やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

カテゴリ: 鳥・バードウォッチング・生物

やつば池の浅瀬に茂る葦(あし)の中に蒲(がま)が一緒に生えています。
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夏(7月頃)のやつば池に育つ葦と、蒲の穂です。
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その蒲の穂が冬になるとフワフワの綿状になって季節風で飛ばされ、池の周辺に舞い飛ぶようになります。
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近隣の家にとって、その綿状の蒲の穂が洗濯物や外に干して布団などにくっついてしまうという厄介なものになってしまっているようです。
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2年前に豊田市で池の水を浅くして蒲の刈り込みをしてくれましたが、あまり効果が無くこの冬も多くの蒲の穂が風に舞って飛んでいます。

春には大きな声で鳴くウシガエルの鳴き声に近隣の方は迷惑しているという話も聞きます。
やつば池に生息する動植物たちと自然を相手に生活を上手く過ごすことの難しさを痛感しています。

暖かい陽気の日々が続く中、やつば池にお腹を空かせたお客さんが訪れていました。
魚をたくさん食べそうな、大きな身体のシラサギ(白鷺)です。
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池の渕の石の間に首を差し出して、何か食べ物を探しているようです。
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しばらくすると場所を替えて何かを探しています。
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鳥についてチョット調べてみて分かったことは、シラサギとは
ほぼ全身が白いサギ類の総称で、シラサギという呼名のサギはいないということでした。
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くちばしの色、大きさや足指の色、冠羽の有無などで識別するそうで、日本ではその大きさから「ダイサギ」・「チュウサギ」・「コサギ」等を指すのだという説明がありましたので、やつば池で見れられるこの白い鳥の名前は正しくは「ダイサギ」のようです。
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細かい名称はさておいて、やつば池で見られるこの鳥は一般に呼んで親しんでいるシラサギの名前で呼んでいきたいと思います。
この時期は、やつば池散歩道でシラサギをよく見かけることができます。


春が来たような暖かい日が続く日々が続いています。
こんな日のやつば池で2種類の野鳥が見られました。
黒い羽根のニワトリくらいの大きさで、くちばし(嘴)から顔の真ん中にかけて真っ白のユニークな顔をしたこの鳥は「オオバン」です。
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昨年の台風の強風で倒れたどんぐりの樹がいけの水面に取り残された枝を止まり木にして楽しんでいるようです。
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食べ物を狙って真剣な表情で周りを見渡していました。
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池の反対側の石の上には、最近よく飛んで来ていて、この日も姿を見せていた「カワセミ」です。
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背中の羽のブルーの色が鮮やかに輝いています。
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近づいても石に止まっている場所を少し移動するくらいで、長い間この付近に滞在していました。
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散歩する人が近づいてきたので、カワセミのいることを教えてあげたら、最近よく見かけますよって言われてしまいました。
運が良ければけっこう見られる、やつば池散歩道のバードウォッチングです。

梅が咲き出した豊田市平芝公園です。
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その梅林公園の中に梅林から離れた場所を散策できるように遊歩道があります。
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遊歩道の両側にはドングリ系の木やツバキの木などが生い茂っていて、薄暗い散策路になっています。
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その道を歩いていたら木々の中から幹を突く音が聞こえてきました。
その音のする木の幹を見上げると、5mほどの高さに小鳥の姿がありました。
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取りの動きを見ていると、首を前後に動かしながら幹をくちばしで叩く動作をしています。
これは「キツツキ」です。
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写真を撮ろうとしても、ちょこちょこと動き回るのでなかなか上手く写真が撮れません。
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家に帰って撮った写真をパソコンに画像を保存して大きくして見てみたら、キツツキの一種の「コゲラ」という鳥の姿でした。
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山の中でもないのに、こんな林の中に珍しい鳥を見つけることができました。

2月10日(日)の朝、やつば池の枯れた葦(よし・あし)の上から水中の魚を狙うカワセミの姿を見つけました。
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今まで、石の上に止まっている姿をよく見かけましたが葦の茎に止まっている姿は久しぶりのことです。
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水面から1メートルくらいの高さから水の中の小魚を狙っているようです。
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何度かキャッチングを繰り返しましたが、しばらく見ていた間には獲物をゲットすることはできませんでした。
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散歩する人の話では、最近はよくカワセミを見かけるということでした。
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人が近づくことに警戒心が強いカワセミですが、やつば池散歩道を歩く人たちは心優しい良い人ばかりなので安心できるようです。

1月8日 (火) の午後、気温が10℃まで上がり、風も無い暖かい日になったやつば池で、池の渕の石の上に止まっているカワセミを見つけました。
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太陽が当たって、まるでひなたぼっこをしているようにも見えました。
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水面の近くの石の上に移動して、池の中の小魚を狙っているようです。
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最近はあまり見かけなくなったカワセミを久しぶりに見つけて、今年も良い年になりそうなそんな予感がするやつば池散歩道でした。



12月21日(金)の午後4時前、夕日に照らされたやつば池の渕の木の枝に、2羽のサギが止まっていました。
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木の幹の上の方に羽の色が少し灰色のアオサギと、
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すぐ下の方に真っ白なシロサギです。
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2羽とも枝に止まって動きません。
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太陽を浴びながら、時どき毛づくろいをしています。
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池の周りの散歩道を歩く人がすぐ近くを通って行っても飛び立たず、そのまま枝に止まっています。
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冬至前にしては暖かい陽気に誘われて、のんびりと日向ぼっこといった感じのアオサギとシロサギのペアでした。

立冬から一週間が過ぎた11月14日(水)の夕方、やつば池にいつの間にか野鳥の姿が増えて賑やかになっていました。
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毎年、晩秋の頃に訪れる冬の渡り鳥の「マガモ(真鴨)」が、今まで池に居た「カルガモ」と一緒になって、水面に浮かんでいます。

ゆうゆうと泳ぐカルガモです。
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カルガモが歓迎の羽ばたきです?
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少し離れた所にマガモのペアーです。
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メスを追うようにして泳ぐオスのマガモの姿も見られます。
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賑やかな冬のやつば池になりそうです。

先日、やつば池散歩道にある柿の木の果実の収穫をされていたボランティアやつば池クラブの人が、柿の木の高さ3メートルぐらいの枝の上に鳥の巣があり、ヒナがいるのを教えてくれました。
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柿の木は散歩道のすぐ横にあります。
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その場所を教えてもらって木の登り、そっと巣を覗いたら、産まれて間もないヒナ(雛)が2羽いるのが確認できました。
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鳥の名前が分からないまま写真を撮り、あとから巣の作り方やくちばしの形、体の特徴などから調べてみると、このヒナは、時々やつば池にも飛んで来ている「カワウ(川鵜)」じゃないかと思われます。DSCN8998 (2)
カメラを近づけたら、親鳥が餌を運んできたのと勘違いをしたのか、首を伸ばすしぐさをしていました。
この鳥の巣は、今はまだ葉っぱに隠れて下からは見えませんが、これから柿の葉も枯れ落ちて、雨を防ぐ屋根が無くなってしまうし、寒さも厳しくなってきます。
そんな悪い環境の中でも元気に育ってくれるように願いながら、このままそっと見守っていきたいと思っています。

雨がしとしと降る9月15日 (土) のやつば池に、雨に濡れながらたたずんでいる鳥の姿がありました。
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身体がまだ小さいので今年誕生したカルガモの子供のようです。

3羽が石の上でジッとしている姿は、シャワーでも浴びているかのようです。
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一本足の姿はフラミンゴでよく見かけますが、カルガモも一本足で休憩するようです。
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カルガモの写真を撮っていたら、何処からともなくカワセミが飛んできて、カルガモの近くの石の上にとまっていました。
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カルガモとカワセミは顔を見合わせて、何か話でもしているようにも見えます。

久しく見ていなかったので、久しぶりにやつば池で見るカワセミの姿です。DSCN7724 (2)
散歩道からカワセミまでが10mほどの至近距離だったので、少し傘を動かしただけなのに飛び去って行ってしまいました。

小雨の降る中で、泳いだり石に乗って休んだりと、のんびりとした姿のカルガモです。
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秋も深くなると、渡り鳥のマガモなどが飛来してくるので、もう少しすると鳥たちで賑やかになるやつば池です。

やつば池で鯉と鳥のパン食い競争を楽しんでいたら、池の向こうの方では水面に糸引くような線を残しながら2羽の鳥が並んで泳いでいる風景がありました。
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カルガモのカップルのようです。
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仲良く後を追うようにゆっくりと進んで行きます。
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水鳥が水面を泳ぐときに出来る糸を引くような波紋を「泳跡(えいせき)」とも呼ぶそうです。

ペアーの2羽とは別に、4羽が群れを成して泳いでいます。
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カルガモは、オスとメスの区別が分かりにくい鳥なので、この群れの中で上手くカップルになるペアーがいると良いですね。
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やつば池の冬の季節には、この他にもマガモがやってきているので、賑やかなバードウォッチングが出来る散歩道です。

12月9日(土)、初冬のやつば池散歩道は、どんぐりの木の葉が色付いて綺麗です。
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池の水面には水鳥たちが集まっています。
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カモ類の鳥の他に、体が黒い羽根の鳥が数羽集まっています。
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夏の間にはこの鳥は姿が見えなかったので、冬になって何処からか飛んできたものと思われます。
ズームアップした写真です。
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くちばし(嘴)と、ひたい(額)が白い、ちょっと変わった特徴のある姿をした鳥です。
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水鳥図鑑で調べると、この特徴からオオバン(大鷭)」という名前の鳥のようです。
水に潜って小魚を捕まえて食べることは少なく、主に水生植物を食べる雑食系の鳥です。

散歩している人が池に投げ込んだ食パンの切れ端が浮かんでいるのを見つけると食事に有りついたとばかり集まってきます。
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パンの切れ端を美味そうに突いています。
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パンは池の鯉も大好物です。白い体にオレンジ色の斑点のヒゴイ(緋鯉)が顔を出しました。
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やつば池に、こんな大きなヒゴイがいるとは知りませんでした。
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ヒゴイの他に、大きな黒い体のマゴイ(真鯉)も顔を出しました。
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写真では見にくいですが、マゴイが食パンをパクついています。
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水面の上からは、オオバンがパクつき・・・
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水中からは、大きな口で鯉がパクつきます。
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まさに、鳥と魚の「水面でのパン食い競争」です。

しばらく池を眺めながら、こんな愉快な光景を楽しませてもらいました。
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これから、冬の渡り鳥のマガモがたくさん集まってくることが予想されるやつば池です。

冬には多くの渡り鳥で賑わうやつば池ですが、夏のやつば池は水面に鳥も少なく静かです。
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そんな中で、水面にポツン一羽、浮いたり潜ったりしている鳥がいました。
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この鳥は「カイツブリ」です。
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カイツブリは漢字で「鳰」とも書きます。
陸を歩くのが苦手な鳥で、水に潜るのが得意な鳥で、「水に入る鳥」を意味する和製漢字です。
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可愛い外見と潜水する姿は、古代から日本人の関心を寄せていました。
「カイツブリ」の名は室町時代に定着し、奈良時代には「にほどり」とも呼ばれていました。
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滋賀県の琵琶湖にはカイツブリ科の鳥が多く、かつて琵琶湖は「鳰海」(にほのうみ)と呼ばれていました。

その由縁から、カイツブリは滋賀県の県鳥に制定されています。

8月9日(水)、立秋も過ぎ、暑中見舞いが残暑見舞いに変わりましたが、まだまだ暑さはこれからです。
やつば池(八ツ谷池)の浅瀬には、葦(よし)や蒲(がま)が青々と生い茂っています。
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その池の水面に、葦の葉に止まりながら、ひらひらと舞い飛ぶトンボが数匹いました。
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このトンボは、日ごろよく見るシオカラトンボと違って、後ろの翅(はね)が大きく青紫色をしていて、金属のような光沢を持つチョット変わったトンボでした。
調べたら、チョウトンボという名前でした。
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翅(はね)が全体的に黒っぽい色でおおわれ、光の角度によって虹色に光ります。
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この翅(はね)の色の見え方がとても楽しめるトンボのひとつです。
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6月中旬ころに羽化し始め、9月ころまで見られるということです。

6月3日 (土)、 豊田市近代の産業とくらし発見館の企画展「まゆまつり2017」の関連行事として、奥三河の新城市で養蚕農家をされている蚕室を訪ねる見学会が行なわれました。

見学会への参加募集は20名と少人数でしたが、予約の申し込みが受け付けられて参加することができました。

豊田市のバスに乗って、朝9時半くらし発見館を出発し新東名高速道で新城市へ向かいました。
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道の駅「もっくる新城」で休憩して、11時ごろ目的地の養蚕農家に到着しました。
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屋根に特徴のあるこの家屋に、蚕が飼われている蚕室があります。

中に入ると広い土間に、床上50センチほどの高さで、畳2~3枚分の広さの板の上に、桑の葉が敷き詰められた5枚の飼育板が並んでいました。                                      
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ムシャムシャと音を立てて桑の葉を食べているカイコは、生まれて26日目の5齢まで育ったもので、長さが5~6センチほどありました。
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もう2~3日でまゆを作るそうです。
桑の葉が食べられてしまった場所は、カイコが重なるように動いています。
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今まで見たことのない、すごい光景です。

養蚕農家の海野さんの説明では、今年の飼育数は2万5千頭ということでした。
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海野さんは大正14年生まれだそうです。

毎年7月、海野さんが生産した繭で紡いだ「赤引きの糸」は、渥美半島から「お糸船」に積まれて伊勢神宮に奉納されます。
蚕糸は天照大御神に奉納される衣になるということです。

奥の部屋には、すでにまゆを作り始めているカイコがいました.。
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この繭を作る部屋を蔟(ぞく)といいます。
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どの部屋に入ろうかと探しているカイコがいました。
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光をかざして見てみると、繭の中のカイコの動きがシルエットで良くわかります。
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およそ1時間、ゆっくりと見学させていただき、養蚕農家をあとにしました。

このあと、近くの設楽原歴史資料館の見学や砥鹿神社を参拝してくらし発見館へ戻りました。
いろいろと見聞きすることができ、大変有意義な見学会「養蚕農家を訪ねて」でした。

5月中旬の早朝散歩。
豊田市丸根町の田植えが終わったばかりの田んぼの中に、鳥の姿が有りました。
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カルガモが3羽、戯れています。
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体の大きさをよく見ると1羽が大きく、2羽がチョット小ぶりです。
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カルガモの親子が田植えがされたばかりの田んぼの水の中に顔を突っ込んで何かを探しているようです。
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食事に有り付けたかどうか?
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のんびりとした、やつば池に近い田園風景の朝の散歩道です。

5月9日、豊田市丸根町の麦畑の穂が少しづつ色付いてきました。
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そんな麦畑を散歩していると、あちらこちらからキジの鳴き声が聞こえてきます。
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近づこうとすると、そそくさと麦の中へ隠れてしまいます。
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耕作用に畑の中に止まっていたトラクターの横にも姿を見つけましたが・・・
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人の姿に気が付くと、スゥ~~~といなくなってしまいます。
人見知りで恥ずかしがり屋のキジさんです。

5月に入ったやつば池です。
冬から春先までカモなどの渡り鳥で賑わっていた池は、渡り鳥が飛び立って行って寂しくなりました。
池の水面にはヨシ(葦)の新しい葉が伸びてきていて、その中に1羽の鳥がいました。
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アオサギです。
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小魚が大好きで、朝ご飯を狙っているようです。
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キョロキョロ見渡して、人の気配を感じたようで、
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飛び立ちました。
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20mほど飛んで、池の中央付近に移動して着陸です。
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この辺りはアシが生える浅瀬ですので、魚を狙うのに絶好の場所のようです。

4月も下旬に入り、早朝の散歩が気持ちのいい季節です。
4月23日 (日) 、やつば池と逢妻女川の間に広がる豊田市丸根町の田園地帯の農道を朝散歩しました。
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田植え前の田んぼと麦の穂が伸びてきた麦畑が広がります。
麦畑の向こうには、遠くに少し靄がかかった猿投山が見えています。

この時期に農道を散歩していると、数か所からキジ(雉)の鳴く声が聞こえてきます。
麦畑に姿を隠すようにしているのでなかなか見つかりませんが、畦道に上がってきて「ケン・ケーン」と良く響く声で居る場所が判ります。
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朝日を背にして体を伸ばし羽ばたくようにして鳴きます。
鳴いているのはオスで、春になると縄張りを主張してメスを呼んでいるのだそうです。
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人の姿を見ると警戒して、遠くへ逃げるように移動していくので、なかなか近くで写真が撮れません。
そんな中で、そお~っと近づいて綺麗なキジの姿が撮れました。
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オスの羽の色は独特で、体は緑、頭は青緑で目のまわりには真っ赤な肉が覆っています。
背中は褐色の斑点があり、しっぽは茶色です。
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やつば池散歩道からすぐ近くの丸根町や、となりの横山町に広がる田園地帯には、こんなのどかな景観が楽しめます。
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ところが、数年後には田園地帯の一部に国道のバイパス道路が通るようになっており、もうすでに工事が始まっています。

車の移動などには便利になりますが、その反面キジが鳴く姿が見られなくなってしまわないかと心配です。

春の彼岸明けの3月23日 (木) の朝、我が家の植木鉢のサクラソウに止まっているアゲハチョウの姿が有りました。
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まだ朝は寒いのに、彼岸の明けの時期にあわせて、サナギから成虫になったばかりのようでした。
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近づいても飛び立つこともなく、サクラソウの花にいつまでもしがみ付くようにしていました。
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春を目で感じる朝の風景でした。

梅の花が見頃になった豊田市平芝公園です。
公園内を散策していると、カメラに大きな望遠レンズを付けて写真を撮っている人たちがいました。
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このレンズの先には梅の花に戯れるメジロたちが花から花へ飛び回っています
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私もポケットサイズのデジカメでメジロの動きに惑わされながらシャッターを押してみました。
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何枚か写した中の数枚にメジロの可愛い表情が写っていました。
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デジカメだから何枚も写せますが、昔のフイルムカメラだったらこんなことはできません。
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とにかく何枚も写した中に、まずまず綺麗にメジロが写っていたものが数枚の写真に有りました。

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」とは良く言ったものです。

早いもので、もう少しで1月も終わります。
先日、友人から夏ミカンを分けてもらいました。
その1つを半分に輪切りにして、我が家の庭にあるボケの木の枝に刺してみました。
しばらくすると、どこからともなくメジロが飛んできて、辺りを気づかいながら、食べ始めました。
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周りをキョロキョロ気にしながら、美味しそうに食べています。
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可愛い姿に見惚れていると、ピーピーと鳴きながら、メジロを追い払うように、ヒヨドリがあらわれました。
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大きな口で、パクパクと食べ始めました。
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見る見るうちに果肉が少なくなっていきます。
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しばらくして、ヒヨドリが飛び去ったあと、別の枝先に新しい夏みかんを置いてやると、またメジロが戻ってきました。
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ヒヨドリが気にしながら、ミカンに顔を突っ込んで美味しそうに食べ始めました。
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冬の時期は自然の食べ物が少なく、野鳥の世界も競争が厳しいようです。
人間には酸っぱい夏ミカンなのに、鳥たちには美味しいんでしょう!

やつば池から逢妻女川のヒガンバナを見に行く途中にある田園地帯の稲が実り、穂を垂れています。
畦道を歩いていると、草むらからピョンと稲穂に跳びついた虫がいました。
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近づいてよく見ると・・・それは、イナゴでした。
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昔はよく見ましたが、最近はお目にかかっていなかったので久しぶりの対面でした。
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近くを見渡しましたが、見つけたのは、この一匹だけです。

イナゴは、日本では稲を食べる害虫とされると同時に、水田から得られる重要なタンパク源として扱われ、多くの地域で食用とされていました。

昆虫を食べるということは、信州など一部地域を除き一般的ではないですが、イナゴに限ってはイネの成育中または稲刈り後の田んぼで、害虫駆除を兼ねて大量に捕獲できたことから、全国的に食用に供する風習がありました。

調理法としては、串刺しにして炭火で焼く、鍋で炒る、醤油や砂糖を加えて甘辛く煮付けるイナゴの佃煮とするなど、さまざまなものが有ったようです。
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イナゴは、昔から内陸部の稲作民族に不足がちになるタンパク質・カルシウムの補給源として利用されていました。

今でも、信州方面の道の駅などの土産物売り場に、イナゴの佃煮を見かけることが有りますが、姿を見ると、なかなか買う勇気が無く、手に取ってもまた棚に戻してしまいます。



8月2日の夕方前、午後5時頃のやつば池散歩道です。
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暑い中でも散歩されている人がいました。
散歩道に、ソメイヨシノ桜が2本有ります。
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近づいて見ると・・・
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幹にアブラゼミが並んでいます。
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すぐ近くまで行っても逃げません。
アブラゼミの他に、羽根が透明なクマゼミも見つかりました。
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ジージー・ミーンミーンとセミしぐれの散歩道でした。

そんな中で、カメムシのカップルが仲良くしている姿も有りました。
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木肌の色によく似ているので分かりにくいですが・・・

この日はカブトムシの姿は見つかりませんでしたが、夏の昆虫たちの観察も出来る8月初めの「やつば池散歩道」でした。

6月25日 (土) の朝、我が家の周りで「チィッ!チィッ!」とツバメのヒナの鳴き声がしていました。
電線に5羽のツバメがとまっています。
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どこか近くの家で育って、巣立ちをしたばかりのようです。
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羽には、まだ少し産毛が残っているように見えました。
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親鳥が近くに飛んで来ると、大きな声で鳴いて、運んでくる食事をわれ先にとせがみます。
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大きな口を開けて食事をもらいます。
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どちらが親か分からないほど大きくなったヒナ鳥です。
親鳥が空中で飛びながらの餌やりの瞬間です。
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ヒナ鳥たちも飛ぶことはできますが、まだ自分の力で食事の獲物を捕まえられないようです。
しばらくして、別の場所へ一斉に移動していきました。

2016年1月13日、今年初めて豊田市鞍ヶ池公園へ出かけてきました。
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木曽馬など放牧されている観光牧場です。
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牧場の斜面に「2016」の数字と今年の干支の「申(さる)」の絵が書かれた看板が立てられていました。
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観光牧場のすぐ近くに鞍ヶ池動物園があります。
そこで本物のおサルさんを見てきました。
タイワンザルです
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タイワンザルはニホンザルによく似たサルの仲間です。
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そして、ワオキツネザルというアフリカのマダガスカル島に住んでいるサルもいました。
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猫のような姿をしていて、カメラ目線での写真が撮れました。
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この他に3種類のサルがいました。
どのサルも狭い檻の中に入れられているので広いところに出たそうでした。

12月13日 (日) 、やつば池のドングリの木の葉がすっかり色づきました。
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枝が池の上まで覆いかぶさるように広がっています。
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その枝の下にカモが集まってきています。
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木の枝から落ちたドングリの実を食べに来ているようです。

やつば池の木の反対側の方の敷石の上に、この日もカワセミが来ていました。
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石の上をあっちへ行ったりこっちへ来たりと飛び交っています。
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いつ見てもカワセミは鮮やかな羽根の色をしています。
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12月に入っての冷え込みで、すっかり枯葉と紅葉の散歩道の風景になったやつば池散歩道です。
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この時期には強い北風が吹くと落ち葉で散歩道が覆われ、落ち葉掃除が大変そうです。

12月4日の朝はいちだんと寒くなり、豊田市で最低気温が3℃まで冷え込みました。

そんな寒い朝に、やつば池には11月の中旬ごろから少しずつ姿を見せ始めていた冬の渡り鳥が、今朝は今までで一番多いように感じるほど、池の水面に浮かんでいました。
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ざっと数えて、50羽位いるようです。

どこから飛んできたのか今年も忘れずに、やつば池に戻って来てくれました。
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群れをなしている鳥の種類は、20羽ほどの「カルガモ軍団」とたちと、
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少し多めの30羽ほどの「マガモ軍団」たちです。
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カルガモは、オスメスが同じような羽の色ですので区別が付けにくいですが、
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マガモは、オスは鮮やかな色の羽の色で、メスが地味な色の羽なので区別が良く分かります。
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仲良く並んで泳ぐこの2羽はラブラブのペアのようです。

朝日を浴びて、右に左にスイスイと泳ぎ回っています。
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やつば池周回の散歩道を歩く人の姿が見えると、警戒して人から遠い方に逃げるように移動していきます。
チョッと残念ですが、野生の鳥なので仕方ないことです。

これから本格的な冬の寒さがやってきますが、やつば池散歩道を歩く人たちはバードウォッチングをしながら散歩が出来る楽しみが増えました。

11月15日 (日) の午後、やつば池散歩道を歩いていると、池の周りに置かれているお城の石垣ほどの大きさの石が敷かれている所に、何か動くものがいるのを見つけました。
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矢印の所です。
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それは、久しぶりに見る「イタチ」でした。
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石の間をチョロチョロと動き回り、何か食べ物を探しています。
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人の気配を感じて、キョロキョロと警戒しています。
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正面から見ると、かわいい顔をしています。
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しばらく見ていましたが、仲間はいなくて一匹のみで行動しているようでした。
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あたたかい日でしたので、陽気に誘われてどこからか”やつば池”に現われたようです。

9月23日、彼岸の中日で秋分の日です。
ヒガンバナが満開の逢妻女川まで朝散歩しました。
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朝早い6時半頃ですが、たくさんの人がヒガンバナを見に来ています。

宮上橋の近くの河川敷に置かれたベンチでヒガンバナを見ながら休憩していました。
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しばらくして、目の前を「チィーチィー!」と甲高い声で鳴きながら小鳥が飛んで行き、すぐ近くの川岸に止まりました。
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見ると、カワセミでした。 毛づくろいをしています。
私がベンチに座っている所から数メートルしか離れていません。
急いでズームアップして1枚写真を撮れましたが、すぐにどこかへ飛んで行ってしまいました。
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カワセミは、すばしっこい鳥ですね。
でも偶然に、思いもよらない写真が撮れました。

帰りの堤防を歩いていたら、今度は稲刈りが終わった田んぼにシラサギの姿が有りました。
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朝ごはんを食べに来ているようで、首を伸ばして獲物を探していました。
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赤いヒガンバナとシラサギの紅白のコントラストがきれいな写真も撮れました。
デジカメをポケットに入れての朝散歩、ご褒美をいただけました。

8月も残り少なったある日の朝のやつば池散歩道で、花壇に水やりをしている人が四季桜の木の枝に鳥の巣があって、卵を温めているよって教えてくれました。
下の写真の右にある、木の葉の茂っているのがその四季桜です。
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散歩道の路面から3m足らずの枝の上に小枝を集めて作った巣が有って、その上に鳥が座っています。
たぶん卵を温めている(抱卵)と思われます。
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その鳥を下から覗くように近づいても、巣から動かずに首をキョロキョロとさせています。
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鳥の種類は山鳩(やまばと)のようです。

木の上の電線にも1羽のハトがとまっていて周りを見渡しています。
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鳥の生態について詳しいことは良く知りませんが、巣の上にいるのは卵を抱いているメスで、電線の上にいるのはメスを守るために警戒しているオスのようです。

台風15号が九州に上陸して北上して行ったので、豊田市は幸いに台風の直撃は避けられましたが、強い風が吹き、ときどき横殴りの雨も降っています。

もう何日、抱卵をしているのかはわかりませんが、ヒナが孵ってもこの場所で無事に育てられるのか心配です。
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もう少しそっと見守っていきたいと思っています。

豊田市西山公園にハス池が有ります。
小さな貯水池ですが、池全体にハスが生い茂って、7月になると大きな花を咲かせています。
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池の周りには落下防止のフェンスが張られています。
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そのフェンスの手すりに「イトトンボ」がチョコンと止まっているのを見つけました。
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小さいので見つけにくいですが、よく見るとフェンスの横の葉っぱにも止まっていました。
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この池で育ったのでしょうか?
フェンスのネットでは仲良しカップルのイトトンボの姿もありました。
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昆虫図鑑で調べてみたら、アオモンイトトンボのようでした。
ちなみに上が ♂ で下が ♀ だそうです。
運が良いと、最近では滅多に見かけなくなった昆虫にも会うことができる、緑がいっぱいの西山公園です。

7月11日 (土) 、しばらく雨が続いていた天候でしたが、久しぶりに太陽が顔を出し、蒸し暑い日になりました。
そんな日の夕方近くにやつば池散歩道に出かけると、こんな幟が立てられていました。
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「環境保全 さわらないで下さい いきもの調査中! わくわく事業・逢妻女川を考える会」と書かれています。

池の周りを散策しながら回っていると、池の水が満水になると放水する排水口の近くに、大きな魚の網かごが池の中に投げ込まれていました。
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網かごにはロープがつながっていて、
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ロープが縛られている柵の所に札が付いていて、「逢妻女川を考える会 愛知学泉大学・豊田市」と書かれています。
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ひと目で池の生物調査をされているんだと分かりました。

毎年、この時期になると池の中にたくさんの稚魚が泳ぎまわっています。
岸の浅瀬に集まる魚群です。
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水中の魚の姿がハッキリと写っていませんが、この魚はアメリカから来た外来種のブルーギルです。
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やつば池の環境が魚に適しているのか、数えきれないくらいの稚魚が育っています。
この池の水は満水になると排水口から流れ出て、
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雨水などと一緒に丸根川を流れて行き、逢妻女川に合流しています。
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池から流れ出た水と一緒にブルーギルの稚魚も逢妻女川に放流されていると思われます。

大学の先生や考える会の人たちが何を目的にして調査をされているのか分かりませんが、出来ることなら散策している地元の人たちにも分かるような説明板があれば、もっと興味を持ってこの取り組みを見られるのにと思いました。

5月29日の中日新聞の地方版(豊田版)に、「カルガモ親子仲良く」という記事がありました。
その場所は豊田市新生町を流れる枝下(しだれ)用水の分水池でした。
童子山小学校のすぐ西側の、我が家からそれほど遠くないところなので、5月30日の午後に見に行ってみました。
カルガモ親子のその姿は、すぐに見つけられました。
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6羽の子供のカルガモが親の後ろを並んで泳いでいました。

枝下用水の水を2ヵ所に分かれて流すようになっている分水池で、きれいな水が満水になった池には他の鳥の泳ぐ姿は無くて、このカルガモの親子だけがゆうゆうと泳いでいました。
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池の周囲を散策できるように遊歩道が整備されていて、一ヶ所にバードウォッチングが出来るような場所が作られていました。
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でも残念ながら、カルガモは警戒心が強くて、人が近づけば遠くへ逃げて行ってしまいます。
池の周りを一周しながら、カルガモの親子の姿を写してきました。
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無事に大きく育つようにと願いながら、何とも可愛い姿に癒されてきました。

5月6日は二十四節気の立夏です。
暦の上での夏の始まり。この日から立秋の前日までが夏季になります。
夏といっても、本格的な夏はまだまだ先。日差しが強くなり気温が高くなる日もありますが、基本的には暑くもなく寒くもなく、湿度が低く風もさわやかで、とても過ごしやすい季節です。

雨の日以外の毎日、朝6時からの朝散歩をしています。
今日は、やつば池から西の方向にある逢妻女川の堤防への散歩道を歩きました。
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途中の田園風景も田植えが始まったり、麦畑の穂が大きくなってきたりと季節の移り変わりの変化が楽しめます。
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最近は田んぼのあぜ道などで、キジ(雉)の姿を良く見かけます。
今日も麦畑にキジ(オス)がいました。
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キジの鳴き声を聴いたことのある人は分かると思いますが、鳴くのはオスです。
大きな声で「ケ~ン・ケ~ン」と鳴いて仲間(メス)との連絡を取っているようです。
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今日の朝、背伸びをして大きく口を開けて鳴いている姿を写すことができました。
キジは写真を撮ろうとして近づくと、すぐ草むらに姿を隠してしまいます。

地面から目を上の方に向けると、散歩道の途中の鉄塔に鳥が3羽止まっていました。
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カワウ(川鵜)の姿です。
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ここなら安心して休憩ができそうです。
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見晴らしが良さそうです。
逢妻女川にいる小魚の朝ごはんを食べて、食後の一休みです。

田植えが終わった田んぼにいたシラサギ(白鷺)が飛び立つ瞬間の姿も写すことができました。
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デジカメを持っての朝の田園の散歩で、バードウォッチングを楽しんでいます。


最近やつば池であまり見なくなったと思っていたカルガモですが、4月23日の朝の散歩でやつば池と逢妻女川の間にある田園地帯を歩いていたら、田植え前の耕されて水が張られた田んぼにいるカルガモが見られました。
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浅く水が張られた田んぼの中を歩きながら、朝ごはん探しのようです。
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しばらく見ていたら、2羽のカルガモが近づいてきて、
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そして、3羽が一緒に集まりました。
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羽の色が同じなので分かりにくいですが、大きさの違いからどうやら親子のようです。

水の中に顔を突っ込んで食べ物を探している2羽の子供を見守る親鳥です。
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田園地帯には田んぼの他に、一面緑色に広がる麦畑もあります。
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しばらく見ていないうちにドンドン大きく育っていて、近くで見ると麦の穂が出ていました。
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この田んぼや畑が広がる場所は、季節が変わって行くのを、散歩しながらの景色で感じられる場所です。

昨日、3月18日は彼岸の入りでした。
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彼岸とは、春分の日と秋分の日の前後3日を合わせた7日間をいいます。

今年(2015年)は、春の彼岸が3月18日~24日、秋の彼岸は9月20日~26日になります。
彼岸の最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」、真ん中にあたる春分・秋分を「彼岸の中日(ちゅうにち)」といいます。

仏教では、私たちの住む世界をこちらの岸「此岸(しがん)」といい、三途の川(さんずのかわ)を挟んで、ご先祖様の霊が住む世界をあちらの岸「彼岸(ひがん)」といいます。
ご先祖様の霊が住む世界(極楽浄土)は西の彼方にあるとされているため、太陽が真西に沈む春分と秋分にお墓参りや先祖供養を行なうようになりました。
これは仏教にはない習慣で、日本独自のものだそうです。
お彼岸の中日に夕陽を拝むと功徳(くどく)があるといわれています。

そんな彼岸のやつば池に、カワウが3羽遊びに来ていました。
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2羽は姿が確認できますが、もう1羽は木の枝の陰に隠れています。

鵜と言えば、海に住むウミウと川や池などに住むカワウの2種類がいます。
長良川の鵜飼いで知られる川でアユを捕る鵜は何故かウミウだそうです。
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鳥図鑑でウミウとカワウの違いの見方を調べてみて、顔のほほの部分の白い色の形で見分けると、やつば池に来ている鵜はカワウでした。
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どこから飛んできたのか知れませんが、ようこそやつば池にと歓迎したいと思います。
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池にはアユはいませんが、外来種のブルーギルがたくさん繁殖しているようなのでその魚を狙ってきたのかも知れません。
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色がきれいな鳥ではないですが、羽を広げる姿は迫力があります。
冬の渡り鳥のマガモが少なくなって寂しくなったやつば池でのバードウォッチングが楽しめるように、美味しい魚がいないかもしれませんが、またいつでも遊びに来てほしいと思っています。

早いもので、もう2月の最後の日です。
やつば池の朝7時ごろ、朝ごはんを食べに、カワウ(川鵜)が2羽来ていました。
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何度も潜っていましたが、魚をくわえた姿は見られませんでした。
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池には外来生物の魚「ブルーギル」がいるので、それが狙いのようです。

黒い鳥を見ていたら、白い鳥が飛んできました。
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シロサギ(白鷺)が石の間をのぞき込んでいます。
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エイッ!って石の間に顔を突っ込んで何かをゲットしたようです。
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もっと旨いものが居ないか探します。
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ここには食うものはおらんなぁと
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別の場所に飛んで行きました。
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やつば池で、朝散歩の足を止めて、しばしのバードウォッチングでした。

2月23日の朝6時、家の外の気温が10℃もありました。
寒さに身体が慣れてきているので、外に出た時に何という暖かさなんだとビックリでした。
朝散歩の時には、今まで身に着けていた襟巻も手袋も無しで出かけました。
今朝のやつば池には、朝日を浴びてカモが20~25羽ぐらい泳いでいました。
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カモは冬の渡り鳥なので、あたたかくなってくると旅立ちの準備が始まるようです。
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カモの群れをよく見ると、オスメスの姿がよく似た「カルガモ」軍団と
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オスが鮮やかでメスが地味な姿の「マガモ」が仲良く一緒に泳いでいます。
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マガモは繁殖地へ旅立つ前に、オスメスがカップルを決めて一緒に北の地で子供を育てると聞いています。
ちなみに、カモの種類の平均寿命は10~20年だそうです。
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喧嘩せずに仲良く過ごして、また来年も「やつば池に カモ~~ン!」なんちゃって。

この日は、池の浅瀬の葦(あし)の枯草の中に「アオサギ」も遊びに来ていました。
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冬の間は渡り鳥で賑やかなやつば池ですが、もうすぐ飛び立って行ってしまい寂しくなってしまいそうです。

2月17日、名古屋市緑区大高町の実家に行くと、庭のコブシ(辛夷)の木の枝に、小鳥が止まっていました。
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緑色の羽根と目の周りが白いので「メジロ」とすぐに判ります。

コブシの木の枝には夏ミカンの輪切りが籠の中に置かれて吊るしてあり、1羽が食事中でした。
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メジロは花の蜜や果汁が大好物で、酸っぱい夏ミカンでも大好きのようです。
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大きなヒヨドリが邪魔しに来るので、周囲を警戒しながら・・・
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ミカンの中に顔を突っ込んで夢中で食べています。
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美味しいご馳走に、満足そうな顔です。
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食べ終わった2羽のメジロが枝の上で寄り添っていました。
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メジロにはお互いに押し合うように、ぴったりと枝に並ぶ習性があるそうです。
このことから、込み合っていることや物事が多くあることを意味する慣用句として「目白押し」という言葉が出来たようです。

オスとメスと思われる2羽のメジロですが・・・
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この瞬間の写真では「フン!フン!」 とソッポを向いて、まるで喧嘩している夫婦みたいにも見えてしまいますが、このあと仲良く揃って飛んで行きました。

2月5日の朝は雪まじりの細かい雨が降る天気のため、朝の散歩は中止でした。
午後には風も無く、日が照ってあたたかい陽気になったので、やつば池に出かけてみました。
やつば池散歩道には、のんびりと午後の散歩を楽しんでいる人たちがいます。
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そんな池の隅では、カメラを構えてジ~~ッと獲物を狙っている人がいました。
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狙いは「カワセミ」です。

そのカワセミが今日もやつば池に来てくれていました。
近くの石の上にチョコンと止まっています。
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右を見たり
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左を見たり
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少し移動して別の石の上に止まり、こっちを向いたり
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あっちを向いたり
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警戒しながらキョロキョロと向きを変えています。
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最近カワセミをよく見かけますが、いつも1羽だけで行動していて、オスメスのペアでいるところを見ることがありません。
早く相手を見つけて、仲良くペアで来てくれるのを期待しています。

やつば池には冬に時期にマガモが住み着いてくれますが、同じカモの仲間でもオシドリは見かけません。
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豊田の市街地の溜め池ではオシドリを見ることは出来ないのかと思っていましたが、市内美里町に住んでいる友達から、犬散歩をしていると近くの池で「時々オシドリを見ることがあるよ」という情報をもらいました。
その場所は、豊田スタジアムの東側の広川町にある溜め池の「梅倉池」です。
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それならと、オシドリを見てみようと数日前に一度でかけてみました。
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梅倉池は南北に細長い形で、木々に囲まれた小さな溜め池です。
この池周囲には人が近づけないので、野鳥にとっては住みやすい環境になっています。
池の南側に散歩道があって、その場所からだけ少し離れて池が見られました。
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池の真ん中近くに鳥の群れが見られました。
けれども、この日はマガモとコガモしか見ることが出来ず、狙いのオシドリは見つけられませんでした。
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ところが数日後の25日、「今ならオシドリがいるよ」って連絡をもらいました。
さっそく車を走らせてその場所に向かいました。
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先日と同じ所です。

カモの群れとは少し離れたところの木の陰に、羽の色が鮮やかなオシドリを発見しました。
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オスが1羽とメスが2羽、一緒になって水面を泳いでいました。
オシドリです。デジカメのズームをいっぱいに拡大して写しました。
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この写真にはオスとメスが1羽ずつ仲良さそうにしていますが、近くにメスがもう1羽いるんです。
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オシドリといえばなんといっても仲の良い夫婦の例え、「オシドリ夫婦」が有名です。
その昔、オシドリのつがいの1羽を捕らえてしまうと、残ったもう1羽がいなくなった相手を思い続け、あげくの果てに死んでしまうという言い伝えがありました。
この話しのように、オシドリの夫婦仲の良さは昔から有名だったのです。
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では、実際のオシドリは本当にそこまで夫婦仲が良いのでしょうか?
確かにオシドリのつがいを見てみると、いかにも仲むつまじく寄り添っているように見えます。
しかし実際、寄り添っているというよりはオスが一方的にメスのそばにくっついているのが現状のようです。
ラブラブなカップルがいる一方、メスに恵まれないはぐれオスも出てくるのです。
そんなオスたちから、自分の奥様を取られないよう、寄り添って見張っているのです。
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オスの懸命な保護を受けて、やがてメスは卵を産みます。
ところがオシドリのオスは、メスが卵を産むと、抱卵や子育てを手伝うこともなくメスのもとから去っていってしまいます。
実はオシドリに限らずカモの仲間の多くは、繁殖のたび、毎年のように恋のお相手を変えるため、一生同じ相手と暮らすわけではないのです。
しかもメスのもとを離れたオスは、また別のメスに出会うとその場で求愛の行動をとることもあるようです。
オスにしてみれば、自分の子孫をいかに多く残すか、これが一番大切なことなのです。
こうしてみると、相思相愛というオシドリ夫婦のイメージが崩れてしまいますが、これも自然界のおきてなのでしょうかね。
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オシドリのカップルがラブラブなことだけは確かですが、それも卵が産まれるまでの間だけのようです。
羽の色が鮮やかなオシドリです。
いつかそのうちに、やつば池にもオシドリが見られるようになればいいなぁと思っています。

ブログの名前は「やつば池散歩道」でも、なかなかやつば池の情報がありませんが、今年初めて、やつば池の風景を写そうと、11日の日曜日の午前中にデジカメを持って出かけてきました。
風も無くあたたかさを感じる散歩道でしたが、冬の散歩道は歩く人も少なくひっそりとしていました。
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木の杭を立ててロープが張られた柵の一部が木の根元が朽ちて倒れ傾いていました。
この柵は予算が無くて一時的に仮の柵として応急で作ったもので、もうすぐ丈夫な柵に変更される工事が計画されているそうです。

傾いた柵を見ていたら、柵の中の小枝にチョコンと止まっている1羽の小鳥がいました。
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頭の部分が薄い黒色で腹がオレンジ色をしているので野鳥図鑑で調べたら「ジョウビタキ」のオスのようです。
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日本では冬の時期に見られる渡り鳥だそうです。
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遠い所からようこそ、やつば池へ来てくれました!

他にも何かいないかなぁと探していたら・・・・・見つけました!
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今年初めてのカワセミです。
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キョロキョロと池の中の小魚を狙っているようです。
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何時見ても綺麗なカワセミです。
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でも、ひと気には敏感で、近づくとサッと移動して行ってしまいます。

さらに池の周りを廻って行くと、今までに見たことのない姿の鳥が水辺の石の上で日向ぼっこをしていました。
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少し近づいても、ジーと動かずにいました。
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野鳥図鑑で調べてみましたが、写真と同じものが見つかりません。
カモの種類のようにも見えますが、決定できる名前が分かりません。
もう少し資料を探して調べてみたいと思います。

この他、マガモやカルガモが池には群れをなして泳いでいます。
久しぶりのやつば池散歩道のバードウオッチングでした。

11月23日(日)は国民の祝日「勤労感謝の日」です。
勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日として、昭和23年(1948年)に制定されました。
この日は、終戦までは新嘗祭(にいなめさい)の日でした。
新嘗祭は、明治5年の改暦以前は11月の第2の卯の日に天皇が行う収穫祭でした。
その年に収穫した新穀(主に米)を天地の神に供え、農作物に感謝し、自らも食する儀式です。
戦後廃止された新嘗祭の名前を変えて「勤労感謝の日」に改められました。

そんなこの日は、風もなく青空が広がる小春日和の良い天気になりました。
午後にのんびりと逢妻女川に散策に出かけました。
樹がまだ小さいけれど、川に向かう道でイチョウがきれいに黄葉しています。
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両岸をススキなどで覆われた逢妻女川です。
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静かな川面をゆうゆうと水鳥が泳いでいました。
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そんな中で、ブロックの川岸にチョコンと止まっているカワセミを見つけました!
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川の中の小魚を狙っているようです。
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カワセミは人の姿に敏感で、すぐに飛んで行ってしまいます。
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そっと近づいてアップで撮れました。
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この川はカワセミなどの野鳥の写真を撮る人には人気があるようで、この日も2~3人の人がズームレンズの付いたカメラを構えていました。
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なかなか姿を見せてくれないカワセミです。
粘り強く頑張って良い写真が撮れるといいですね。

先月の末に寒波が来てから、やつば池に冬の渡り鳥のマガモ(真鴨)が姿を見せるようになりました。
11月2日の朝のやつば池でのバードウォッチングです。
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マガモは非繁殖期の秋から冬には、湖沼・河川等で、群れを作って生活します。
越冬中の10月末~12月にオス(雄)・メス(雌)がつがいを形成し、春には雄雌が連れ立って繁殖地の北方へ渡って行きます。
マガモは、頭が緑色で鮮やかな色をしているのがオスで、体の全体が褐色の地味な色をしているのがメスです。
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この時期にペアーの相手を見つけるのだそうです。
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接近して、何かをささやいていそうな2羽です。
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羽ばたいて、元気さをアピール(?)しているオスと、
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同じように羽ばたいて見せるメスの姿を撮ることができました。
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昨年の真冬には、40~50羽のマガモの姿を見ることができたので、今年も、まだこれから冬にかけてもう少し多くの鳥が飛んでくるだろうと思われます。
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また時々カメラを持って、やつば池でのバードウォッチングをしたいと思っています。

10月も下旬に入り、朝の冷え込みも秋の深まりを感じるようになりました。

この日の朝のやつば池で、水面をゆうゆうと泳いだり潜ったりしている鳥がいました。
この鳥がカイツブリです。
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カイツブリは潜りが得意な水鳥のようです。
見ていても浮かび上がったと思ったらまたすぐに潜って15秒前後とけっこう長い時間潜ってなかなか浮かんできません。


「カイツブリ(鳰)」を調べてみると・・・

全長26cm程度と小型。夏羽では首は赤茶色、冬羽では黄茶色です。
足には各指にみずかきがあり、潜水は大得意で、足だけで泳ぎます。
小魚、ザリガニ、エビ類、大きな水生昆虫などを食べています。
日本では全国に分布しています。
水ぬるむ春、池や沼や湖で、そこに浮いていたかと思うとアッという間にもぐってしまい、あちらの方でポッカリ浮かびあがる潜水の名手。
カモなどと一緒にいると、カモの子供に見られてしまうことがありますが、親鳥です。
水草を積み重ねて水面に浮巣を造り、夏のはじめ、綿毛のようなかわいいヒナを連れて泳いでいます。
琵琶湖の古名は「鳰(にお)の海」で、鳰=カイツブリは昔から知られていたようです。

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冬の渡り鳥のマガモが来る前のやつば池は鳥が少なく、カイツブリが池の水面を独り占めのように自由気ままに泳いで潜っています。


台風19号の風で倒れ掛かったやつば池散歩道のコスモスも、自力で立ち上がり、きれいな花を咲かせています。
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もうしばらく、コスモスが楽しめそうです。

やつば池で鳴き声はするけれど、なかなか姿を見せなかったカエルが、この日は池の縁の石の上でひなたぼっこしている姿を見せてくれました。

今年の6月に、後ろ足が出ている大きなオタマジャクシがやつば池に泳いでいるのを見つけていました。
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このジャンボなオタマジャクシの正体は「ウシガエル」でした。
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「ブオォ~~、ブオォ~~」という低い大きな声で鳴きます。
その鳴き声がウシ(牛)によく似ているので、この名前が付けられました。

ウシガエルの資料によると・・・

ウシガエルは、もともと日本に生息しているカエルではなく、外来生物です。
大正時代の中ごろ(1920年前後)にアメリカから食用として持ち込まれました。
生息場所は、平地や山地の池や沼、ときには平地の河川にも分布します。
大きさは、最大で20cm近くになり、国内では最大級のカエルであり、他のカエルとの競争関係において有利な立場にあります。
大きい割には動きが俊敏で、警戒心も強く捕獲には一苦労が必要です。

ということです。

そっと近づいてカメラを向けても、石の上で、ジッと動かずにいてくれました。
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まだ身体が小さくて今年育ったもののようです。
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後ろ姿はこんな感じです。
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正面を向いた顔はかわいい漫画の絵になりそうです。
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警戒心が強くて、人の気配が近づくと、すぐに水の中に飛び込んで隠れてしまいます。
食用ガエルということだそうですが、美味しそうとはとても思えない容姿です。
どんな味がするんでしょうね!?

4ヶ月前の6月4日にお披露目した八ツ谷池(やつばいけ)の説明板。
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右側に景観と花と鳥の写真がありますが、先日この写真が3枚とも更新されていました。
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今度の新しい写真は、やつば池で撮影された鳥の写真になっていました。
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最近なかなか姿を見せてくれないカワセミと
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今でも時々飛んできているシラサギと
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池に夏の間住み続けていたカルガモ
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の写真です。

この説明板の写真を見て、カワセミの写真を写しに来る人がいるようですが、散歩道を歩く人の姿に鳥たちは警戒しているようで、人が多い時には、どこかに隠れてしまいます。

もうすぐ冬の渡り鳥のマガモが飛んできてくれそうです。

今日は「敬老の日」。
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日です。
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敬老の日の歴史を調べてみました。
兵庫県のある村の村長さんの提唱で「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と、農閑期に当り、気候も良い9月中旬の15日を「としよりの日」と定め、昭和22年(1947年)から始まったようです。
その後その活動が兵庫県全体に広がり、さらに全国展開されてきて、昭和29年(1954年)には「としよりの日」という名前で祝日に制定されました。 
でもその後、この「としより」という名前では良くないという声が上がり、昭和39年(1964年)に「敬老の日」 に名称が改められました。

平成14年(2002年)までは毎年9月15日を「敬老の日」としていましたが、祝日法の改正いわゆるハッピーマンデー制度の実施によって、平成15年(2003年)からは、9月第3月曜日が「敬老の日」となりました。

ハッピーマンデーということですが、豊田市の企業の多くはトヨタカレンダーで生活がされており、今日は出勤日になっていました。

そんな日の朝のやつば池には、池の周りの石の上に数羽のカルガモが日光浴をしていました。
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朝日を浴びて気持ち良さそうです。DSCN6205

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石の上で動かずにジッとしている姿をよく見ると、カルガモは1本足で休んでいます。
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動物園でフラミンゴという鳥が1本足でいる姿はよく見ますが、カルガモも休んでいる時は1本足が楽ちんなんでしょうか?
バランスが悪そうに思えるけれど鳥と人間では違うようです!

8月27日の朝6時、気温が22℃まで下がり、今までの熱帯夜の朝とはチョッと違って涼しさを感じる空気になってきました。
そんな日のやつば池には、真夏の間には姿を見せていなかった鳥が居ました。
菱(ひし)の葉が浮かぶ池の水面を、仲良く泳ぐカルガモです。
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池の中に倒れた木の枝の上に乗って日光浴をしています。
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朝日に向かって、大きな羽根をパタパタと羽ばたいて気持ち良さそうです、
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池の周囲にある細い木の枝に、チョコンと止まっているのは、カワセミです。
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水面近くを泳ぐ小魚を求めて逢妻女川から飛んできたようです。
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水面に浮いているのはヒシの葉っぱです。
カワセミは人間に敏感で、カメラを持って近づくと、すぐに飛んで行ってしまいますが、じっとしていると、また戻ってきて枝に止まってくれました。

ここ数日、朝散歩のやつば池でカワセミを毎日見ることができます。
先日も、大きな望遠レンズを付けたカメラを持った人が、カワセミの写真を撮りに来ていました。
やつば池散歩道が、カワセミの撮影ポイントになってきているようです。

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