有形文化財に指定されている「半田赤レンガ建物」に立ち寄ってきました。
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半田赤レンガ建物は、明治31年(1898年)にカブトビールの製造工場として誕生したものです。
明治時代に建てられたレンガ建造物としては、日本で5本の指に入る規模を誇りました。

裏側の北の方向から見た建物です。
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ビール工場の遺構は現存数が極めて少ないため、その意味でも貴重な建造物です。

半田赤レンガ建物は、安定した温度や湿度を必要とするビール工場として建てられ、現在ではほとんど例を見ない、中空構造を持つ複壁や多重アーチ床など、極めて特徴的な構造です。
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レンガの壁の構造がわかるように、一部がカット断面にしてありました。

平成8年に民間企業が所有していたものを、半田市で所有することになり、歴史遺産として大切に保存されていました。
平成16年に文化庁登録の有形文化財に指定され、時々内部を見ることができる特別展示会が開催されていました。
平成26年6月から1年間かけて耐震補強及び公開部分の内装、設備、展示及び外構整備が行なわれ、今まで一般公開を行っていませんでしたが、平成27年7月に半田市の観光施設としてリニューアルオープンしました。

常設展示室や企画展示室などの資料館の他に、食事ができるカフェやショップが併設されています。
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カフェでは、赤レンガに囲まれた幻想的でゆったりとした空間の中で、復刻した生カブトビールと地元の食材を使った美味しいおつまみが楽しめます。
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カフェ「ブリック」では『ごんの卵かけごはんフライ定食』を11月30日までの期間限定で販売しています。
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内藤養鶏の新鮮な卵を使った、濃厚な卵かけごはんで、フライ・汁物・ドリンク付でした。

ショップではお土産用にカブトビールが売られていました。
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食事を済ませた後で、次の目的地の半田市ミツカンミュージアムへ向かいました。

先日、愛知県半田市にある酢の博物館「ミツカンミュージアム」へ行ってきました。

今からおよそ30年前の昭和61年(1986年)に開館した博物館「酢の里」は平成25年11月で一時閉館し、昨年の平成27年(2015年)11月に新しく体験型博物館としてオープンしました。

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日本一の酢の生産量を誇る(株)ミツカンは、江戸時代中期の文化元年(1804年)、中野又左衛門により尾張国知多郡半田村(現在の愛知県半田市)で酒造業として創業しました。

この地域でさかんな日本酒の製造後に残る酒粕(さけかす)を用いて酢を作り、米を用いた酢より安価であったため、この地で製造した酢を船で江戸に運ぶことで、江戸庶民に寿司が普及する要因となりました。

ミュージアムの入り口の建物です。
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ミツカンミュージアム前の半田運河の周囲にはミツカンの倉庫群の建物が並んでいます。

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ミュージアム内の展示資料で、半田から江戸へ酢を運んだ説明がされています。
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その時に使われていた弁才船「富士宮丸」が復元されて展示されていました。
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館内に展示されているので大きく感じましたが、この船で太平洋沿岸の荒波にもまれて行ったかと思うと驚きです。
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全長が20mしかない小さな船です。
嵐で太平洋を漂流してアメリカの船に助けられたことも有ったようです。

今ではお馴染みのミツカンのマークですが、明治20年(1887年)にミツカンは三本線に丸をつけたロゴを商標登録しています。
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ロゴマークの説明があり、三本線は中埜家の家紋が由来していますが、三本線にはそれぞれ意味が有って、酢の命でもある「味」「利き」「香り」の意味も持っており、下の丸は「天下一円」を意味しているそうです。

酢の博物館なので、酢が出来るまでの工程や作業の様子を説明していきます。
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見学には予約が必要ですが、人数に余裕が有れば当日行っても入ることができるようです。
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およそ1時間のミュージアム内の説明の最後には、握りずしの体験コーナーや、
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いろいろと酢を使った料理の見本やレシピが有りました。
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また、この時期ならではのハロウィンの調理も並んでいました。
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ミツカンミュージアムは入場料が必要ですが、十分に楽しめ、酢について知恵が膨らむ展示がされています。
ぜひ一度、出かけてみてはいかがですか。





日本では8年ぶりのサミットとなるG7サミット・主要7か国の首脳会議「伊勢志摩サミット」が2016年5月26日、27日の2日間、三重県志摩市の賢島で開催されました。
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首脳陣が並んで記念撮影をした志摩観光ホテルの後方には、英虞湾の島々が浮かぶリアス式海岸の美しい景観が見えています。

伊勢志摩サミットで紹介されたことで、この英虞湾の美しい景観を見ようと観光客が増えたそうです。

先日、伊勢に行く用事が有ったので、英虞湾の景観と志摩観光ホテルが見られるということでテレビなどで報道され、人気スポットになった志摩市の「横山展望台」という所に行ってきました。
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展望台のすぐ近くに12台ほど停められる横山展望台専用駐車場が有りますが、休日などの観光客が多いときは500mほど離れた横山ビジターセンターの駐車場に車を停めて、約15分~20分かけて坂道を登って行くことになります。
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この日も土曜日だったので、展望台駐車場への入り口には乗り入れ制限中の案内板が有りました。
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ビジターセンターの駐車場から坂道を登って行くと、
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展望台の専用駐車場が有りました。
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タクシーと数台の車が停まっていました。

この駐車場から展望台まではスロープが整備されており、車いすでも行くことができます。
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横山展望台に到着です。この場所の標高は140mです。
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南側の英虞湾側に眺望が開け、英虞湾に浮かぶ無数の真珠養殖筏や大小さまざまな島々を見ることができます。
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展望台には高さ3mほどの見晴らし台も整備されていました。
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見晴らし台から見た英虞湾の景観です。
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見晴らし展望台から10分(250m)ほどの所にパノラマ展望台が有りました。
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さらに高い場所なので、英虞湾の景観も良く見えました。
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パノラマ展望台から見た英虞湾です。
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まだ9月初めで暑さの厳しい日でしたが、横山展望台からの素晴らしい景観と、海から吹き付ける爽やかな風で、しばらく暑さを忘れて英虞湾を楽しんできました。

8月5日、ブラジル、リオデジャネイロのオリンピックが始まりました。
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8月21日までの17日間行なわれます。
夜も昼もオリンピック観戦で毎日が終わりそうです。

しばらく、ブログの更新が止まりそうです。

安城七夕まつりは、JR安城駅周辺の商店街を中心に、毎年8月の第1週の金・土・日の3日間、開催されます。
太陽が照り付ける真夏日の8月5日 (金) に出かけてきました。
会場近くの臨時駐車場になっている小学校のグランドに車を停めて、安城駅の方向に向かいました。

駅に続く通りには綺麗なささ飾りが並んでいます。
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安城七夕まつりの歴史は、昭和29年に国鉄(現JR)安城駅前の本町発展会の商店街振興イベントとして始まり、時代の変化とともに、「東海一の七夕まつり」から「日本三大七夕まつり」として、全国に認められるようになりました。
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ある情報によると「日本三大七夕まつり」は、以下のように説明されていました。
1つ目が仙台市(宮城県)の「仙台七夕まつり」で、続いて平塚市(神奈川県)の「湘南ひらつか七夕まつり」、そして安城市(愛知県)の「安城七夕まつり」を日本三大七夕まつりと呼ぶようです。
ただし諸説ある中で、毛織物生産で栄えた一宮市(愛知県)の「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」を三大七夕祭りに数える場合もあるという説もあるようです。

安城七夕まつりは、日本三大七夕祭りの一つとかつては主張していたが、2009年より「日本三大」から「願いごと日本一」へとコンセプトを変更しました。
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安城七夕まつりは竹飾りのストリートが日本一長いと言われています。
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同様に短冊の数、願いごとに関するイベントの数も日本一である自負があることから、これこそが安城七夕まつりの長年にわたる歴史の中で培ってきた財産として、願いごと関連のイベントを充実させることに比重を置いているようです。
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JR安城駅前の飾り付けです。
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そして、駅前の高い所から真っすぐに伸びるストリートを見た風景です。
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道路に降りてきました。
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まもなく始まるリオのオリンピックに合わせた飾り付けも有りました。
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暑い昼時でしたがささ飾りの下を歩く浴衣姿の女性たちが涼しげです。
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安城七夕まつりのマスコットキャラクターの「きーぼー」のストリートも有りました。
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3日間行なわれている安城七夕まつり。
この日は暑い昼時に行きましたが、涼しくなった夜の散策も良いと思います。
今度行くときは、夕方から出かけてみようと思っています。

ブルーベリー狩りのシーズンです。
7月22日 (金) 、二十四節気の大暑(たいしょ)のこの日、南信州のブルーベリー園へ今年も出かけてきました。
標高が高い所なので、昼でも気温が25℃くらいの涼しさです。
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今年も料金すえおきでした。
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2時間、食べ放題・取り放題です。
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甘く実ったブルーベリーを食べながら、持ち帰り用の籠にも入れていきます。
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夢中で過ごして、2時間がアッという間に過ぎました。
収穫した結果の写真はありませんが、家に帰って重さを測ったら、2キロを超えていました。

さっそく、ブルーベリージャムに加工して、美味しくいただいています。

7月第3月曜日の18日は「海の日」です。
20年前の1996年に「海の記念日」という記念日からから「海の日」という名前で国民の祝日になりました。
制定当初「海の日は」7月20日でしたが、2003年の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)により、7月の第3月曜日となったという経過があります。
毎年、この日には名古屋みなとまつりが行なわれ、夜には花火大会があります。
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花火見物に出かける計画をしましたが、花火の打ち上げ場所の名古屋港ガーデン埠頭周辺は、大変な混雑が予想されるので、少し離れた場所へ行くことにしました。

その場所は、名古屋港に浮かぶ中部電力火力発電所のある埋立地の「9号地」です。
9号地の南端の港区潮見町には、伊勢湾岸道路の名港潮見インターチェンジがあります。

夕方早くに9号地に着いたので、潮見町の岸壁からの夕焼けを見ることにしました。
午後6時35分の名港中央大橋です。
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名港中央大橋は、伊勢湾岸自動車道伊勢湾岸道路の名港潮見ICから名港中央ICの間にある橋梁で、名古屋港を横断する名港トリトン(名港東大橋、名港中央大橋、名港西大橋)のひとつです。

その橋脚主塔の高さは、名古屋のテレビ塔よりも高く195mあります。

15分後の午後6時50分の夕日です。
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そして、午後7時ちょうどには夕日が養老山脈の山並みに沈み始めました。
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午後7時02分、完全に日が沈みました。
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このあと、場所を少し移動して港まつりの花火が見える場所から花火見物をしてきました。
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海からの涼しい風を受けながら、およそ50分間の花火見物です。
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ポートビルの灯りや観覧車のイルミネーションが、夜空で花火と競演していて綺麗でした。

7月16日 (土) 、岐阜県郡上市高鷲町にある「ダイナランドゆり園」に行ってきました。
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冬季には奥美濃最大級のスキーゲレンデが、夏季になると西日本最大級で全花数360万輪のゆり園に変身します。

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標高1,000mにある涼しいダイナランドゆり園。
東海地方の平地ではゆりの花の見ごろは7月上旬頃で終わってしまいますが、奥美濃のスキー場の場所に植えられたゆりの花は7月中旬から8月中旬が見頃になります。

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広いスキー場のゆり園は、スキー場のリフトを流用したフラワーリフトや散策路を車両で坂の上まで乗せて行ってくれるフラワートレインのどちらかを利用すれば、快適にゆり園の頂上まで連れて行ってくれます。
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二人乗りのフラワーリフトのスタート地点です。
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そしてこちらは、ゴール地点手前です。
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リフトは上り専用でした。
もう一つの乗り物は、ゆり園の中を3両の客車を曳いて、片道およそ1.2キロを走る、フラワートレインです。

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こちらは、遊歩道の坂の上まで登って行く上りと、坂を降りてくる下りも利用できるようになっていました。
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まもなく上りの終点です。
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トレインのゴール駅はエコーの鐘の前でした。
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トレインを降りるとゆりの花のモザイクゾーンと呼ばれる場所がありました。
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綺麗なゆりの花を背景に写真を撮る人の姿が多くみられます。
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上りはトレインを利用しましたが、下りは遊歩道をゆっくりと花を楽しみながら園内を降りてきました。

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いろいろな色のゆりの花が咲き誇っています。
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ゆり園入り口付近まで戻ってきました。
売店で、ゆり根天ぷらが売られていたので買って食べました。
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甘くて美味しいゆり根の天ぷらでした。

この日は一日曇り空で、気温が20℃前後の半そででは寒いくらいの陽気のダイナランドゆり園でした
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遠い所ですが、ゆりの花の好きな人は最高に楽しめるので、ぜひ一度出かけてみてはいかがですか。

岡崎市伊賀町にある伊賀八幡宮のハス(蓮)の花が見頃になっています。
7月14日 (木) の午前中に訪ねてきました。
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ハス池の横には、車が20台ほどは停められる広い駐車場が有ります。
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伊賀八幡宮は説明板にも記載されているように、歴史のある神社です。
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ハス池の向こうにある随神門と呼ばれる大きな建物は国の重要文化財に指定されています。
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ピンク色の大きな花がたくさん咲いていて、とてもきれいです
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ピークは過ぎているようですが、つぼみが開き始めた花がまだまだ多くありました。
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池の中央にある石橋(神橋)は、寛永13年(1636年)に境内が整備されたときに架けられたもので、これも国の重要文化財に指定されています。
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嘉永年間といえば、江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代です。
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岡崎市は徳川家康生誕の地でもありこうした文化財が多くあるところです。

随神門の奥にある伊賀八幡宮の拝殿です。
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拝殿の奥の本殿は、慶長16年(1611年)徳川家康公によって造営されました。
権現造りの本殿は入母屋造が普通ですが、伊賀八幡宮は流造りになっている珍しい建物です。
「本殿」「幣殿」「拝殿」の三連で権現造りとなっています。
「幣殿」「拝殿」寛永13年(1636年)三代将軍家光公によって本殿に増設し、造営されました。
これらの建物も国の重要文化財に指定されています。

愛知県岡崎市は、大正5年7月1日に市制を施行してから今年で100周年を迎えました。
市制施行100周年を記念して、国道1号線の道の駅「藤川宿」の近くの岡崎市藤川町に「田んぼアート」が描かれているということなので、7月14日 (木) に出かけてきました。
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田んぼアートの前には広い駐車場と、パイプで組まれた見晴らし台が有りました。
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高さ3・6メートルあるそうです。
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見晴らし台から見た田んぼアートです。
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稲の葉の色が黄色・黒色・白色そして緑色と4色に彩られて「おかざき市制100周年」の文字と、岡崎市のマスコットキャラクター「オカザえもん」が描かれています。
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岡崎市や地元農家、企業でつくる実行委員会が企画し、5月に市民ら348人が参加して田植えをしたものです。
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田んぼアートのデザインが書かれたものが有りましたが、田んぼの広さは縦100m、横80mもあるようです。
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あまりにも大きすぎて、田んぼアート全景を1枚の写真で撮れません。
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8月中旬のお盆頃までが見頃ということで、9月25日に稲刈りを予定しているそうです。

7月7日は二十四節気の小暑(しょうしょ)です。
暑さがどんどん強くなっていくという意味があり、この頃から暑さが本格的になってきます。
暦に合わせるかのように暑い毎日が続いています。
こんな時に涼しい場所はと思い立ったのが水族館です。
久しぶりに名古屋港水族館へ出かけてきました。
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入館料は大人が 2000円ですが、愛知県に住んでいる65歳以上の高齢者は入館料が半額になるという特典があり、これを利用して 1000円で入ることが出来ました。
館内は広く北館と南館の2つに分かれています。
館内を進んでいくと、この日は七夕で、たなばたの飾りも有りました。
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ペンギン水槽は南館の3階でした。
入り口では、そっくりに作られた実物大のペンギンが出迎えてくれます。
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ここでは、南極やその周辺の島々で生活している4種類のペンギンたちを展示しています。
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ペンギンの中で世界最大のエンペラーペンギン、頭のリボンのような模様がかわいいジェンツーペンギン。白と黒のツートンカラーのアデリーペンギン、あごにひげのような模様があるヒゲペンギン。
4種類のペンギンたちの賑やかな水槽は、いつまでも飽きることなく眺めていられます。
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水槽の際まで来てくれるので、体毛や目の色までじっくり観察できます。
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ペンギンたちには快適な水槽内。一年中気温はマイナス2度、水温は6度に設定されています。
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ペンギン水槽が冷たくされているので、水槽の前の観覧場所もとても涼しく、椅子に座ってゆっくりとペンギンの姿を楽しむことが出来るようになっていました。
想像していたよりの寒くて、身体が冷えてきて、あまり長くは居られないほどでした。

このあと、北館で行なわれたイルカのパフォーマンスなどを見るなどをして
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ゆっくりと名古屋港水族館の一日を楽しんできました。

7月4日 (月) 、安城市のデンパーク近くの田んぼで、毎年行なわれている「田んぼアート」を見に行ってきました。
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「ふれあい田んぼアート安城」というこの企画は2007年から始まっており、今年で10年目になります。
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今年の田んぼアートのデザインです。
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5月15日(日)に安城市民や農業関係者ら約700人が田植えをして、それから1か月半が過ぎました。

土手の上の道路から見下ろした田んぼアートの全貌です。
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田んぼアートの大きさは、縦70メートル、横50メートルあるそうです。

アートの左上の部分に稲穂と米粒で10t hの文字をデザインしてあり、
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アートの右側には大きな「かかし(案山子」が立てられています。
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そして中央の下部には「I💛お米」
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それに、おにぎりの顔をした地元JAのマスコットキャラクター「マイマイ」の姿も有ります。
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「ふれあい田んぼアート安城」は、7月いっぱい楽しむことができます。
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交通安全のため、車の路上駐車はしないようにして、デンパークの駐車場を利用するように気を付けましょう。

7月23日 (土) には高所作業車を使った観賞会が行なわれ、9月中旬には稲刈りが計画されています。






「モネの池」というのをご存知でしょうか。
岐阜県関市板取にある根道神社の鳥居の横にある池で、正式名称が知られておらず「名もなき池」という池です。
この池がテレビ報道などで、まるでフランスの印象派画家、クロード・モネの連作絵画「睡蓮(すいれん)」のような幻想的な美しさを持つ景観が見られることから有名になりました。

この池をいつの間にか「モネの池」と呼ばれるようになりました。
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池の大きさはテニスコートほどの小さな池ですが、山からのわき水によって池の水は常に青く透き通っており、およそ30匹ほどのコイが泳いでいて、スイレンやコウホネというスイレン科の植物が植えられている美しい池です。

この時期にはスイレンの花も咲いていて、休日は観光客でたいへん混雑しているということでした。
平日なら比較的人も少ないと思われたので、6月24日 (金) に出かけてみました。
板取川に沿って国道256号線を北上しアジサイが沿道に咲いているアジサイ街道の途中にその場所が有りました。
根道神社の鳥居の横には大勢の人の姿です。
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近づいていくとアジサイの花の奥に池がありました。
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ここが話題の「モネの池」です。
池の周りにはたくさんの人がいて、池を見つめています。
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池の片隅にはに、スイレンの花が咲いている部分があり、スイレンの葉っぱの下をコイがゆっくりと泳いでいます。
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スイレンは白色の花でした。
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スイレンの花が咲いていない方は池の水が透き通っていて池の中が綺麗です。
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このコイの中に一匹注目されているコイがいるということです。
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そのコイは、頭の上に赤いハートの模様が有るコイです。
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ちょっと形が悪いけれど、そう言われればハートの形に見えますね。
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近づいて来てくれたので、正面からの写真が撮れました。
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小雨が降ったり止んだりのあいにくの天候でしたが、モネの池を見に来る観光客が後を絶ちません。
池の横ではスマホやデジカメでいっぱいでした。
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この日は平日なのに、この人だかりなので休日の混雑が想像されました。

いつまで見ていても飽きない景観で、池の綺麗な水で心が洗われるようです。
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「モネの池」はあくまでも通称であって、2012年の写真雑誌「風景写真 2012年7-8月号」に投稿された写真が最優秀作品賞を、さらに2012年度フォトコンテストグランプリ賞を受賞したのをきっかけに、テレビ放映やインターネットの会員制交流サイト(SNS) を通じて有名になり、「モネの池」と呼ばれるようになったそうです。

神社のすぐ近くに、以前はこの池の近くには雑草が生い茂っていた池に、スイレンやコウホネを植えたという「モネの池」の育ての親ともいえる人が経営している花苗を生産販売している「フラワーパーク板取」が有り、花の苗の他に、池の写真が貼られたお土産も売られていました。
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名もなき池の美術館というクッキーです。
思わず買って帰りました。

豊田市からはちょっと遠いですが、関市板取という所にはモネの池以外にもアジサイロードやアジサイ園、二十一世紀公園や板取温泉など、多くの観光地が有り、また出かけてみたい場所でした。

6月20日 (月) 、豊田市花のあるまちづくり協議会の企画で行なわれた視察研修に参加する機会をいただき、三重県松阪市にある「松阪農業公園 ベルファーム」に連れて行ってもらいました。
視察研修の目的は公園などの計画的に管理された花飾りの視察を通して、花壇づくりの技術の向上を図るということです。

朝9時に豊田市を出発し、およそ2時間で現地のベルファームに到着しました。
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ベルファームは平成16年(2004年)4月に開園した、約23haの広大な敷地を有す農業公園です。
広場・池・農場・庭園などがあり、自然を満喫できます。
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一番の見所は、四季を通していろんな顔を持つイングリッシュガーデンです。
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ローズガーデンやハーブガーデンなど9つのエリアから成り、それぞれ異なる表情を楽しめます。
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5~6月のバラのシーズンが、色彩・香りとも最も華やぐということでしたが、行ったのが6月の中旬だったのでバラの花もピークが過ぎていて少し残念な状態でした。
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そんな中で綺麗だったのは、イングリッシュガーデン内のグラスハウスのスイレンでした。
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暑くなればなるほど元気良く花を咲かせてくれるスイレンが咲き始めていました。
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こちらには温帯スイレンととっても暑さに強い熱帯スイレンが植えつけてあります。
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ただいま温帯スイレンが見頃を迎え、熱帯スイレンも少しずつお花を咲かせてきているそうです。
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スイレンを見た後はイングリッシュガーデンを散策し、綺麗な庭を見させてもらいました。
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綺麗な花の飾り付けがされています。
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バラは終わってしまいましたが、初夏の季節の花が咲き誇っていました。
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お昼ご飯は、園内のガーデンカフェの手づくりランチをいただきました。
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三重県の海の幸・山の幸の食材が使われた身体に良さそうなランチです。
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この後にコーヒーとデザートが付いていて、満足の食事でした。

およそ2時間半ほど園内を見学して、午後1時半頃にベルファームの駐車場へ戻ってきました。
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松阪市は豊田市からは少し遠いところでしたが、綺麗な花の咲く公園を見学し、おいしい食事が出来たうれしい企画の視察研修でした。


6月17日 (金) 、名古屋めしで有名な「矢場とん」の味噌カツを食べようと、4ヶ月前にオープンした新東名岡崎サービスエリア(SA)のNEOPASA岡崎内に有る矢場とんの店へ出かけてきました。

NEOPASA岡崎には高速道路を使わなくても、豊田市街地から一般道でも行くことが出来ます。
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お昼頃の一般道からの岡崎サービスエリア駐車場は、平日でもほとんど満車に近い状態でした。

名古屋名物みそかつ矢場とんと書かれた看板の前には10人ぐらいが並んでいました。
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店の前のテーブルにはまだ少し席に余裕が有り、すぐにテーブルに着くことが出来ました。

人気のわらじとんかつとロースとんかつを注文しました。
待つこと10分程度で呼び出しブザーが鳴って、カウンターで受け取りました。
こちらがロースとんかつ定食です。
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そして、大きなお皿にのったわらじとんかつ定食です。
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甘い味噌が、とんかつにたっぶりと掛かっていて、間違いない美味さです。
矢場とんの味噌カツは、期待通りのとっても満足した味でした。

名古屋人ならずとも、この味は多くの人に好まれていて、待っている列の中にも中国語のような話し声が聞こえていたので外国の人がいるようでした。
豊田市から名古屋市へ行かなくても、名古屋めしが食べられるようになり、また出かけていきたいと思っています。

名古屋市緑区有松町の旧東海道の町並みで、毎年6月に行なわれている「有松絞りまつり」は今年で第32回になるそうです。
土・日曜日の2日間行なわれますが。日曜日の天気が雨予報だったので6月4日の土曜日に出かけてきました。
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さわやかな風が吹き抜ける曇り空の下、絞りまつり会場で賑わう有松の町並みです。
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有松は、東海道の池鯉鮒宿と鳴海宿の間に出来た町で、江戸時代より「有松絞り」で繁栄し、商家が軒を重ね、現在も歴史的町並みが残っています。
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有松の旧東海道の町並みは、今年(2016年)2月に、愛知県では豊田市足助町の町並みに続いて2件目になる伝統的建造物群保存地区(伝建地区)になっています。
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その町並みの絞りまつり会場では「匠の世界絞りの実演」が行なわれていました。
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受け継がれる技、「三浦」「竜巻」「蜘蛛」などの絞り技法を伝統工芸士のおばあちゃんたちが実演しながら紹介しています。
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別の場所では、「その手はククル、未来をツクル。」というキャッチフレーズで絞り技法の実演を披露していました。
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脈々と受け継がれてきた技法を、未来を担う若者後継者が並んで披露していました。
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有松絞りまつりの楽しみの一つが買い物です。
お買い得く品を求めて店の前には人が集まります。
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一枚400円のハンカチから、一巻数万円の反物まで、
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ふところ具合と相談しながら買い物を楽しんでいます。
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まつり会場の町並みを歩いていたら、あちらこちらで撮影会が行なわれていました。
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この日は中日写真協会の撮影会で、有松ミス絞りや有松福男、そして中日フォトメイツの人がモデルになって、絞りの浴衣に満面の笑顔でポーズをとっていました。
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その他に、絞り体験教室や有松の山車飾りでのからくり演技の実演や、
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有松の史跡や名所を案内する町並みツアーなどのいろいろなイベントが行なわれていました。
旧東海道の有松の町並みを端から端まで歩いて、有松絞りまつりを楽しんできました。

日本中が注目した伊勢志摩サミットが無事に終了しました。
そんな中で、サミットに参加したカナダのトルドー首相は、早くに来日して、伊勢志摩サミット前日の5月25日には、夫人と一緒に、志摩市と鳥羽市の境にある青峰山に登り、山頂近くの寺の境内を散策するなどして伊勢志摩地域の魅力を満喫したという新聞記事が有りました。

トルドー首相が御夫婦で散策したというお寺は、鳥羽市の青峯山 正福寺だったそうです。
正福寺は鳥羽市と志摩市の境にある古刹で、海上保安の祈願所で有名なお寺です。
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数年前に、私も伊勢神宮を参拝した後で青峰山の正福寺に行ったことが有ったので興味のある情報でした。

その時に写した正福寺の山門です。
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30年かけて建造されたと伝わる大きな山門(大門)で、江戸時代の文政13年(1830年)に建てられたと伝わっています。
あまりに豪華な山門なので「鳥羽藩に過ぎたるもの」と呼ばれたそうです。

山門をくぐって境内へ進んで行くと、鐘楼が有ります。
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金堂に向かう参道です。
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境内には杉の大木が何本もそびえています。
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二層の建物の正福寺の金堂です。
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青峰山が海からの見通しが良く、航行目標・距離の捕捉に役立つことから、漁業関係者や船員の信仰を集めています。
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金堂と聖天堂を結ぶ回廊には、全国各地から奉納された絵馬や護摩札が数多く掲げられていました。
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毎年、青峰山正福寺で旧暦の1月18日に開催される「御船祭(おふなまつり)」は、海上守護を祈願する漁業関係者を始め、ハイキングを楽しむ人たちも祭りに訪れ賑わいます。

山門の内外に展開する露店で弾き猿やねじり菓子を買い求めるという慣例があるようです。
境内には日本全国から奉納された色彩豊かな大漁旗が埋め尽くし、山中でありながら漁港さながらの賑わいを見せるそうです。

豊田市の南部で岡崎市の境、巴川の支流の郡界川を越えたところにある岡崎市奥殿町の村積山自然公園内にある奥殿陣屋バラ園では、現在「奥殿陣屋バラまつり2016」が行なわれています。
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5月20日 (金) の午後、出かけてきました。
このバラ園には、木バラやつるバラなど約105種類・1000株ほどが植えられているそうです。
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高さが3メートルほどまで垣根沿って伸びたつるバラが並んでいて見ごたえがあります。
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その他に、木の枝のように仕立てられたバラも見事です。
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昭和63年にバラ園がオープンしており、もうじき30年を迎えます。
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見頃になったバラ園には、平日でもたくさんの人が訪れてバラの香りを楽しんでいました。



G7伊勢志摩サミットが5月26日、27日の2日間、三重県志摩市賢島「志摩観光ホテル」で開催されます。
そのサミットがあと10日余りに迫った5月14日 (土) に伊勢神宮へお参りに出かけてきました。
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駐車場から内宮までの「おはらい町」の通りや、内宮の参道などには警察官があちらこちらに配備されていて、いつものお伊勢さんとは様子が違っていました。
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無事にお伊勢さんの参拝を済ませ、内宮前の赤福の店でお茶を飲みながら、出来立ての赤福餅をいただきました。
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刈谷ハイウェイオアシスでも売っていますが、やっぱり伊勢で食べる赤福餅は一味違うような気がします。
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このあと、昼食を食べるためにパールロードを志摩方面に車を走らせ海の駅 黒潮へ向かいました。
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休日の昼の時間なので混雑はしていましたが何とか席に着くことが出来ました。
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たくさんのメニューの中から、
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この店でNO1人気の「てんこ盛り海鮮丼」を注文しました。
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しばらくして名前を呼ばれて受け取った海鮮丼です。
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エビの踊りが丼の上で飛び跳ねています。
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店の前の海の景色を見ながら、美味しくいただきました。
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食事の後に近くの鳥羽展望台へ行ってみると、
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展望台の駐車場には自衛隊の車が数台止まっていました。
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サミットに向けてのレーダー監視訓練をされているということでした。
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鳥羽展望台からの景観です。
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ここから気象条件が良ければ富士山が見えるそうですが、この日は視界が悪くてとても無理でした。
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伊勢神宮参りは数回になりますが、今回は今までとはちょっと違った様子が見られた伊勢路のドライブでした。

5月12日 (金) 、青空を背景に観覧車が美しい、刈谷市東境町の伊勢湾岸自動車道の刈谷ハイウェイオアシスです。
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セントラルプラザの公園側にある産直市場おあしすファームには一般道からも行くことができるので買い物客で人気のある場所です。

この産直市場内にある「おさかな工房」は三河湾から毎朝とれたての魚介類が直送されることで、鮮度抜群の魚を手頃の価格で手に入れることが出来ます。
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この日も、たくさんのお客で賑わっていました。

買い物をした後で、高速道路側の休憩スペースへ行ってみると、トラックの荷台にカエルが乗っている石像が有りました。
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全国トラック協会が建てられた物でした。
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大切な家族のために無事カエル
 ~高速道路を利用される皆様の交通安全をお祈りします~
 
と書かれています。
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愛知県は、交通事故死亡者数が毎年ワースト1という不名誉な記録が続いています。

今年の交通事故発生状況を愛知県警察のホームページで見てみると、5月12日現在の暫定数で愛知県の交通事故死者数は、昨年より12人少なく60人で全国ワースト4位になっていました。

ただし、愛知県の中で地域別には豊田市を含む西三河は、昨年より4人増えて19人となっていました。

刈谷ハイウェイオアシスのカエルの石像を見て、豊田市に住む一人として、これからも気を引き締めて安全運転に心がけていこうと思っています。

5月5日、浜松まつりの帰り道、浜松市南区安松町の交差点で信号待ちをしていたら、大きな文字の「まっちゃん餃子」の看板が目に入りました。
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この「やつば池(八ツ谷池)散歩道のブログ」のプロフィールにあるように、私も「まっちゃん」なので、どんな店なのか気になって立ち寄りました。

「まっちゃん餃子」は静岡県磐田市から数年前に浜松市に本店を移転して晴れて「浜松餃子」になりました。店の名前は、磯部松男さんが作ってるから「まっちゃん餃子」といいます。
磯部さんは磐田市ではもともとお肉屋さんで、店の肉を挽肉にして餃子の店を始めたそうです。

店内に入ると、ここは食堂ではなく、持ち帰り専門の店でした。
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販売窓口から餃子を作っている様子がうかがえました。
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生餃子も有りましたが、持ち帰りに便利な冷凍のものを買い求めました。
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発泡スチロールの箱に保冷剤をたくさん入れてくれて、玉ねぎが5つ入った袋のお土産付きでした。

まだ食べていないのでグルメレポートは有りませんが、近いうちにフライパンで丸く焼いて真ん中にモヤシを入れた浜松餃子を食べるのが楽しみです。

5月5日、浜松まつりの凧揚げ合戦を見た後に、浜松城に立ち寄りました。
徳川家康が築いた浜松城は、天下統一への足がかりとなった「出世城」と言われている城です。
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永禄11年(1568年)、三河から東進し、今川領の制圧を開始した徳川家康は、駿府に攻め込んできた武田信玄の侵攻に備え、遠州一帯を見渡せる三方ヶ原の丘に着目しました。
天下を取るためには、まず信玄を倒さなければならないと判断した家康は、元亀元年(1570年)、岡崎城を長男の信康に譲り、三方原台地の東南端に浜松城を築城し、駿遠経営の拠点としました。
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徳川家康が駿府城に移ったあとの浜松城は、代々の徳川家とゆかりの濃い譜代大名が守りました。
明治維新後、城郭は壊され荒廃していましたが、昭和33年、野面積みの旧天守台の上に新天守閣が再建されました。
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浜松城の石垣は野面積みと呼ばれる石組みです。
自然石を上下に組み合わせて積む堅固な野面積みは、400年の風雪に耐え、今なお当時の面影を残しています。
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天守閣の入り口には真新しい天守門が2年前の平成26年3月に復元されました。
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天守台の東に位置する艪門(やぐらもん)で浜松城の特徴的な存在といえます。

天守閣の隣の浜松城公園には若き日の家康像が有りました。
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また、赤い幟には平成29年大河ドラマに決まった「おんな城主直虎」の井伊直虎ゆかりの地と書かれています。
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来年には脚光を浴びる場所になるかもしれません。
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戦国時代ブームに乗って、浜松城には外国人の観光客も多く訪れているようです。

ゴールデンウイークの後半、毎年5月3、4、5日に開催される静岡県浜松市の「浜松まつり」は、100万人以上の観光客が訪れる日本有数のまつりとして知られています。
昼間は遠州灘を望む中田島砂丘の凧揚げ会場で勇壮な「凧揚げ合戦」が行なわれ、夜には中心市街地で絢爛豪華な御殿屋台が引き回されるほか、郷土芸能や吹奏楽パレード、ミス浜松まつりコンテストなど、3日間楽しめるイベントが盛り沢山の祭りです。
5月5日のこどもの日に浜松まつりの凧揚げ合戦を見に浜松市の祭り会場へ出かけてきました。
凧揚げ会場までは少し離れた臨時駐車場の飯田公園からシャトルバスを利用します。
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有料ですが、大型バスが待ち時間なしで次々と発車します。
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凧揚げ会場近くの浜松まつり会館がシャトルバスの乗降場所になっていました。
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記念写真を撮ってもらったり、凧揚げ体験をさせてもらえたりと、たくさんの観光ボランティアの人たちで観光客の対応をされています。
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浜松まつり会館から凧揚げ会場までは中田島砂丘を歩いて行ってみました。
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中田島砂丘は日本三大砂丘の一つで海岸線に4キロ続く砂丘です。
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中田島砂丘には堆砂垣(たいさがき)と呼ばれる施設があります。
これは砂浜に砂が積もるよう促し、砂丘の面積が減少するのを防ぐ施設だそうです。
砂浜の向こうに広がるのは遠州灘(太平洋)です。
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砂丘を進んでいくと、松林の枝の間から凧の姿が見えていました。
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砂に足を取られながら歩くこと20分ほどで、凧揚げ合戦の会場につきました。
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広い広~い凧揚げ会場には174ゕ町の各町から集まった人が法被姿で凧揚げ合戦をしています。
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空には50を超える凧が揚がっています。
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ただ凧揚げを楽しんでいるのではなく、各町が互いの凧糸を絡ませ、空中で擦りあいながら相手の糸を断ち切るという糸切り合戦が行なわれています。
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糸を切られた凧は無残ににも風に吹かれて砂浜に落ちていきます。
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各町内には役目を持った人が決められていて、砂丘に落ちた凧を拾いに行く人たちの姿もありました。
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この日は西風が強く吹いていたので凧糸を引く人たちも気合が入っていたようです。
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およそ2時間、凧揚げ合戦の様子を楽しんで、帰りのシャトルバス乗り場に戻ってきました。
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日本最大級の大凧が乱舞する浜松まつりの凧揚げ合戦を十分に堪能して帰りました。

刈谷市東境町にある伊勢湾岸道の刈谷ハイウェイオアシスに隣接する岩ヶ池公園の藤棚が見ごろになりました。
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藤棚は公園内の通路に沿って真っすぐにおよそ200mほどあり、約60本の藤の木が植えられています。
その藤棚からは長さが40~50センチの藤の花の房が垂れ下がっています。
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ほとんどが紫色の花ですが、少しだけ白色の部分もありました。
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刈谷ハイウェイオアシスの観覧車をバックに、藤の花が綺麗に咲いています。
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ゴールデンウイークの初日の4月29日には、藤まつりが行なわれ、藤棚の下でお茶会があります。
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お菓子付きで一服300円でいただけるようです。

4月16日17日の2日間、春の美濃路の焼き物まつり「第20回 TOKI陶器まつり 2016」が岐阜県土岐市で行なわれました。
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毎年、土岐市内にあるセラトピア土岐とその周辺道路で開催される春の陶器まつりです。
16日 (土) の午後から出かけてみました。
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小規模なお祭りながら、陶器と食べ物のテントが密集して、混み具合もなかなかのものです。
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セラトピア土岐の前にずらりと並んだテントでは格安で美濃焼が販売されていました。
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道路の床に置かれたケースの中の物は比較的値段の安いものが多くありますが、
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棚に並べられた物などは、高価な物もありました。
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セラトピア土岐の館内では美濃焼の体験コーナーもありました。
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陶器を売る店が並ぶ路上に、ゆるキャラも登場していました。
多治見市のマスコットキャラクター「うながっぱ」と、
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ぎふ清流 国体イメージキャラクター「ミナモ」です。
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どちらのゆるキャラも子供の人気を集めていました。
その他、パトカーや白バイに乗せてもらえる警察コーナーや
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自衛隊コーナーがありました。
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陶器の販売だけでなく、いろいろな企画がされた楽しいおまつりでした。
我が家の明日からご飯を食べる器が新しくなりそうです。

4月15日の富士宮市の富士山本宮浅間大社をお詣りした後、同じ富士宮市にあるもう一つの世界遺産の「白糸の滝」に足を伸ばしました。
白糸の滝への道の途中で望めた富士山の全景です。
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白糸の滝の駐車場から滝までへの遊歩道には土産物の店が並んでいます。
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少し進むと豪快な滝が現れました。
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音止の滝という滝です。
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土産品の店を通り過ぎてしばらく行くと、馬蹄上にえぐられた岩肌からたくさんの滝が連なる場所が見えてきました。
ここが白糸の滝です。
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説明板によると、白糸の滝の高さは約20mで幅が150m広がっていると書かれています。
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溶岩の間から富士山の伏流水が流れ落ちているのです。
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昭和11年に国の名勝及び天然記念物に指定されています。
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それは豪快な滝というのではなく、優雅な優しい滝でした。
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世界遺産ということもあって、外国からの観光客の姿も多くありました。

時刻が午後3時を過ぎてきていたので、ここからは豊田市へ戻ることにしました。
その帰り道では、富士山の姿は雲の中に隠れてしまっていました。

4月15日 (金) 、朝から青空の広がる良い天気の日になりました。
久しぶりに富士山が見たくなって、この日の天気なら富士山がきっと見えるだろうと信じて、新東名高速道路を東の方向に車を走らせることにしました。
最初の目的地を静岡県の富士宮にある「富士山本宮 浅間大社」です。

新東名高速道路の静岡SAや新静岡ICでは、近くの山並みの陰に隠れて富士山は見えませんでしたが、トンネルを抜けて新清水JCT付近に来た時に、目の前に富士山の姿が現れました。
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新清水IC出口の手前付近では高速道路の正面に堂々と富士の姿を見ながら走行できました。
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出発する時の予想どおり、きれいな富士山を見ることが出来ました。
新東名高速道路を新富士ICで出て、富士宮市へ向かいます。
しばらくして到着した「富士山本宮浅間大社」です。
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ここの浅間大社は富士山を神体山として祀る神社です。

本宮が富士宮市街地の富士山南麓にあり、奥宮は富士山頂上にあります。
富士山本宮浅間大社は、全国に約1,300社ある浅間神社の総本社です。
2013年には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されています。
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3年前に一度この場所に来た時には、あいにくの曇り空の日で、この場所から富士山が望めませんでしたが、この日は絶好の天気で雲一つ無い富士山を拝むことが出来ました。
富士山本宮浅間大社の大鳥居の中に神体山の富士山の姿です。
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その大鳥居をくぐり抜けて、
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二階建ての立派な楼門(ろうもん)から拝殿に向かいます。
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拝殿でお参りをして
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境内にある国指定特別天然記念物の富士山の湧水で出来た涌玉池に向かいました。
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この池の底からは、富士山の雪解け水が溶岩の間からコンコンと湧き出ています。
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湧玉池の後方にそびえる富士山に雲がかかりだしてきました。
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湧玉池からの湧き水が、豪快な川の流れとなって浅間大社の境内の横を流れていきます。
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自然のあまりの雄大さには驚きです。

富士宮といえば B級グルメでおなじみの焼きそばがあります。
浅間大社前のお宮横丁には、富士宮焼きそばの店が数件並んでいます。
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その中には、創業が昭和23年という富士宮で一番古くからの焼きそば屋さんもありました。
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お宮に一番近い店で、焼きそばを食べることにしました。
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注文が入ると店内の鉄板で豪快に焼きそばを作ります。
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大盛りの富士宮焼きそばです。
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とっても美味かったです。

おなかがいっぱいになったこの後、近くにあるもう一つの世界遺産の白糸の滝へ向かいました。

4月10日の岡崎桜まつりでオールドカーのパレードがありました。
その中で驚いたのが、ダイハツミゼットの登場でした。
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ミゼット(Midget )とは、ダイハツ工業が生産していた三輪自動車です。
Midgetは英語で「超小型のもの」という意味の単語で、小型、チビな車という想いを込めて名付けられたそうです。
特徴はバーハンドルでキャビンは屋根と後ろが幌であり最初の車にはドアも付いていませんでした。
車両寸法は全長2,540 mm、全幅1,200 mm、全高1,500 mm。乗車定員は1名で、エンジンは強制空冷 2サイクル単気筒 250 ccガソリンエンジンで最高出力は 10馬力、最高速度は 65 km/hだったそうです。
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ダイハツミゼットは東京タワーを建設中の昭和32年(1957年)8月に新発売されました。
あれからおよそ60年経過していますが、今なお現役で「パタ・パタ・パタ!」っと軽快なエンジン音を奏でながら通過して行きました。

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