カテゴリ: 花・ガーデニング
今が見頃の西山公園の菖蒲園 2018.6.15
各地にあるの有名な花しょうぶ園に比べると、小さな花しょうぶ園ですが綺麗な花を咲かせています。
菖蒲園の花菖蒲は雑草に悩まされて手入れが大変のようですが、今年は公園の担当者の手入れのおかげでたくさんの花が咲いています。
ハナショウブを毎年綺麗に咲かせるのには、花が咲き終わった後の株分けや雑草の抜き取りなどの管理が大変だと聞いています。
そんな中で、専任の管理する人がいないのに、ここまで生育させているのにはオフの間の苦労がうかがえます。
黄色の珍しい花ショウブも多く咲いています。
梅雨空の中で、人っ気のない静かな公園の中に咲く花ショウブを楽しんできました。
西山公園のバラ園は、まだまだ楽しめます 2018.6.14
そんな中で、豊田市西山公園のバラ園も見頃のピークこそ過ぎましたが、まだまだ綺麗な花が楽しめます。
梅雨に入っても綺麗な西山公園のバラ園です。
咲き終わった花を切り取るなどの手入れがされていて、四季咲きバラや遅咲きのバラがきれいに咲き誇っています。
まだまだたくさんのつぼみが開花を待っています。
全体に咲き誇ってはいませんが、一輪一輪の花が個性豊かに咲いています。
四季咲きと言っても一年中咲くのではなく、春に開花後に伐り戻すと次に伸びる枝に花をつけて、次々(春から秋まで地域によっては冬まで咲くところも)開花を繰り返す性質のものを一般に四季咲きと言います。
まだしばらくはバラ園が楽しめますので、ぜひ出かけてみてください。
豊橋市の賀茂しょうぶ園 2018.6.11
賀茂しょうぶ園は、昭和43年に賀茂神社所有地及び市有地 6,300平方メートルを対象に整備を始め、昭和45年に開園された、県内でも指折りの花しょうぶ園です。
昭和53年からは夜間照明が設置され、昭和63年には東側に花しょうぶ園の拡張し、設備の拡充が行なわれています。
賀茂しょうぶ園では、江戸系、伊勢系、肥後系の3系統で約300種・37,000株の花しょうぶが植えられており、毎年5月下旬から6月中旬にかけて、花しょうぶまつりを開催しています。
今年は5月26日(土)から6月10日(日)までになっていたので、訪ねた日は花しょうぶまつり最終日の翌日でした。
今年は賀茂しょうぶ園の花しょうぶの開花時期が例年より早く早めに見頃が過ぎてしまったようです。
賀茂ショウブの紹介という説明板がありました。
花しょうぶはアヤメ科の植物で、野生のノハナショウブを原種とする、純国産の園芸植物です。
栽培の起源は明らかにされていませんが、各地に自生するノハナショウブの中から花の色や形に変化のあるものを探し出して栽培が盛んになったのは江戸時代のことで、育成地ごとに独特の系統(江戸系、伊勢系、肥後系)が生まれました。
それぞれの花ショウブの前に銘板がありました。
江戸系は、江戸を中心に発展したもの。花弁に隙間があって三英咲き(大きな三枚の花びらがある花を三英咲きと言い、ハナショウブの基本的な形です)が多く、江戸系は主に庭園に群生させて総合的な美しさを鑑賞するのに良く、栽培も容易です。
肥後系は、江戸系を肥後(熊本地方)でさらに改良を図ったもので、豊大な六英咲きが多く、力強く豪華な感じがします。葉と花茎のバランスも良く、室内観賞に向きます。
伊勢系は、伊勢の松阪を中心に改良されたもので、花弁が深く垂れた、ちりめん地の三英咲きのものが多く、繊細な美しさにあふれています。
見分け方は難しく、どの花が何系かはよく分かりませんが、どれも綺麗な花ばかりです。
黄色の花には雑種と書かれた愛知の輝きという花もありました。
この黄色の花ショウブは、難しかった黄色の花ショウブに挑戦していた中で、キショウブとの交配に最初に成功した愛知県の方が名付けたそうです。
最近では多く出回っている黄色の花ショウブです。
賀茂しょうぶ園にはアジサイも植えられていて見頃になっていました。
今回は見頃が過ぎていたので、次回はハナショウブが満開の頃の賀茂しょうぶ園に出かけてみたいと思っています。
愛知県一番の花しょうぶ園の豊橋市の賀茂しょうぶ園、時期こそピークを過ぎていましたが十分に楽しむことができました。
豪華な花園、名古屋市千種公園のユリ園 2018.6.9
名古屋市千種区にある千種公園のユリ園へ、梅雨の晴れ間の6月9日(土)に出かけてきました。
ちなみに、名古屋市の市の花は「ユリ(百合)」です。
昭和25年4月の「緑の週間」に、新聞社と共催で一般公募した結果、1位は「ユリ」であったことで、これを市の花として選定しています。
そのユリの花が色鮮やかに咲き誇る千種公園のユリ園です。
ユリ園には、およそ10,000株のユリが植えられているということです。
公園の入り口にあった大きな石に刻まれた公園の銘板です。
ユリ園の説明板もありました。
この公園は名古屋市千種土木事務所が管理されているそうです。
公園内は綺麗に管理されていて、この日も2人の方が咲き終わった花びらを掃除したりして、綺麗なユリ園に手入れをされていました。
日当たりの良い場所に花壇があるので、暑い中での作業は大変です。
多くの人がユリの花にカメラを向けて写真を撮っていました。
手づくりの看板が素敵です。
花の前には品種の銘板がありました。
上向きに咲く花は総称してスカシユリの仲間です。
千種公園のユリ園内には、およそ20品種のユリが植えられているそうです。
ピンク色でも薄い色や濃い色があります。
涼し気な白いユリです。
ユリ園の周りは木立で囲われていて、日陰のベンチに腰掛けてゆっくりとユリの花を楽しめます。
千種公園はJR千種駅から徒歩で17~18分ほどの所で、公園には駐車場は有りませんので、車で行く場合は近くのコインパーキングなどを利用するのが便利です。
ユリ園への入場は無料です。
花のきれいな時期が短いですので、情報を確認してぜひお出かけください。
名古屋市緑区、大高緑地の花しょうぶ園
大高緑地は愛知県営の都市公園で昭和38年(1963年)4月に開園した歴史のある公園で、最近では平成28年(2016年)7月に、恐竜テーマパーク「ディノ アドベンチャー名古屋」がオープンしています。
この公園内にある花しょうぶ園では、6月上旬の土日限定で菖蒲まつりが開催されていますが、平日でも自由に観賞することが出来ます。
しょうぶ園の中を散策しながら写真を撮っているファミリーの姿もありました。
広い公園の中で、花の管理が難しそうで、花ショウブの株が疎らになっており、「素晴らしい!」とはお世辞でも言えない感じです。
入場無料の公園の花の管理の難しさが、この姿から伝わってくるようでした。
そんな中で、元気に咲いているハナショウブ(花菖蒲)です。
花を愛する者の一人として、県内でも各地に花しょうぶ園がありますが、大高緑地のハナショウブも綺麗な姿で維持するように、最初に植えた時の綺麗な状態を何とか続けさせていって欲しいものです。
やつば池散歩道に咲く梅雨時の花たち
九州や四国では梅雨入りしたようですが、東海地方の梅雨入りはもうすぐでしょうか?
やつば池の水辺の石の間に、涼し気な色のハナショウブ(花菖蒲)が咲いていました。
淡いピンク色と紫色かかった2色の花が数輪の花を咲かせています。
ボランティアやつば池クラブの人が植えられたもののようです。
他にも、この時期のやつば池散歩道にはアジサイ(紫陽花)もたくさん咲き出しています。
ピンク色系と
ブルー色系が
仲良く並んで咲いています。
土壌が酸性かアルカリ性かで、アジサイの色が変わるということですが、両方が一緒に咲いているのでこと土壌はどっちなんでしょうか?
アジサイの色が変わってしまうという話は、聞いたことがあると思います。
ざっくり説明すると、日本の土は酸性なので青系が多いのです。
逆に、ヨーロッパでは赤系の紫陽花が主流です。
もう少し細かく解説すると、アジサイの色素であるアントシアニンと補助色素、アルミニウムの吸収率が決め手となります。
酸性土壌であるとアルミニウムが溶けて根が吸収しやすくなり、青系の色が強く出ます。
大きなアジサイになると、根も広範囲に広がります。
場所によって酸性だったりアルカリ性だったりするので、同じ株でも花によって色が違ってくることがあるというわけです。
アジサイによく似た花でアナベルという花も散歩道に咲いています。
同じアジサイ科の花ですが、白くてかわいい花です。
梅雨時のうっとうしさを忘れさせる花が咲く、6月のやつば池散歩道です。
道路のスキマに生えているコキア
ちなみに番組名の「ヘウレーカ」とは、「わかった」とか「発見した」という意味で、古代ギリシャの科学者、アルキメデスが「アルキメデスの原理」を発見したときに、嬉しさのあまり裸で「ヘウレーカ!」(古代語の εuρηκα)と叫びながら街中を走った、という故事にちなんでいるということです。
この番組で取り上げた、道路縁のアスファルトやコンクリートのスキマに生える小さな草花たち。
我が家の前にも、プランターの外の道路の縁に、そんな草花(スキマ草)が生えています。
この植物は、コキア(ほうき草)です。
昨年の秋にプランターに植えられていたコキアの種が道路と側溝の間のアスファルトの隙間にこぼれていたようです。
春先に小さな芽が出てから、ここまで大きく育ってきています。
番組では、なんでわざわざ窮屈そんなところに生えるのか?という話で盛り上がりましたが、植物学者の塚谷裕一さんは、都会に生きる植物にとってスキマはパラダイスだということでした。
その理由は、ほかの草が新規参入しづらいため、スキマの植物は日光を独占できること。
またアスファルトの下の土は湿っているので水分補給も容易だということです。
我が家の前の道路端の、側溝との2~3ミリのスキマに背丈が20センチほどまで育ったコキアです。
根元の部分をよく見ると、数本の茎が集まっています。
これ以上に成長すると茎が折れてしまいそうですが、コキアの根は直根性の植物で、苗の植え替えには適していないし、スキマが狭すぎて掘り出せないため、このまま見守って行こうと思っています。
Eテレの教養バラエティ「ヘウレーカ」という番組で見た話から、植物の生命力のすごさを我が家の前のスキマ草状態のコキアから実感しました。
夏の花に模様替えされた西山公園の四季の花園
夏の花壇には、猛暑の季節を乗り越えて咲く暑さに強い花が並んでいます。
涼しげな色合いの花が並んでいました。
名札を見たら「アンゲロニア」と書かれていました。
隣にもブルー系の花が並んでいます。
手前の花がトレニアカタリーナ・ブルーリバーで、後ろの花がサルビア・ファリナセアと書かれています。
青いサルビアはラベンダーに少し似ている美しい青紫の花を長期間咲かせます。
メインのボーダー花壇です。
毎年の夏の花壇には欠かせない花が植えられています。
ピンク系のペンタスに
黄色系のガイラルディア
真っ赤なセンニチコウです。
まだ植えられたばかりなので隙間がありますが、一ヶ月もすると花壇いっぱいに咲き誇ってくると思います。
カーブしているアプローチ花壇には、赤とピンクのベゴニア系が並んでいます。
そして、コンテナガーデンの周りに植えられたカシワバアジサイには真っ白な花が咲いていました。
公園の奥にあるバラ園を見に行く人たちが立ち寄って、きれいに植えられた四季の花園を楽しむ姿がありました。
三重県津市の里山庭園「レッドヒル ヒーサーの森」
ヒーサーの森の入り口のエントランスです。
「レッドヒル ヒーサーの森」は、約1,000品種1万本以上の花木や、四季の草花を楽しむことが出来る里山庭園です。
庭園内に入るには里山維持協力費として800円~1,200円(季節により変動)が必要です。
視察研修ということで、庭園の担当者の方の説明を聞きながら園内を散策しました。
説明では、ヒーサーの森は園主の「赤塚ひさ子さん」の名前から名付けられたということで、人と自然が共生できる里山を再生し、花と緑への愛情を育む場所へと生まれ変わるようと、長い年月をかけて整備が行なわれ、2016年9月30日に一般公開となったということです。
広さ約60,000㎡の園内には、世界一のっぽの木と呼ばれるセンペルセコイヤの大木が育ち、野山をかけめぐる「森のエリア」と、ローズガーデンやスイレンの咲く池が魅力の「花のエリア」があり、季節折々の大自然の恵みを感じることができる里山庭園になっています。
という話があり、園内をすべて回ると長い時間がかかってしまうので、約1時間のコースで案内していただきました。
園内に入ってすぐの、ウエルカムガーデンです。
少し進むと、水辺の散歩道とスイレン池がありました。
モネの絵画を連想させるような温帯スイレンが咲いています。
スイレンには温帯スイレンと熱帯スイレンがあり、花が水面に浮かぶように咲いているのが温帯スイレンで、花がすいめんから突き出すように水面より10数センチ上で咲いているのが熱帯スイレンだそうです。
池にはザリガニが繁殖していて、無料でザリガニ釣りが出来る様に竿やえさが置いてありました。
散策路の周りにはいろいろな花が咲いています。
トリトマ・バプテシア・アジュガ など、説明をしていただいても覚えられない花の名前のものがたくさんありました。
この先が、「レッドヒル ヒーサーの森」の、この季節の一番の見どころの「ローズガーデン」でした。
ちょうど今、ローズフェスが開催されていました。
広さ約2,500㎡のローズガーデンでは、約400品種、1500株のバラが集められています。
その中で、ローズガーデンの 2016年秋オープンを記念して発売された3つのオリジナルローズの新品種があります。
真っ赤なバラの花の花壇が有りました。
ここに植えられているバラの花名は「コリーヌ・ルージュ」といい、フランス語で「赤い丘(レッドヒル)の意味です。
落ち着きのある深いビロード赤色の花で咲き進むと紫味を帯びています。
2つ目のオリジナルローズの「ラ・リューヌ」といいます。
フランス語で「月」の意味で、春らしい柔らかなオレンジイエローにアプリコットのトーンの花色で、咲き進むにつれオレンジ色が濃くなります。
3つ目のオリジナルローズは「リアン・ローズ」です。
花名のリアンはフランス語で「絆」の意味で、花色は透明感のあるクリスタルピンクで、芳香が強いのが特徴です。
ローズガーデンは花の種類によっていろいろなエリヤが作られていて、花や香りが楽しめる様になっています。
バラの香りを楽しみながら、バラ園を案内してもらいました。
「花のコース」から、ゆるやかな坂道を登り「森のコース」へ進んで行きます。
木立の中に池があり小さな噴水から水が噴き出ています。
「こころの池」という名前の池で、緑に囲まれた水辺で心を休める景観が楽しめます。
この森に植えられている背の高い木がレッドヒルの名前の由来になった「センぺルセコイア」です。
センぺルセコイアは世界一のっぽの木と呼ばれており、「ヒーサーの森」のシンボルツリーになっています。
また、別名をレッドウッド呼ばれていることから、里山庭園を「レッドヒル」と命名されたセンぺルセコイアの木です。
空に向かって高く伸びたセンぺルセコイアは、見上げた迫力と幹に触れたときの息遣いを感じられます。
散策する中で森林浴とウグイスの鳴き声で、心が癒される爽やかなレッドウッドの森でした。
曇り空の日でしたが、およそ1時間の散策を終えてスタート地点のエントランス広場へ戻ってきました。
豊田市からはちょっと遠い所に有る「レッドヒル ヒーサーの森」ですが、今回見られなかった園内にあるシャクナゲガーデンの日本有数の約2,500本の「シャクナゲ」が咲き誇る4月のシャクナゲ園にもう一度来てみたいと思いました。
順調に育つ、やつば池散歩道のコキア畑 2018.5.23
やつば池散歩道の道路脇に咲くサツキ
5年ほど前に豊田市で、やつば池の周囲の歩道を整備した時に、道路脇のおよそ100メートルに植えられたサツキの苗木が順調に育っていて、今年も綺麗なピンクの花を枝いっぱいに咲かせました。
このサツキの苗も植えられた当初、土壌が悪くて一時期枯れてしまった部分がありました。
やつば池散歩道の環境整備をされているボランティア「やつば池クラブ」の皆さんで、豊田市西山公園の緑の相談室の先生の指導を受けながら、土の入れ替えや堆肥を与えたりして土壌を改良して、豊田市からの補助で枯れた部分の苗を植えなおしたという経過がありました。
3年前の平成27年3月、枯れた苗を掘り起こし、
土壌を改良して、
植え替えられた新しいサツキの苗木です。
夏の日照りには水を与えたり、雑草を抜いたりして世話をしてきた結果、3年後の今年も綺麗な花を咲かせています。
「サツキとツツジはどう違うの?」っていう話を聞きますが、どちらも同じツツジ科の仲間で、4月に咲くのがツツジで、それよりも一ヶ月ほど遅れた5月中旬から6月にかけて咲くツツジを特別に旧暦の5月の皐月(サツキ)から名付けられたものです。
サツキは、盆栽を楽しむ園芸家の間で品種改良をして、いろいろな色の花を作っています。
やつば池散歩道に咲くアマリリス
5月19日(土)、昨日の豊田市は5月というのに最高気温が30℃を越える真夏日になり、また夜にはカミナリが鳴る雨が降る異常な天候でしたが、今日は北風が強く吹いたけれど、空気が涼しく爽やかな日になりました。
こんな初夏の陽気の「やつば池散歩道」の花壇に咲いていた花を一つ紹介します。
春には綺麗に咲いていたパンジーやノースポールは見頃が過ぎましたが、その中にひときわ鮮やかな赤い花がありました。
大きなラッパが横に開く「アマリリス」という花です。
小学校の音楽で歌ったり、リコーダーで演奏したことのある、原曲がフランス民謡で文部省唱歌として、岩佐東一郎という人が作詞のこれです。
♪ みんなで聞こう 楽しいオルゴールを ラリラリラリラ しらべはアマリリス・・・
小学生のころは、どんな花かも知らなかったけれど、「ラリラリラリラ しらべはアマリリス」の歌詞は今でも記憶に残っています。
球根から咲く花で、こぶしくらいある大きな球根から春に芽が出て、2ヶ月もたたないうちに大きな花を咲かせます。
アマリリスの花言葉の一つに「おしゃべり」があります。
まるで拡声器のように大きく広がって咲く花の様子を、おしゃべりしている人(女性)の姿にみたてたものだそうです。
見頃を迎えた岡崎市奥殿陣屋のバラ園 2018.5.16
5月16日(水)、出かけてきました。
奥殿陣屋のバラ園は、高さが2メートルほどもある樹形仕立てのバラが自慢です。
このバラ園は、昭和63年にオープンいたしました。
岡崎市の親善都市である広島県福山市から寄贈されたものを植えた事から始まったそうです。
約2,000平方メートルの敷地に約105種類・1000株の咲き誇る色とりどりのバラは、まさに花の女王の名にふさわしいものです。
広島県福山市は、バラ栽培の盛んな地として知られています。
毎年5月から始まる花の時期には、多くの人が奥殿陣屋を訪れ、バラ園や花壇の花を楽しみます。
今年は品種によって開花状況の差が大きく、少しづつ見ごろのバラが移り変わっっていきそうです。
奥殿陣屋のバラ園の遠景です。
奥殿陣屋のバラまつりは入場無料で6月24日(日)まで開催されています。
陣屋の敷地内のいろいろな施設で趣向を凝らした企画がたくさんあるようです。
特に、食事処の金鳳亭で6月末までの期間限定でいただける竹の子ごはん(税込900円)はお勧めです。
日本庭園の景色を見ながらのゆっくりとした食事は最高です。
岡崎市の奥殿陣屋に咲き始めたポピー 2018.5.16
奥殿陣屋の西駐車場からバラ園に行く散策路の入り口に、真っ赤な花が一面に咲いています。
ケシ科の植物で、ヒナゲシとか虞美人草(ぐびじんそう)の名でも知られる「ポピー」です。
多くの品種があるポピーの中で「シャーレーポピー」というヒナゲシの改良品種の一つで、ヒナゲシというと、この品種を指す場合がほとんどです。
花つきがよく、赤やピンクのひらひらとした大きな花びらを咲かせます。
ポピーが植えられている花畑の中で、まだ半分ほどしか咲いていないので、これからが見頃になります。
真っ赤な花の中に、所々にピンクの花も咲いていました。
ポピーと一緒に植えられている白い花は、香りを楽しむハーブの「カモミール」です。
カモミールの中の「ジャーマンカモミール」という品種です。
直径2cmほどの花は、成熟するにつれて黄色い中心部が盛り上がり、白い花弁が反り返った形になります。
黄色い部分は中空で、つまむとフルーティーな甘い香りがしますが、葉には香りはありません。
一般的にはハーブティーとして飲用されています。
かわいらしい花の姿や親しみやすい香りから、ハーブティーのなかでもたいへん人気があります。
新聞で紹介された西山公園のバラ園 2018.5.11
午後から西山公園に出かけてみると、この記事を見られた方など、平日でも駐車場はほぼ満車の状態でバラ園は賑わっていました。
見頃のピークを迎えた、愛知県で最多といわれるたくさんの品種のバラの花が咲き誇っていました。
年々拡大されているバラ園です。
ちょうど見頃で、咲き誇るバラの花です。
新聞に掲載された同じ場所のバラのトンネルです。
この場所は園内でも絶好の撮影ポイントなので、カメラを持った方が多く集まっています。
そして、もう一つのバラのトンネルです。
右からピンクのバラが・・・
左からは真っ赤なバラが・・・・
青空に映えて咲き誇っています。
新聞にも書かれていた、バラ園を管理されている方が見えましたので、忙しく手入れをされている中で、バラの名札の番号でNO.1 番が付けられているバラはどれか、図々しくも尋ねてみました。
親切に教えていただいた西山公園のバラ園で NO.1のバラは、入り口の坂道に植えられている「サンショウバラ」でした。
早咲きの品種で、ほとんど花が咲き終わっていましたが、まだ数輪が咲いていました。
ちなみに、NO.2 や NO.3 の名札も見つけました。
難しい名前のNO.3 です。
バラ園内には510品種が植栽されているということなので、500番を越える番号札を探していて、やっと見つけたNO.511です。
バニラのような甘いフルーティな香りがする、と書かれています。
まだ植えられて間が無く成長中みたいなので、この花が咲いたときには、香りを楽しみたいと思います。
明日からの土・日曜日には、たくさんのバラ好きの方が訪れて駐車場の混雑が予想される、西山公園のバラ園です。
見頃を過ぎていた豊田市美術館のカキツバタ 2018.5.9
豊田市稲武地区、大井平公園に咲くシャクナゲ
シャクナゲはツツジと同じ仲間で、常緑低木に分類される植物で、4月から6月に大きな花を咲かせます。
大井平公園一帯は紅葉の名所として知られていますが、春には木々の新緑とシャクナゲが楽しめる稲武地区の観光地の一つです。
名倉川沿いにある大井平公園には、よく手入れされた樹齢180年を超える杉や檜の人工林があります。
この場所は、江戸時代後期から明治期の三河国設楽郡稲橋村(現在の豊田市稲武町)の豪農で農業指導者の古橋源六郎暉皃(ふるはしげんろくろうてるのり)が最初に植樹した天保の植林地です。
この美しい林の中におよそ700本のシャクナゲが植えられています。
シャクナゲ園にはホンシャクナゲ・ホソバシャクナゲ・西洋シャクナゲの3種類が植えられているそうです。
詳しいことは分かりませんが、葉の細長いものがホソバシャクナゲと思われます。
このホソバシャクナゲは、静岡県の天竜川以西から愛知県東部に分布し、山地の日当たりのよい岩場に生育するシャクナゲの中でも貴重な品種だそうです。
濃いピンク色や淡いピンク色の花が新緑に映えて彩り鮮やかです。
大井平公園には広い駐車場もありますので、新緑のこの時期に、おすすめの場所です。
見頃になった西山公園のバラ園 2018.5.3
毎年、5月中旬が見頃のバラも今年は早めに咲き出しているようです。
豊田市西山公園のバラ園はどんな状態になっているのか、雨もあがった5月3日(木)の午後、出かけてきました。
品種によっては満開の花もありましたが。バラ園の全体を見渡した感じでは、咲き始めの状態でした。
観賞温室横にある西山公園案内図の今の見どころに「バラ園」の表示札が掲げられました。
満開の見頃にはもう少しといったいった状態ですが、咲き始めの春のバラは素晴らしいです。
バラのトンネルです。
黄色と赤のバラが並んで咲いていました。
バラ園の説明板には園内には約510品種で約1400本が植えられていると書かれています。
バラの根元には、品種や花の名前の書かれた表札があります。
ボレロと書かれていますが、古くなって見にくくなっていました。
そんな中に、こちらの表札は新しくなっています。
薄いピンクが鮮やかな「ヨハンシュトラウス」という名前のバラです。
日本の漢字名の名前もあります。
大きな花の「栄光」です。
510品種が植えられているバラ園は、説明板にも書かれていましたが、愛知県下では豊田市西山公園のバラ園が最多の保有ということのようです。
入場無料で見られる豊田市西山公園のバラ園、駐車場が狭いのが残念ですが、ぜひ出かけてみてください。
これから5月いっぱいまで楽しめるバラ園です。
やつば池散歩道にコキアの苗が植えられました
昨年コキアが植えられていたこの畑に、その種がこぼれて芽が生えてきたものを植え替えしたものです。
まだ背丈が10センチほどの小さな苗ですが、上手く根付けば背丈が50センチを超える大きさに育って綺麗な景観を見せてくれます。
昨年は単純に1列だけでしたが、今年は部分的には5列にもなっています。
鳥に荒らされて葉っぱを食われたり、日照りで枯れてしまわないように大きく育つのを楽しみにしています。
コキアの畑の奥に植えられている野菜がありました。
やつば池クラブの人たちが、秋に芋堀が出来る様にと、20本ほどサツマイモの苗を植えたものです。
植えてから10日ほど経っていて、葉っぱの勢いを見ると順調に根が張ってきているようです。
今年の秋は、コキアの紅葉と、芋掘りが楽しみな、やつば池散歩道です。
とよたガーデニングフェスタ 2018 入賞作品
4月28日(土)から豊田スタジアム西イベント広場で開催されている「とよたガーデニングフェスタ 2018」の最終日、4月30日(月)の午後に出かけてきました。
先日の4月26日に準備されていた「コンテナガーデンコンテスト」の作品で、どの作品が入賞されているのか確認しようと展示場所に行きました。
ハンギングバスケット部門がずらりと並んでいます。
グランプリ作品の前では、足が止まり見つめる姿がありました。
芝生広場には、寄せ植え作品が並んでいます。
寄せ植えの作品が2列になって並べられていましたが、列の間がチョット狭い感じがしました。
広い芝生広場が展示会場なので、もう少し作品の間隔を広くして並べてもらえれば良かったかとも思いました。
まずは、ハンギングバスケット部門の入賞作品です。
最初にも紹介したグランプリ作品が金賞です。
銀賞の作品です。
銅賞の作品です。
中日新聞社賞の作品です。
ハンギングバスケット協会理事長賞の作品です。
この他に、ハンギングバスケット部門では5作品が優秀賞を受賞されています。
次に寄せ植え部門の入賞作品です。
金賞の作品です。
銀賞の作品です。
銅賞の作品です。
寄せ植え華道協会理事長賞の作品です。
特別審査賞・天野麻里絵賞の作品です。
そして最後に、ガーデニングフェア初日の会場で一般の審査で選ばれた「あなたも審査員賞」の作品です。
この他に、寄せ植え部門では4作品が優秀賞を受賞されています。
とよたガーデニングフェスタ2018の今回のテーマは「ガーデニングの学校」です。
3日間を通し、誰に聞いたらいいのかわからないけど、普段ガーデニングをするときに困っている疑問や悩みがイベントに参加すれば全て解決します!
という企画がされています。
その「ガーデニングの学校」の最後の授業が、会場内のステージに豊田市のガーデナー天野 麻里絵さんを講師に招いて、「春からはじめるガーデニング」という内容で行なわれていました。
天野 麻里絵さんは、N H K の「趣味の園芸」の講師もされている方です。
立見席が出るほどの大勢の人が熱心に話を聞いている姿が印象的でした。
帰りには、最終日の特典というのか、半額以下に値引きされた価格の苗を少し買って帰りました。
国内最大級、となみチューリップフェア 2018
豊田市からは車で、東海環状自動車道の豊田勘八ICから東海北陸自動車道経由で北陸自動車道の砺波ICまで、距離にしておよそ220キロ、所要時間は順調に走っておよそ3時間かかります。
この日は、ひるがの高原SA付近で工事による車線規制があり、およそ8キロの渋滞で、暫くはノロノロ運転になってしまいました。
となみチューリップフェアは、砺波市と砺波市花と緑と文化の財団と砺波市観光協会が主催して、毎年開催される富山県のチューリップの祭典です。
まつりの歴史は、昭和27年(1952年)に砺波市誕生祝賀の意味を込めて「チューリップフェア」と称してチューリップの鑑賞会を催したのが始まりだそうです。
現在では、会場の広さは東京ドーム約3個分の敷地面積で、そのうち花壇は7,000m2、チューリップの品種は700品種を数え、およそ300万本のチューリップが会場内を彩ります。
爽やかな風の中、青空と色鮮やかな花々に囲まれた別天地、となみチューリップフェア。
国内最大級のチューリップが色あざやかに咲き誇ります。
富山生まれの品種は清楚で、日本人好みの花が並びます。
この他に、毎年たくさんの品種が発表されています。
オランダ生まれの品種など、ここ10年間で1500品種が登録されているようです。
これがチューリップの花?と、驚きのものもありました。
会場には、チューリップで描かれた迫力の地上絵や、
砺波発案のひょうたん池に浮かぶ珍しい水上花壇、愛のパワースポット花壇など、楽しくて見ごたえのある演出がいっぱいです。
長い列が出来ていたのは「花の大谷」です。
立山にある雪の大谷をイメージして、白いチューリップの大谷が出来ていました。
入口で長い列が出来ている原因は、入り口で係員がサービスで一組ずつ立ち止まって記念写真を撮ってくれていたためでした。
今年の見どころの一つ、花の大谷の出口に造られた立山連峰の豊富な雪解け水を表現した「流れる滝」です。
砺波チューリップ公園内は、ファミリーはもちろん、カップルでも友人同士でも、みんなで楽しめるチューリップフェアを作り出しています。
全国各地から観光客が集まる人気の理由が分かりました。
中国や韓国からなど、外国人の観光客の多さも目立ちました。
チューリップの花だけでなく、5連水車とチューリップの共演もあります。
混雑はしていましたが、ちょうどチューリップの開花状況が100%という最高の時期に見ることが出来ました。
豊田市からは遠い所なので見に行くのはなかなか出来ませんが、ぜひ一度は見に行かれることをお勧めしたいチューリップの祭典です。
西山公園の花時計のリ・デージーが見頃に 2018.4.26
満開までもう少しといった状態でしたが、観賞するには十分綺麗な状態になっていました。
つぼみが次々に顔を出してきています。
中央の人形も、綺麗な花を見ながらうれしそうな表情で回っています。
花がいっぱいで緑の葉が見えないくらいになるにはあと少しかかりそうです。
ゴールデンウイークの後半ごろには満開の花時計が見られると思います。
このリビングストンデージーという花は、初夏にかけていっぱい花が咲きますが、暑さには弱くて、6月頃には花が咲かなくなって種を残して枯れてしまいます。
西山公園の四季の花園に咲くクレマチス
この花の名前が分からなかったので、四季の花園の花の手入れ等を担当されている「西山花クラブ」の人に教えてもらいました。
花の名前は「クレマチス アーマンディ」というそうです。
生育力が旺盛で、つるがどんどん伸びてフェンスが重そうです。
NHKの趣味の園芸の説明を見ると、中国原産の原種。常緑性で生育が旺盛なので、アーチやフェンスに絡ませて楽しむとよい。3月から4月の間、節々に数個ずつ、甘い香りのする花を咲かせます。
と書かれていました。
白い花に顔を近づけると、良い香りがしました。
挿し木で増やすことが出来るそうです。
近いうちに西山公園に行かれたら、このクレマチスアーマンディの咲いて場所で香りを楽しんでみてください。
春咲きの花なので、夏以降は緑の葉を楽しむ植物です。
珍しいチューリップが咲く西山公園の四季の花園
この時期、あちらこちらの花畑でチューリップが見ごろを迎えていますが、四季の花園の通路横のボーダー花壇には、あまり見かけない珍しい種類のチューリップが咲き出しています。
この花壇を管理しているボランティア「西山花クラブ」の皆さんが、チューリップのカタログから球根を選んで植えているものです。
まだ咲き始めたところですが、花の形が珍しいものや、
あまり見かけない花の色のものなどがあります。
咲き揃ったら、どんな色や形の花になるのか楽しみです。
咲き揃うまでもう少しです。
こちらの花は、白い花が淡いムラサキに変化しているようです。
まるでチューリップの花束のように、たくさんの球根を集中して植えてあります。
ボーダー花壇からアーチをくぐって進むアプローチ花壇にもチューリップがありました。
さすがモデルガーデンということで、色のバランスもよく考えられています。
明るい色合いと、シックな色合いが対照的に植えられています。
来週までがチューリップの見頃のようです。
ちょっと珍しいチューリップを観賞しに、西山公園の四季の花園に出かけてみてはいかがですか。
春の花に植え替えられた西山公園の花時計 2018.4.6
公園のシンボルの花時計は、冬の間に彩っていたハボタンから春の花に模様替えがされていました。
一面に植えられている花の苗はリビングストンデージーです。
まだ苗が植えられたところなので見頃になるのはこれからです。
人形の周りの黄色い花は、昨年の秋の終り頃にハボタンと一緒に植えたビオラです。
ビオラは、もうしばらくは楽しめる花なので、リビングストンデージーとの共演が待ち遠しいです。
リビングストンデージーは成長すると、ピンクや白や黄色などカラフルな花が花壇いっぱいに広がって咲き誇ります。
4月6日の花時計の全景です。
今はこんな感じの花時計で、ちょっと寂しいですが、あと半月もすると昨年と同じように見事な花時計に変身することでしょう。
下の写真はリビングストンデージーが咲き誇る昨年5月初めの頃の花時計です。
今年もリビングストンデージーの満開に時期を楽しみに、また時々見に行こうと思っています。
色とりどり、岡崎・奥殿陣屋のチューリップ
4月5日(木)、午後からは曇り空になり、爽やかな風が吹く過ごしやすい日になりました。
昨日の中日新聞の地域版に、岡崎市奥殿町の奥殿陣屋で約2万本のチューリップが見頃を迎えているという記事があったので、午後からチューリップ観賞に出かけてきました。
赤・白・黄色など6色の花が約7百平方メートル(テニスコート約3面)の敷地をじゅうたんのように鮮やかに彩っています。
チューリップ畑では、畑の横に腰を下ろして、のんびりと花の景色を楽しむ姿や、
花の間に身体を埋めて写真を撮ったり、スマホ片手に、子供の写真を撮っているお母さんの姿など、
チューリップの花を見に来ている人たちの笑顔がいっぱいです。
チューリップの植え方には、一つの色がギッシリと並んでいる所や、
カラフルに色が散りばめられているところがありました。
奥殿陣屋職員の方の話では、今年は例年より10日以上も早く開花したので、4月10日ごろまでは楽しめそうということです。
のんびりしていると、チューリップの花が終わってしまいそうですので、見に行こうと思っている方は早めに出かけた方が良いですよ。
西山公園のユキヤナギが満開です。
豊田市小坂町の洞泉寺しだれ桜は満開近し 2018.3.20
3月20日 (火) 、しとしとと雨の降る一日です。
ここ数日あたたかい日が続き、桜の開花が進んでいます。
昨日、名古屋市と岐阜市の気象台で、ソメイヨシノの開花が発表されました。
豊田市小坂町の洞泉寺(とうせんじ)の枝垂れ桜は、ソメイヨシノより早く咲くので、もう見頃になっている頃と思い、小雨の降る中を出かけてみました。
予想したとおり、満開に近いくらいの開花状況でした
洞泉寺のしだれ桜の樹の前に説明板がありました。
樹齢が推定200年前後と書かれています。
「桜樹と眠るお墓」になっていて、桜の根元の周りにはたくさんの墓標が並んでいます。
洞泉寺のイベント情報がありました。
3月25日 (日) 午前10時より午後3時まで、さくらまつりが開催されます。
入場無料・雨天決行で、屋台・手作りマーケット・大道芸・音楽ライブ・ダンスショー・終活相談会など盛りだくさんが企画されているようです。
当日は晴れの予想になっています。
3年前の2015年3月24日、青空の日の洞泉寺の枝垂れ桜の写真です。
今度の日曜日には、満開の枝垂れ桜の下で行なわれる「さくらまつり」に出かけてみてはいかがですか。
彼岸の入りの日に咲く我が家の花たち
3月18日(日)、今日は「春の彼岸の入り」です。
今年(2018年)の、春の彼岸は3月18日~24日で、最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」、真ん中にあたる日(春分の日)を「彼岸の中日(ちゅうにち)」といいます。
仏教では、私たちの住む世界をこちらの岸、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界をあちらの岸と考えられていて、こちらの岸を「此岸(しがん)」、あちらの岸を「彼岸(ひがん)」といいます。
極楽浄土は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分・秋分にお墓参りや先祖供養を行うようになりました。
これは仏教にはない習慣で、日本独自のものだそうです。
中日(ちゅうにち)に夕陽を拝むと功徳(くどく)があるといわれています。
そんな彼岸の入りの日に、我が家に咲く春の花たちの写真を撮りました。
このピンク色と白い花は、一般に「サクラソウ(桜草)」と呼んでいます。
正しくは「プリムラ・マラコイデス」という花で、別名を西洋サクラソウとも呼ばれています。
カタカナが多いとなかなか覚えられないので、通称サクラソウと呼んでいます。
そのサクラソウと寄せ植えしているのは「ビオラ」です。
黄色系や紫色系が多く植えられています。
花の咲いている苗を買ってきたものが多い中で、クリーム色や白色のビオラは、自分で種まきから育てたものです。
昨年の秋に、小さな芽を出したものをポットに移して苗を育て、ここまで大きく育って咲いてくれました。
ラッパ水仙も一斉に咲き出しました。
もう一種類の水仙はもうじき花が開くところまできています。
水栽培で知られる「ヒヤシンス」という花です。
こちらはもうじき咲きそろいます。
ヒヤシンスは和名でもヒヤシンスと呼び、風信子という漢字を書きます。
花木では、いい香りがする「ジンチョウゲ(沈丁花)」や、
可哀想な名前の「ボケ(木瓜)」が咲き出しました。
ボケの名の由来は、果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したともいわれています。(諸説あり)
この他に、ビオラの隙間にチューリップが植えられていて、葉が伸びてつぼみが見えてきました。
球根のまとめ売りをしていたものを買ってきて植えたので、どんな色の花が咲くのか楽しみです。
やつば池散歩道の河津桜が五分咲き 2018.3.11
やつば池散歩道に咲くニホンスイセン
ニホンスイセン(日本水仙)の名前の由来は、古代中国では水辺を好んで育つ清らかな植物を「水の仙人」と呼んだということです。
この植物が繁殖することによって、「水の仙人」から「スイセン(水仙)」と呼ばれました。
日本には、南宋の頃に修行僧が持ち帰ったとされていて、鎌倉時代に中国名の「水仙」をそのまま音読みにして「スイセン(水仙)」という名になりました。
スイセン(水仙)を詠んだ松尾芭蕉の俳句です。
「其のにほひ 桃より白し 水仙花」
「初雪や 水仙の葉の たはむまで」
「水仙や 白き障子の とも映り」
水仙とは別に、チューリップが芽を出していました。
たくさん植えてあるので、咲き出すのが楽しみな、やつば池散歩道です。
豊田市加茂川堤防の河津桜開花情報 2018.3.6
加茂川堤防の河津桜は、川の美化活動の一環として地域住民の人たちが、東山橋と京ヶ峰橋の間の300mにおよそ80本の河津桜が植えられています。
下の写真は、一昨年(2016年)3月10日に撮影した加茂川堤防の河津桜です。
この年は2月に暖かい日が多かったこともあって、平年より早くに見ごろになっていますが、今年は梅の開花も遅れたように寒い日が続いたので、河津桜の開花も遅れているようです。
どんな状態なのか、3月6日 (火) の午後に出かけてみました。
加茂川公園の駐車場に車を停めて、京ヶ峰橋の上から見た加茂川堤防の河津桜です。
全体に見るとまだ咲いていないように見えますが、日当たりの良い右岸側はチラホラと咲き始めていました。
枝先のつぼみが膨らみ、今にも開花しそうな状態です。
けれども、加茂川公園の樹木で日陰になり、日当たりが良くない左岸側に植えられている河津桜は、まだつぼみが膨らみ始めた程度で、開花までにはもう少しの感じでした。
膨らみ始めたつぼみが今にも開きそうです。
あと10日から2週間後くらいが見ごろになりそうな予想です。
河津桜の発祥の地、静岡県の伊豆半島河津町の今年の河津桜の状態は、早くも満開を過ぎ、葉が見えだしてきているそうです。
一度は伊豆半島に出かけてみたいものですが、今年も豊田市の河津桜の加茂川堤防で楽しませてもらいます。
春の花が咲く西山公園の四季の花園 2018.3.4
3月に入り、寒さで縮んでいた春の花たちも、ポカポカ陽気で花の勢いが増してきたようです。
四季の花園は、ボランティア「西山花クラブ」の皆さんが、傷んだ花ガラなどを切り取ったり、肥料を入れたりなどの世話をされているので、ビオラなどが花の数を増して、花壇が賑やかになってきました。
ボーダー花壇の奥に植えられている背の高いストックの花も、ピンクや紫色の花がたくさん咲きだしました。
ビオラの花の近くをよく見ると、数センチに伸びたチューリップの葉っぱがニョキニョキと出ていました。
毎年この場所の花壇には、チューリップの花束をイメージした植え方がしてあり、1ヶ所におよそ50個の球根が植え付けられています。
これからの季節は春の花壇がますます元気を増して、チューリップが咲き出すのが楽しみです。
平芝公園の梅の開花状況 2018.3.2 もういいよ!
まさに三寒四温とはこの時期のことを言うのですね。
明日から梅まつりが始まる3月2日(金)の午後、豊田市平芝公園の梅の開花状況を見に行ってきました。
先週の土曜日からの一週間は、最高気温が15℃を超える日もあったりと急に暖かくなったこともあって、梅の開花が一気に進んでいました。
早咲きの「ヤエカンコウ(八重寒紅)」が満開です。
園内に入って行くと、枝垂れ紅梅も五分咲きくらいにまで咲いていました。
ピンクの花が、青空からシャワーのように降り注いでいます。
紅白の枝垂れ梅が植えられている公園内の散策道ですが、
枝垂れ白梅は開花が遅れていて、もう少しの状態でした。
白梅で、開花が遅れていた早咲き品種の「トウジウメ(冬至梅)」も満開です。
枝先まで花が開いていました。
近くに植えられている、早咲きの紅梅の「オオサカズキ(大盃)」も負けじと満開になっていました。
紅白揃い咲きの梅を見ながらの散策は、会話も弾みます。
金曜日の午後なので人出は少なかく静かな散策路です。
まさに見頃の梅の花です。
紅梅の品種の中でもひときわ紅の濃い花が咲いていました。
名札には「カゴシマベニ(鹿児島紅)」と書かれていました。
これだけ咲けば、公園内には梅の香りがただよっていると思いますが、この日は風が強くて香りも風に流されてしまっています。
明日の3月3日(土)から第15回平芝公園の梅まつりが18日(日)まで開催されます。
梅の開花が遅れていたので祭りまでに開花が進むか心配でしたが、綺麗に咲いた梅が楽しめそうです。
明日と明後日の2日間は、平芝公園の梅まつりでお汁粉の無料サービスがあります。
ポスターには10時からになっていますが、3日のみ10時30分からに時間が変わったようです。
2日間とも良い天気に恵まれそうなので、お汁粉サービスには長い列が出来ると思いますが、梅を見ながらのお汁粉は格別ですよ。
ぜひお出かけください。
やつば池散歩道の河津桜が咲き始め 2018.3.1
2月28日から3月1日にかけて、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海北部 に進みました。
その影響で雨が降り、強い風も吹き荒れ、名古屋地方気象台は、昨日の2月28日に東海地方で春一番が観測されたと発表されました。
朝の冷え込みは緩み、暖房を忘れるくらいの暖かい日になりました。
その日の午後から、やつば池に出かけて、散歩道に植えられているカワヅザクラ(河津桜)を見に行くと、小さな木の枝先にたくさんのつぼみが着いていて、膨らみ始め数輪の花が咲いていました。
この河津桜は、やつば池クラブの人たちが2年前の平成28年3月、やつば池周回路開通5周年記念に植えた3本の苗木です。
まだ背丈が2mに足りない低木ですが、元気に育っています。
雨が降って、水をたっぷりもらったので、これから一気につぼみが膨らみそうです。
ピンク色の花が春を呼んでいるようです。
1年ごとに大きく育っていく河津桜の苗木の成長を、楽しみに見守っていきたいです。
満開になったら、また紹介したいと思っています。
平芝公園の梅の開花状況 2018.2.24 あと少し!
豊田市平芝公園の梅まつりまで、あと一週間です。
先週(2/17)、このブログで紹介した平芝公園の梅の開花状況から一週間が過ぎたので、最新の開花状況の確認に、24日(土)の午前中に平芝公園へ出掛けてきました。
例年のように、平芝公園の隣にある安長寺の駐車場が、梅まつりの臨時駐車場として開放されていました。
梅まつりを共催する豊田南ライオンズの黄色の幟と梅まつりと書かれたピンク色の幟がたくさん並べられていて、駐車場には10台近くの車が停っていました。
来週から始まる梅まつりの準備が着々と進んでいましたが、肝心の梅の花は見頃まで、まだまだの状態です。
それでも、数本の早咲きの梅の木は、先週よりもずいぶん開花が進んでいました。
紅梅も、
白梅も、
早咲きの品種の梅が二分咲きから三分咲き位になってきていました。
少しづつ散策路からの景観に色どりが感じられるようになり、カメラを向ける姿も見かけられました。
ピンク色が濃くなったオオサカズキです。
この木は満開に近いぐらい咲いています。
枝垂れ梅が咲きだすまでには、もう少しです。
それでも、あと一週間で梅まつりが始まります。
これからはあたたかい日も有るようなので、陽気に誘われて、開花がいっきに進んでくれように期待したいと思います。
2月下旬の西山公園に咲く花 2018.2.22
けれども、今年の冬は2月下旬になっても、まだまだ寒い日が続きます。
花を見て春の季節を感じようと、久しぶりに豊田市西山公園を訪ねました。
通路に、ハンギングバスケットに植えられたカラフルなビオラが、ずらりと並んでいました。
公園内の作業用栽培温室で育てているので、この寒さでも元気に花をいっぱい付けています。
事務所の方の話では、もう少ししたら豊田市役所の東館から南館への通路に飾られるものだそうです。
外は寒いので、あたたかい観賞温室へ入りました。
常夏の温室の中では、パインナップルの実が育っていました。
もう少しで収穫できそうです。
プランターに植えられた薄いピンク色のイチゴの花が咲いていました。
どんな実が着くのでしょうか?
入口の頭の上には、華やかにブーゲンビリアが温室内に春をつれてきています。
そんな中で、変わった形の花を見つけました。
この花はランの種類だと思いますが、正しくは分かりません。
水槽の中の熱帯スイレンの花は、一休みのようでした。
温室のとなりの四季の花園の花壇には、チューリップが芽を出してきていたので、確実に春が近づいているのを感じます。
平芝公園の梅の開花状況 2018.2.17 まだまだ!
特に、宇野昌磨選手は名古屋市の出身でトヨタ自動車に所属していることもあって、豊田市内でもパブリックビューイングで応援していたようです。
そんなうれしい出来事があったの日の午後、先回の平芝公園の梅の開花状況から一週間が過ぎた午後、寒風が吹き抜ける中の平芝公園へ行ってみました。
今週は比較的寒さも緩み、あたたかさを少し感じるようになった日も多くあったので、梅の花も咲きだしてきているんではと期待をして行きました。
けれども、思ったほど開花は進んでいなく、まだまださみしい梅林の光景でした。
先週につぼみが大きくなってきていた早咲きのオオサカズキは、遠くからでもピンク色の花の色を濃くしているのが良く分かります。
開花している花の数は少なくても、つぼみが大きく膨らんでいます。
咲き始めましたが、また寒波が来るようなので、このまま一気に開花が進むとは言えないようです。
白梅のトウジウメにも、ポツンポツンと白い花が見えてきていました。
一本の枝に花が一つか二つ咲いているくらいの開花状況です。
開花が始まっている2種類を紹介しましたが、全体的に公園内を見渡すと、こんな感じです。
昨年なら、2月の中旬にはきれいな梅林が楽しめるほどに咲いていたのに、今年はまだまだです。
昨年に比べて、およそ一ヶ月も遅いという状況です。
もうすぐ二十四節気の「雨水」になりますが、豊田市の今日の最低気温が氷点下2∼3℃と冷え込んでいて、最高気温も10℃まで上がりません。
予報では、20日(火)あたりから寒さが緩むようですので、また来週にでも平芝公園の梅の開花状況をお伝えしたいと思っています。
耕運機で耕す、やつば池散歩道の花畑
2月12日の振替休日に、春からの花壇の準備ということで、やつば池クラブの人たちが集まって、畑を耕す作業をされていました。
やつば池クラブのメンバーの中には、貸し農園で農作業を楽しんでいる人が多くいますが、その中に、耕運機を持っている方もいます。
落ち葉で作った堆肥を撒いて、家から持ってきた自慢の耕運機で、硬くなった畑を耕します。
さすがに耕運機の威力です。
見る見るうちに耕されていきました。
備中などの手作業で狭い所を掘り起こして、作業は30分ほどで終わりました。
今年は何を植えようかと話しながら、春が来るのを待つやつば池散歩道の畑です。
平芝公園の梅の開花状況 2018.2.10 まだです!
結果は、10日前とほとんど変わらず、公園入口付近の梅の木は、まだつぼみのままです。
そんな中で、何とかトイレ前の「ヤエカンコウ(八重寒紅)」だけが咲き始めていました。
遠くから見ると、枝先全体がピンク色になってきています。
近くで見ると、咲き出した花も、寒さで縮んでいるようにもみえます。
梅林公園内をぐるりと一回りしてみました。
早咲きの白梅の「トウジウメ(冬至梅)」です。
明日には開花しそうなつぼみがありました。
同じく白梅の「ヤエアオジク(八重青軸)」です。
つぼみがふくらんできています。
毎年早くに公園を彩る紅梅の「オオサカズキ(大盃)」ですがまだ咲いていません。
暖かい日になれば2∼3日で開花しそうなとこまできています。
平芝公園へ散策に訪れた人も「まだ咲いていないねぇ!」と残念そうです。
枝垂れ梅の通りが見ごろになるまでにはまだまだ先になりそうです。
気象庁の生物季節観測情報で梅の開花日を調べてみると、名古屋の梅の木の標準木の開花情報がありました。
名古屋の梅の標準木の開花日は、平年は2月2日になっていて、昨年(2017年)は平年よりも23日も早い1月10日が開花日だったそうです。
今年(2018年)の名古屋の梅の開花日は2月8日になっていて、昨年より何と29日も遅かったようです。
昨年や一昨年が早く咲いたので、今年があまりにも遅いようですが、平年と比べればおよそ1週間の6日遅れだったということです。
2月の中旬から下旬にかけての気温がどう変わるかによって、今からの梅の開花状況に影響してきます。
3月3日からの梅まつりまでに見ごろになることを願いながら、この後の平芝公園の梅の開花状況は、また数日後にお知らせしたいと思っています。
西山公園の花時計が冬の装いに着替え中 2017冬
暦に合わせるかのように寒波来襲で、日本中がこの冬一番の冷え込みになりました。
そんな寒空の中で、豊田市西山公園の花時計では、秋の花から模様替えがされ、冬の装いに着替えがされていました。
植えられているのは2色のハボタン(葉牡丹)です。
デザインされた場所に一株ずつ、花の色を間違えないように、向きや高さを揃えて丁寧に植え付けされています。
植付けが終わった一部を見ると、紫の花と白い花で星(☆)の形がデザインされているのが分かります。
数えてみると、星一つに白い葉ボタンの苗がおよそ90個も使われていました。
花時計全体でいくつの苗を植えられるのでしょうか?
西山公園の花時計は、直径16.00メートルの円形花壇で、 昭和53年(1978年)に設置されたものです。
時計の長針 2.45メートル、短針 1.90メートルで、秒針はヒマワリの花の中で回転する人形(おやゆび姫)になっています。
おやゆび姫の高さは1.00メートル、直径も1.00メートルの大きさです。
この日は2人で作業されていました。
半分ほどまで植え終わってきているので、今週末には完成の姿が見せてもらえそうです。
毎年、この花時計に植えるハボタンの苗は、西山公園内で種から育てられた完全自家製のものです。
小さな苗をポットに移し、毎日の水やりや、虫に葉を食われないように消毒をするなど、夏の暑さの中で手入れをして大切に育てられたものです。
大きさが揃った見事な苗が花時計の花壇に植えられていきます。
完成した冬の装いの花時計は、また後日、紹介したいと思います。
春を先取りした西山公園の四季の花園
植え付け作業をされているのは、ボランティア「西山花クラブ」の皆さんたちで、講師の先生の指導を受けながらいろいろな種類の花の苗をバランスよく植えています。
寒い冬を乗り越えて、春を迎えるまで咲いてくれる花たちの苗が並んでいます。
ストックやガーデンシクラメン、
パンジーやビオラ、
アリッサムやシロタエギク、他にも名前の分からない花の苗が並んでいます。
チューリップの球根も地中に植えられています。
およそ2時間かけて、花壇の植え付けが終わりました。
まだ植え付けられたばかりの苗なので隙間だらけですが、根が張って花壇を埋め尽くすように育って綺麗な花畑になります。
こちらの花壇はピンクが多くて、まるで春が来たようです。
また時々西山公園を訪れて、きれいな花畑を楽しみたいと思います。
みよし市文化祭の菊花展 2017
どんよりとした曇り空の11月4日(土)、みよし市文化センター「サンアート」へ出かけました。
みよし市の菊花展は、秋の代表的な花として親しまれている菊を一堂に展示し、市民の花と緑に対する意識の高揚と文化の向上を図ることを目的に開催されています。
今年も、11月2日(木)から11月5日(日)にわたり、菊花部会の皆さんが1年間手塩に掛けて育てた見事な菊が展示されています。
紅白の垂れ幕の前に、ずらりと並んだ大輪の菊。
各部門の競技花の展示されています。
1本立花壇です。
そして、3本立花壇です。
5種5鉢の部です。
賞の札が掛けられたものがありますが、どれも甲乙つけ難い見事な作品が並んでいます。
みよし市菊花展で毎年その見事さに感心して見させてもらっている千輪仕立てです。
その中に、みよし市長賞がありました。
まさに芸術作品です。
この他に、ミニ千輪や
懸崖仕立て、
福助仕立て、
山菊盆栽、
ラセン仕立てなど
いろいろと仕立てされた作品が展示されています。
そんな中でも特に目立った作品は特別出品と書かれた展示です。
日本庭園のタイトルが付けられて、中日賞の金札が付けられていました。
五重の塔です。
出展された方が会場にみえましたので話をお聞きしたところ、5段の屋根の部分は各段ごとに4株の菊が植えられているということでした。
今年も素晴らしい菊花展を見させていただきました。
西山公園の観賞温室へ熱帯スイレン戻る
夏の間、観賞温室のガラス取替工事のため室外に移動されていた熱帯スイレンが温室内の水槽に戻され、爽やかな花を咲かせています。
ガラスが新しくなり、今まで以上に太陽の光が燦々と降り注ぐ観賞温室内の水槽です。
水槽の中には、西山公園内の井戸から汲み上げた地下水が使われているそうです。
きれいな水の中をたくさんのメダカが群れを成して泳ぎ回っていました。
素焼きの鉢に植えられたスイレンは、それぞれの株から花の茎が水面まで延びて大きな花を付けています。
これから冬を迎えて室外の池は氷が張るようになりますが、温室内は冬でも暖かく保たたれるので、スイレンの花も年中楽しめると思われます。
温かい温室の中で、爽やかなスイレンの花の観賞に出かけてみてはいかがですか。
やつば池散歩道の四季桜が三分咲き 2017.11.1
香嵐渓など豊田市内各地の紅葉の名所では「もみじまつり」が始まりました。
豊田市内では紅葉の他に、小原地区の四季桜まつりも今日(11月1日)から30日まで行なわれます。
四季桜の名所として知名度も高くなり、多くの観光客で賑わうことでしょう。
四季桜といえば、やつば池散歩道にも樹齢20数年の四季桜が1本あります。
最近の朝晩の冷え込みで秋を感じ、薄紅色の小さな花が枝先にたくさん咲きだしてきました。
近づいてみると、白い花やピンクの花があります。
まだ咲き始めたところで、三分咲きといったところです。
澄み切った青空をバックにして咲く、やつば池散歩道の四季桜です。
満開になった時に、またその姿をブログで紹介したいと思っています。
朝日小学校北交差点にボランティア西山の花壇
その交差点の周りに余地が発生し、地元の西山自治区で管理する花壇が出来ました。
その花壇を西山自治区のガーデニングを楽しんでいるグループの「ボランティア西山」の皆さんが手入れされています。
花壇には夏に植えられて大きく成長したカラフルな「ジニア(百日草)」が咲いています。
手入れが良くされていて、花にも元気があります。
秋の季節も好む花なので、まだしばらくはきれいに咲いてくれそうです。
オレンジ色も鮮やかです。
チョウの姿もありました。
交差点で信号待ちの車の運転手や、
近くに住んでいる人たちの目を楽しませている、道路端の花壇です。
やつば池散歩道に咲く秋の花たち
散歩する人の目を楽しませる、いろいろな秋の花が咲いています。
まずは、真っ赤なセンニチコウ(千日紅)です。
紅色の花が多く栽培されていて、千日(?)も長く咲くので、センニチコウと名が付けられたようです。
紅白でおめでたく、白い色のセンニチコウも咲いています。
千日には名前負けしてますが、夏から秋にかけて長く咲いてくれるヒャクニチソウ(百日草)です。
花に小さな茶色のチョウが止まっています。
よく見かけるチョウですが名前が・・・・
羽根に白い斑点が1本あり、イチモンジセセリと言います。
大きな八重咲のヒャクニチソウもありました。
ヒャクニチソウも紅白で咲いています。
大きな鶏冠(とさか)になったケイトウ(鶏頭)の花です。
昔はニワトリを家畜で飼っていたのでよく見かけたものですが、最近はニワトリの鶏冠(とさか)なんて見る機会がほとんど無くなりました。
葉の色が鮮やかなハゲイトウ(葉鶏頭)もありました。
ピンク色が爽やかな秋のバラです。
よく見ないと見逃しそうなホトトギス(杜鵑草)という名前の花です。
名前の由来は、花被片の斑点を鳥類のホトトギス(杜鵑)の胸にある斑点になぞらえて名付けられました。
夏に咲いていたマリーゴールドも秋が大好きです。
秋の花で忘れてはならないダリアです。
ダリアの名は、スウェーデンの植物学者の名前にちなんで付けられたそうです。
和名をテンジクボタン(天竺牡丹)と言いますが、ダリアという名の方が知れ渡っていて、和名の方はあまり耳にしません。
最後に秋の花といえばコスモスです。
色とりどりのコスモスが咲いています。
毎年コスモスの種がこぼれて、やつば池散歩道には欠かせない花になっています。
紅葉し始めた やつば池散歩道のコキア
コキア(ほうき草)が、少しずつ紅葉してきました。
先日の台風の風で斜めになってしまったものもあります。
50株近く植えられている中で、1株1株の色付き具合にもバラツキがあります。
この畑の環境がコキアに適していたのか、思っていたよりも大きく育って、コキア同士の間隔が狭くなってしまったため、風が通り抜けなくて台風の風を受け、傾いてしまったようです。
各地のコキア畑の写真を見ると間隔を大きくとって植えてあるようです。
やつば池散歩道のもう一か所の花壇に植えられているコキアは育ちが悪くて小さめに育っています。
それでも、こちらのコキアは早くもきれいに紅葉していました。
もう少し朝晩が冷え込むようになると、コキアの紅葉も更に進んでいくと思われます。
秋の花が咲く西山公園の四季の花園 2017.10.4
気持ちのいい青空が広がる10月4日(水)午前中に出かけてきました。
ボーダー花壇の夏の花のコリウスやセンニチコウが抜かれて、代わりに秋の花が植えられていました。
色とりどりのジニア(百日草)です。
まだ植え付けられたばかりの苗なので背丈が低くて夏から咲き続けているペンタスの後ろに隠れるように植えられています。
11月末までの2ヶ月で大きく育って、秋の花壇の主役になりそうです。
青空をバックに低木のブッドレア【和名:フサフジウツギ(房藤空木)】の白い花が涼しげです。
ブッドレアは別名をバタフライブッシュと呼ぶように、蝶々が大好きな花です。
この他にも、アフリカ原産の珍しい花も咲き始めていました。
花の名前は「プロテア」といいます。
地面に植えられた株からは、つぼみも含めて3つの花が咲いています。
大きな植木鉢に植えられているものにもプロテアの花が1つありました。
公園に遊びに来ていた人がこの花を見つけて「これは何んという花だろうかね?」って不思議そうにながめて居る姿がありました。
こういう珍しい植物には、名札でも付けて花を見に来た人にも分かるようにしてあればいいのにと思いました。