やつば池散歩道(豊田市)のブログ

やつば池(八ッ谷池)は、私が住んでいる豊田市朝日町と、その隣の丸根町に接する小さな農業用の溜め池です。              やつば池を周回する散歩道を元気に歩ける幸せを感じながら、地域の話題や情報を発信します。

カテゴリ: 風景・景観・観光地

先日、岐阜県中津川市の栗きんとんの老舗を訪ねて行ったとき、中央自動車道の中津川インターチェンジから見えた「ちこり村」という文字が気になって、帰りに立ち寄ってみました。
DSCN7989
国道19号線から案内看板を頼りに、くにゃくにゃと坂道を進んで行くと「ちこり村」の駐車場に着きました。
休日ということもあって、3つ有る駐車場がほぼ満車の状態の混雑でした。

ちこり村の施設の入り口です。
DSCN8071
ロウソク(蝋燭)のような形をしたものが「チコリ」というヨーロッパ原産のキク科の野菜で、ヨーロッパ諸国では、日本のキャベツやレタスのように一般的に利用されている、ポピュラーな野菜だそうです。

「ちこり村」は、この「国産ちこり」を実際に食べたり、「ちこり芋」から生まれた様々な商品を通じて、楽しく「ちこり」を知ってもらうようにと誕生した施設です。
DSCN8069

売店にはちこり村の生産ファームで育てられた「ちこり」が売られていました。
DSCN8000
芋の先に芽が出た「芋つきちこり」も売られていました。
DSCN8002
ちょっと育ち過ぎのものは、アウトレットとしてお値打ち価格で売られていました。
DSCN8003
さらに「ちこり」について、こんな説明がありました。
19世紀にベルギーの農民が地下室に置き忘れたちこりの根から黄色がかった長い葉が出ており、これがとてもおいしかったことから栽培を始めた、というのが食用ちこりの起源だとか。
ちこりは100gで16kcalと、とても低カロリーでヘルシーな野菜で、繊維も豊富で、カリウム・リン・カルシウム・ビタミンB・ビタミンCなど、食物繊維と微量要素が含まれているということです。


施設内には売店があり中津川の特産品などが並んでいました。
DSCN7997

DSCN7999
焼き立てのパンが並ぶ、パン工房もありました。
DSCN7998
ちこり村の賑わいは、農家手作り家庭料理レストランの「バーバーズ ダイニング」で食事をする人たちでした。
BlogPaint
地元農家の婦人会の方達が、自分たちで育てた四季折々の野菜を中心に使った料理が楽しめる、農家の手づくり家庭料理レストランです。
ビュッフェスタイルランチで、さまざまな「おふくろの味」を日替わりで楽しめるので、人気になっているようです。

DSCN7994
また別の日に、ゆっくりと食事が出来る時間に立ち寄って、農家の手づくり家庭料理を食べてみたいと思っています。

雨上がりの9月25日(火)の午後の逢妻女川のヒガンバナ(彼岸花)です。
宮上橋から上流の方向を見た景観です。
DSCN8105
堤防の上の方まで咲き出して、200万本のヒガンバナが満開になりました。
DSCN8109
雨上がりの曇り空の中でしたが、まだまだ多くの人が訪れて、真っ赤に染まった逢妻女川堤防のヒガンバナを楽しんでいます。
DSCN8108
早く咲き出した部分の花は、少しずつ色あせて来ていました。
DSCN8130
サクラの花なら、満開の後には散り始めという表現がありますが、ヒガンバナは散らずに赤色が褪せていくという終わり方なので、見た目に残念です。
DSCN8114
それでもまだ、天王橋の方は咲き出したのが少し遅かったので、今から見頃になります。

左岸側から天王橋方向を見た景観です。
DSCN8118
天王橋を渡って、右岸側から天王橋方向を見た景観です。
DSCN8124
右岸側の宮上橋と天王橋の中間地点から宮上橋方向を見たヒガンバナの景観です。
DSCN8131
そして、天王橋の方向です。
DSCN8132
今年のヒガンバナ情報を9月15日からスタートして10日が過ぎ、その間に多くの方にこのブログ「やつば池散歩道」に訪問していただきました。

今回のブログを最後に、今年の逢妻女川の彼岸花情報は終わりにし、また来年も同じように逢妻女川の彼岸花情報を発信していきたいと思っています。
逢妻女川彼岸花育成会のみなさんのおかげで、今年も綺麗なヒガンバナを楽しませていただき、ありがとうございました。

地元産の栗の実が出回って、和菓子店には栗きんとんが並ぶ季節になりました。
4e55
栗きんとんと言えば岐阜県の中津川市・恵那市そして八百津町が有名ですが、数年前に八百津町に行ってきましたので、秋分の日の9月23日 (日) は旧中山道の宿場町の中津川市を訪ねました。

中央自動車道の中津川インターをおりて、国道19号線で中津川市内方面に車を走らせると、国道沿いに川上屋の支店の手賀野店があり、満車状態の駐車場に入れなくて、国道まで車が並ぶほどになっていました。
目的地はこの店ではないので通過して、中津川市内の駐車場に車を停めて、旧中山道沿いにある川上屋本店を目指しました。
DSCN8036
中山道の道は電柱が無くなって景観にも配慮されています。
少し中山道を歩いて川上屋の本店近くに来ました。
DSCN8049
白い車の向こうに川上屋の表示が見えています。
川上屋本店の正面に到着です。
DSCN8037
入り口に掲げられた看板です。
DSCN8040
川上屋は、今から150余年前の江戸末期の元治元年(1864年)の創業の老舗です。

店の前には数人が並んでいるだけでしたので、予想していたよりも少しの待ち時間で買うことができました。
玄関前のショーケースに飾り付けられていた栗きんとんです。
DSCN8039

店内にもイガに入った栗が飾られていました。
DSCN8045

川上屋の栗きんとんを買った後、中津川市の栗きんとんで有名なもう1軒に向かいました。
DSCN8053
旧中山道の町並みや、歴史資料館を見ながら進んで行くと、
DSCN8057
しばらく歩いて到着した栗きんとん本家と言われている「すや本店」です。
DSCN8064
旧中山道ぞいにある店は古い看板で、ひらがな2文字が書かれた文字を右から読みます。
創業は江戸時代の元禄年間に江戸から下ってきた一人の武士がこの宿場に住み着き「十八屋」の屋号で酢の店を開いたのがはじまりといわれています。
DSCN8012

「すや」は江戸時代の「酢屋」から和菓子屋に変わっても、その名前が使われているとのことです。
店の入り口横のショーケースの飾り付けです。
DSCN8011
栗きんとんなどの和菓子を買い求める人の列は、先ほどの川上屋よりも長くなっていました。
DSCN8008
店内は材木の柱がむき出しで、天井からの自然光を取り込む工夫のされた時代を感じさせる建物でした。
DSCN8066
すやの栗きんとんの菓子箱には、江戸時代の浮世絵で描かれたものが使われています。
1f3a6bc7-s
中津川の栗きんとんの2軒の老舗をまわって、木曽路の入り口の古い宿場町の雰囲気を感じてきました。
家に帰ってからいただいた川上屋の栗きんとんです。
DSCN8090
栗と砂糖だけで作られた手作り感たっぷりです。
DSCN8099
栗の味が口いっぱいに広がって、最高に美味しかったです。
ちなみに、2つの店の栗きんとん1個の価格は、川上屋が220円、すやは237円でした。

秋も本番に向かっており、明日は中秋の名月・十五夜ですが、曇り予報が心配です。

彼岸の中日(秋分の日)の9月23日 (日) 、朝8時半ごろの逢妻女川のヒガンバナ(彼岸花)です。
DSCN7967
宮上橋の上から上流の方向を見た景観です。
200万本のヒガンバナの花が8分ほど咲いており、堤防全体が真っ赤に染まる満開まで、もう少しといったところでした。
DSCN7968
日曜日ということもあって、朝から多くの人がヒガンバナを見に来ています。
DSCN7975
きれいな写真を撮ろうと頑張る姿があちらこちらで見られました。
DSCN7973
ヒガンバナの花の中で浮かぶように架かる宮上橋です。
DSCN7979
この日は朝10時から「逢妻女川彼岸花育成会」主催のイベントがあるので、宮上橋と男橋の間の右岸堤防に青色のテントが張られ、イベント会場の準備がされていました。DSCN7965
見頃になった200万本ともいわれているヒガンバナ咲く逢妻女川の堤防を歩いた後に、お茶と大福餅をいただきながらヒガンバナを楽しむイベントです。
DSCN7969
朝から晴天で良い天気に恵まれたので、たくさんの人が訪れて賑わいそうです。

昨日が彼岸の入りだった9月21日 (金) の午後、小雨の降ったり止んだりのあいにくの天気の中での逢妻女川のヒガンバナ情報です。
いつものように宮上橋から上流の方向を見た景観です。
DSCN7900
逢妻女川の川岸に、宮上橋から天王橋までの450メートルの両岸に真っ赤な帯がつながりました。
DSCN7901
宮上橋の下に降りられるように手づくりの階段がありましたので、堤防の下まで降りていきました。

DSCN7903
宮上橋の下から見た景観です。
DSCN7904
すぐ近くの傾斜面に白いヒガンバナが咲いているところがありました。
DSCN7906

宮上橋から少し上流に行ったところにも階段があり、堤防の下に降りられる場所がつくられています。
DSCN7913

階段を降りて、堤防の下からのヒガンバナは一面に赤く敷き詰められているように見ることができます。
DSCN7916
堤防の上の方がまだ少しつぼみの状態なので、全体を見渡すと五分咲きを越えてすでに七分咲きの感じです。
DSCN7918
雨が降ったり止んだりで、傘をさしてのヒガンバナの観賞です。
DSCN7932
花びらから雨のしずくが光っています。
DSCN7931
雨の日ならではの写真が撮れました。
DSCN7928
2日後の日曜日には逢妻女川彼岸花育成会のイベントが計画されています。
DSCN7894
日曜日は天気予報では晴れマークがあります。
良い天気の下で、満開のヒガンバナが楽しめそうです。

9月19日 (水) 午後の逢妻女川のヒガンバナ(彼岸花)の開花情報です。
宮上橋の上から上流の方向を見た景観が2日前とはずいぶん変わって、もう三分咲き程度になっていました。
DSCN7866
堤防の散歩道には、ヒガンバナを見に来ている人の数もずいぶん多くなっています。

ヒガンバナの開花は、最初の一輪が咲き始めたら一週間もすると、堤防全体が真っ赤に染まるくらい早く咲いていきます。
ヒガンバナの咲き具合をみると、堤防の川に近い方が地面が暖かいのか早めに咲くようです。
DSCN7867
2日前にはまだ咲いていなかった白色の彼岸花も咲き始めていました。
DSCN7891
ところどころに咲いている白い色のヒガンバナは、真っ赤な花の中でアクセントになっています。
DSCN7876
上流側の天王橋近くの堤防にもヒガンバナの赤い帯が続いています。
DSCN7880
この日は、日中の気温が30℃を超える日差しの強い日になっていたので、日傘をさしてヒガンバナを楽しむ姿もありました。
DSCN7874
良い天気が続きましたが、明日からの天候が雨模様の予報になっていて、ちょっと天気が心配です。
DSCN7892

昨年と同じように「歩いてみよう彼岸花の道」の案内看板がありました。
DSCN7896
9月23日 (日) の午前10時から午後1時まで、逢妻女川彼岸花育成会で企画されたイベントで、200円でお茶を飲みながら大福餅がいただけます。
DSCN7895
今度の日曜日(9月23日)には、逢妻女川の堤防が真っ赤に染まる満開のヒガンバナを楽しみながら、のんびりと散策に出かけてみてはいかがですか。


先日のヒガンバナ(彼岸花)情報からまだ2日しかたっていない9月17日 (月) の午後、逢妻女川のヒガンバナを見に宮上橋へ出かけてきました。
宮上橋の上から上流(北の方向)を見た景観です。
DSCN7752
雨でたっぷりの水の恵みを受けて、堤防の一部で早くもヒガンバナの花が赤く色づき、咲き始めている所が有りました。
DSCN7754
近づいて見ると・・・2日前ではまだつぼみだったのに、一気に開花しています。
DSCN7789
晴れて爽やかな風が吹く中で、アゲハチョウがさっそく花の蜜を求めて、お食事中の姿がありました。
DSCN7787
宮上橋から上流の天王橋の方へ右岸堤防を歩いて行きました。
DSCN7761
ところどころで開花している花が見られる状態でした。
DSCN7769
ヒガンバナの堤防に大きな白い色の傘のキノコを発見しました。
DSCN7771
雨で湿った草むらからニョキっと茎が伸びた茎の上に真っ白な大きな傘が開いています。

天王橋を渡って、左岸堤防側のヒガンバナを見ながら宮上橋まで戻ってきました。
DSCN7777
トヨタ自動車(株)貞宝工場の向こうに猿投山が見えています。
DSCN7791
宮上橋の手間付近、この辺りは二部咲き程度といった感じです。
DSCN7781
逢妻女川のヒガンバナが植えられている宮上橋から天王橋までの堤防道路は、その距離およそ450mです。

この様子では、あと2∼3日で見頃になりそうなヒガンバナの開花の勢いです。
良い天気が続きそうですので、咲き始めた逢妻女川のヒガンバナを見に、散策に出かけてみてはいかがですか。

9月15日 (土) 、あと5日ほどで秋の彼岸の入りです。
毎年この時期に豊田市宮上町の逢妻女川の堤防に咲くヒガンバナ(彼岸花)情報をお伝えしていますが、今回のブログが今年の第一報になります。
宮上橋の上から逢妻女川の上流(北の方角)を望む景観です。
DSCN7681
きれいに草刈りがされた右岸左岸の堤防にはヒガンバナのつぼみが一斉に伸びてきていました。
DSCN7687
明日にも開花しそうな状態のつぼみもありました。
DSCN7690
堤防の上の方の道端までヒガンバナが植えられていて、足元にも芽が出てきているので、踏まないようにとの注意の看板表示がありました。
DSCN7684
ヒガンバナの小さな花芽がニョキニョキと顔を出しています。
DSCN7693
花が咲き出すと、写真を撮る人が夢中になって、つい堤防のヒガンバナの花の中まで入り込んでしまい、花を踏みつけてしまうことが例年見かけられるので、花の中へ入らないで下さいと書かれた看板もありました。
DSCN7685

DSCN7697
堤防の近くに、逢妻女川彼岸花育成会が新しく立てた「彼岸花群生地」の案内板がありました。
DSCN7695
説明文には、現在では200万本が咲くと書かれています。
さらに、10年後には300万本を超えるようにと目標を掲げて取り組んでおられます。

彼岸の頃に一斉に咲くヒガンバナとは別に、宮上橋の下流側の男橋の間の右岸堤防には、すでにこの時期に満開のヒガンバナが咲いています。
DSCN7677
このヒガンバナは早咲きの品種で、毎年9月上旬には見頃になります。
DSCN7680
一足早く、ヒガンバナを楽しむことができます。
DSCN7716
また、左岸側の男橋の手前にも、ヒガンバナが少し咲いているところがありました。
DSCN7671
男橋手前から宮上橋方向を望む景観です。
DSCN7669
逢妻女川彼岸花育成会が立てた「彼岸花育成中」の看板がありました。
DSCN7670
以上、9月15日現在の逢妻女川のヒガンバナ情報でした。

今年もこのブログで、これからのヒガンバナの開花情報を随時お伝えしたいと思っています。

9月12日 (水) の豊田市西山公園の観賞温室にはハロウィンの飾り付けがされていました。
DSCN7665

DSCN7662

観賞温室を管理されている、ボランティア「花の輪西山」のメンバーで飾り付けたものです。
DSCN7660
小さな可愛い飾り付けです。
DSCN7666
すっかり日本でも定着してきたハロウィン(ハロウィーン)です。

ハロウィンってどんなお祭りかというと・・・
ハロウィンは、キリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日「万聖節」の前夜祭として行われるヨーロッパ発祥のお祭りです。
秋の収穫をお祝いし、先祖の霊をお迎えするとともに悪霊を追い払うお祭りで、日本でいえば「お盆」にあたる行事になります。
現在は10月31日がハロウィンとして定着していますが、正確な期間は10月31日~11月2日です。
キリスト教では、この期間、この世に戻ってくる死者の魂を慰める行事を行っています。
422

ハロウィンの起源と由来
については・・・
ハロウィンは、古代ケルト民族のドゥルイド教で行われていたサウィン祭が起源といわれています。
古代ケルトでは、11月1日が新年とされ、大晦日にあたる10月31日の夜に先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられていました。
しかし、悪霊も一緒にやって来て、作物に悪い影響を与えたり、子どもをさらったり、現世の人間たちに悪いことをするといわれていました。
そこで人々は悪霊を驚かせて追い払うことを思いつき、仮面をかぶったり、仮装をしたり、魔除けの焚き火を行ったといわれます。

やがて、キリスト教へ広がりましたが、最近では宗教的な意味合いが薄れて大人と子どもが仮装をして楽しめるイベントになっています。

02
ハロウィンでは、なぜカボチャが登場するのかというと・・・
ハロウィンのシンボルとしてよく目にするのが、目と口と鼻をくり抜いて中にキャンドルを灯したカボチャのランタンです。
実はこのランタンには、「ジャック・オー・ランタン」という名前が付いています。
ジャックとは、アイルランドの物語に登場する男の名前です。
生前、悪いことばかりしていたジャックは、魂を取ろうとやってきた悪霊を騙したため、地獄に堕ちることもできず、死んだ後もランタンに火を灯して闇夜を歩き続けたというお話です。

ちなみに最初はカボチャではなくカブ(蕪)でしたが、アメリカにハロウィンが伝わってからカボチャになったそうです。
「ジャック・オー・ランタン」は、日本でいう鬼火のような存在で、怖い顔にくり抜いて部屋の窓辺などに飾ると魔除けの役割を果たし、悪霊を怖がらせて追い払えるそうです。

ハロウィンでは、どうして仮装するのかというと・・・

ハロウィンになると先祖の霊と一緒に悪霊もやってきて、人間たちに悪運をもたらしたり、いたずらをするため、魔女、ゴースト、ゾンビ、ドラキュラ、ガイコツ、黒猫、狼男、フランケンシュタインといった恐ろしい怪物や怖いものに仮装し、悪霊を怖がらせて追い払うのが習わしになっています。
また悪霊と同化することによって、悪霊がもたらす災いを遠ざけるという意味もあるようです。
j61I
ハロウィンの合言葉トリック・オア・トリート」について・・・
ハロウィンといえば、魔女やモンスターに扮した子どもたちが街を練り歩き、「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)と玄関先で声をかけてお菓子をねだる風景が名物です。
5_soft

「トリック・オア・トリート」と言われたら、大人たちは「ハッピーハロウィン!」と答えて、お菓子を渡すのがルールになっています。
お菓子は悪霊を追い払うなどの意味があるそうです。


これから10月末まで、いろいろな所でハロウィンの飾り付けなどにお目にかかるようになった、日本の秋の風物詩ともいえる行事になりました。

9月3日(月)、愛知県下の公立の小・中学校では長い夏休みも終わり、今日から二学期が始まりました。
我が家から近い豊田市立朝日小学校でも、朝8時ごろにランドセルを背にした集団登校の児童の列の姿がありました。
DSCN7574
夏休みの宿題は、みんな終わったんだろうかね?
手に手に宿題らしき荷物を持って学校に向かいます。
DSCN7575

夏休みの間、猛暑で熱中症の事故が起きないように学校内のプールも閉鎖されており、例年ならプールから歓声が聞こえていた夏休みでしたが、今年はセミの鳴き声しか聞こえなかった校庭から、久しぶりに元気な児童の声が聞こえています。

やつば池散歩道には、数年前に池の周りの整備が行なわれる前からこの場所に植えられていたミカンやカキ(柿)の木などの果実の木がそのまま残されて育っています。
DSCN7567
9月に入り、実が大きくなっています。
DSCN7562
ボランティア「やつば池クラブ」の人たちが手入れをされており、今年もたくさんの実を着けています。

こちらがミカンの木です。
DSCN7564
実の形などから、このみかんは温州みかんだと思われます。
枝先には枝が折れ曲がるほどたくさんの実が着いています。
DSCN7565
まだ青いけれど大きな実になってきています。
DSCN7566
散歩している人がチョット手を伸ばすと取れそうなので、荒らされないか心配です。
その隣に並んで、大きな柿の木があります。
DSCN7558
実の形から、甘柿の品種で「次郎柿」と思われます。
DSCN7559
たくさんの実が枝先に着いていますが、無農薬なので虫食いが心配です。
DSCN7570
あと一ヶ月もすると、色付いて熟す頃になります。
枝の剪定などをされているやつば池クラブの人たちと一緒に、実りの秋の収穫が楽しみなやつば池散歩道です。

やつば池散歩道の道端に並ぶプランターが木製のフラワーボックスで飾られています。
DSCN7552

ボランティア「やつば池クラブ」の皆さんで手作りのフラワーボックスです。
DSCN7554
プランターに植えられた秋の花がなお一層きれいに見えます。

やつば池クラブのメンバーの中で、工作を担当している人たちを中心にして、設計から製作まで全て皆さんで手分けして完成させたものです。
DSCN7557
1個のフラワーボックスにプランターが2つ入るようになっていて、現在は8個のフラワーボックスが並んでいます。
DSCN7553
散歩道の他の場所にもまだプランターが並んでいるので、もう少し同じように作って並べる計画だそうです。

8月21日(火)の朝5時50分ごろ、豊田市朝日町から見た西の空に綺麗な虹が出ていました。
DSCN5466 (4)
台風19号が九州の南にあって、大気が不安定な状態で所々に雨雲が発生しているということでした。
この時間、朝日町は晴れていましたが、西の方に雲が広がっていて、細かい雨が降っているようです。
DSCN5469
カメラが広角レンズではないので虹の全景が一枚の写真としては写せませんでしたが、綺麗に半円状の虹の架け橋が見られました。
DSCN5473

綺麗な虹も長くは見られず、15分くらい経過して6時を過ぎると、少しずつ虹の光が薄くなってきました。
DSCN5476
久しぶりに見たくっきりと見えた虹の架け橋。
早起きした人へのご褒美でした。

NHK朝ドラ「半分、青い。」のロケ地の恵那市岩村町を訪ねた日に、岩村城址を見学してきました。
DSCN5377
岩村城は鎌倉時代に創築された城です。
今の姿に近い城郭に改修されたのは戦国時代で、日本一高い標高 721mに築かれた山城です。
DSCN5394

高い石垣に沿って細い道を登って行きます。
DSCN5378
埋門(うずみもん)と呼ばれる石垣の間を進んで、
DSCN5380
階段を登りきると広場に出ました。
DSCN5388
ここが岩村城の本丸跡です。
DSCN5386
岩村城址は岐阜県の史跡に指定されています。
岐阜県と岩村町の教育委員会が立てた説明板がありました。
DSCN5384
岩村城は築城から800年あまり、日本三大山城の一つで、日本百名城にも選ばれています。
ちなみに、日本三大山城と呼ばれている城は、この美濃岩村城の他、大和高取城(奈良県)と、備中松山城(岡山県)です。
DSCN5390
岩村城は戦国時代までは遠山氏の支配下にありましたが、1571年に当主であった遠山景任が死去すると、織田信長から養子を迎えます。
しかし、その子はまだ幼少であったため、養母に当たる遠山景任の夫人「おつや」が女城主として城を守りました。
DSCN5389
女城主「おつや」が善政を敷き、最後まで領民を守ったと伝えられ ていることから城下町岩村は「女城主の里」と呼ばれています。
DSCN5397
今も残る城下町岩村にある「なまこ壁」の建造物は、江戸時代に栄えた町屋の景観です。
見どころがいっぱいの城下町岩村は、また季節の良い時に訪ねて散策したいところでした。


今年の4月から始まったNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で登場している、主人公が生まれ育った場所は、岐阜県東美濃市梟(ふくろう)町という架空の町ですが、このドラマで登場する「ふくろう商店街」のロケ地として、岐阜県恵那市岩村町西町一丁目商店街で撮影が行われました。
DSCN5401
あと一ヶ月余りでドラマが終わってしまいますが、8月19日(日)にドラマの舞台になった岩村町の商店街に出かけてきました。
DSCN5431
この岩村の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されており、昭和の雰囲気に溢れる商店街になっています。
DSCN5422
日曜日ということもあって、町並みは観光客で賑わっていました。
DSCN5436
店の前では、ドラマで人気になった名物の「五平餅」を買い求める人たちの長い列もありました。
DSCN5433
重伝建の岩村本通りの町並みにあった岩村観光案内所の建物です。
DSCN5440
観光案内所近くの町並みにあった顔出しパネルです。
DSCN5419
NHKの朝ドラをイメージして作られています。
ロケ地をイメージして、観光客用に「ふくろう休憩所」がありました。
DSCN5421

DSCN5420
賑わうドラマのロケ地から少し離れた人通りの少ない江戸時代の町並みが残る重伝建の建物を見学しました。
DSCN5442
恵那市指定文化財の木村邸や、
DSCN5402
同じく恵那市指定文化財の勝川家住宅など、入場無料で家屋の中を見させてもらえました。
DSCN5412
勝川家の中では連続テレビ小説「半分、青い。」展が開催されており、いろいろなパネルがありました。
DSCN5407
主人公の実物大のパネルです。
DSCN5410

日本酒「女城主」の酒蔵の岩村醸造にも立ち寄りました。
DSCN5446
岩村のカステーラは、全国的にも有名な伝統のある手づくりのカステラということなので、みやげに買って帰りました。
DSCN5448
今までの猛暑から少し涼しい風が吹く、すごしやすい陽気の中で、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」のロケ地になった、岩村町の町並みの観光を楽しんできました。

お盆休みが終わった8月17日(金)、豊田市足助町の香嵐渓では巴川の川遊びで賑わっていました。
DSCN5346
その場所は香嵐渓の巴川に架かる待月橋の周辺です。
DSCN5351
豊田市内はトヨタ自動車関連の企業に勤める人が多く、トヨタ自動車とその関連する企業のカレンダーでは、夏季連休が今度の日曜日(8/19)までということもあって、家族連れやグループが河原でバーベキューをしたり水遊びを楽しんだりと残り少ない夏休みを過ごしているようです。
待月橋の上から上流側を見たところです。
DSCN5326
浅瀬で水遊びをする子供たちを、石に座って足を川に入れて涼をとる家族の姿がありました。
DSCN5328

DSCN5348

そして、橋の下流側の様子です。
DSCN5331
若い人たちのグループの姿が多くありました。
DSCN5334

DSCN5335
川の中の小魚を網を使って捕まえようとしている姿もありました。
DSCN5330
水の流れのゆるやかな場所とは別に、一か所流れが急な場所がありました。
DSCN5370
その急流に挑戦する若者の姿です。
DSCN5372
水深はそれほど深くないようですが、石で頭を打たなければ良いけれど、ちょっと危険な姿もありました。
DSCN5373
各地で川遊びをしていて、水難事故が起きているというニュースを聞きます。
浅瀬とはいえ、十分に注意をして楽しい水遊びにしてほしいものです。

お盆明けの8月17日(金)、猛暑日が続いたお盆までとは違って、秋雨前線が南下し大陸からの高気圧が寒気を運んできて、一気に秋が来たような爽やかな日になりました。
豊田市足助の香嵐渓の飯盛山に「キツネノカミソリ」という花が見頃になっているという情報を知り、午後から出かけてきました。

キツネノカミソリ(狐の剃刀)という名前の花は、日本の東北より南の地域に自生する球根植物です。
雑木林の中やその縁辺、日の強すぎない北側の傾斜地、里山や神社の境内などでよく見かける夏咲きの野草で、お盆ごろによく見られます。
DSCN5303
お彼岸頃に真っ赤な花を咲かせる
ヒガンバナ(彼岸花)と同じ仲間で性質も似ています。

飯盛山のこの場所は毎年、春にはカタクリの群生地で、多くの観光客が訪れる所です。
DSCN5290

DSCN5291
カタクリの花を見るために作られたゆるやかな傾斜の散策路を登って行きました。
DSCN5302
緑のシダの葉などの間からスクッと伸びたキツネノカミソリのオレンジ色の花が鮮やかです。
DSCN5293
キツネノカミソリというおもしろい名前ですが、これは細長い葉っぱをカミソリに見立てて付けられたと言われています。
DSCN5295
なぜキツネと付くのか?
キツネが生息するような場所に自生するのか、花の色がキツネの毛と似ているためとか、それは憶測の域を出ません。

葉がない状態でいきなり花がにょっきり伸びてくる姿が、キツネに化かされたようだからという説もあるようです。

散策路を昇り降りして、六角形の屋根の太子堂まで来ました。
DSCN5313
このお堂の近くにも群生している場所がありました。
DSCN5312

DSCN5311
見頃の時期は年ごとに変わりますが、今年はまだしばらくの間は楽しめそうです。

連日の猛暑日が続く中、刈谷市東境町にある刈谷ハイウェイオアシスに隣接する岩ヶ池公園内の「ジャブジャブ噴水」では、チビッ子たちが元気いっぱい、水と戯れていました。
DSCN5261

DSCN5276
この施設は刈谷ハイウェイオアシスの観覧車の真下の場所にあります。
DSCN5267

DSCN5270 (2)
地面の下に埋められた数か所の噴水から噴き出す水を身体に浴びて楽しむ「ジャブジャブ噴水」と細かい霧(ミスト)が噴き出す「ミスト噴水」が一緒に並ぶ「ジャブジャブ・ミスト噴水」と呼ばれる、刈谷市公園緑地課が管理する岩ヶ池公園の施設です。
DSCN5266 (2)
夏の期間は朝9時から夜の9時まで噴水が出るようです。
水着を持参すれば、無料で安全に水遊びが出来ることから暑い夏には大人気で、大ぜいの子供たちで賑わっています。
DSCN5262
この施設は、走り回らないようにとか、素足は禁止とか、水は飲まないようにとかの注意事項が書かれている程度で、安心して楽しめそうです。
DSCN5273
噴水は数分間、水が出た後、暫くの間あいだ水が止まるようになっています。
DSCN5265
「早く出てこんかなぁ!」と噴水を覗き込む姿も見られます。

まだまだ暑い日が続きます。
この刈谷ハイウェイオアシスのジャブジャブ噴水は、しばらくの間元気なチビッ子たちで賑わいそうです。

豊田市西山公園の入り口に、真っすぐ伸びた花壇が新しく出来ていました。
DSCN5250

その長さは、公園前の車道から園内の芝生広場の手前までの、およそ50メートルほどあります。
DSCN5255
花壇の幅はおよそ2メートルあり、夏の花がずらりと植えられて、花の帯になっています。
DSCN5257
真ん中に黄色のマリーゴールドが、外側にピンクと白のニチニチソウが一直線に並んでいます。
DSCN5256
散水装置も完備しているので、日照りが続いても水やりは楽にできそうです。

これから季節が替わるごとに花の植え替えが行なわれると思うので、どんな花壇になるのか楽しみです。


やつば池も猛暑が続き水位がずいぶん下がっています。
池の水面には毎年夏になると水草の菱(ひし)が一面に広がっている様子が見られます。
DSCN5229
ところが、今年の夏は35℃を超える猛暑が続く異常気象の影響なのか、いつもの年に比べて菱の育ち方が旺盛で葉っぱが水面から飛び出るほどになっています。
DSCN5234
菱は池の底に根が届いていて、茎を水面まで伸ばして育つ植物です。
DSCN5233
今年の夏の陽気が菱の育つのに良い条件になったようで、葉っぱが育ちすぎて生い茂ってきています。
こんなに元気に育ってくると、この後に咲く花や菱の実がどうなるのか気になってきます。
暑い中で、菱のこの後の成長を見ていきたいと思っています。

7月28日(土)、安城市の田んぼアートを見た後の帰り道で、安城市野寺町の本證寺(ほんしょうじ)に立ち寄り、お寺の周囲の内掘に咲くハス(蓮)の花を見てきました。
DSCN5099
本證寺は、鎌倉時代の創建と伝わる名刹で、戦国時代には三河一向一揆の拠点となったことでも有名なお寺です。
本證寺境内は、平成27年に国史跡へ指定され、広い境内の片隅に安城市教育委員会が立てた説明板がありました。
DSCN5071
本證寺は、二重の堀(内堀・外堀)や土塁が巡ることなどから「城郭寺院」とも呼ばれます。
本堂を囲む内堀のほとんど全体と外堀の一部が存在しています。
DSCN5111

三河一向一揆は、永禄6年(1563年)から翌年にかけて起こった徳川家康と三河本願寺教団の戦いで、一揆の結果、本證寺の坊主衆は領国追放となり、主要な堂宇も破却されますが、およそ20年後に赦免され、江戸時代には東本願寺派の中本山、触頭寺院として再興を遂げました。
この頃に建てられた本堂は愛知県指定文化財となっており、経蔵・鐘楼・鼓楼・裏門などの建造物がが市指定文化財となっています。

県道沿いの本證寺正面にある山門です。
DSCN5081
この山門から境内の広い駐車スペースへ車で入ることができます。

内堀の塀の向こうの建物が鐘楼です。
DSCN5093
そして、お城の隅櫓のような鼓楼です。
DSCN5079
鼓楼の2階には太鼓があって、時を知らせていたということです。

この内堀にハスの葉が茂り、たくさんの花が咲いています。
DSCN5094
内堀から山門と鼓楼を望みます。
DSCN5088
薄いピンク色のハスや、
DSCN5089
濃いピンク色のハスや、
DSCN5091
真っ白なハスの花が咲いています。
DSCN5101
ハスの花は朝に見るのが良いそうで、お寺を訪ねた時間がお昼頃だったので、ハスの花の観賞には遅かったようで、閉じ始めていた花もありました。
DSCN5086

本證寺ハスの会によると、昔からお堀にはハスがたくさん咲いていましたが、10数年ほど前に、なぜか一度全滅してしまったといいます。
そこで、歴史的景観を守り伝えるために、平成21年から安城市と地元の有志が協力して、ハスの植栽に加え、外来種の駆除や堀の掃除など、ハスの復活に向けた保護活動を続けているのだそうです。

DSCN5082
こうした本證寺ハスの会のみなさんのおかげで、綺麗なハスを見ることができました。


安城市のデンパークから西へ400mほどの所の安城市和泉町七ツ田で、5月に田植えをした田んぼアートが見ごろを迎えているということで、7月28日(土)に出かけてきました。
半場川に架かる橋の上から、田んぼアートが見えてきました。
DSCN5066
田んぼアートの前に立てられている説明板には・・・
色のついた苗で田んぼに絵を描くふれあい田んぼアート。「農とのふれあい、そして夢・・・」をテーマに、2007年から安城で開催されています。
と書かれています。
DSCN5054
「ふれあい田んぼアート安城」12回目の開催となった今回は、鉄道会社の協力のもと、「三河安城駅開業30周年」を記念した初代の新幹線の絵柄が採用され、4色の稲の苗を使って、手作業による田植えで田んぼアートが描かれています。

安城市役所のホームページに、5月20日(日)に多くの人たちが集まって田植えをした時の写真があり、その絵が紹介されていました。

2018_zugara
土手の上から眺めた今年(2018年)の「ふれあい田んぼアート安城」の作品です。
DSCN5055
広い田んぼに稲がきれいに色付いて、新幹線の絵と文字がくっきりと浮かび上がっています。
土手の上からでは目線が低いので、ドローンを飛ばして上空から見たようにパソコンで縦方向を伸ばす画像処理をしてみました。
DSCN5055 (2)
高い所から見ると、こんなふうに見えるのでしょうか?

画像処理をしていない写真に戻ります。
大きな絵なので、半分ずつの部分画像を撮りました。
全体の左半分と、
DSCN5058
右半分です。
DSCN5059
みごとな田んぼアートです。

稲刈りが9月15日(土)の予定で計画されています。
素晴らしい安城のふれあい田んぼアート、また来年のデザインが楽しみです。

もう何日も雨が降らず、地面が乾燥して農作物や花壇の草花などに危機が迫っている中で、やつば池の浅瀬に生えている葦(ヨシ)や蒲(ガマ)は元気です。
DSCN4824
水不足で池の水位も下がっていますが、青々と茂っています。
その中で「ガマ」にはたくさんの穂が伸びてきています。
DSCN4820
「ガマの穂」は「かまぼこ」の語源だそうです。
昔のかまぼこは現在と形が異なり細い竹にすり身を付けて焼いた食べ物を指していました。
これは現在の「
ちくわ」にあたります。
DSCN4825
ちくわとガマの穂は、色と形がよく似ています。
DSCN4822
そんなふうに言われてみると、美味しそうなソーセージにも見えてきて、おもわず辛子やケチャップを塗りたくなります。

7月14日、猛暑の豊田市駅前に二体の恐竜が現われました。
DSCN4895
駅西のペデストリアンデッキに登場したのは、大型の肉食恐竜「ティラノサウルス」です。
DSCN4876
近づいて写真を撮る姿がありました。
DSCN4878

体長が5.5 メートルあります。
DSCN4873
女の子はお母さんに寄り添って近づきます。
DSCN4893
もちろん本物じゃなくて模型の恐竜ですが、10分おきに顔やしっぽを前後左右に揺らしながら、口を大きく開けて「ガォー!」と吠える仕掛けになっています。
DSCN4892
鳴き声にも迫力がありました。
DSCN4890

そして、もう1体が駅東の豊田参合館アトリウムにも飾られていました。
DSCN4868
体長が5メートルで立派な角を持つ草食恐竜「カスモサウルス」です。
DSCN4862
こちらも首をくねくねと動かして口を小さく開けて吠えます。
DSCN4860

DSCN4843

恐竜模型の展示は、7月13日から全国公開された、恐竜をテーマにした映画「ジュラシックワールド炎の王国」が豊田市駅前の映画館「イオンシネマ豊田KiTARA」でも上映が始まったことを受けて、豊田市や駅前周辺の商業施設などでつくる「映画を活かしたまちづくり実行委員会」などが企画したものだそうです。
DSCN4840
恐竜の展示は7月26日までです。
暑い中ですが、出かけてみてはいかがですか。

先月末に名古屋市の栄周辺に行った時、テレビ塔の南の久屋大通公園にある噴水に立ち寄りました。
DSCN4704
この噴水は、希望の泉(きぼうのいずみ)と名付けられており、名古屋テレビ放送(メ~テレの前身)である「名古屋放送」が、昭和44年(1969年)に建設し、完成とともに名古屋市に寄贈された噴水です。
DSCN4707
円形の大きな器が3つ重なるように配置され、上から水が流れだしています。

DSCN4706
噴水の南側には銘板がありました。
DSCN4702
中央には当時のトヨタ自動車販売社長・神谷正太郎社長が揮毫(きごう)の「希望の泉」
右側には当時の名古屋市長・杉戸清が揮毫した詩
      希望の詩
      希望とは平和のことである
      希望とは明るいことである
      希望とは健康のことである
      名古屋市長 杉戸清
左側には当時の愛知県知事・桑原幹根が揮毫の漢詩
      噴水之讃
      陽光照噴泉
      希望湧無盡
      愛知県知事 桑原幹根
漢詩の最後の行に無盡(無尽)の希望が湧くとあります。

噴水の水は間欠式になっており、時々止まって静かな状態になります。
DSCN4703

噴水の最上部には館野弘青氏制作のブロンズの裸婦像があります。
DSCN4701
館野弘青(たてのこうせい・大正5年~平成17年)は栃木県生まれの彫刻家で、熱海海岸の「寛一お宮の像」の作者でも散られています。
これから夏に向けて、涼しさを届ける名古屋市観光のポイントの一つです。

6月28日(木)、豊田市西山公園の花時計の様子を見に行ってきました。
公園の正門周辺の改造工事が行なわれており、ほぼ完成に近づいています。
DSCN4553
道路から数メートルほど奥に入った正門入り口の横に、歩行者専用の入り口も出来ています。
DSCN4554
公園に散策に訪れる身障者や高齢者への配慮がされています。
また、公園内の花時計付近もマイクロバスが駐車可能な広いスペースが出来ています。
DSCN4557
改造工事が完了すれば、デーサービスなどのマイクロバスや、大型の観光バスなどが出入りできる公園になりそうです。

その工事がされている公園内のシンボルの花時計に夏の花が植えられていました。
DSCN4560
まだ苗が植えられたばかりなので花がほとんど咲いていない状態です。
DSCN4559
夏の花と言えば「サルビア」と「マリーゴールド」です。
赤い花のサルビアと、
DSCN4566
青色のサルビアが広い花時計の花壇に細かくいっぱい植えられています。
DSCN4567
他のスペースには黄色のマリーゴールドが埋め尽くされています。
DSCN4568
半月も過ぎれば、これらの花の苗が育って綺麗な花で包まれた花時計になります。
DSCN4565
花時計が綺麗に咲き始めた時に、その様子をまたお知らせしたいと思っています。




6月下旬の豊田市鞍ヶ池公園の四季の古里(さと)です。
DSCN4496
草刈り機のエンジン音が響き渡り、広い斜面の草刈りが行なわれていました。
DSCN4509
作業をされている傍らに、ヒマワリが咲いていました。
DSCN4508
花畑は春の花が終わって、夏の花への切り替えの準備中でした。
DSCN4510
畑には堆肥が積まれ、一部の畑には花の名前は分かりませんが、小さな苗が植えられていました。

DSCN4502
広い畑なので、管理が大変そうです。
DSCN4503
どんな花が咲くのか楽しみです。
花畑の一部にはコキアの苗が植えられていて、まだ小さいですが順調に育っていました。
DSCN4498
この四季のさとの畑にも野生動物の被害が発生しているようで、電気柵が張り巡らされていました。
暑い中で、ボランティアで花畑の管理をされているようですが、広い畑なので維持管理が大変のようです。

 毎年6月の1ヶ月間、蒲郡市形原温泉・あじさいの里に植えられた、東海一とも言われる万株のアジサイが咲き乱れる中で「あじさい祭り」が開催されています。
DSCN4346
あじさい祭りは今年で第30回になるということです。
DSCN4345
入場料金は300円です。(車で行く人は駐車場は有料で500円です)
正面入り口から入るとすぐに赤い欄干のあじさい橋があります。
DSCN4381
その橋の先にはアジサイが咲き誇る斜面があります。
DSCN4351
斜面に咲くアジサイの中を縫うように階段を登っ行きます。
DSCN4355
この斜面の上には満々と水を溜めた補陀ヶ池があり、池の周辺にもアジサイが植えられています。
DSCN4356
池を周回して散策して行くと、池の上の丘陵地にもアジサイが植えられています。
DSCN4360
アジサイの花にすっぽりと包まれるようです。
DSCN4361

DSCN4364
ここからは三河湾が見渡せます。
DSCN4365
再び補陀ヶ池に戻ってきました。
DSCN4368
丘陵地からの湧き水が流れ込む綺麗な池の水の中にたくさんの緋鯉が泳いでいて、橋の上から鯉の餌やりが楽しめます。
みたらし団子の売店があり、景観を楽しみながら休憩できます。
DSCN4366
池の周回路にはいろいろな品種のアジサイの花が展示されている場所もあります。
DSCN4369
ぐるっと池を周って、斜面に戻ってきました。
DSCN4371
あじさいの里をゆっくりと散策して、満開に咲き誇る東海一のアジサイの花を楽しんできました。

6月11日(月)、豊橋市の賀茂しょうぶ園を見た後、豊田市への帰り道で蒲郡市西浦町にある無量寺に立ち寄りました。
DSCN4390
門前に「西浦不動尊霊場」と刻まれた石柱がありました。
参道に並ぶ真っ赤な幟には「ガン封じ寺」と書かれています。
DSCN4389
無量寺の創建は平安時代の天暦5年( 951年)で、ご本尊の不動明王(秘仏)は難病封じにご利益があると言われています。
別称は西浦不動で、「ガン封じの寺」として知られています。
DSCN4393
本堂での参拝後は、入場無料で本堂地下にある「千仏洞めぐり」ができます。
これは中国の敦煌などにある石窟寺院を模倣したもので、ロウソクが灯す薄暗い洞内を歩き、壁面に配置されている千体におよぶ石仏やガンダーラ仏、大日如来像などを参拝します。
洞内には「痔病封じ仏」や「中気封じ仏」もあります。(中気…脳卒中のこと)


境内には蒲郡市の天然記念物に指定されている無量寺の大クスがあります。
DSCN4392
駐車場から見える高い建物は、中国西安にある三蔵法師ゆかりの大雁塔を復元した日本大雁塔です。
本物を3分の1に縮小したもので、高さが20メートルもあるそうです。
DSCN4385
駐車場から本堂へ向かう参道にずらりと掛けられているのは、ガン封じの願かけ絵馬です。
30メートルほどの参道片側に、隙間なくびっしりと奉納されています。
DSCN4387
売店もあり、ちょっと昔懐かしいものが並べられていました。
この日は平日の午後だったので、参拝客も少なく静かな境内でした。

6月6日(水)、梅雨前線が北上し、気象庁は近畿、東海、関東甲信地方の梅雨入りを発表しました。
各地で長雨の季節の到来です。
梅雨時の話題で登場するのがアジサイ(紫陽花)の花です。
DSCN3448
豊田市内のアジサイの花の名所といえば松平郷が知られていますが、鞍ケ池公園東側の通称「あじさいの道」には約1万1,000株のアジサイが植えられていて、美しい景色を楽しめます。
DSCN3455

DSCN3411
県道343号線のこの看板から矢並小学校の矢並手前まで、およそ1キロのあじさいの道が続きます。
DSCN3421

6月16日(土)17日(日)に、鞍ケ池公園東駐車場周辺で「アジサイ祭り」が開催されます。
DSCN3444
色とりどりのアジサイが咲いている鞍ヶ池公園あじさいの道です。
DSCN3438

DSCN3415
豊田市矢並町の地元住民の皆さんが手入れをされているアジサイロードを歩いて見てはいかがですか。

6月2日(土)~3日(日)の2日間、重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されている名古屋市緑区有松の旧東海道の町並みで開催された第34回有松絞りまつり。
DSCN4007
江戸時代より受け継がれてきた伝統工芸有松絞りの魅力を十分に堪能できる祭りで、毎年、布や着物などのお値打ち品を求めて大勢の人で賑わいます。
DSCN3986
そんな有松絞りまつりが開催されているこの場所は、江戸時代初期の慶長13年(1608年)東海道筋に生まれた町であり、江戸時代の町家建築が昔のまま数多く残されている町並みです。
DSCN4027

愛知県では豊田市足助に続いて2番目になる「重要伝統的建造物群保存地区」に、平成28年7月25日にここ有松地区が選定されたました。
大都市における街道沿いの町並みとしては全国で初めて、旧東海道沿いの町並みでは、三重県亀山市の関宿に次ぐ選定となるそうです。
DSCN4100
絞り会館の前の白壁やなまこ壁の建屋が並ぶ、有松の代表的な町並み景観の場所です。
DSCN4094
町並みには電柱を無くすように電線は地中に埋め込んで街灯だけになっています。
DSCN4093
そんな町並みに、ひときわ大きな建物がありました。
DSCN4041
名古屋市の有形文化財に指定されている竹田家住宅です。
DSCN4049
絞りまつりの期間中は家の中や庭に入ることが出来ます。
DSCN4052
貴重な機会なので建屋の中を見させてもらいました。
DSCN4044

街道には東海道五十三次の有松を描いた浮世絵が横断幕になっていました。
DSCN4084
竹田家住宅と同じように名古屋市の有形文化財に指定されてる建屋が並んでいます。
DSCN4080
ふだんは人通りも少なくて静かな町並みだと思いますが、この期間だけは大賑わいの旧東海道の有松です。
DSCN4060
この日は、青空の広がる好天気に恵まれ、大勢の観光客で賑わう有松の町並みを東の端から西の端まで散策して、絞りまつりを楽しんできました。

豊田市高町にある豊田市運動公園の池に白いスイレン(睡蓮)が咲いています。
DSCN3761 (2)

運動公園内の野球場の隣に調整池が2つあり、大きい池が「ほてい池」で、その隣の野球場に近い小さい方にある池は「上池」と呼ばれています。
DSCN3777 (2)
野球場の照明塔が見える「上池」の一か所にスイレンが植えられて場所があります。
DSCN3754
池の端からスイレンの葉が広がっています。
DSCN3757

DSCN3758
春から夏にかけて一斉に花を咲かせます。
DSCN3766

DSCN3759 (2)
涼しげで可憐なスイレンの白い花は、公園内を散策する人たちの目を楽しませています。
運動不足の解消に、豊田市運動公園の散策路をウォーキングし、途中でこの池にも立ち寄って涼しさを楽しんでみてはいかがですか。

夏至まであと一ヶ月の5月22日(火)の朝。
名古屋市の日の出の時刻が、この日は4時44分と、こんなに早くに太陽が出ているのです。
日の出の時刻の少し前に、たまたまトイレに起きて窓の外を見たら、東の空に朝焼け雲が広がっていました。
DSCN3737
この写真は午前4時35分頃、我が家の2階のバルコニーから、東の空です。
DSCN3738
雲が無いとこんな朝焼けは見えませんが、うっすらと東の空に雲がかかっていて、日の出前の太陽の光が反射して赤く染まっています。
DSCN3740
朝日小学校のグランドにある豊田市の緊急放送用の拡声器がシルエットになっている朝焼け雲の景観です。
名古屋市の日の出の時刻は6月の夏至の前ごろには、今よりさらに数分早くなります。
早寝早起きをして、綺麗な朝焼けの空を見るのは時には良いものだと思いますが、ついつい眠気に負けてしまい、なかなか起きられません


やつば池(八ツ谷池)は周囲約500メートルの農業用の溜め池です。
池の周囲の小高い丘陵地が住宅用に宅地造成される以前は、丘の雑木林に降った雨水を池に溜め込む池でしたが、現在は雨水がほとんど入らず、愛知用水の水を取り込んで農業用水に使っている溜め池になっています。
DSCN3741
池の住宅地に近い部分には土砂が流れ込んでいたようで、池の約3割くらいが浅瀬になっていて、そこには葦(よし)や蒲(がま)が生い茂っています。
DSCN3706
その葦の間に身を隠すように、カモやバンなどの野鳥が年中住み着いていたり、秋にはカモが渡ってくるなど、散歩道からバードウォッチングが楽しめる池になっています。
時には、近くの逢妻女川から飛んできて、池の浅瀬で小魚を狙っているアオサギの姿も見られます。
DSCN8905 (2)
周囲の散歩道の一部には広場があり、近所に住んでいるファミリーのチビッ子広場のようになっています。
DSCN3698
草が生えている広場ですが、ボランティアやつば池クラブの人たちが定期的に草刈りをして広場が草むらにならないようにされています。
DSCN3700
この日も犬を連れて散歩に来たり、親子でキャッチボールを楽しむ姿がありました。
DSCN3710

DSCN3713
これから夏の季節は雑草が勢いを増してきましが、月に2~3回も草刈りをされているやつば池クラブの人たちに姿を見かけます。
豊田市によって、やつば池散歩道が整備されてから5年以上が過ぎましたが、犬の散歩や近隣の方のウォーキングなど、楽しい散歩道がボランティアの活動で維持されています。

豊田市滝脇町(旧東加茂郡)と岡崎市日影町(旧額田郡)の境(旧郡界)を流れる巴川の支流の郡界川に「二畳ヶ滝」があります。
DSCN3669
豊田市をロケ地にして撮影された、黒土三男脚本・監督で小林稔侍主演の映画「星めぐりの町」で登場した滝です。
小林稔侍さんが演じた豆腐屋の主人(勇作)のこだわりの豆腐作りに欠かせない水として、映画では二畳ヶ滝の水を、小原地区の和紙の材料の楮(こうぞ)の皮で濾過して使うという設定になっていました。

5月16日(水)、2~3日前に洪水警報が出るほどの大雨が降ったので、川の水量が多く豪快な流れの滝の景観が見られると思い、奥殿陣屋の帰りに立ち寄りました。
県道338号線の脇に豊田市観光協会が立てた、二畳ヶ滝の案内板がある駐車スペースに車を停めました。
DSCN3656

滝つぼまでの階段を降りていくと、そこには豪快に流れ落ちる二畳ヶ滝の下段の滝の姿がありました。
DSCN3660
滝つぼの水は多少濁ってはいましたが、まずまず綺麗な水です。
DSCN3663
水しぶきが上がるほどの激しい流れで迫力がありました。
DSCN3664
滝から流れ落ちた郡界川の水はゆっくりとした流れに変わって下流へと流れていきます。
DSCN3674
岩盤地帯の中を流れる川で、滝の近くには大きな岩がごろごろと転がっています。
DSCN3675
階段を登って県道に戻ります。
けっこう急な階段ですが、足場が整備されていて歩きやすくなっていました。
DSCN3682
ウグイスの鳴く声が聞こえる新緑の中、郡界川沿いを走る県道338号線です。
DSCN3683
滝から数百メートル上流です。
DSCN3691
ここから岩場を一気に川が流れ落ちていきます。
DSCN3689
滝の上段の部分です。
DSCN3686
ここから下段の滝つぼまで落差がおよそ30メートルあるようです。
DSCN3685
二畳ヶ滝の下段の滝を上から見た位置になります。
DSCN3697
再び、二畳ヶ滝の下段の全景です。
DSCN3660
映画のロケ地に選ばれたこの景観は、豊田市では自慢の滝の一つです。

5月8日(火)、知立市八橋町の八橋かきつばた園で「第62回 史跡八橋かきつばたを写す会」が開催されました。
当日の八橋かきつばた園の入り口です。
DSCN3523
八橋かきつばた園は「らころも つつなれにし ましあれば るばるきぬる びをしぞおもふ」と、平安時代の歌人在原業平が「かきつばた」の5文字を句頭に入れて歌を詠んだ八橋は、伊勢物語の昔から広く知られるカキツバタの名勝地です。
DSCN3426
紫色のカキツバタの花は、知立市と刈谷市の市の花であり、さらに愛知県の県の花にも指定されています。

「史跡八橋かきつばたを写す会」は、知立市と知立市観光協会の主催で4月中旬に行なわれたコンテストによって選ばれた4人の「ミスかきつばた」と、園内に咲くカキツバタの花をモデルにした中日新聞社共催の撮影会です。
DSCN3373
朝から曇り空で、午後からは雨が降りだしそうな天気の中で、午前10時に開会式が行われました。
その後、モデルの4人の方が2組に別れて撮影会が始まりました。
DSCN3388
ミスかきつばたの4人の方は、この日が撮影会のモデル初デビューです。
DSCN3391
笑顔をいっぱい振りまきます。
DSCN3397
そのモデルの前には、中日写協の会員を中心に、たくさんのカメラマンが並んでいます。
DSCN3463
持っていた和傘を開いてポーズをとります。
DSCN3447
笑顔を絶やさずに、大勢のカメラマンの要求に応えて、ミスかきつばたの方も疲れ気味の様子です。

もう1組は別の場所の知立市指定文化財(名勝)の杜若池(心字池)で撮影会が行なわれていました。
DSCN3518
この池がいちばん多くのカキツバタが咲いています。
DSCN3385
かきつばたの花とモデルの間の笹が撮影には邪魔で残念です。
DSCN3415
それでも良い場所から写真を撮ろうと必死のカメラマンです。
DSCN3412
「3枚写したら入れ替わって下さい」って運営担当の方が呼び掛けていました。
こちらのミスかきつばたの方も、笑顔を絶やさずにポーズをとっています。
DSCN3409
およそ1時間、場所を移動しながらの撮影会が行なわれました。
DSCN3504
モデルさんも少し慣れてきて、笑顔にも余裕が出来てきたようです。
DSCN3495
11時ごろ、休憩時間になりました。

数年前のかきつばた園は、16カ所の池に一面の紫色のカキツバタの花が咲き誇っていましたが、現在はご覧の通りの寂しい状態です。
DSCN3481
知立市観光協会の話では、現在花の生育不良のため、再生に向けた取り組みを行っております。
DSCN3519
ということで、今年は史跡八橋かきつばた祭りは中止となりましたが、規模を縮小して今回のような撮影会などのイベントが行なわれています。
また、今年はカキツバタの時期でも知立文化広場横の駐車場は全日無料で停められます。

5月4日(金・祝)みどりの日の愛知県北設楽郡豊根村、茶臼山高原 天空の花回廊 芝桜の丘です。
DSCN3311
1週間後の5月12日(土)から始まる芝桜まつりを前にして、全体の2割から3割程度の開花状況でした。

茶臼山高原の萩太郎山(標高 1,358 m)の頂上付近に、色鮮やかな芝桜の絨毯(じゅうたん)が広がります。
平成19年度から植栽をはじめ、およそ10年が経過した現在では、2万2千平方メートルの広大な敷地に40万株の芝桜が咲き誇っています。
ピンク・白・淡青・青紫など、色と形が違う6種類の芝桜が織りなす天空の花回廊です。
DSCN3331
品種によって開花状況が違っていますが・・・
現在は紫色系のオータムローズや、
DSCN3320
スプラータ、
DSCN3322
濃いピンク色のスカーレットフレーム、
DSCN3324
白色のリトルドッドなどの開花がすすんでおり綺麗に咲き誇っています。
DSCN3321

全体を見渡すとこんな感じです。
DSCN3316
あと一週間もすれば、一面の芝桜の花回廊が広がりそうです。
DSCN3309
今まで何度も、カモシカなどに芝桜が荒らされていたので、しっかりとフェンスで囲い保護されていました。
DSCN3318
こうした関係者の方の努力で、一面に広がる芝桜の花畑が維持できています。
DSCN3326 - コピー
芝桜の向こうに見える山が、愛知県で一番高い茶臼山(標高1,416 m)です。

この日は気温が8℃と冷え込んでいましたが、芝桜の丘に行くリフトには、列が出来るほど賑わっていました。
DSCN3308
足腰の元気な人は駐車場から芝桜の丘まで歩いて登る遊歩道が整備されています。
DSCN3335 - コピー
高齢者には登りはリフトで、下りは遊歩道を歩いて降りてくる方法をお勧めします。
5月12日(土)から始まり6月10日(日)まで開催される茶臼山高原の「芝桜まつり 2018」は混雑が予想されます。
芝桜まつり期間中は駐車場が有料(乗用車 700円)になります。
また茶臼山高原は昼間でも冷え込みますので、防寒着を用意していってください。

春に咲く花の一つに、清楚なミズバショウ(水芭蕉)という湿原に咲く花があります。
DSCN3347
愛知県でミズバショウが見られる群生地を調べていたら、茶臼山高原キャンプ場「木のぼりキャンプ村」の茶臼山湖の湖畔にあるという情報を知りました。
低地では4月頃に咲く花なので、見頃の時期は過ぎていますが、標高が1,000m程度の愛知県と長野県の県境にある茶臼山高原なら、まだ見られると信じて、5月4日(金・祝日)みどりの日に出かけてきました。
その場所は、「ワンと鳴くカエル」で知られる、カエル館のすぐ近くでした。
DSCN3369
茶臼山からの湧水を溜め込んだ茶臼山湖の湖畔のキャンプ場です。
DSCN3370
ログハウスと湖の間に小さな湿原があり、散策路が整備されていました。
DSCN3364
湧水が流れる湿地にはミズバショウが群生していますが、緑色の葉っぱばかりです。
DSCN3337
白い花が見当たりません。
DSCN3340
ミズバショウは湿地に自生し、発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるを開きます。
これが花に見えますが、仏炎苞は
の変形したものです。
仏炎苞の中央にある円柱状の部分が、小さな花が多数集まった
花序(かじょ)という部分になります。
DSCN3343
円柱状の花序は有りますが、白い仏炎苞は散り落ちてしまって有りません。
DSCN3344
平地より寒い茶臼山高原といっても、ミズバショウの見頃の時期は終わっていたようです。

それでも、どこかに少しはまだ咲いているのは無いのかと散策路を進んで行くと、木陰で日当たりの悪そうな場所に白い花を見つけることが出来ました。
DSCN3351
あと2~3日遅かったら見られなかったかもしれないミズバショウの姿です。
DSCN3350
春の終りに見せてくれた茶臼山高原の貴重なミズバショウの花でした。
DSCN3346
♫夏が来れば思い出す・・・の歌いだしで知られる、江間章子作詞、中田喜直作曲の「夏の思い出」という歌の中で、
♫ミズバショウの花が咲いている 夢見て咲いている水のほとり・・・
という歌詞なので、ミズバショウは初夏に咲く花とばかり思っていました。

けれども、この歌詞では尾瀬の湿原が舞台になっており、尾瀬沼は、群馬県利根郡と福島県南会津郡にまたがって位置する標高がおよそ1600mの高地にあり、ミズバショウは 

融雪後の5月から7月にかけて咲くということです。

次に茶臼山高原にミズバショウの花を見に行くときは、もっと早い時期に訪ねて、湖畔一面に咲く景観を見たいと思っています。

豊田市藤岡地区にある溜め池の「大沢池」を紹介します。
DSCN2744
やつば池と同じ農業用の溜め池ですが、大沢川を堰き止めて水を溜めているダム湖のような溜め池です
DSCN2751
この池を知ったのは、藤岡地区の藤まつりのパンフレットに書かれていた藤棚の案内でした。
fujimatsuri
藤岡観光協会が5ヶ所紹介している中の一つに下川口の大沢池がありました。
fujimatsuri2018
その場所は、御作町の「ふじの回廊」から近くにあります。
DSCN2783
細い林道をおよそ1.8キロ進むと、駐車場が見えてきました。
DSCN2769
この先100mに大沢池と書かれた案内板がありました。
DSCN2770
矢印の方に進んで行くと、新緑の木立の隙間から池が見えてきました。
DSCN2768
池の上にはステージが造られていて、周辺のマップが書かれた説明板がありました。
DSCN2765
豊田加茂農林水産事務所というところが立てた案内板です。
DSCN2761
ステージから見た大沢池の全景です。
DSCN2763
林道を進んで池の先まで行ってみました。
屋根のある休憩場の東屋(あずまや)や木製の散策路(ウッドデッキ)がありました。
DSCN2752

DSCN2747
池の水は綺麗で、大きな緋鯉が十数匹放流されていて優雅に泳いでいます。
DSCN2756
残念だったのは、木製の散策路が施設破損のため「立入禁止」になっていました。
DSCN2749
この散策路に藤棚があるようでしたが、今回は見られませんでした。
DSCN2748
秋には大沢池周辺のモミジの紅葉がきれいでライトアップもされるということです。
DSCN2734
ただし、県道11号線側からは細い林道になっているので、車での通行が制限されています。
それだけに自然豊かな静かな場所になっていると思います。


4月23日(月)、刈谷ハイウェイオアシスに隣接する岩ヶ池公園にあるふじ棚が見頃になっています。
DSCN2929
このふじ棚は「フジプロムナード」と名付けられています。
DSCN2933

DSCN2924
公園内の遊園地の横の散歩道に一直線、白色や紫色のフジが植えられています。
DSCN2925
ゴールデンウイークには岩ヶ池公園春まつりが計画されていて、4月29日 (日) に、この場所で「お茶会」が開催されるようです。
 DSCN2919
それほど遠い所ではないので出かけたいけれど、問題は駐車場の混雑です。
ゴールデンウイークではなくても、土・日曜日の休日はいつも満車状態で渋滞しているようです。
それだけ人気のある刈谷ハイウェイオアシスの岩ヶ池公園です。

この日の遊園地のゴーカート乗り場に、変な鯉のぼり(?)が泳いでいました。
DSCN2934
こんな姿をしています。
DSCN2932
イルカのようにも見えますが、何の動物なんでしょうか?

4月22日(日)、豊田市西中山町にある全トヨタ労連の研修センター「つどいの丘」の名物ともいえるキリシマツツジが、今ちょうど見ごろになっているという情報なので、今年も出かけてきました。
情報の通り、駐車場壁面のキリシマツツジが見事に咲き誇っていました。
DSCN2845
その美しさに、思わず写真を撮りたくなってしまいます。
DSCN2831
綺麗な写真が撮れそうです。
DSCN2832
離れて見ても綺麗ですが、ついつい近づいて見たくもなります。
DSCN2853
近づいて壁を見上げると、こんな感じです。
DSCN2838
青空にツツジが鮮やかです。
DSCN2840
キリシマツツジの花は、駐車場だけでなく、施設の奥に行く道の壁にも続いています。
DSCN2852
つどいの丘の敷地内には、およそ1万本のキリシマツツジが植えられているということです。

例年なら、ゴールデンウイークまでは綺麗な状態が見られますが、今年は少し早く見ごろになったようなので、一週間後のゴールデンウイークにはピークが過ぎてしまいそうです。

豊田市藤岡地区のふじの花を楽しむ場所は「ふじの回廊」の他に、藤岡観光協会が地域と協力して植栽している場所があります。
その一つが豊田市藤岡飯野町大川ヶ原にある「藤岡ふれあいの館」です。
4月20日 (金) に、御作町の「ふじの回廊」を見た後に立ち寄ってみました。
DSCN2815
広い駐車場のある施設です。
DSCN2812
およそ100mのふじ棚が施設の周囲を囲うように植えられています。
DSCN2818

DSCN2816

ふじ棚は八分咲き程度で綺麗ですが、駐車場の横にある自然の山ふじも綺麗でした。
DSCN2822
高さが10mを越えそうな樹の枝にふじが巻き付いて伸びて咲いています。
DSCN2829
自然のふじの花の美しさです。
DSCN2830
たくさんの花房が垂れ下がっています。
DSCN2827
これが人が手を加えていない、自然の山ふじの花です。

群馬県藤岡市藤岡という所に名前がよく似た観光名所の「ふじふれあい館」がありますので、豊田市の「藤岡ふれあいの館」と間違えないよう、ネットで検索する時には注意をしてください。

4月20日(金)の、豊田市藤岡地区、御作町の「ふじの回廊」です。
藤岡地区の花でもある「藤(ふじ)」をテーマにした散策路です。
DSCN2784
見頃までにもう少しで、咲き始めの状態でした。
DSCN2787

ふじの回廊の案内図です。
DSCN2772
駐車場から最初の藤棚は九尺藤です。
DSCN2779
一番よく咲いているところでこんな状態でした。
DSCN2777
満開になると花房が1メートルほどになります。
まだまだ今から先の方に次々と花が咲いていきます。

その先の回廊の藤棚の紫三尺です。
DSCN2789
九尺藤よりは咲き進んでいて、鮮やかな色になっています。
DSCN2792
それでも見頃までには、もう少しの状態でした。
DSCN2793
さらに、回廊のその先に植えられている八重黒龍です。
DSCN2794
花が大きくて房の短いこの品種は満開に近い状態でした。
DSCN2797
紫色が新緑の中できれいです。
DSCN2798
今回は行きませんでしたが、この先の回廊の一番奥にあるシロバナ藤の棚は、まだこれから咲き始めるということです。
img_1_m
豊田市藤岡地区の藤まつりはゴールデンウイーク後半の5月3日から6日までおこなわれます。



豊田市足助地区の新盛町には、平成23年にオープンした「豊田市里山くらし体験館 すげの里」という、気軽に里山くらしの体験ができる豊田市の施設があります。

この「すげの里」周辺で4月29日 (日) に八重桜をめでながら歩こうという「八重桜ウォーク ㏌ すげの里」というイベントが行なわれるという情報がありました。

今年は桜の花が咲くのが例年よりも10日前後も早くなっているので、もしかしたら今頃が見ごろじゃないかと思い、4月20日 (金) に出かけてみました。
予想したとおり、すげの里の八重桜は満開の見頃になっていました。
DSCN2693
すげの里へは、豊田市街地から国道153号線で足助を越え、足助からおよそ6キロほど稲武方面に進み、新盛の三叉路で県道19号線を小渡町方面に向かいます。
新盛の三叉路からおよそ700mの所にこの案内標識があります。
DSCN2684

DSCN2686
ここから八重桜の並木道が続きます。
DSCN2688
それほど広くない道路ですが、対向車とはすれ違うことが出来る道路幅です。
DSCN2690
およそ600mで豊田市里山くらし体験館「すげの里」の入り口に到着します。
DSCN2694
すげの里の建物の全景です。
DSCN2699
「すげの里」の名称は一般公募で決まったものです。
その名前の由来は、むかしこの集落は明治の半ばまで「菅田和村(すげだわむら))」という村でした。
そして、ススキに似た植物でカヤツリソウ科の「菅(スゲ)」が、この辺りに群生しているということでこの名が付けられました。
八重桜の並木道はこの先まで続き、総延長がおよそ1キロになり、その間におよそ400本が植えられているそうです。
DSCN2714
植えてからまだそれほどの年月が経っていないので木はまだ細目で若くて元気いっぱいです。
DSCN2723
枝先までふっくらとした花が咲いています。
DSCN2724

DSCN2725
来たる4月29日のウォークイベントまで、綺麗な八重桜の花びらが残ってくれていることを願いながら、すげの里を後にしました。


豊田市稲武地区には大正時代に造られたコンクリートアーチ橋が4つ残っています。
その内の一つの大野瀬町の野入川に架かる「前橋」は景観の美しさから、豊田市をロケ地にして製作された映画「星めぐりの町」で登場しました。(※ 2018.4.4のブログ参照)
いなぶ観光のパンフレットを参考にして、あと3つのコンクリートアーチ橋を見て回りました。

今回紹介する橋は、豊田市連谷町を流れる段戸川に架かる「旧郡界橋」です。
DSCN2436
国道153号線を足助から飯田方面へ向かい、伊勢神トンネルを越えると、道路は段戸川の谷間に切れ込むようにUターンします。
この段戸川に架けられ、大型車などが次々と走り抜ける国道153号線の現在の郡界橋の上から見た、コンクリートアーチ橋の旧郡界橋の景観です。
DSCN2441
大正6年(1917年)に造られたという古い歴史をもつこの橋は、愛知県内では最古のコンクリートアーチ橋です。
奥三河の清流・段戸川に架かるこの橋は、旧東加茂郡と北設楽郡の境界にあったことから、郡界橋と名づけられました。
ちなみに現在では、この地は豊田市内になっているので、郡の境界ではなくなっています。

旧郡界橋の通路面は、雑草が生えてはいますが、人が歩けそうな感じです。
DSCN2434
でも、橋の両側には豊田市の看板があり「危険なため通行止」と表示されていました。
DSCN2433
アユ釣りのシーズンになると段戸川には釣り人が河原に降りる場所が有るようですが、周囲を見渡したところ、近くにそんな場所は見当たらないので、安全を考慮して河原には降りずに橋の上流側からの道路から景観を見るだけにしました。
DSCN2438

DSCN2435
人も車も通れなくなってしまった橋ですが、このすばらしい景観は後世に残しておきたい豊田市の歴史遺産です。

豊田市稲武地区には大正時代に造られたコンクリートアーチ橋が4つ残っています。
その内の一つの大野瀬町の野入川に架かる「前橋」は景観の美しさから、豊田市をロケ地にして製作された映画「星めぐりの町」で登場しました。(※ 2018.4.4のブログ参照)
いなぶ観光のパンフレットを参考にして、あと3つのコンクリートアーチ橋を見て回りました。

今回紹介する橋は稲武の街の入り口にあたる豊田市御所貝津町の黒田川に架かる「真弓橋」です。
DSCN2411
国道153号線から分かれて稲武市街へ向かう旧道からちょっと横道に反れたところに、ひっそりとコンクリートアーチ橋が架けられています。
DSCN2431
およそ100年前の、大正8年(1919年)に竣工した飯田街道が通っていた橋です。

コンクリートアーチ橋の真弓橋は、今は車は通れませんが、橋の上に板が並べられていて、人が歩いて渡ることが出来る様になっています。
DSCN2416
橋を渡って向こう岸から見た真弓橋です。
DSCN2423
完成した時の橋の幅は、車が通れるくらいの幅があったと思われますが、現在は歩道橋(?)として現役です。
DSCN2424
少し離れた場所から見た橋の景観です。
DSCN2420
目立たない場所にひっそりとたたずむ大正時代の歴史遺産です。

4月15日 (日) 、昨夜には前線の通過に伴う風が強く吹き、雨が激しく降りましたが、その雨も上がり天気が回復してきました。
桜の時期も終わり、今は新緑が爽やかな「やつば池散歩道」です。
DSCN2673
散歩道にある2本のソメイヨシノ桜はすっかり葉桜になりました。
DSCN2658
半月前、3月末の頃のやつば池散歩道の満開のソメイヨシノ桜です。
DSCN2183
そして、花壇のチューリップも花盛りでした。
DSCN2193
それから半月後、季節の変化は早いもので、チューリップもご覧の状態です。
DSCN2657
チューリップに変わって、今が見ごろの花が咲いています。
うす紫の花はミヤコワスレです。
DSCN2660
ミヤコワスレは、本州、四国、九州の山地に自生するミヤマヨメナの園芸品種につけられた和名です。ミヤマヨメナは淡青色ですが、江戸時代から改良されてきたミヤコワスレには淡青色だけでなく、青やピンク、白があり、4月から6月にかけて花を咲かせます。
DSCN2661
うすいピンクもありました。
DSCN2669
ワスレナグサ(忘れな草)は見頃も終わりに近づいています。
DSCN2664
ワスレナグサに替わって、フクロナデシコが咲き出していました。
DSCN2668
春の季節の花の変化を楽しみながら、
DSCN2653
雨上がりで、木々の新緑が爽やかな、やつば池の散歩道です。

知多郡東浦町の於大(おだい)公園一帯で、一週間後の4月21日 (土) に「第25回 於大まつり」が行なわれます。
2018-04-11
於大まつりは、東浦町を代表する春まつりとして平成6年度から開催されています。
徳川家康の生母「於大の方」が生まれ育った地であることから、八重桜が満開の時期に合わせるように、4月第3土曜日に、於大姫と20名の侍女や鎧を着た武将が100人以上で、於大公園近くを流れる明徳寺川の堤防道路の於大のみちから乾坤院(けんこんいん)まで約2キロを華やかに行列します。
また於大公園内では、ステージイベントを始め、出展が行われており、春の一大イベントとなっています。
DSCN0882
ところが、今年は八重桜の開花が10日近く早くなり、祭り一週間前には、すでに満開を過ぎて散り始めているという東浦町からの情報でした。
於大まつりまであと一週間の4月14日 (土) 、於大公園に出かけてきました。
DSCN2639
公園内の散策路に植えられているたくさんの八重桜からは花びらが風に散り始めていました。
DSCN2622
それでも、まだまだ綺麗な状態で桜が楽しめます。
DSCN2626

DSCN2623
やや強い風で花びらが散って、散策路に集まっています。
DSCN2637
きれいなピンクの模様が出来ていました。
DSCN2635

於大公園から明徳寺川の方に行ってみました。
DSCN2647
桜の種類によって多少違いますが、まだ綺麗な状態の八重桜が十分に楽しめる状態です。
DSCN2648
明徳寺川の於大の道には、於大まつりの幟がたくさん並んでいました。
4309

DSCN2646
それでも、祭り本番までまだ一週間ありますので、花が散ってしまわないか心配です。
DSCN2644
この日は、夜に前線の通過で強い雨風が吹いているので、さらに桜が散ってしまいそうです。

豊田市古瀬間町の御嶽神社には、4月上旬から中旬にかけて、ミツバツツジの紅紫色の花が山の斜面いっぱいに咲き誇ります。
平成30年(2018年)4月10日 (火) の開花状況です。
DSCN2550
この群生地は神社を管理されている方が、十数年前に周囲の赤松などの高い樹木を伐採して御嶽神社内で弘法大師の新四国八十八カ所参りが出来る様に整備されたことで、この地に自生していたミツバツツジが成長して見事な花をさかせるようになったという話を聞きました。
DSCN2573
御嶽山信仰の多くの石碑が並ぶ中に紅紫色のツツジが所狭しと咲いていて見事な景観になっています。
DSCN2607
この御嶽神社の場所は、豊田市鞍ヶ池公園の南側の古瀬間町の北の端にあります。
豊田市街地から、県道343号線で鞍ヶ池公園を抜け、矢並町の信号の無い交差点で右折して、市道を古瀬間町に向かい進んで行くと、東海環状自動車道の高架の下をくぐったあたりの右側に表示板があります。
DSCN2615
「鞍ヶ池公園へは行けません」と書かれていますが、ここで右折して展望台の駐車場に向かう坂を登って行きます。
DSCN2614
しばらく進むと、御嶽神社の鳥居が見えてきます。
DSCN2546
駐車場はこの鳥居の近くの場所と、
DSCN2548
少し先の鞍ヶ池公園の駐車場があります。
DSCN2572
上の駐車場からの古瀬間御嶽神社への入り口です。
DSCN2569
斜面の上からの景観です。
DSCN2575
ピンクの雲海を見ているようです。
DSCN2577
こんなに綺麗なのに、あまり知られていない場所なので、人も少なく静かな散策が出来ます。
DSCN2568
今年は平年よりも開花は早かったので、すでに見頃のピークを過ぎてしまっていました。
DSCN2560
また、来年は少し早めに出かけてみようと思っています。
斜面で足元が滑りやすいので、滑りにくい、歩きやすい靴がおすすめです。

豊田市稲武地区には大正時代に造られたコンクリートアーチ橋が4つ残っています。
その内の一つの大野瀬町の野入川に架かる「前橋」は景観の美しさから、豊田市をロケ地にして製作された映画「星めぐりの町」で登場しました。(※ 2018.4.4のブログ参照)
いなぶ観光のパンフレットを参考にして、あと3つのコンクリートアーチ橋を見て回りました。

今回紹介する橋は「旧ウルシゼ橋」です。
DSCN2392
大正7年(1918年)に竣工の鉄筋コンクリートアーチ橋で、橋の長さは28m、幅が約3mということです。
この橋の名前は地名から付けられたもので、豊田市川手町字ウルシゼにあります。

稲武町で国道153号線と交差する国道257線を恵那方向に走り、川手トンネルを越えるとすぐ右側にコンクリートアーチ橋の旧ウルシゼ橋が見えてきました。
DSCN2405
アーチ橋の向こうのクリーム色の橋が現在のウルシゼ橋です。
DSCN2406
川手トンネルが開通して、国道257号線のウルシゼバイパスが出来る以前の平成18年(2006年)11月までは、現在のウルシゼ橋を国道が通っていました。
下流側から見た旧ウルシゼ橋です。
DSCN2402
橋の下を流れる川は名倉川で、この先矢作川に合流します。
旧ウルシゼ橋は通行できないので、となりの新しいウルシゼ橋を渡って、向こう岸へ行ってみました。
DSCN2390
橋の手前には重量制限の交通表示板あるので、少し前までは2トンまでの車の通行が出来たようです。

名倉川の右岸の河原まで橋の下へ降りて行けるようになっていました。
橋の下から見た旧ウルシゼ橋です。
DSCN2398
河原には細かい砂が堆積していて歩きやすくなっていました。
橋の下から見上げると、このアーチは、中央が両端部分より少し狭くなっています。
DSCN2397
今なお壊れずに残っているコンクリートアーチ橋の強度は、大正時代の土木建設技術の高さがうかがえます。
DSCN2395
橋の下をくぐって上流側から見た景観は、綺麗で優美な姿のアーチ橋です。

大正時代に造られたコンクリートアーチ橋は、人や車が通る橋本来の役目は安全を考慮して出来なくなってしまったようですが、貴重な歴史遺産として、末永く保存してこの素晴らしい景観を残してほしいものだと願っています。





↑このページのトップヘ