国道19号線から案内看板を頼りに、くにゃくにゃと坂道を進んで行くと「ちこり村」の駐車場に着きました。
休日ということもあって、3つ有る駐車場がほぼ満車の状態の混雑でした。
ちこり村の施設の入り口です。
ロウソク(蝋燭)のような形をしたものが「チコリ」というヨーロッパ原産のキク科の野菜で、ヨーロッパ諸国では、日本のキャベツやレタスのように一般的に利用されている、ポピュラーな野菜だそうです。
「ちこり村」は、この「国産ちこり」を実際に食べたり、「ちこり芋」から生まれた様々な商品を通じて、楽しく「ちこり」を知ってもらうようにと誕生した施設です。
売店にはちこり村の生産ファームで育てられた「ちこり」が売られていました。
芋の先に芽が出た「芋つきちこり」も売られていました。
ちょっと育ち過ぎのものは、アウトレットとしてお値打ち価格で売られていました。
さらに「ちこり」について、こんな説明がありました。
19世紀にベルギーの農民が地下室に置き忘れたちこりの根から黄色がかった長い葉が出ており、これがとてもおいしかったことから栽培を始めた、というのが食用ちこりの起源だとか。
ちこりは100gで16kcalと、とても低カロリーでヘルシーな野菜で、繊維も豊富で、カリウム・リン・カルシウム・ビタミンB・ビタミンCなど、食物繊維と微量要素が含まれているということです。
施設内には売店があり中津川の特産品などが並んでいました。
焼き立てのパンが並ぶ、パン工房もありました。
ちこり村の賑わいは、農家手作り家庭料理レストランの「バーバーズ ダイニング」で食事をする人たちでした。
地元農家の婦人会の方達が、自分たちで育てた四季折々の野菜を中心に使った料理が楽しめる、農家の手づくり家庭料理レストランです。
ビュッフェスタイルランチで、さまざまな「おふくろの味」を日替わりで楽しめるので、人気になっているようです。
また別の日に、ゆっくりと食事が出来る時間に立ち寄って、農家の手づくり家庭料理を食べてみたいと思っています。